これほど白熱して闘争心を燃やせる神経衰弱は他にないです。
頑張って記憶して、しっぽを守ろう、奪おう!
ドイツ年間ゲーム大賞1998 受賞作
どう違うんだろう?
・遊び方
・記憶力・観察力・集中力が育つ その理由も説明
・実際に遊んいる3歳児・5歳児の様子と感想
・神経衰弱との違い
基本情報
対象年齢:4歳以上対象人数:2~4人
プレイ時間の目安:15~20分
BGGの評価:Chicken Cha Cha Cha
ルール
準備
にわとりにしっぽを1本付けます。卵型のタイルは同じ絵柄が2枚ずつの24枚あります。このタイルを表向きに円状に並べます。(同じ絵柄は離れて置いたほうが面白いです)
八角形のタイルは卵型のタイルを同じ絵柄で各1枚ずつの11枚あります。このタイルを卵型タイルの中央に裏にして並べます。
遊ぶ人数により、等間隔になるようににわとりを卵型タイルの上に置きます。にわとりの間が、2人の時は11枚、3人の時は7枚、4人の時は5枚空けます。
移動方法
にわとりは時計回りに移動します。最年少の人がスタートプレイヤーとなり、中央の八角形タイルを1枚めくります。自分の乗っている卵タイルの次のタイルと同じ絵だった場合は、次のタイルに進めます。合っていたら、その次の絵柄のタイルをめくります。間違えたら手番終了となり、次の人の手番になります。
前にいるにわとりに追いついた場合は、前のにわとりが乗っているタイルではなく、その次のタイルの絵柄をめくる必要があります。見事、合っていた場合は前のにわとりを飛び越します。この時、飛び越したにわとりのしっぽをもらい、自分のにわとりに付けます。(しっぽを抜かれても、ゲームを続けます)
主な知育要素
・観察力
・集中力
12枚の絵柄を覚え、にわとりを進める必要があります。
絵は卵が描かれていることが多いです。
その中でも、特徴的なところを見つけることで、効率よく覚えることができます。
より多くのタイルを覚えるためには、自分の番だけでなく、人がめくっている時もしっかり集中する必要があります。
3歳・5歳の様子
しっぽを取る、追い抜くという要素があるため、闘争心が湧きまくり。トランプの神経衰弱では負けても全く気にしなかった子供達ですが、これでは本気泣き。
負けず嫌いなところあったんだな〜と新たな発見でした。
悔し泣きしながらも、何度もプレイしています。
3歳息子もしっかりルール通りプレイ出来、一番強いかもしれません。
当時は一日に少なくとも2回はやっていました。
7歳になった今でも娘のお気に入りゲームです。
何度もやりたいのに、ママが「無理~」っていうんだよね
一周できちゃうよ!
追いつかれそうになると、間違えろ~って思っちゃう。
親目線のレビュー
神経衰弱系ゲームと聞き、それならトランプでも十分楽しんでいるしと思って購入を躊躇っていました(高いし)。でも、有名ゲームだし、子供がプレイ動画を観て欲しがったので、気が付いたらポチっと。
トランプの神経衰弱と同じなんて大間違いでした。
しっぽ1本の取り合いが加わっただけなのに、すごい白熱します。
小さな子のいる家庭へのプレゼントにするくらい気に入っています。
ただ、大人は1回でも脳みそ溶けそうになるので、3回やるともう目眩が。
目玉焼きとかゆで卵とか似たようなのばっかりなんですもん。
私は一方的にしっぽをむしり取られるだけですが、家族みんなで楽しめるとても良いゲームです。
アナログゲームの良さがすごく出るゲームです。
札をめくるときに、ちょっとずれたりしていくんですよ。
「違った~」とか興奮しながら、裏返したりするので。
そうすることで、場がちょっとずつ変わっていって、より分からなくさせるんです。
デジタルだとしっかり並べられているので、こうはならないですよね。
まだ小さくて覚えるのが大変、長くは集中できないといった場合は、タイルの絵柄を半分に減らしてもいいと思います。
成長とともに、少しずつ絵柄を増やしていくのもいいですね。
1回取られても終わりじゃなくて、大逆転できるところもいい
子供には勝てないな~。
・カードの枚数を減らすことで、子供の集中力に合わせられる
・神経衰弱とは比べ物にならない闘争心!
・ルールは簡単なので、神経衰弱ができれば遊べる