いかっぱの知育と称してボードゲーム沼

6歳の男の子、8歳の女の子と毎日ボードゲームで遊んでいます。
息子2歳、娘4歳の時、知育と言い訳して、すっかりはまってしまったボードゲーム沼。
これまでに遊んだゲームの中から、我が家でも大好評な幼児向け・低年齢対応のボードゲームをご紹介します。
親子の絆を深めつつ、子供たちの成長にもプラスの影響を与えること間違いなし!
新しいボードゲームの発見と家族との特別な時間が待っていますよ!

オバケの目がでると、オバケになっちゃう。
みんながおばけになってからが本番!
あれ?自分の駒どれだっけ?
一番にゴール!! あれ?私のじゃない、、、。ってなるすごろくです。
ドイツ年間ゲーム大賞2004年キッズ部門受賞作

わたし 喋る S
いかっぱ
駒を覚えればいいだけでしょ?
4個くらい覚えられるよ~。
え?違うの?

geistertreppe-top

【この記事でわかること】
・遊び方
・集中力・記憶力・想像力が育つ その理由も説明
・実際に遊んいる4歳児・6歳児の様子と感想
・覚えられる?覚えられない?どっち?

基本情報

対象年齢:4歳以上
対象人数:2~4人
プレイ時間の目安:10~15分
BGGの評価:Geistertreppe

ルール

準備

中央にゲームボードを置き、白いオバケたちをその横に並べておきます
プレイヤーは自分の子供の駒を選び、それぞれ階段の一番下に置きます。
プレイヤーは自分の駒の色を忘れないように、同じ色のチップを自分の前に置きます。
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遊び方

1番年下のプレイヤーから始めて時計回りにゲームを進めます。
手番がきたら、プレイヤーはサイコロを振って、出た目の数だけ自分の駒を進めます。
同じマスに複数の駒が止まることもあります。

オバケの目が出たら

プレイヤーは階段にいる駒のどれかに白いオバケをかぶせて、オバケに変身させます。
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自分の駒でも他の人の駒でもかまいません。
子供駒の頭とオバケの内側には磁石があるので、くっつきます。
オバケをかぶせたまま駒を持ち上げても、子供駒が落ちることはありません。

オバケになってしまったプレイヤーはサイコロの目が数字の時は、自分の駒だと思うオバケを動かしてください。

全員オバケになったら

サイコロの目が数字の場合は、ゴールに向かってオバケを進めます。戻ってはいけません。

サイコロの目がオバケの場合は、どれか2つのオバケの場所を入れ替えます。

ゲームの終了

ゴール(階段の一番上)に到着したら、その白いオバケの中に入っている子供の駒を確認します。
オバケの中の駒の人が本当の勝者です!!

ゴールに着くのは、ぴったりの目でなくてもかまいません。
2位、3位を決めるために、ゲームを続けてもかまいません。

2人で遊ぶとき

ゲームを始める前に、子供の駒のどれか2つにオバケをかぶせて、自分たちの駒と一緒にスタート地点(階段の一番下)に置きます。

2人ともオバケになった後に、オバケの駒がでるとこのスタート地点のオバケと入れ替えることもできます。

ゴールした時プレイヤーの駒でなかった場合は、プレイヤーの駒がゴールするまでゲームを続けます。

上級ルール

全員がオバケになってから、オバケの目がでたら2つの選択肢があります。
・オバケ通しを入れ替える(通常ルール)
・プレイヤーが持っているチップを2人選んで入れ替える

主な知育要素


集中力
記憶力
想像力

集中してみていないと、自分の駒がどれだかわからなくなってしまいます。

見た目はみんな一緒なので、どれが自分の駒だったか覚えておかなくてはなりません。
同じ階段(マス)に複数いることもあります。

自分の駒はこれだったはず!と思って動かそうとしたら、動揺する人が、、、。
あれ?間違えてる?
遊ぶ人の表情をみて、正誤を想像するのも重要です。
相手が間違えているのを気が付かせないために、ポーカーフェイスにしてみたり。

4歳・6歳の様子

ルールは簡単なので、すぐに遊べます。
単純なのに大盛り上がりです。

オバケの目が出過ぎで、スタート地点で全てオバケになったり

相手の番でも見てないとわからなくなるから、待ち時間がなくて子供も飽きません。

記憶力の面で子供の方が強いですね。

息子が自信満々にゴールさせたのが私の駒だった時の顔が面白すぎる。

むすめ 喋る S
むすめ
ちゃんと覚えられるよ!
なんでママわからなくなっちゃうの?


むすこ 喋る S
むすこ
ずっと見てるんだよ!
でもなんか違うのになってるんだよ
勝った~って思ったのに負けちゃうから、何度もやりたいの!

親目線のレビュー

有名なゲームなので知ってはいたのですが、4つのうちの一個なのだから、いくら見た目が一緒でも目を離さなければ覚えておけるでしょ。
うちより小さい子向けね、と思っていました。

たしかに小さい子でも遊べるのですが、大人も楽しい!!

わからなくなるんですよ。
ほんの一瞬目を離しただけで、あれ?ってなるんですよ。

しかも、人が間違えて自分の駒動かしちゃったりすると、とたんに自信がなくなるんです。
やっぱりあっちだったけ?って。

人数はやっぱり多い方が楽しいですね。
よりややこしくなります。

中古で買ったら、オバケの2体がやや黄ばんでいて、わかってしまう状態でした。
そのため、上から塗りました!!
全部真っ白にした方がゲーム的にはいいんですが、このオバケの顔がかわいいんですよね。

頑張って紙で隠しながら塗りました。
でも、最後に紙をはがすのが難しくて、お顔をよく見ると判別可能。
「顔見るの禁止!!!」って言って遊んでいます。
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わたし 喋る S
なんでわからなくなるんだろう。たった4つなのに
子供の記憶力を信じてると、たまにだまされる(笑)

【まとめ】
・なめたらいけません。覚えられません。
・すごろくなので、3歳でも遊べます
・相手の番でも自分の駒が動かされるから、集中力が切れません
・大人も一緒に楽しめます。むしろ、子供が強いです


そのほかの磁石の仕組みが楽しいゲームはこちら




 

ゲームで食育!!
必要な『ぐざい』を集めて、メニューを完成させよう!
カードの絵はとてもかわいく、ルールも簡単!
4歳から遊べるカードゲームです。

わたし 喋る S
いかっぱ
絵がかわいいな!
実際のお料理に使うぐざいがでてくるなんて、食育にもなるかな?

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【この記事でわかること】
・遊び方
・集中力・論理的思考が育つ 食育にもなる その理由も説明
・実際に遊んいる4歳児・6歳児の様子と感想
・字が読めなくても遊べるのか
・4歳にカードの管理ができるのか

基本情報

対象年齢:4歳以上
対象人数:2~4人
プレイ時間の目安:5分

ルール

準備

各プレイヤーに3枚からなるキッチンカウンターを配ります。
キッチンカウンターは赤、青、緑、黄色の丸を合わせるように並べます。

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ぐざいカードを一人6枚ずつ裏返して配ります。
残ったぐざいカードは裏返しにして山札として、みんなの中央に置きます。

メニューカードを一人1枚ずつ引き、メニューを確認します。
他の人に見られないように注意してください。
残ったメニューカードは使いません。メニューを見ないように箱にしまいます。

配られた時点でそろっているぐざいカードは裏返しにして、キッチンカウンターに置きます。
この際、メニューカードに描かれている並びと同じ並びで配置するとわかりやすいです。

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遊び方

スタートプレイヤーをじゃんけんなどで決めます。

自分の順番が来たら、必要のないぐざいカードを表向き(ぐざいがわかるように)1枚捨ててから、山札から新しいぐざいカードを引きます。

引いたカードが必要なぐざいであった場合は、裏返してキッチンカウンターに置きます。
必要でないカードであった場合は。手元に残します。
常にぐざいカードは手元に6枚あるようにします。

レシピの宣言

他のプレイヤーが捨てたぐざいカードが、自分にとって欲しいカードであった場合は、「レシピ!!」と宣言することで、そのカードをもらうことができます。
複数のプレイヤーが同時に「レシピ」を宣言した場合、通常の順番で一番最初にまわってくるプレイヤーが優先されます。

レシピしてカードを受け取った後は、そのカードをキッチンカウンターに置き、いらないカードを1枚捨てます。

その後は、レシピを宣言したプレイヤーの次のプレイヤーからの再開となります。
続けて「レシピ」が宣言された場合は、この手順の繰り返しとなります。

ゲームの終了

あと1枚でメニューが完成する状況になった場合、「ごはんですよ~」と宣言してください。

ぐざいカードを「レシピ」で獲得した場合や山札から引いて全てそろった場合、「できあがり~」と宣言してください。

一番最初に「できあがり」を宣言したプレイヤーの勝ちです!!

3人以上の場合は、引き続きゲームを続けることもできます。

主な知育要素


集中力
論理的思考
食育

5~10分程度で終わるゲームですが、集中していないと自分の欲しいぐざいが捨てられたときに、「レシピ」を宣言できません。
ぐざいには、何枚もあるものもありますが、たった1枚しか入っていないものもあります。
この唯一のぐざいカードをレシピし忘れてしまうと、メニューを揃えることはできなくなります。

相手が捨てたぐざいやレシピしたぐざいから、なんのメニューを作っているのか考えます。
そのうえで、自分がぐざいを捨てる時に、どれを捨てれば「レシピ」されないかなど判断します。

例)ぎょうざの皮を捨てたぞ。じゃぁ、ニラを捨てても大丈夫そう。
  カレールーをレシピしたな。じゃぁ、にんじんは捨てないでもっていよう。

メニューを完成させるのに必要なぐざいは全て6種類です。
もちろん、そのぐざいだけで、本当のお料理が完成するわけではないですが、お料理をしている気分になります。

本当に作ってみたい!なんて興味を持ってくれるかもしれません。

4歳・6歳の様子

ルールは簡単なので、すぐに遊べました。

ただ、4歳だと捨てるのを忘れて、ぐざいを取りがちです。
そこは、声掛けしています。(5歳の今でもたまに忘れている)

多少の駆け引きはありますが、基本的には運が大きいゲームです。
慣れるまでは、メニューもそろったぐざいも公開して遊んでもいいと思います。
その方が、親も教えてあげやすいです。

息子が4歳の時は、手札を隠せていても口から脳内だだ洩れでした。
「にんじんかぁ、もう持ってるんだよね~」とか。
5歳になった今では、カタカナが読めるようになったのがうれしくて、いちいち読み上げます。

それでも、勝率にはそんなに影響ないです。
欲しかった唯一ぐざいが山札の一番下にあったりしますので。

ひらがな、カタカナは読めなくても遊べます。
メニューの絵とぐざいの絵はちゃんと一致しています。
むしろ大人の方が字で読んでしまって、「ぎゅうにく」と「ぎゅうひきにく」を間違えそうになります。

あとは、メニューも含めて7枚の手札を持つ必要があります。
子供の手にはなかなか難しいです。
1枚捨てようとして、全部落としてしまったり、うまく隠せなかったり。

うちでは、このゲームにかかわらずカードゲームで遊ぶときは、カードスタンドを使っています。
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むすめ 喋る S
むすめ
そろっていくのが楽しいよね!
なに作ってるんだろうって予想して、邪魔するの好き!
捨てないようにするんだ!

むすこ 喋る S
むすこ
めくるときドキドキするよね
欲しいの捨ててもらえたとき、嬉しい~
色んなお料理作りたいから、何度もやりたい!

親目線のレビュー

すっごく好きなゲームです。

戦略もないし、とっても簡単なのですが、すごく楽しい。
お料理ができてくるワクワク感がたまりません。

あと、買いやすいお値段。収納に困らないサイズ。これ大事。

ちなみに、私は全く料理ができません。
前世は台所で死んだ魚だと思うくらい、あの空間が苦手。

だからこそ、子供には料理に興味を持ってもらいたくて。

夫がナポリタンを作っていたのですが、唯一ぐざいのマッシュルームを「レシピ」忘れてスルー。
もちろん負け!
「俺のナポリタンにマッシュルームなど入っていない!」って言ってたけど、お料理得意な人は気を付けないといけませんね。
私は全然だいじょうぶ~。

シリーズもいっぱいでていて、ついつい買ってしまいます。
ルールも変わらないし、プレイ感もなにも変わらないんですけどね。

「こんなお料理あるんだ~」「なにこのぐざい、初めて知った」なんて言いながら、遊んでいます。

でも、最初に小さい子供とやるのであれば、この定番料理編がおすすめです。
あとは、「みんなのレシピ」人気料理編とか

子供が知っているメニューがいっぱいあるほうが、イメージしやすく遊びやすいと思います。

あとは、カードの裏はどのシリーズも同じです。
ぐざいカードが黄色で、メニューがピンク
そのため、他のシリーズと混ぜて遊ぶこともできます。

気が付くと増えていくレシピたち。



わたし 喋る S
いかっぱ
レシピ大好き!
どんどんぐざいがそろう感じが、お料理が完成に近づいてる感覚と一緒!
子供と遊ぶときに、遠慮しなくていいところもポイント高い!
全部欲しいな~


【まとめ】
・料理への関心は高まりました
・子供にはカードスタンドが必要です
・メニューもぐざいも絵が描かれているので、字が読めなくても遊べます
・子供はカードが取りたくて、捨てるの忘れがちなので、助言は必要
・ちょっとした戦略はあるけれど、運要素が大きいので手加減はいりません


どんどん増えていくレシピシリーズ。
そのほかのレビューはこちら。









2歳から遊んでいたゲーム
親にとっては大切なゲームでも、子供の成長は早く、遊ばれなくなってきます。
でも、うちのゲームはまだまだ現役!!
ちょっとルールを変えて楽しんでいます!!

わたし 喋る S
いかっぱ
小さい時の思い出がいっぱい詰まったゲーム
ちょっとルールを変えると、長く遊べます!


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ハウスルール1

袋にくだものを全部入れ、手探りで探す!

通常ルールでは、果樹園ボードからくだものを収穫していました。
ここでは、くだものはすべて巾着などの外から見えない袋に入れて、手探りで収穫します。

洋なし(黄色)とプラム?(青)は形が違うのでわかりますが、青りんご、赤りんごの違いはなし!
取り間違えが起こるので、難易度が上がります。
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ハウスルール2

くだものを紙コップなどで隠して、神経衰弱!

最初の方は当てずっぽうなので、はずすことも多くなります。
覚えてくれば、記憶を頼りに「ここ赤いりんごだったよ!」なんて協力しながら遊べます。

くだものを取ったあとの紙コップを取り除くと、選択肢が減ってくるので、後半は楽になります。

取った後も紙コップを残しておくと、難易度UP!
あけたら空だった、、、。ということもでてきます。

ハウスルール1よりも、こちらのほうが難易度高いと思います。

ダイス運だけでなく記憶力が必要になる点も、ゲームに深みがでて気に入っています。

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4歳・6歳の様子

息子が3歳当時は、形の違う青(プラム?)や黄色(洋梨)でも間違うことがあり、触って物の形をイメージすることは案外難しかったようです。
慣れてくると間違いも減ったので、良い頭のトレーニングになったのでしょうか。

簡単ではありますが、袋から引くってワクワクしますよね。
「こっそり中を見ちゃだめよ」なんて言いながら、今でも取り入れて遊んでいるルールです。

紙コップルールは本当に神経衰弱!
たった4種類なのにけっこう難しいです。
空コップを置いたままにすると、ほぼカラスの勝ち。

「今のなし!!」とか言いながら、今でもよく遊んでいるルールです。

むすめ 喋る S
むすめ
袋から探すのが好きだな
手でこれかな?ってやるのが楽しい

むすこ 喋る S
むすこ
紙コップのが好き!
ぱかって開けて、当たった~、違う~っていうのが楽しい

親目線のレビュー

思い出のつまったゲームがまだまだ遊べるのは、すごく嬉しいです。
(ドイツゲーム高いし。)

このゲームは本当にくだものが素敵な色で品質もよいので、触っているだけで幸せな気分になります。

1プレー5分程度なので、他の長めのゲームをまだやりたい!と言って聞かないときに、無理矢理切り上げず、これを代わりにやって気持ちよくゲームの時間を終わりにするときにも役立ちます。

通常ルール

こちらを参考にしてください。

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