2022年のドイツ年間ゲーム大賞キッズ部門ノミネート作品です。
ルールを見る限り、これがキッズ部門を受賞すると思っていたのに残念。
日本発売を首を長~くして待っていたものの、一向に出ず。
我慢できずに購入しましたので、レビューします。
このクアックスと仲間たちを抑えてキッズ部門を受賞したのは、『魔法の森』
魔法の森のレビューはこちら
いかっぱ
初めての海外輸入のため、ドキドキ(高いし)
まだ日本ではレビューが少ないので、ワクワクするけどちょっと不安も
対象人数:2~4人
プレイ時間の目安:25分
BGGの評価:Quacks & Co.: Quedlinburg Dash
ドイツの街、クヴェードリンブルク (Quedlinburg) って聞いたことある?
そこで毎年行われているお祭りを知っている?
その街には子供たちがみんな参加するワクワクするレースの伝統があるんだ。
今年は、君もロバのクアックスや仲間たちと参加するんだよ。
君は、君の動物が勝てるように、一番いいごはんをあげよう。
誰よりも早くゴールに着くと、みんなが欲しがる金の大釜がもらえるよ!
準備
ゲームボードを中央に置きます。 ゲームボードは両面あり、道のりの長さが異なります。
赤い屋根の家がある方が、道のりが短くなっています。(長い方は青い屋根)
まず最初は赤い屋根の家があるボードで始めましょう。
各プレイヤーは、駒(牛、ロバ、ぶた、ひつじ)を一つ選びます。
駒に対応する動物カードと動物の色と同じ色の袋を受け取ります。
動物ボードを自分の前に置き、駒をスタート地点の赤い屋根の家に置きます。
アクションカードを用意します。
アクションカードには青虫が描いてある面と蝶々が買い手ある面があります。
数回遊んでゲームに慣れるまでは、青虫の描いてある面で遊びましょう。
青虫の面を上にして、赤、黄色、緑、青のアクションカードをゲームボードの横に並べます。
慣れてきたらオレンジと紫のアクションカードを加えましょう。
より白熱したゲームが楽しめます。
白いサイコロを黄色のアクションカードの上に置きます。(茶色のサイコロは青虫アクションカードでは使用しません)
食べ物トークンを分け、箱に底に描かれているように配置します。
これが、食べ物トークンのリザーブとなります。
オレンジ、紫のアクションカードを使用しない場合は、赤、黄色、緑、青、白のトークンのみを使用します。
ルビーを箱の指定された場所に置きます。
これがルビーのリザーブとなります。
四葉のクローバーは、オレンジ、紫のアクションカードを使用した場合に使用します。
すべてのプレイヤーは袋の中に同じトークンをいれます。
動物カードの裏に、スタートトークンが描かれています。
それらを袋の中にいれ、よく振ります。
金の大釜をゴールの市場に置きます。
さあ、ゲームの開始です。
遊び方
一番最近、ロバを見た人がスタートプレイヤーです。
手番は時計回りで交代していきます。
手番では、必ず一つのトークンを自分の袋から取り出します。
この時、袋の中を見てはいけません。
ゲームを通して、袋の中を見てはいけません。
取り出したトークンにより次のアクションが決まります。
動物カードの上に、トークンを置きます。
動物は喜んで、書かれた数字の数だけ先に進みます。
その後、取り出したトークンの色のアクションカードの指示に従います。
例外:ゲーム後半に白の甘~いダイコン(テンサイ・サトウダイゴン)を取り出した場合、8マス進むことができます。
動物たちはこの甘~いダイコンが大好きです。
8マス進むだけで、そのほかのアクションはありません。
マスを進めるときは、他の駒がいても飛び越すことなく数えます。
同じマスに複数の駒を置くことができます。
このターンでは何も起きません。
夢見草を空いている雲の上に置きます。
3つ目の雲が埋まったら(3つ目の夢見草を取り出したら)、新しいトークンを買うことができます。
夢見草トークンを3つ引いたら、すぐに新しい食べ物トークンを購入します。
動物カードのバックパック上に置いてあるルビーを使って、トークンを購入します。
トークンを入れた箱の各仕切りの端には、購入に必要なルビーの数が描かれています。
5のトークンは拡張で遊んだときだけ使用します。
支払いに使用したルビーは、箱のリザーブに戻します。
新しいトークンを買う場合は、次のルールに従ってください。
・1つ以上のトークンを買う場合は、違う色のトークンを買わなくてはなりません。
・ルビーを貯めておくことはできません。すべてのルビーを使用したくない場合は、残ったルビーをリザーブに戻さなくてはなりません。
・駒が最後尾にいた場合は、購入前にルビーを1個もらえます。
これは、最後尾のマスに複数いた場合も適応されます。
食べ物トークンを買うことになった場合に、ルビーを一つも持っていなかったら、残念ながら今回は何も買えません。
購入が終わったら、動物カード上のトークンをすべて袋に戻します。
今購入したトークンも袋に入れます。
動物カード上にはトークンが何もなくなります。
すべてのトークンを袋に入れたら、よく振って混ぜます。
ゲームの終了
クヴェードリンブルクの市場に一番最初に着いたプレイヤーが勝者です。
金の大釜を受け取りましょう!
市場にはぴったりの目で到達する必要はありません。
青虫アクションカードの拡張
何度か基本の4つの青虫ボードで遊んだら、オレンジと紫のアクションカードも追加してみましょう。
オレンジと紫のトークン、そして四葉のクローバーを箱のリザーブにセットします。
蝶々のアクションカードの拡張
何度か青虫アクションカードで遊んだら、蝶々のアクションカードでも遊んでみましょう!
基本的なルールは一緒で、異なるのはトークンを引いた後のアクションだけです。
蝶々のアクションカードも赤、黄色、緑、青の基本セットとオレンジと紫を追加した拡張セットがあります。
拡張カード
袋から取り出すトークン次第の運要素が強いゲームながら、その袋の中身は自分次第で変えられます。
どの食べ物を買えば、速く進めるのか、お買い物をしながら思考力を育てます。
初めてのバックビルドというジャンルですが、慣れれば5歳息子もスムーズに遊べました。
ちょっと間違えやすいところは、2以上の赤トークンを取り出したときに、書かれた数のルビーを取ろうとしてしまうところ。
「ぐるぐるの所だけが、2個だよ」と指摘すると、すぐに気が付きます。
夢見草はお休みなので本来は残念なトークンだと思うのですが、3つ貯まるとお買い物ができるので、むしろワクワクトークン。
ゲーム全体を通して、すごく残念だったターンがないのも子供向けとして優れた点です。
思い通りにならず、拗ねてしまう要素がありません。
お買い物も、子供には魅力的な点です。
自分で手に入れたルビーで買える範囲で買う。
しかも、赤、青、緑、黄色と選択肢も多い。
「どっちにしようかな~」っていつも楽しそうです。
ルールを覚えてスムーズに遊べるようになったら、長い道のボードがオススメです。
道が長い分、ゲームも長くなりますが、お買い物のチャンスも増えます。
もちろん、袋の中は見ないというルールは重要です。
サイコロではなく、袋から自分でトークンを引くという行為なので、すべて善意にゆだねられているゲームです。(ボードゲーム全般に言えることではありますが)
子供は、つい見たくなっちゃいますよね。
でも見てしまったら、みんなが楽しく遊べない。
そんな葛藤を見ながら、ルールを守って遊べている様子をみて、成長を感じました。
むすこ
何がでるか!って引くところが楽しい!
ダイコンより青の方がいいよ。
安いし、いっぱい進めるよ。
ママも青買えば、勝てるようになるよ。
むすめ
袋から引くのが楽しい。
出したいって思っていたのが、でると「やった~」ってなるよ。
ルビーが貯まってくると、寝る草が欲しくなるよ。
連敗記録更新中です。
ルビーが欲しくて、赤ばっかり買っているからかしら。
あと夢見草引きまくり。
ルビーが貯まる前に、お買い物になってしまうので、ダイコンが買えない。
ビリ特典を最大活用!
お買い物ターンで、ルビーを取っておけないというのが、とっても良いルールです。
残った1のルビーで価値1のルビーを買うか、捨てるか。
トークンが増えることで、夢見草を取り出す確率は減りますが、価値の低いトークンが増えれば、苦労して買ったダイコンが出る確率も減ってしまう。
そんなことをしっかり考えながら買っているのに、勝てないんですよね。
考えどころはあれど、結局は袋から取り出すトークン次第なので、運要素は大きめです。
それでも、自分で考えて組み立てた袋の中身。
取り出す確率は、購入するトークンによって、自分で変えられるんです。
これがバックビルドか~と感心。
5歳からのゲームは、かなり子供向けに寄っていて、大人には少し物足りなく感じるものも多いのですが、これは大人も十分うなりますよ。
袋の材質が色によって異なるのがちょっと気になるところ。
ピンクと白は硬めです。
いかっぱ
すっごく面白かったし、拡張やバリエーションも多くて長く遊べそう。
こんなに面白いのに、なんで日本語版でないの?!
ルールを見る限り、これがキッズ部門を受賞すると思っていたのに残念。
日本発売を首を長~くして待っていたものの、一向に出ず。
我慢できずに購入しましたので、レビューします。
このクアックスと仲間たちを抑えてキッズ部門を受賞したのは、『魔法の森』
魔法の森のレビューはこちら
まだ日本ではレビューが少ないので、ワクワクするけどちょっと不安も
【この記事でわかること】
・遊び方
・思考力が育つ その理由も説明
・実際に遊んいる5歳児・7歳児の様子
・大人もうなるバックビルドとは
・遊び方
・思考力が育つ その理由も説明
・実際に遊んいる5歳児・7歳児の様子
・大人もうなるバックビルドとは
基本情報
対象年齢:5歳以上対象人数:2~4人
プレイ時間の目安:25分
BGGの評価:Quacks & Co.: Quedlinburg Dash
ルール
ストーリードイツの街、クヴェードリンブルク (Quedlinburg) って聞いたことある?
そこで毎年行われているお祭りを知っている?
その街には子供たちがみんな参加するワクワクするレースの伝統があるんだ。
今年は、君もロバのクアックスや仲間たちと参加するんだよ。
君は、君の動物が勝てるように、一番いいごはんをあげよう。
誰よりも早くゴールに着くと、みんなが欲しがる金の大釜がもらえるよ!
準備
ゲームボードを中央に置きます。 ゲームボードは両面あり、道のりの長さが異なります。
赤い屋根の家がある方が、道のりが短くなっています。(長い方は青い屋根)
まず最初は赤い屋根の家があるボードで始めましょう。
各プレイヤーは、駒(牛、ロバ、ぶた、ひつじ)を一つ選びます。
駒に対応する動物カードと動物の色と同じ色の袋を受け取ります。
動物ボードを自分の前に置き、駒をスタート地点の赤い屋根の家に置きます。
アクションカードを用意します。
アクションカードには青虫が描いてある面と蝶々が買い手ある面があります。
数回遊んでゲームに慣れるまでは、青虫の描いてある面で遊びましょう。
青虫の面を上にして、赤、黄色、緑、青のアクションカードをゲームボードの横に並べます。
慣れてきたらオレンジと紫のアクションカードを加えましょう。
より白熱したゲームが楽しめます。
白いサイコロを黄色のアクションカードの上に置きます。(茶色のサイコロは青虫アクションカードでは使用しません)
食べ物トークンを分け、箱に底に描かれているように配置します。
これが、食べ物トークンのリザーブとなります。
オレンジ、紫のアクションカードを使用しない場合は、赤、黄色、緑、青、白のトークンのみを使用します。
ルビーを箱の指定された場所に置きます。
これがルビーのリザーブとなります。
四葉のクローバーは、オレンジ、紫のアクションカードを使用した場合に使用します。
すべてのプレイヤーは袋の中に同じトークンをいれます。
動物カードの裏に、スタートトークンが描かれています。
夢見草(Dream weed)トークン | 4 |
黄色トークン | 1 |
2の赤トークン | 2 |
1の赤トークン | 2 |
それらを袋の中にいれ、よく振ります。
金の大釜をゴールの市場に置きます。
さあ、ゲームの開始です。
遊び方
一番最近、ロバを見た人がスタートプレイヤーです。
手番は時計回りで交代していきます。
手番では、必ず一つのトークンを自分の袋から取り出します。
この時、袋の中を見てはいけません。
ゲームを通して、袋の中を見てはいけません。
取り出したトークンにより次のアクションが決まります。
数字の書かれた食べ物トークンを取り出した場合
君の動物に食べ物をあげましょう。動物カードの上に、トークンを置きます。
動物は喜んで、書かれた数字の数だけ先に進みます。
その後、取り出したトークンの色のアクションカードの指示に従います。
トークンの色 | アクション |
赤 | ルビーを一つとり、動物カードのバックパックの上に置きます。 もし、駒が渦のマスに止まっていたら、二つもらえます。 |
黄色 | サイコロを振ります。 ルビー:ルビーを一つとり動物カードのバックパックの上に置きます。 赤トークン:2の赤トークンをサプライから取り、すぐに袋に入れます。 緑トークン:2の緑トークンをサプライから取り、すぐに袋に入れます。 1:1マス進みます。 袋:すぐに自分の袋から一つのトークンを取り出し、そのトークンの指示に従います。 3:3マス進みます。 |
緑 | 動物カードの上からトークンを一つ選び、袋に戻します。 今取り出した緑のトークンを戻すこともできます。 夢見草だけは、戻すことができません。 |
青 | 駒を次の渦のマスへ動かします。 今、渦のマスにいても、次の渦へ動かします。 |
例外:ゲーム後半に白の甘~いダイコン(テンサイ・サトウダイゴン)を取り出した場合、8マス進むことができます。
動物たちはこの甘~いダイコンが大好きです。
8マス進むだけで、そのほかのアクションはありません。
マスを進めるときは、他の駒がいても飛び越すことなく数えます。
同じマスに複数の駒を置くことができます。
夢見草トークンを取り出した場合
君の動物は夢見草を噛んで、お昼寝です。このターンでは何も起きません。
夢見草を空いている雲の上に置きます。
3つ目の雲が埋まったら(3つ目の夢見草を取り出したら)、新しいトークンを買うことができます。
新しいトークンを買う
クヴェードリンブルクの街には、動物のための食べ物を売っている行商人がいます。夢見草トークンを3つ引いたら、すぐに新しい食べ物トークンを購入します。
動物カードのバックパック上に置いてあるルビーを使って、トークンを購入します。
トークンを入れた箱の各仕切りの端には、購入に必要なルビーの数が描かれています。
5のトークンは拡張で遊んだときだけ使用します。
支払いに使用したルビーは、箱のリザーブに戻します。
新しいトークンを買う場合は、次のルールに従ってください。
・1つ以上のトークンを買う場合は、違う色のトークンを買わなくてはなりません。
・ルビーを貯めておくことはできません。すべてのルビーを使用したくない場合は、残ったルビーをリザーブに戻さなくてはなりません。
・駒が最後尾にいた場合は、購入前にルビーを1個もらえます。
これは、最後尾のマスに複数いた場合も適応されます。
食べ物トークンを買うことになった場合に、ルビーを一つも持っていなかったら、残念ながら今回は何も買えません。
購入が終わったら、動物カード上のトークンをすべて袋に戻します。
今購入したトークンも袋に入れます。
動物カード上にはトークンが何もなくなります。
すべてのトークンを袋に入れたら、よく振って混ぜます。
ゲームの終了
クヴェードリンブルクの市場に一番最初に着いたプレイヤーが勝者です。
金の大釜を受け取りましょう!
市場にはぴったりの目で到達する必要はありません。
青虫アクションカードの拡張
何度か基本の4つの青虫ボードで遊んだら、オレンジと紫のアクションカードも追加してみましょう。
オレンジと紫のトークン、そして四葉のクローバーを箱のリザーブにセットします。
トークンの色 | アクション |
紫 | 動物カード上にあるルビーの数を数えます。 駒をルビーの数だけ進めます。 この場合は、ルビーをリザーブに戻す必要はありません。 |
オレンジ | 四葉のクローバーを1つ取り、動物カードのクローバーマークのところに置きます。 駒が渦のマスにいる場合は、2個のクローバーを受け取ることができます。 集めたクローバーは動物カードの上部に置きます。 3つ目の夢見草を動物カードの上に置いた時、クローバーの数だけ駒を進めることができます。 クローバーはこのゲーム中は戻すことなく、動物ボード上に置いておきます。 3つ目のクローバーを引いた時は、いつでもこのクローバーの効果を使用できます。 |
蝶々のアクションカードの拡張
何度か青虫アクションカードで遊んだら、蝶々のアクションカードでも遊んでみましょう!
基本的なルールは一緒で、異なるのはトークンを引いた後のアクションだけです。
蝶々のアクションカードも赤、黄色、緑、青の基本セットとオレンジと紫を追加した拡張セットがあります。
トークンの色 | アクション |
赤 | 1のトークンをトークンを引いたら、1つルビーを受け取ります。 2のトークンをトークンを引いたら、2つルビーを受け取ります。 3のトークンをトークンを引いたら、3つルビーを受け取ります。 |
黄色 | 茶色のサイコロを振ります。 サイコロの示す数だけ駒を進めます。 駒が渦のマスにいた場合は、もう一度サイコロをふり、出た目の数だけ駒を進めます。 |
緑 | 袋から1つトークンを引き、そのアクションを行います。 また緑のトークンを引いた場合は、引き続きトークンを引きます。 |
青 | 駒をトークンに書かれた数動かしたら、その取り出したトークンをリザーブに戻します。 そして、次の価値の青いトークンを受け取ります。 (1の青トークンを戻したら、2の青トークンを受け取る) 4のトークンを戻した場合は、白い8のトークンを受け取ります。 受け取った新しいトークンは、袋の中ではなく動物カード上に置いてください。 |
拡張カード
トークンの色 | アクション |
紫 | 2のトークンのいずれかを1つリザーブからとり、袋に入れます。 もし駒が渦のマスにいたら、4のトークンのいずれかを1つからとり袋に入れます。 |
オレンジ | 動物カード上にあるオレンジトークンの数だけ、四葉のクローバーを受け取ります。 例えば、2つのオレンジトークンがボード上にあれば、2つのクローバーを受け取ります。 今引いたオレンジトークンも数えるように注意してください。 3つ目の夢見草を動物ボードに置くたびに、クローバーの数だけ駒を進めます。 クローバーはこのゲーム中は戻すことなく、動物ボード上に置いておきます。 3つ目のクローバーを引いた時は、いつでもこのクローバーの効果を使用できます。 |
主な知育要素
・思考力
袋から取り出すトークン次第の運要素が強いゲームながら、その袋の中身は自分次第で変えられます。
どの食べ物を買えば、速く進めるのか、お買い物をしながら思考力を育てます。
5歳・7歳の様子
まずは、短い道のボードで、青虫カード、オレンジ、紫アクションカードなしで遊びました。初めてのバックビルドというジャンルですが、慣れれば5歳息子もスムーズに遊べました。
ちょっと間違えやすいところは、2以上の赤トークンを取り出したときに、書かれた数のルビーを取ろうとしてしまうところ。
「ぐるぐるの所だけが、2個だよ」と指摘すると、すぐに気が付きます。
夢見草はお休みなので本来は残念なトークンだと思うのですが、3つ貯まるとお買い物ができるので、むしろワクワクトークン。
ゲーム全体を通して、すごく残念だったターンがないのも子供向けとして優れた点です。
思い通りにならず、拗ねてしまう要素がありません。
お買い物も、子供には魅力的な点です。
自分で手に入れたルビーで買える範囲で買う。
しかも、赤、青、緑、黄色と選択肢も多い。
「どっちにしようかな~」っていつも楽しそうです。
ルールを覚えてスムーズに遊べるようになったら、長い道のボードがオススメです。
道が長い分、ゲームも長くなりますが、お買い物のチャンスも増えます。
もちろん、袋の中は見ないというルールは重要です。
サイコロではなく、袋から自分でトークンを引くという行為なので、すべて善意にゆだねられているゲームです。(ボードゲーム全般に言えることではありますが)
子供は、つい見たくなっちゃいますよね。
でも見てしまったら、みんなが楽しく遊べない。
そんな葛藤を見ながら、ルールを守って遊べている様子をみて、成長を感じました。
ダイコンより青の方がいいよ。
安いし、いっぱい進めるよ。
ママも青買えば、勝てるようになるよ。
出したいって思っていたのが、でると「やった~」ってなるよ。
ルビーが貯まってくると、寝る草が欲しくなるよ。
親目線のレビュー
勝てない、、、。全く勝てない、、、。連敗記録更新中です。
ルビーが欲しくて、赤ばっかり買っているからかしら。
あと夢見草引きまくり。
ルビーが貯まる前に、お買い物になってしまうので、ダイコンが買えない。
ビリ特典を最大活用!
お買い物ターンで、ルビーを取っておけないというのが、とっても良いルールです。
残った1のルビーで価値1のルビーを買うか、捨てるか。
トークンが増えることで、夢見草を取り出す確率は減りますが、価値の低いトークンが増えれば、苦労して買ったダイコンが出る確率も減ってしまう。
そんなことをしっかり考えながら買っているのに、勝てないんですよね。
考えどころはあれど、結局は袋から取り出すトークン次第なので、運要素は大きめです。
それでも、自分で考えて組み立てた袋の中身。
取り出す確率は、購入するトークンによって、自分で変えられるんです。
これがバックビルドか~と感心。
5歳からのゲームは、かなり子供向けに寄っていて、大人には少し物足りなく感じるものも多いのですが、これは大人も十分うなりますよ。
袋の材質が色によって異なるのがちょっと気になるところ。
ピンクと白は硬めです。
こんなに面白いのに、なんで日本語版でないの?!
【まとめ】
・残念なターンがなくて、子供の拗ね要素なし
・袋の中身を見ない!は絶対のお約束
・袋から取り出す福引要素とルビーでのお買い物要素で子供は大喜び
・5歳児も遊べるのに、大人もうなるゲームシステム
・残念なターンがなくて、子供の拗ね要素なし
・袋の中身を見ない!は絶対のお約束
・袋から取り出す福引要素とルビーでのお買い物要素で子供は大喜び
・5歳児も遊べるのに、大人もうなるゲームシステム