いかっぱの知育と称してボードゲーム沼

6歳の男の子、8歳の女の子と毎日ボードゲームで遊んでいます。
息子2歳、娘4歳の時、知育と言い訳して、すっかりはまってしまったボードゲーム沼。
これまでに遊んだゲームの中から、我が家でも大好評な幼児向け・低年齢対応のボードゲームをご紹介します。
親子の絆を深めつつ、子供たちの成長にもプラスの影響を与えること間違いなし!
新しいボードゲームの発見と家族との特別な時間が待っていますよ!

まだ小さいからボードゲームは無理?
そんなことないです!うちの子も2歳でこのゲームでデビューしました!
サイコロも大きく誤飲のリスクもありません。
協力ゲームなので、勝つ人、負ける人もでません。
色に興味が出てきたら、ぜひ、一緒に遊んでみてください。

わたし 喋る S
いかっぱ
2歳児ともゲームしたい!
果物はおままごとにも使えそう!
お値段高め、、、。すぐに飽きちゃったら嫌だな。

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【この記事でわかること】
・遊び方
・色を覚える・順番を守る・勝ち負けを知る・ルールがある遊びを体験する・想像力が育つ その理由も説明
・実際に遊んいる2歳児・4歳児の様子と感想
・親も一緒に夢中になれる
・はっきりとした鮮やかな色の果物は幼児の視覚をしっかり刺激する
・果物はおままごとにも大活躍!

基本情報

対象年齢:2歳以上
参加人数:1~4人
プレイ時間の目安:5分
BGGの評価:First Orchard

ルール

準備

果樹園ボードに、青リンゴ、リンゴ、プラム(?)、洋梨を4個ずつ置く。
道タイルを並べて、一番手前にカラスを置く。

遊び方

順番を決めたら、最初の人からサイコロを振る。
サイコロの目は赤、青、黄色、緑、カラス、かごの6つ。
色の目がでたら、同じ色の果物を一つ収穫する。
かごがでたら、好きな果物を一つ収穫する。
かごがでたら、好きな果物を一つ収穫する。
カラスの目がでたら、カラスが1タイル分、果樹園に近づく。

順番にサイコロを振り、収穫していく。

ゲームの終了

カラスが果樹園に着く前に収穫すれば、みんなの勝ち!収穫し終わる前に、カラスが果樹園に着いてしまったら、カラスの勝ち!

みんなが勝つかカラスが勝つかの協力ゲームです。

主な知育要素


色を覚える
順番を守る
勝ち負けを知る
ルールがある遊びを体験する
想像力

鮮やかな色の果物は視覚を刺激します。
また、木で作られた果物はしっかりとした重さもあり、手になじみます。
2歳くらいの幼児に必要な視覚・触覚へのアプローチとして、すぐれたコンポーネントです。

カラスに食べられちゃう、食べれなかったカラスはお腹減ってるかな、など想像力を膨らませることができるストーリーとなっています。

2歳・4歳の様子

とにかく当時2歳の息子が気に入りました。何度も何度も続けて遊びました。
負けたら泣いちゃうかなと思っていたけれど、「カラスさん、どうぞ~」って食べさせてあげていました。

当時4歳の娘は、すぐにルールを理解して遊べました。むしろ、負けそうになると「もう1回!」ってサイコロ振ったりしてたな。大きくなると競争心も芽生えてくるのかもしません。

むすめ 喋る S
むすめ
カラスさん、ちょっと戻しちゃおうよ。
青い果物が欲しいの。


むすこ 喋る S
むすこ
カラスさんにもあげようね~。


親目線のレビュー

これは息子が2歳になったばかりの頃に初めて買ったボードゲームです。
コンポーネントもとてもしっかりしていて可愛いので、おままごとにも使えます。
また、小さいパーツもないので、誤飲のリスクもありません。

サイコロ振るだけの運のみのゲーム。戦略的要素はほぼなしです。
カゴの目が出たときに何を選ぶかくらい。
ここまで運のみだと、もうサイコロの目に夢中になれます。
親のほうが優位になるということもないので、接待プレーも必要なし!

この素敵な果物を手に持っているだけで、幸せな気分。
2歳から遊べるゲームだけに、単純なので成長とともに出番が少なくなり、、、。
私にとっては、大変な時を何度も助けてもらった大切なゲーム。
思い出の品になっちゃうのかな、、、

と思ったら!まだまだ現役で遊んでいます。
次回は、5歳、7歳となった今でも遊べるハウスルールを紹介します。




わたし 喋る S
いかっぱ
大人も一緒になってサイコロの目に一喜一憂し、同じ目線で楽しむのがきっと一番大事!
子供と一緒に「青でろ~」って、大はしゃぎしながら遊びました

【まとめ】
・親も一緒に楽しめる
・果物の質がとても高い
・遊びながら色々な知育ができる


弟や妹も一緒に遊びやすい、そのほかの強力ゲームはこちら










Meine ersten Spiele - Erster Obstgarten
HABA Sales GmbH & Co.KG
2009-04-01

 
 

わたし 喋る S
いかっぱ
はじめまして。
いかっぱと申します。
ボードゲームの魅力を伝えたくてブログを書き始めました。
少しでもお役にたてれば幸いです。

自己紹介

現在、6歳、8歳の母ですが、ボードゲームの魅力に気が付いたのは、息子2歳、娘4歳の時でした。

もともとゲームは大好きで、ドラクエやFF、モンハンなどやりこみました。(下手だけど)
ゲームの音楽も大好きで、ゲーム音楽を演奏するオーケストラに所属していたことも。
1人でもくもくとレベル上げするのも好きですが、みんなでワイワイやるモンハンは、はまりましたね。
アクションは苦手なので、はじっこで笛吹いたり、キノコ採ったりしていましたが、みんなで力を合わせて倒すことが、好きなんだな~と自己分析。

若いころはワーキングホリデーでカナダのバンクーバーに遊学しました。
薬局でインターンシップをしたり、グレイハウンドバスでカナダ横断一人旅をしたり。
この時にボードゲームに出会っていればな~と、ちょっと残念。

英語はそれなりに出来るようになったのに、帰国後はほぼ使うことなく、劣化しています。
ボードゲームの市場は、まだまだ日本は小さく、日本語版がないこともしばしば。
輸入品を購入し、自分で翻訳したりしましたが、衰えを実感しています。

仕事は、帰国後からずっと病院薬剤師をしています。
気が付けばもう15年以上。
入職した当時とは業務内容も大きく変わり、現在もどんどん変わっていっています。
これもクエストと思って、クリア目指して頑張っています。

職場では、ボードゲーム大会をやったり、少しずつ布教活動をしています。

育児で辛かったこと

大変だったことは山のようにありますが、個人的に辛かったのは趣味がなくなってしまったこと。

オーケストラも練習する時間がないので、やめてしまいました。

大好きなゲームでさえ、集中力がなくなり、ロールプレイングが続けられなくなって、また余裕もなく全くやらなくなりました。やれなくなったが正しいかも。

子供たちも少し大きくなり、一緒にゲームやりたいなと思い始め、Wiiで太鼓の達人やマリオカートなどやらせてみましたが、やはり出来ず、、、

おままごとやごっこ遊びが苦手で、おもちゃは増えるのに一緒に遊ぶのは苦痛。

子供と遊ぶのを苦痛と思うなんて、母親に向いてないな~と自己嫌悪の毎日でした。

ボードゲームにはまったきっかけ

そんな中で「幼児 ゲーム」で検索したときに出会ったのが、『はじめてのゲーム 果樹園』でした。

ゲーム=Wiiで検索したつもりが、偶然出会ったボードゲーム。
アナログなゲームといえば、人生ゲームはオセロ、ドンジャラをやったことあるくらいでした。

販売サイトに表示されたゲームは、ボードもない!可愛いおままごとかのような果物たち。
(後で知りましたが、HABAは木製のおままごとも作っているんですね)
これがゲームなのかは謎だけど、とにかく素敵!

見た目に惹かれ購入しました。
遊んでみると、単純なゲームですが一緒に遊べる!ダイス運なので親も楽しい!

子供と遊ぶのが苦痛なんて罪悪感も感じず、ただただ楽しい。

私も一緒に楽しみたい!そんな我がままを満たしてくれたのがボードゲームでした。

非認知能力と知育

ボードゲームに知育要素があると知ったのは、少し後になってからでした。

子供たちも赤ちゃんを卒業しだしたころ、やはり気になるのは教育についてでした。
当時は夫も帰りが遅く(コロナ前)、私も土日祝日出勤あり、当直もある不規則勤務。

習い事に通わせることは、時間的余裕がなく難しいものでした。

そんな時にであった言葉が、非認知能力そして知育でした。

非認知能力とは、最後までやり抜く力、目標に向かって頑張る力、自制や自律性、他人への配慮など、学力としては測れない能力のことです。

知育とは考察力や判断力、記憶力、問題解決能力といった知能を養うことを目的とする教育です。

いずれも幼児期に育みたい能力で、教えるのではなく、子供自らが遊びながら獲得していく能力です。

これからの時代を生き抜くために、ぜひ身に着けてほしい!
そう思い、それらを身に着ける方法を検索していると、でてきたのがボードゲーム。

ボードゲーム?私が大好きなゲーム?
そうなんです。

ボードゲームには、これらを育む要素がたくさん詰まっています。
実際に、論文報告もあり、療育現場でも扱われています。

それを知ってからは、いっきにボードゲーム沼にはまっていきました。

自分も楽しめていただけじゃなかった。
数値では測れなくても、教育になっているんだ。
そう考えることで、私自身への自己肯定感も満たされていきました。

現在では、知育なんてことはすっかり忘れ、日々増えていくボードゲームに囲まれ、ただただ楽しい時間を過ごすことに夢中になっています。
知育の言葉が頭に浮かぶのは、ゲームを買い過ぎたときの自分への言い訳ですね。
「これは、知育~」って、自分向けのゲームをポチる日々。

拙いレビューではありますが、家族や友人との大切な時間を共有できる素敵なボードゲームを紹介できたらなと思っています。

少しでも、どなたかの参考になれば幸いです。

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