いかっぱの知育と称してボードゲーム沼

7歳の男の子、9歳の女の子と毎日ボードゲームで遊んでいます。
息子2歳、娘4歳の時、知育と言い訳して、すっかりはまってしまったボードゲーム沼。
これまでに遊んだゲームの中から、我が家でも大好評な幼児向け・低年齢対応のボードゲームをご紹介します。
親子の絆を深めつつ、子供たちの成長にもプラスの影響を与えること間違いなし!
新しいボードゲームの発見と家族との特別な時間が待っていますよ!

必要な『ぐざい』を集めて、メニューを完成させよう!
カードの絵はとてもかわいく、ルールも簡単!
4歳から遊べるカードゲーム、レシピの和食料理編です。
japanease-recipe-top

わたし 喋る S
いかっぱ
うちにあるレシピに混ぜたらどうなるかな?
和食っていうのも、食育っぽくていいよね!


基本情報

対象年齢:4歳以上
対象人数:2~4人
プレイ時間の目安:5分

ルール・主な知育要素

メニューカードの色とキッチンカウンターのデザインが違いまいした。

ルールはシリーズ全て同じです。
こちらをご確認ください。



japanease-recipe-menu
japanease-recipe-kitchencounter

レビュー

定番料理編だけでも十分楽しめていましたが、もう少し難易度を上げるために、重要具材の被りが多い、和食を追加して一部を混ぜてみました。
japanease-recipe-back
確かに定番料理編ではオンリーワンだった「いとこんにゃく」や「えび」「ねぎ」などか和食レシピにも登場するので相手が何を作っているか推察することは難しくなりました。
「えび」なんか「たまねぎ」レベルまで降格です。

といっても、やはり「ぎゅうすじ」や「イクラ」などオンリーワンの具材もまた増えるわけで、難易度が上がったのは一時的かもしれません。

混ぜるのは楽しいですが、またそれぞれを元の箱に戻すのは大変です。
最近ではあまり混ぜることはしていません。

さっと終わるのが良い点でもあるので、色々なレシピをそれぞれ遊ぶ方が喜びます。

わたし 喋る S
いかっぱ
確かに難易度は上がるな。予想が難しくなった。
でも、さらっと終わるレシピが好きだな!
全種類そろえたくなる~


どんどん増えていくレシピシリーズ。
そのほかのレビューはこちら。









記憶を頼りに木の実やキバなど必要なものを集めて、おうちを作ろう!
幼児と遊べるゲームとしては、とても優秀です。
記憶要素、資源管理、戦略の組み立てなどボードゲームの基本要素をめいっぱい詰め込んだにもかかわらず、幼児も理解できるように簡単に落とし込んでいます。
ドイツ年間ゲーム大賞キッズ部門2016 受賞作

わたし 喋る S
いかっぱ
材料を集めてお家を作るのか、楽しそう!
ルールが多そうだけど、3歳も参加できるかな?


My First Stone Age-top

【この記事でわかること】
・遊び方
・記憶力・観察力・問題解決力が育つ その理由も説明
・実際に遊んいる3歳児・5歳児の様子と感想
・計画的に進めるゲームのため、実力差・年齢差がでるのでは

基本情報

対象年齢:5歳以上
対象人数:2~4人
プレイ時間の目安:15分
BGGでの評価:My First Stone Age

ルール

準備

ゲームボードを中央に広げます。
各プレイヤーは1色を選んで、その色のマンモスが描かれている配置ボードを受け取ります。
また、選んだマンモスの色と同じ駒とプレイヤーマーカーを受け取ります。
My First Stone Age-marker
駒はゲームボード中央の村に置きます。

木の実、魚、壺、矢尻、キバの5つの素材を各ボードの該当するマスに置きます。
3~4人で遊ぶときは全てを4つずつ使用します。
2人で遊ぶ場合のみ各素材とも3つずつだけ使用します。

各素材それぞれ1つずつ、交換マスに置きます。

小屋タイルを裏向きにしてよく混ぜます。
ボード上の小屋を置くための場所に5つずつ小屋タイルを置きます。
各山の一番上のタイルを表に向けます。

犬タイル2枚を対応するマスに置きます。

森タイルを混ぜ、裏向きにしてボードの周りに置きます。
ボードの長い辺には4枚ずつ、短い辺には3枚ずつ置きます。
My First Stone Age-setup

遊び方

一番年下のプレイヤーがスタートプレイヤーになります。
順番は時計回りに進めます。
自分の番になったら、以下の3つを順番に行います。

①森タイルをめくる
②駒を進める
③アクションを実行する

①森タイルをめくる

まだ裏向きの森タイルを1枚選びめくります。
めくった森タイルは、その場に表向きのままにしておきます。

②駒を進める

森タイルがサイコロの目の場合
駒を矢印の方向にサイコロの目の数進めます。
My First Stone Age-dice
森タイルがマークの場合
駒をゲームボードのそのマークのマスまで進めます。
My First Stone Age-mark

③アクションを実行する

素材のマス
素材のマスに止まったら、そこに置かれている素材を1つもらえます。
そのマスに素材がもうない場合は、何ももらえません。

交換マス
任意の数の自分の獲得した素材と、この交換マスの商品と交換できます。
同じ数通しで交換し、常に交換マスには5個置かれているようにします。

犬マス
犬タイルを1つもらえます。
すでに2枚の犬タイルが両方とも取られていたら、他のプレイヤーから1枚奪います。
すでに2枚持っているときは、それ以上はもらえません。

犬タイルはオールマイティとなります。

村マス
ここでは2つのアクションを行います。
・小屋を一つ建設(任意)
・すべての森タイルを裏返す(必ず)
その後、2枚の森タイルを選んで位置を交換します。
My First Stone Age-rule
小屋を建設するには、小屋タイルに描かれている素材をすべて持っている必要があります。
持っていれば、小屋タイルを受け取り、設置ボードに差し込みます。
建設に使用した素材は、ボードに戻します。
My First Stone Age-house
小屋を建てたら、新たな小屋タイルをめくり、常に3つが表向きして見えているようにします。

小屋は一度には1つだけしか建設できません。

ゲームの終了

一番最初に3つの小屋を建設したプレイヤーの勝ちです!
My First Stone Age-winner

主な知育要素


記憶力
観察力
問題解決力

森タイルをある程度覚えていないと、効率的に素材を集められません。

小屋タイルに描かれた素材を観察し、自分には何が不足しているか考えます。

手に入った素材によっては、複数の小屋の候補がでてきます。
どの小屋のほうが、必要な素材が少ないのか、覚えている森タイルは何か、犬タイルを獲得したほうがよいのか、自分のできることから判断し、建てる小屋を決定します。
建てる小屋を計画していても、思わぬ素材が手に入ることもあります。
そんなときには、当初の計画に固執せず、より建てやすい小屋に計画を変更することも必要です。

3歳・5歳の様子

息子が3歳の時から今でも大好きなゲームで、「お家建てるゲームしよ〜」と持ってきます。

5歳からとなっていますが、少し助言をすれば3歳でも十分遊べます。

5歳になった最近では接待プレイをすることはありませんが、3歳の時は子供の持っているアイテムを見ながら、「このお家作れるよ」とか声かけをしていました。
また、作れる小屋が被った時に譲ってあげたり。

6歳になった娘は3軒建てるだけでは物足りないようで、パレオリシックをやりたがるようになりました。
まだ息子(当時4歳)にはパレオリシックは難しかったので、息子と遊ぶ時はよく登場するゲームです。
3軒建てるといっても15分程度で終わるので、ちょっと遊ぶ時にも便利です。

小屋タイルをみながら、何を集めればよいかを考えたり、手に入れたアイテムからどの小屋を建てるか考えたり、幼児にとっては考えることがしっかりあるゲームです。
難易度もちょうどいいと思います。

リソースマネジメントという点で、今後難易度の高いゲームをする上での基本となる考え方、遊び方が、無理なく身に着くゲームです。

むすめ 喋る S
むすめ
めくるのが楽しいよね。
犬が欲しいから、めくられちゃったら、村めくって、また取れるようにするの。

むすこ 喋る S
むすこ
おうち作るの楽しい!
このゲームすごい好き!
もっといっぱい作りたいな~。すぐ終わっちゃうんだよ。

親目線のレビュー

村の森タイルは覚えていなくては小屋を建てるのが難しくなります。
そのため、タイルを入れ替える時はたいてい村タイルが選ばれます。

たった14まいの森タイルなのに、村タイルを凝視しているせいか全然覚えられません。
子供は他のタイルも案外覚えているので、やや優勢になりますが、他を覚えるあまり、村タイルを忘れてたりするので実了差はなくなります。

遊んでみると、圧倒的に勝つ負けるということはまずなく、あと一手あったら3軒建てられたのにな〜といった僅差になることが多いです。

アイテムを集めて家を建てるという工程は、大人でも楽しいですね!

木製のアイテムが可愛く、手元に並べるだけで嬉しくなります。
My First Stone Age-items

わたし 喋る S
いかっぱ
本当にいいゲームだなぁ。
難点は入手性の悪さだけです。
ルールの多さも気にならなかったな。
3歳児にもすんなり理解できた。

【まとめ】
・3歳児には少し助言が必要
・今後、色々なゲームを行う上での基本となる遊び方が詰まっている
・記憶要素や運要素があるため、実力差・年齢差がつきにくい
・大人には簡単だけれど、お家を建てる工程が楽しい


ほかにも名作ゲームのジュニア版がいっぱい
まとめ記事はこちら

カードを使ったしりとりゲーム。
思いついた人からどんどんカードを出していくスピード勝負です!

特に幼児向けに作られてて、言葉の勉強にピッタリ!
子供たちがどんな風にリアクションしたかとか、遊びながら学べるポイントや難易度をレビューしていきます。

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わたし 喋る S
いかっぱ
子供たちはしりとりが大好き!
ひらがなが読めなくても遊べるかな?



【この記事でわかること】
・遊び方
・語彙力UP・ひらがな習得 その理由も説明
・実際に遊んいる4歳児・6歳児の様子と感想
・難易度は?しりとりとどう違う?

基本情報

対象年齢:4歳以上
対象人数:2~8人
プレイ時間の目安:10分

ルール

準備

カードが入っていた箱のふたを真ん中に置きます。
これがバスケットになります。

全てのカードをよくまぜて、プレイヤーに5枚ずつ配ります。
これが手札です。

余ったカードは大体2つに分けて、バスケットの両側に裏向きにして置きます。
これが山札になります。

遊び方

じゃんけんをして勝った人が山札からカードをめくります。
どちらの山札からめくってもかまいません。

はじめの1枚がスペシャルカード(後述)の場合は、ひらがなカードが出るまでめくります。

プレイヤーは場のカードの文字で始まり、手札の文字で終わる言葉を考えます。

言葉を思いついた人は、その言葉を言いながら手札をバスケットに投げ入れます。

今度は投げ入れられた文字が、場のカードになります。
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このゲームにプレイヤーの順番はありません。
思いついた人から、早い者勝ちで出していきます。

手札が残り1枚になったら「リーチ」といいます。

ゲーム終了

一番初めに手札が亡くなった人の勝ちです!

※最後の1枚で上がるときの単語は3文字以上でなくてはなりません。
 スペシャルカードで上がってもかまいません。

カードの説明

ひらがなカード

イラストはヒントです。イラスト通りに出す必要はありません。

たべものカード

場の文字で始まる「たべもの」であれば、なんでも出せます。

いきものカード

場の文字で始まる「いきもの」であれば、なんでも出せます。

いえカード

場の文字で始まる「家にあるもの」であれば、なんでも出せます。

そとカード

場の文字で始まる「外にあるもの」であれば、なんでも出せます。

オーバー3

場の文字で始まる「3文字以上」の言葉であれば、なんでも出せます。

オーバー4

場の文字で始まる「4文字以上」の言葉であれば、なんでも出せます。

なんでもカード

場の文字で始まる言葉であれば、なんでも出せます。

ひらがなカード以外を出した場合、言った言葉の最後の言葉が場の文字になります。
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しりとりのルール

「ん」のひらがなカードはありません。「ん」で終わる言葉はつかえません。

文字数は2文字以上

長音(-)、小さい「つ」「や」「ゆ」「よ」は、1文字として数える

最後の文字が長音(-)の時は、母音(あいうえお)につながる
例:すきー→いるか 最後の文字が「や」「ゆ」「よ」の場合は、「や」「ゆ」「よ」につながる
例:きしゃ→やま

濁音・半濁音をつなげてもよい
例:とんぼ→ほし はっぱ→ばんそうこう

前に出た単語を何度使ってもよい
ただし、同じ人が同じ言葉を続けて使ってはいけません。


ペナルティ

しりとりのルールをやぶってカードを出し、他のプレイヤーに指摘されたらペナルティを受けます。
そのカードを手札に戻して、さらに山札から1枚手札に加えます。
次のカードがバスケットに入れられるまで、バレなければペナルティは受けません。
「リーチ」の言い忘れも同様のペナルティを受けます。

こんなときは?

手札をだすことができない

手札から1枚えらんでバスケットに捨てて、新たに山札から2枚とり手札に加えます。
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プレイヤー全員が手札をだすことができない

だれか一人が新たに山札から1枚めくり、バスケットに投げ入れます。
スペシャルカードが出た場合は、ひらがなカードがでるまでめくります。

山札がなくなった

その時点で1番手札が少ない人の勝ちとなります。

主な知育要素


語彙力UP
ひらがな習得

終わりの文字まで決められているので、普通のしりとりよりも難しいです。
語彙力がないと思いつきません。

場のひらがなは読み上げてあげましょう。
遊ぶうちにひらがなが身に着きます。

4歳・6歳の様子

4歳息子がしりとりをできるようになったため購入しました。

買ってから気が付いたのですが、息子はまだひらがな読めない!
こりゃ、しばらくは娘と遊ぶ用だなと思っていたのに、当然やりたいと言い出します。

絶対無理だなぁと思いながら参加させてみると、字わかっている!
いつ読めるようになったの?と驚いていたら、やっぱり読めていません。
ひらがなカードのヒントのイラストを見て、文字を予想していたようです。

ちなみに4歳息子ですが、全然できません。
それでも楽しいようで参加したがるので、手札は開示してもらって一緒に考えています。

私が思いついたらヒントをだして答えさせてという感じで、ゲームというより教育教材となっています。

5歳になった今では、ひらがなカード以外のスペシャルカードだとずいぶん答えられるようになりました。

むすめ 喋る S
むすめ
最後の字も決まってる言葉は思いつかないよぉ。
2文字なら出来るかな。


むすこ 喋る S
むすこ
いえカードとかが好き
ひらがなわからないけど、絵があるから、何の字かはわかるよ

親目線のレビュー

もともと語彙が少ない自覚はあったのですが、本当に出せない。
普通のしりとりでも悩むのに、語尾が決まっているなんて思いつくはずがない。
結局、スペシャルカード以外で出せることがほとんどありませんでした。

大人向けのワードバスケットは、2文字はダメで3文字以上とか縛りがあるようですが、出来る気がしません。

どんどん手札捨てて山札からとればいいのかな?
手札をにらめっこで固まってしまいます。

得意な人とやると絶対に勝てないと思いますが、そういう人がいないとゲームが進まず沈黙のみになってしまいます。

うちにあるワード系ゲームで対象年齢はこちらが一番低いのに、一番難しいと感じます。
個人的難易度:ワードバスケットジュニア ≧ ミツカルタ > ワードスナイパーキッズ




わたし 喋る S
いかっぱ
これで子供向けなんですね、、、。
確かにスペシャルカードいっぱいあるから、ゲームは進むけど、それ以外は出せないよ。
人の答え聞いて「なるほど」と感心するのがスッキリする

【まとめ】
・ちゃんと答えられる人がいればゲームが動く
・スペシャルカードがいっぱいあるから、しりとりじゃなくても大丈夫
・得手不得手がはっきりでるゲーム
・しりとりより難しい(スペシャルカードを使わない時)


ほかにも名作ゲームのジュニア版がいっぱい
まとめ記事はこちら

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