いかっぱの知育と称してボードゲーム沼

6歳の男の子、8歳の女の子と毎日ボードゲームで遊んでいます。
息子2歳、娘4歳の時、知育と言い訳して、すっかりはまってしまったボードゲーム沼。
これまでに遊んだゲームの中から、我が家でも大好評な幼児向け・低年齢対応のボードゲームをご紹介します。
親子の絆を深めつつ、子供たちの成長にもプラスの影響を与えること間違いなし!
新しいボードゲームの発見と家族との特別な時間が待っていますよ!

ボードゲームの取り扱いが充実していると噂の自由が丘 TSUTAYAに行ってきました!

Jiyugaoka Sta.

昔は毎日のように来ていたのに、すっかりご無沙汰の自由が丘。

乗り換えでしか使っていなかったから、出口がわからず!
駅構内もずいぶん変わりましたね。(20年前比較)

駅前ロータリーの景色は、見覚えがあります。

そんなロータリーの右側をまっすぐ進むと、すぐに見えてきます。

TSUTAYA-Jiyugaoka

入り口にはボードゲームの看板!
これは期待できそう~。

TSUTAYA-Jiyugaoka-entrance

店内入ってすぐ向かいにありました!ボードゲームゾーン!

とってもわかりやすいレイアウトでした。

棚は

・2人専用
・協力型
・紙ペン
・キッズ系
・パーティー系
・謎解き&脱出系
・レアゲーム
・定番名作
・BGGランキングトップ100

などがありました。

30%OFF棚もあります!

全てのゲームには、難易度が☆5で表示されており、オススメプレイ人数も書かれています。

カードがあるゲームには、スリーブサイズも表示!
そして、スリーブも売ってます。

BGGスコアが7点台のゲームには銀メダルで、8点台には金メダルでスコアが表示されています。

また、BGGランキング上位のゲームには、ランキング順位が表示されたトロフィーマークがついています。

ボードゲーム大好きな人がレイアウトしているんだろうな~と嬉しくなりました。

あれもこれも欲しくなってしまうけれど、ぐっと我慢して2作品を購入。
のちほど、レビューしたいと思います。

TSUTAYA-Jiyugaoka-today'sbuy

やっぱり実店舗でのお買い物は楽しい!

あと、ボードゲームって実物をみないと、届いてみて「箱、でかっ!!!」ってなるんですよ。
ここは、通っちゃいそう。

ちょこっと自由が丘探索。
ヴィレッジヴァンガードなくなってたのショック!
ルピシアはどこいった?

知らないお店だらけになっちゃたのは寂しいけれど、美味しそうなお店もいっぱい見つけたので、ゆっくり遊べそうです。

わたし 喋る S
眺めてるだけでも幸せ気分
やっぱりボードゲーム大好きだな~。
今度はどこいこうかな~。

2018年ドイツ年間ゲーム大賞、ドイツゲーム大賞はじめ様々な賞を受賞をしているアズールのバージョン違いです。

アズールはタイル職人となり、宮殿の壁をタイルで飾っていくというテーマでしたが、こちらマスターショコラティエは、チョコレート工場からボックスにチョコレートを配置していくというテーマになっています。

基本ルールはアズールと全く同じですが、特殊ルールを選択できるようになっています。

我が家では、基本ルールで遊んでいますので、アズールのレビューとしても確認していただけます。

わたし 喋る S
いかっぱ
5歳にアズールは、さすがにまだ無理だよね。
でもチョコレートバージョン!
限定に弱いのよぉ
遊べるか試してみよう!

Azul: Master Chocolatier-top

【この記事でわかること】
・遊び方
・思考力・論理的思考・問題解決力が育つ その理由も説明
・実際に遊んいる5歳児・7歳児の様子と感想
・5歳児が遊べるのか?
・大人二人で遊ぶとどう違う?

基本情報

対象年齢:8歳以上
対象人数:2~4人
プレイ時間の目安:30~45分
BGGの評価:Azul: Master Chocolatier

ルール

準備
 1.プレイヤーはプレイヤーボードを1枚ずつ受け取り、色のついたチョコ レートボックスの面を表にして自分の前に置きます (茶色の面は選択ルールで使用します)。
全員が同じ面を使用しなければなりません。

2.各プレイヤーは得点マーカーを受け取り、自分の得点表の「0」の スペースに配置します。

3. テーブル中央に、プレイ人数に応じた枚数の工場展示ボードを円になるように並べます。
2人で遊ぶ場合 工場展示ボード 5枚
3人で遊ぶ場合 工場展示ボード 7枚
4人で遊ぶ場合 工場展示ボード 9枚

4.袋 に100枚のタイル (各色20枚ずつ) を入れます
Azul: Master Chocolatier-chocolate

5. 最近チョコレートを食べたプレイヤーが先手プレイヤーです。
先手プレイヤ ーは先手プレイヤーマーカー を受け取り、すべての工場展示ボードにタイルを4枚ずつ、袋からランダムに取り出して置いていきます。
使用しないプレイヤーボードや得点マーカーや工場展示ボードは、 箱にしまってください。

Azul: Master Chocolatier-setup

遊び方
ゲームは複数回のラウンドを実行します。
各ラウンドは以下の3つのフェイズ を実行します。

A. 工場の提示
B. 箱詰め
C. 次のラウンドの準備

A.工場の提示フェイズ

先手プレイヤーは先手プレイヤーマーカーをテーブル中央に置き、最初のターンを実行します。
その後は時計回り方向にターンを実行していきます。

プレイヤーは自分のターンに、以下のいずれかの方法でタイルを取得しなけ ればなりません。

a)いずれか1枚の工場展示ボードから同じ色のタイルすべてを取得し、残りのタイルをテーブル中央に移動する。
Azul: Master Chocolatier-rule2

または
b) テーブル中央にあるタイルの中から同じ色のタイルすべてを取得する。
このラウンドにテーブル中央からタイルを取得する最初のプレイヤーは、先手プレイヤーマーカーも取り、自分の鋳造ラインの空いている一番左のスペースに置く。
Azul: Master Chocolatier-center
Azul: Master Chocolatier-firstplayermarker

次に、自分が取得したタイルを、自分のプレイヤーボードの5段ある図案ライン (1段目は1スペース、5段目は5スペースあります) のいずれか1段に加えます。
タイルは、選択した段に右詰めで1枚ずつ配置していきます。

すでにタイルが配置されている段には、 同じ色のタイルしか加えることが できません。

・1つの段のすべてのスペースにタイルが配置されたら、その段は完成です。
取得したタイルが余った場合、余りのタイルは鋳造ラインに配置しなければなりません。
Azul: Master Chocolatier-rule

自分のチョコレートボックスに配置済みのタイルと同じ色のタイルは、自分のチョコレートボックスの段と同じ図案ラインの段に配置することができません。

鋳造ライン

自分が取得し、ルール通りに配置できない、または配置したくないタイルは、自分の鋳造ラインのスペースに左詰めで1枚ずつ置かなければなりません。
これらのタイルは箱に入りきらなかった物とみなされ、箱詰めフェイズで得点がマイナスさ れます。 

B. 箱詰めフェイズ

このフェイズはプレイヤー全員が同時に実行します。
自分の完成した図案ラインの段にあるタイルを、自分のチョコレートボックスへ配置します。

A  図案ラインの1段目から5段目へと順番に確認します。
完成している段の一番右のタイルを取り、チョコレートボックスの同じ段の同じ色の スペースに配置します。
タイル1枚 をチョコレートボックスに配置する ごとに、その場で勝利点を獲得します 。

B 次に、図案ラインの右端のスペースのタイルが無くなった段に残っているタイルすべてを取り除いて、箱の蓋に一時的に入れておきます。

これらすべてが完了したら、 図案ラインに残っているタイルは、次のラウ ンドまでそのまま残ります。

得点計算
プレイヤーは、自分のチョコレートボックスのスペースと一致する色のタイルをそのスペースへ移動させるごとに、以下のルールに従い勝利点を獲 得します。

•配置したタイルの上下左右に接するタイルが1枚もない場合、1点を獲得し、得点表の得点マーカーを 進めます。

•配置したタイルの上下左右に接するタイルがある場合、以下のように なります。

左右方向に接しているタイルがある場合、つながっているタイルの枚数分 (今配置したタイルを含む)の点数を獲得します。
次に、上下方向に接しているタイルがある場合、つながっているタイルの枚数分 (今配置したタイルを含む)の点数を獲得します

最後に、鋳造ラインに配置されているタイルごとに、そのスペ ースの上に表示されている点数がマイナスされます。
ただし、 0未満にはなりません。
自分の鋳造ラインにある先手プレイヤーマーカーも、通常の タイルと同様にマイナス点となります。
Azul: Master Chocolatier-pointing

C. 次のラウンドの準備

先手プレイヤーマーカーを手前に置いているプレイヤーは、ゲームの準備と同様にすべての工場展示ボードにタイルを4枚ずつ、袋からランダムに取り 出して置いていきます。
袋が空になった場合、箱の蓋に入っているタイルを袋に戻して補充し、続けて工場展示ボードにタイルを配置してください。
先手プレイヤーマーカーは場の中央に戻します。
その 後、新たなラウンドの開始となります。

ゲームの終了
 箱詰めフェイズの終了後、 自分のチョコレートボックスの1段以上にタイル5枚を横一列に並べているプレイヤーが1人以上いる場合、ゲームは終了となります。
Azul: Master Chocolatier-finish

ゲーム終了時に以下の条件を達成している場合、そのプレイヤーは追加の点数を 獲得します。

自分のチョコレートボックスにタイル5枚を横一列に並べている場合、その段ごとに2点を獲得します。

自分のチョコレートボックスにタイル5枚を縦一列に並べている場合、その縦列ごとに7点を獲得します。

自分のチョコレートボックスに同じ色のタイル5枚すべてを配置している場合、その色ごとに10点を獲得します。
Azul: Master Chocolatier-point

獲得した勝利点が最も多いプレイヤーが勝者です。
同点の場合、横一列すべてにタイルが配置されている段の数が多い方を上位とします。
それも同数の場合、勝利を分かち合ってください。

    選択ルール
 ちょっと変わったゲームをプレイしたい場合は、プレイヤ ーボードの茶色の面を使用してください
図案ラインから チョコレートボックスへタイルを移動するとき以外のルー ルは、 通常のゲームと全く同じです。
このルールでは、同 じ段であればどのスペースでもタイルを配置できます。
ただし、自分のチョコレートボックスの同じ縦列には、同じ色 のタイルは1枚ずつしか配置できません。
また、同じ横列にも同じ色のタイルは 1枚ずつしか配置できないので、注意してください。


  特殊工場の選択ルール
 ゲームの開始時と各ラウンドの次のラウンドの準備フェイ ズで、 工場展示ボードにタイルを補充する前に、 9枚の工場 展示ボードを青の面を上にしてシャッフルします。
その後、 準備のルールに従って必要枚数を並べます。
最後に、プレイ人数と同じ枚数の工場展示ボードをランダムにめくって特殊工場の面 (金色) を上にします。 使用しない工場展示ボードは脇に置いておきます。
Azul: Master Chocolatier-specialtile
Azul: Master Chocolatier-specialtile2

主な知育要素


・思考力
・論理的思考
・問題解決力

場にあるチョコレートをどこに置けるか、どこには置けないか、しっかり考え配置します。
また高得点を狙える配置にするにはどのチョコレートを取ればよいのか、しっかり考えます。 どのチョコレートを取れば失点を回避できるか、次の手番で手詰まりにならないか、先を読んだ思考が必要になります。

失点は免れなくても最小にするにはどうするか、あえて失点しても理想の配置ができるチョコレートを取るか、常に問題に直面する中、最前策を考えます。

5歳・7歳の様子

綺麗なチョコレートが沢山入ったゲームに興味津々の子供たち。
ダメもとでやってみたら、すんなり理解して遊べました。
8歳からではありますが、やることはシンプルですし、工場からチョコレートを選んで、箱に詰めて行くという流れがイメージしやすいのだと思います。
手伝う必要があるのは、得点計算のみでした。

5歳息子でも縦一列そろえるように考えて配置していたので驚きました。
結局、2列にあと一個というところまでそろえていました。

7歳娘は「青が好き〜」と同じ色を揃える作戦。
箱詰めされたチョコレートにはつながりがなく、得点は伸びにくいのですが、同色を5個そろえるとボーナス10点!これが結構大きいです。
また、娘はとにかく失点しないように余分なチョコはとらないを徹底していたので、大量失点した息子より高得点となりました。

まだ私も慣れていないせいか、いい勝負になりました。
子供と遊ぶときは、失点を与えるプレイではなく、自分のボックスを埋めることを優先しています。
さすがに、故意に大量失点させるのは可哀想なので。

裏面ボードもやりたがりますが、こちらはまだ挑戦していません。
配置する場所が決まっていない分、しっかり考えて配置しないと全く置けなくなってしまうので、さすがに大人と幼児では勝負にならないと思います。

ゲームが終わると、チョコレート屋さんがオープンします。
そんなふうに遊べるのもボードゲームの良いところです。
むすめ 喋る S
むすめ
チョコレートを選ぶのが楽しいよね。
どこに置くかよ~く考えながら、取るよ。


むすこ 喋る S
むすこ
あれが欲しい!とか考えて取るよ。
取られた~ってなることあるよね。
それが楽しい~。

親目線のレビュー

夫と2人でやると、もう読み合い、邪魔し合いのアブストラクトゲームですね。
1対1は大人同士でないと実力差がでてしまいます。(大人同士でもでますが)

大人だけでやると、自分のボードをしっかり埋めていく以外に、いかに相手に失点させるかがゲームの勝利に絡んできます。

欲しいチョコレートを諦めて、相手に大量の不要なチョコレートを押し付ける。
なかなか攻撃的なプレイ感です。

ただ、デザインのせいか、大ダメージを受けてもボードは華やか。

このマスターショコラティエは通常のアズールと同じですが、特別ルールもついています。
これらがあることで、2人対戦時も複数人でやるときのような予想しにくさが生まれます。
中央の大量の残りを押し付けるはずが、一手番狂ったりするので。

ただこの特殊ボードも人数分しか使用しないので、2人でやったら5枚中の2枚だけです。

特殊効果を覚えてしまえば、やっぱり読み合い、邪魔しあいになると思います。

とにかくコンポーネントが素敵です。
大好きなチョコレートがいっぱい詰まっていて幸せ。
そして、評判通りアズールは楽しい!ドイツ年間ゲーム大賞は伊達じゃありません。
しっかり悩める良いゲームです。

わたし 喋る S
いかっぱ
チョコレートやボードのデザインが好き!
タイルをジャラジャラ袋からとるワクワク感もボードゲームならではです。
思った以上に子供としっかり遊べて嬉しい!

【まとめ】
・5歳児でも理解できるテーマとルール
・大人もしっかり悩める
・納得のドイツ年間ゲーム大賞
・大人2人で遊ぶと、バチバチのアブストラクトゲーム
・特殊ルールを適応すると、2人でも複数人で遊んでいるようなプレイ感

線路をつなげて、汽車を駅に到着させるタイル配置ゲームです。

プラレールが好きで線路をつなげてよく遊んでいる息子が、喜んでくれそうなゲームを探していて出会いました。

電車ゲームには有名なものもありますが、ちょっと対象年齢が高めです。
こちらが、対象年齢が低めだったので遊んでみました!

わたし 喋る S
いかっぱ
線路をつなげていくって息子の大好きなプラレールと一緒!
さすがに4歳だと難しいかな?
絵がほんわかしていて素敵だな~

【この記事でわかること】
・遊び方
・デザイナーによるバランス調整された得点ボードへのリンク
・思考力 問題解決力が育つ その理由も説明
・実際に遊んいる4歳児・6歳児の様子
・子供は大人に勝てるのか

基本情報

対象年齢:7歳以上
対象人数:1~4人
プレイ時間の目安:30分
BGGの評価:Jedzie pociąg z daleka

ルール

準備
まずは通常ルールの説明です。

A 各プレイヤーは個人ボードを受け取り、 自分の前に置きます。
駅舎の配置はすべての個人ボードで同じで、色のみが異なります。

B プレイヤーは受け取った個人ボードの色と同じ色の線路タイルを受け取ります。

C 線路タイルはよく混ぜ、 個人ボードの脇に裏向きにして置いておきます。
各プレイヤーは、汽車を各色1つずつの計4つ受け取ります。
汽車は対応する色の車庫 (青色の汽車は青色の車庫、紫色の汽車は紫色の車庫等) から出発します。
車庫は個人ボードの左下にあります。
これらは各プレイヤーの鉄道の出発点になります。

D プレイヤー数に応じた得点ボードをテーブルの中央に置きます。
もう1枚の得点ボードは箱に戻し、このゲームでは使用しません。

Jedzie pociąg z daleka-scourbord

E 各プレイヤーは線路タイルの色に対応した人物トークンを受け取り、脇に置いておきます。
動物トークンは、 通常ルールでは使用しませんので、箱に戻します。

Jedzie pociąg z daleka-setup

遊び方
プレイヤーは手番では、線路タイルを個人ボードの枠の中に配置して線路を敷設し、汽車を進めます。
汽車を駅舎に到着させることで得点を獲得します。
ゲームの進行はラウンド制です。
各ラウンドには3つのフェイズがあります。
各フェイズですべてのプレイヤーは同時に行動します。

フェイズ1 - タイルをとる

すべてのプレイヤーは線路タイルを山の一番上から1枚とります。

フェイズ2 ‐ 線路を引く

すべてのプレイヤーは、とった線路タイルをどこに置くか考えます。
全てのプレイヤーが線路タイルの配置場所を決めたことを確認したら、 全員で「建設!」と言って、 同時にタイルを個人ボードの枠内に配置します。

少なくとも1つの汽車を動かすことができるように、線路タイルを配置しなければなりません。

フェイズ -3- 汽車を動かす

線路タイルを配置した後、各プレイヤーは汽車を動かします。
汽車は線路がつながると進み、線路が途切れているところで止まります。

Jedzie pociąg z daleka-rule

汽車が線路の先で衝突してしまうとそれらの汽車はゲームから取り除かれてしまいます!

Jedzie pociąg z daleka-crush

得点の獲得
汽車が駅舎に到着したら得点を獲得します。
獲得できる得点は得点ボードに書かれています。

Jedzie pociąg z daleka-goal

汽車は駅舎に到着すると、 ゲーム終了時までそこから動きません。
プレイヤーは得点ボードの到着した駅舎に対応する場所に人物トー クンを置きます。
人物トークンは対応する得点ボードのいちばん上の空いている場所に置きます。 (最初に到着したプレイヤーがいち ばん上、2番目に到着したプレイヤーがその下の場所というように)

もし複数のプレイヤーの汽車が同じラウンドで同じ駅舎に到着した場合、それらのプレイヤーは全員同じ得点を獲得します。
その際、そ れらのプレイヤーは得点ボード上の同じ場所に人物トークンを置きます。

それぞれの汽車は別々の駅舎に到着しなければなりません!
すでに自分の汽車が到着している駅舎に自分の別の汽車が到着する と、2台目の汽車はゲームから取り除かれます!
ゲームの終了
以下のいずれかを満たした際、ゲームは終了します。

どのプレイヤーも、全ての汽車が駅舎に到着したり、他の汽車と衝突してゲームから取り除かれたりして、汽車が残っていないとき
または
個人ボード内が線路タイルですべて埋められたとき
(この場合は、最後の線路タイルの配置による移動を行った後にゲームを終了します )

プレイヤーは人物トークンが置いてある場所の得点を足し合わせることで、各駅舎からの得点を合計します。

得点が最も高いプレイヤーが勝利します。

同点の場合、 Fioletowo駅での得点が高いプレイヤーが勝利します。
それも同点の場合、 Czerwienice駅での得点の高い方、以下その隣の駅舎での得点が高い方というように勝者を決定します。

追加ルール

追加ルール1: 最長路線 ( 1~4人用)

このルールでは: -Najdtužszatrasa (=最長路線) 得点ボードを使用し、もう1つは箱にしまいます。
各プレイヤーは動物トークンを1つずつ使用し、 人物トークンは箱にしまいます。
プレイヤーは動物トークンを個人ボードの横に、動物の面が表になるように置きます。
プレイヤーは通常ルールのように駅舎に汽車を到着させても得点は獲得できません。
プレイヤーは、できるだけ遠くまで汽車を動かすことを目指します。

得点は汽車を動かすたびに獲得します。
汽車の移動は通常ルールと同様です。
すなわち、線路タイルを置いたことで線路がつながった場合、 汽車はできる限り移動し、端で止まります。
プレイヤーは、汽車が移動した線路ごとに1点を獲得します。
得点は動物トークンを用いて得点ボード上で管理します。
40点を超えたら、 プレイヤーはトークンを 「40+」 側に裏返して、2周目を進めることで得点を管理します。

Jedzie pociąg z daleka-specialrule

このルールではソロプレイを行うこともできます。
ソロプレイにおいて、プレイヤーはスコアアタックに挑戦します。

20点 - 見習い
30点 - 初心者
40点 - 中級者
50点 - 上級者
60点 - エキスパート!

追加ルール2:最長路線+駅舎 (1~4人用)

最長路線ルールと通常ルールを組み合わせて、より複雑なゲームを楽しむことができます。

作者によるバランス調整用得点ボード
※ダウンロードには、boardgamegeekへの会員登録が必要になります。(無料)

バランス調整 New 得点ボード(1~4人用)
Train Travels From Afar NEW SCOREBOARDは、駅に到着するのが遅くなると、マイナス点となる変更がされています。
これにより、追加ルール2で遊んだ場合、線路は長くしたいけれど、早く到着しないと失点してしまうというジレンマが生じます。

Train SCOREBOARD1は、上記の新しい得点ボードでは失点というネガティブなイメージを与えていたため、失点をなくしています。ただし、着順が遅れると0点となり、得点は得られません。

5~8人で遊べる得点ボード
こちらは、ゲームが2セット必要になります。
いつか大人数で遊んでみたいですね!

主な知育要素


・思考力
・問題解決力


線路タイルをどこに置けば電車が進むのか、どの駅に向かわせるのか、手番毎によく考えながら配置します。

計画を立てて、高得点の駅に向かっていても、線路タイルは思うようにはめくれません。
思っていもいない方向に進んでしまうこともあります。
目指していた駅に他のプレイヤーが先に到着していまい、得点がとっても低くなってしまうこともあります。
その都度、計画を見直して、汽車を進めます。

4歳・6歳の様子

私たちは、基本ルールの駅に到着した点数のみで競いました。

感想ですが、もう楽しい!!
線路をつなげて汽車を走らせる時、なぜかみんな「シュッポシュッポ」って言ってしまいます。
もちろん、子供ウケは良く、線路をつなげて駅に早く着いた人が勝ち!というわかりやすいルールなので4歳息子も参加出来ました。

子供とやる上でのハンデは特に必要ありませんが、衝突するかしないか頭の中だけで考えるのはまだ難しいので、汽車を動かしてみて、衝突してしまったら、違うところに置くようにしました。
また、線路が交わるところで、違う線路に侵入させて進めてしまうことがあるので、一緒に確認しながら進めました。

娘はまず一つの汽車にしぼり、高得点の紫駅だけを目指して高得点ゲットしてから、他の汽車を進める作戦。
息子は行き当たりばったり作戦(?)
私と夫は紫の駅を狙いつつ、他の汽車も進める作戦。結果、息子の勝利!

やっぱりすぐに駅に着けてしまうのは、もったいない気がしてしまうんです。
そんなことしているうちに、近い駅であろうがさっさと1着の点数を獲得していた息子が高得点でした。
紫駅1着を獲得した娘は、他の汽車の得点が伸びず3番。
私が2着で、ほとんどの駅で2〜3着だった夫がビリ。
でも、娘は実は3つしか駅に到着していません。
それでも夫より点数が高かったところが面白い。
よく考えられた点数表示ですね。
ちなみに夫はめちゃくちゃ遠回りしていたので、距離も点数化していたら1番だったかもしれません。

7歳からとなっていますが、ちょっとお手伝いしてあげれは小さい子も遊べる、とっても楽しいゲームです。

難点は枠が組み立て式で、開いてしまうことがあり、線路タイルがずれてしまいがちです。
子供があれこれいじっていると、元々どこに置いてあったのかわからなくなってしまうことがありました。
ダブルレイヤーのボードだったら、もっと良かったなと思います。

むすめ 喋る S
むすめ
紫の駅に一番に着きたいの!
20点だよ!
みんなでシュッポシュッポ言うの好き~

むすこ 喋る S
むすこ
シュッポシュッポするのが楽しい!
一番に駅に到着できたよ!

親目線のレビュー

遠い紫駅を狙っていても3着になってしまうのであれば、近い黒駅のほうが点数が高くなったりするので、他の人の進み具合をみて行き先変更が必要になります。
どの汽車も進んでしまっていると、黒駅に戻ってくるのが大変だったりします。
作戦変えてみても、線路パネル次第で思い通りにはいかないのですがね。

大人もしっかり悩めるゲームでありながら、線路タイルのめくり運も大きいので、手加減なしで子供と遊べます。

シュッポシュッポって進めるのは、大人も楽しい!

個人ボードも青が雪の世界、緑が草原広がる世界、黄色が砂漠の世界、オレンジはサバンナ(?)と絵も全て異なり、ほんわかした可愛いボードです。
色合いやデザインもおしゃれで、出来上がったボードをつい眺めてしまいます。

乗り物ゲームといえば、有名な『チケット・トゥ・ライド』があります。
我が家でもキッズ向けのファーストジャーニーはとてもよく遊びます。
線路をつなげていくワクワクは同じですが、あちらは早い者勝ち要素が強く、一つのボードで線路を取り合うので、相手とのインタラクションが強めです。

こちらは、自分の個人ボード内で線路をつなげていくので、好きなように配置できます。
駅舎の早い者勝ち要素はありますが、それは結果のため、相手とのインタラクションは少なめです。
自分だけの線路をつなげていく箱庭的なゲームなため、ドキドキ感は少なめですが、ゲーム後の満足度は高いです。

麻袋が付いてくるのですが、何に使うのか不明のままです。
線路タイルをまとめてしまったら、次遊ぶときに分けるの面倒だし、、、。
ご存じの方、ぜひ教えてください。

わたし 喋る S
いかっぱ
線路タイルがずれやすいので、ダブルレイヤーのボードが良かったな。
子供と遊ぶのに、運と戦略のバランスがとっても優れたゲームです。
なにしろ絵が細かくてかわいいから、色々探しちゃう。


【まとめ】
・汽車の動かし方を手伝えば、4歳児も遊べる
・基本ルールであれば、子供も大人も互角に遊べる
・ボードのイラストがとにかく素敵
・運と戦略のバランスがとても良い
・線路タイルがずれがち

 

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