いかっぱの知育と称してボードゲーム沼

6歳の男の子、8歳の女の子と毎日ボードゲームで遊んでいます。
息子2歳、娘4歳の時、知育と言い訳して、すっかりはまってしまったボードゲーム沼。
これまでに遊んだゲームの中から、我が家でも大好評な幼児向け・低年齢対応のボードゲームをご紹介します。
親子の絆を深めつつ、子供たちの成長にもプラスの影響を与えること間違いなし!
新しいボードゲームの発見と家族との特別な時間が待っていますよ!

コストコでもボードゲームを購入できます。
見つけたら、自然にカートに入っちゃうのよ。

今回の購入品です。
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コストコで人生ゲームに出会えるなんて!
しかも、¥1,980ととってもお買い得。

レゴもお安くなってるし、このニンジャゴーはAmazonにでてこないな。
古いのかな?

『ぜったいに、おしちゃだめ?』も大好きな絵本。ほかの作品があったの知らなかった。

イチゴの方は、息子が大爆笑しながら読んでます。気に入りすぎて、抱えて寝てる(笑)

しっぽ生えている方も、かわいくて楽しいストーリーでした。


きらきら輝く宝石に子供は夢中!
どの宝石が一番落っこちそうかな?
ワクワクする宝石集めゲーム!
他にはないルールで、空間認知力や巧緻性UPが期待できます。
ドイツ年間ゲーム大賞キッズ部門2018 受賞作

わたし 喋る S
いかっぱ
きらきら宝石がいっぱい!
見た目は素敵だけど、ゲームは楽しいのかな?


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【この記事でわかること】
・遊び方
・観察力・巧緻性の向上・数の理解が育つ その理由も説明
・実際に遊んいる3歳児・5歳児の様子と感想
・ゲームとして楽しいのか
・幼児の2歳差は大きいけれど、対等に遊べるか

基本情報

対象年齢:5歳から
対象人数:2~4人
プレイ時間の目安:15~20分
BGGの評価:Dragon's Breath

ルール

ストーリー

4匹のちびドラゴンたちは、氷の柱の中に閉じ込められているキラキラ光る宝石を見つけました。
宝石を持ち帰りたいけど、まだまだちびドラゴンの吐く息では氷を溶かせません。
そこで、パパドラゴンに助けを求めます。
さすが、パパドラゴン!氷は少しずつ溶けていきます。
ちびドラゴンたちは、急いで宝石を集め、自分の洞窟に持ち帰ります。
でも、洞穴に落ちちゃった宝石はパパドラゴンに持っていかれてしまいます。
誰が一番宝石をたくさん持ち帰れるでしょうか?

準備

下箱の上にゲームボードを置き、氷塊タイルをボード中心に描かれた円の上に置きます。
各自、好きなちびドラゴンを選んだら、ボードの四隅に差し込みます。4人未満で遊ぶ時も、余ったちびドラコンは差し込んでおきます。

パパドラゴンと宝石タイルは、箱のそばに置きます。

氷塊タイルの上に氷のリングを積み上げて、氷の柱を作ります。通常は8個ですが、3人で遊ぶ場合は9個積み上げます。

リングでできた氷の柱の中に、そっと宝石を入れます。
この時、ボードの穴に宝石を落としてしまいがちなので、宝石タイルで穴を塞いでお きましょう。
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遊び方

いちばん勇ましい人が最初のパパドラゴン役になります。パパドラゴン役はパパドラゴンを受け取ります。このパパドラゴンは時計回りに次の人へ移ります。

パパドラゴン役の次の人から、リングを一つ取り除いたときにどの色の宝石が一番落ちそうか見極めます。そして、その色の宝石タイルを取ります。時計回りに一人ずつ残りの宝石タイルから一つを選びます。パパドラゴン役は最後に選びます。

みんなが宝石タイルを選び終わったら、パパドラゴン役が一番上の氷のリングを取り除きます。
取り除き方は片手でも両手でも構いません。柱を壊さないように取り除けば、そっと上に取り除いても、スライドさせてザザっと取り除いてもかまいません。ただし、触っていいのはいちばん上のリングだけです。

リングを取り除くと宝石がこぼれ落ちます。自分の選んだ宝石タイルと同じ色の宝石をボードからとって、自分の洞窟に持ち帰ります。
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穴に落ちてしまった宝石は、残念、パパドラゴンが持ち帰ってしまいます。
だれも選んでいなくてボード上に残った宝石は、穴に落とします。

各自の宝石タイルをまた箱のそばに戻します。そして、パパドラゴン役を左の人に渡して、宝石タイル選びから始めます。

ゲームの終了

いちばん最後の氷のリングが取り除かれたらゲーム終了です。最後のリングを取り除いて散らばった宝石ももらえますが、氷塊タイルの上に乗っている宝石は誰ももらえません。
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ゲームボードを持ち上げ、各自の洞窟にいくつ宝石があるか数えましょう。一番多く宝石を集めた人の勝ちです。

主な知育要素


観察力
巧緻性の向上
数のカウント

氷の柱をじっくり見て観察します。
位置や数などいろいろな視点から観察し、どの色が落ちそうかの思考へとつながります。

リング一つをつまんで取り除くため、指先に集中必要があります。
宝石を獲得するときも、小さい宝石をそっとつままないとボードをゆらしちゃうかも。
子供なので柱を壊しちゃったり、人の宝石を穴に落としてしまうこともあるかもしれません。
そんなときのルールもちゃんと書かれているので安心です。

集めた宝石が何個あるのか、数えます。
横に並べてどちらが多いか比べても大丈夫です。
玉入れみたいに、一緒に数えるのもおすすめです。

3歳・5歳の様子

宝石がいっぱいで子供の食いつき抜群。
3歳息子もちゃんとルールを理解して楽しんでいます。
5歳娘の希望で買ったゲームですが、やろうと待ってくるのは息子のほうが多いです。

勝負の結果は、やはり私、娘、息子の順になることが多いので、大人には単純で簡単な判断でも子供には難しいのかもしれません。
息子を見ていると、上の方に多く乗っている色を選ぶことは出来ますが、端っこや真ん中辺りにあるなどの落ちやすさについては考えがいたっていないのかなと思います。

プレー後はみんなで何個集められたか一緒に数えるようにしているので(い〜ち、に〜いとご一緒に)20くらいまでは数えられるようになったのは、副産物です。

ただ、数えている途中で「もう一回!」となることも多く、勝者がわからないままリプレイのことも多いです。
きっと勝敗に関係なくプレー自体が楽しいのだと思います。

7歳になった娘は、氷リングの取り除き方が戦略的になってきました。
人の選んだ色の宝石をなるべく落とさないように斜めにして取ったり、自分の色がいっぱい落ちそうな時は、スライドさせて取ったりします。

むすめ 喋る S
むすめ
端っこにあるのとか選ぶんだよ
ズザザってとるの好き。いっぱい落ちるんだもん


むすこ 喋る S
むすこ
いっぱい見えてるの落ちるよね!
宝石とるときは、そっと取るんだよね!
全然取れないときはイヤなんだよ

親目線のレビュー

子供向けのゲームは記憶系が多く、頭が疲れきっている時には気楽にやれて助かります。

難点としては、宝石の数が多いので準備が少し手間です。

子供向けなので、うっかり宝石を落としてしまった時などの進め方もルールに入っており(不器用なちびドラゴンたちへのヒントっていうのが可愛い)、イライラしないです。

とにかくコンポートが豪華で、判断力も他にはない思考が必要となるため、子供向けにはとても良いゲームです。
負けてもなんかあんまり悔しくないので、大人だけでやっても平和で楽しいです。

大人がじっくり考えても、予想通りに落ちないことあるんですよね。
大人が一番大人げなくリングを取り除きます。

宝石は小さく、数もとても多いので、片付け漏れが起こりそうです。
まだお口に入れてしまうお子さんがいる家庭では注意が必要です。

わたし 喋る S
いかっぱ
大人でも思ってたように取れないことがあります。
気楽で楽しい!
なにより全てがキラキラで眺めているだけで嬉しい

【まとめ】
・同じような判断をするゲームはなく、独自性が高い
・判断の結果に年の差がでる
・勝敗が気にならないくらいゲーム自体が楽しい
・大人も一緒に楽しめるし、記憶系じゃないから楽
・誤飲には注意が必要

追いつかれるとしっぽを抜かれちゃうよ、にわとりの追いかけっこ!
これほど白熱して闘争心を燃やせる神経衰弱は他にないです。
頑張って記憶して、しっぽを守ろう、奪おう!
ドイツ年間ゲーム大賞1998 受賞作

わたし 喋る S
いかっぱ
神経衰弱ならトランプで遊べるんだよなぁ。
どう違うんだろう?


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【この記事でわかること】
・遊び方
・記憶力・観察力・集中力が育つ その理由も説明
・実際に遊んいる3歳児・5歳児の様子と感想
・神経衰弱との違い

基本情報

対象年齢:4歳以上
対象人数:2~4人
プレイ時間の目安:15~20分
BGGの評価:Chicken Cha Cha Cha

ルール

準備

にわとりにしっぽを1本付けます。

卵型のタイルは同じ絵柄が2枚ずつの24枚あります。このタイルを表向きに円状に並べます。(同じ絵柄は離れて置いたほうが面白いです)

八角形のタイルは卵型のタイルを同じ絵柄で各1枚ずつの11枚あります。このタイルを卵型タイルの中央に裏にして並べます。

遊ぶ人数により、等間隔になるようににわとりを卵型タイルの上に置きます。にわとりの間が、2人の時は11枚、3人の時は7枚、4人の時は5枚空けます。

移動方法
にわとりは時計回りに移動します。最年少の人がスタートプレイヤーとなり、中央の八角形タイルを1枚めくります。自分の乗っている卵タイルの次のタイルと同じ絵だった場合は、次のタイルに進めます。合っていたら、その次の絵柄のタイルをめくります。間違えたら手番終了となり、次の人の手番になります。

前にいるにわとりに追いついた場合は、前のにわとりが乗っているタイルではなく、その次のタイルの絵柄をめくる必要があります。見事、合っていた場合は前のにわとりを飛び越します。この時、飛び越したにわとりのしっぽをもらい、自分のにわとりに付けます。(しっぽを抜かれても、ゲームを続けます)

ゲームの終了
全員のしっぽを集めたプレイヤーの勝利です!
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主な知育要素


記憶力
観察力
集中力

12枚の絵柄を覚え、にわとりを進める必要があります。

絵は卵が描かれていることが多いです。
その中でも、特徴的なところを見つけることで、効率よく覚えることができます。

より多くのタイルを覚えるためには、自分の番だけでなく、人がめくっている時もしっかり集中する必要があります。

3歳・5歳の様子

しっぽを取る、追い抜くという要素があるため、闘争心が湧きまくり。
トランプの神経衰弱では負けても全く気にしなかった子供達ですが、これでは本気泣き。
負けず嫌いなところあったんだな〜と新たな発見でした。

悔し泣きしながらも、何度もプレイしています。
3歳息子もしっかりルール通りプレイ出来、一番強いかもしれません。

当時は一日に少なくとも2回はやっていました。
7歳になった今でも娘のお気に入りゲームです。

むすめ 喋る S
むすめ
にわとりゲーム好き!全部覚えらるよ!
何度もやりたいのに、ママが「無理~」っていうんだよね


むすこ 喋る S
むすこ
どんどん進むのが楽しいよね。
一周できちゃうよ!
追いつかれそうになると、間違えろ~って思っちゃう。

親目線のレビュー

神経衰弱系ゲームと聞き、それならトランプでも十分楽しんでいるしと思って購入を躊躇っていました(高いし)。
でも、有名ゲームだし、子供がプレイ動画を観て欲しがったので、気が付いたらポチっと。

トランプの神経衰弱と同じなんて大間違いでした。
しっぽ1本の取り合いが加わっただけなのに、すごい白熱します。
小さな子のいる家庭へのプレゼントにするくらい気に入っています。

ただ、大人は1回でも脳みそ溶けそうになるので、3回やるともう目眩が。
目玉焼きとかゆで卵とか似たようなのばっかりなんですもん。
私は一方的にしっぽをむしり取られるだけですが、家族みんなで楽しめるとても良いゲームです。

アナログゲームの良さがすごく出るゲームです。
札をめくるときに、ちょっとずれたりしていくんですよ。
「違った~」とか興奮しながら、裏返したりするので。
そうすることで、場がちょっとずつ変わっていって、より分からなくさせるんです。
デジタルだとしっかり並べられているので、こうはならないですよね。

まだ小さくて覚えるのが大変、長くは集中できないといった場合は、タイルの絵柄を半分に減らしてもいいと思います。
成長とともに、少しずつ絵柄を増やしていくのもいいですね。

わたし 喋る S
いかっぱ
しっぽを取る取られるだけで、こんなにも白熱するとは!
1回取られても終わりじゃなくて、大逆転できるところもいい
子供には勝てないな~。


【まとめ】
・カードの枚数を減らすことで、子供の集中力に合わせられる
・神経衰弱とは比べ物にならない闘争心!
・ルールは簡単なので、神経衰弱ができれば遊べる

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