いかっぱの知育と称してボードゲーム沼

6歳の男の子、8歳の女の子と毎日ボードゲームで遊んでいます。
息子2歳、娘4歳の時、知育と言い訳して、すっかりはまってしまったボードゲーム沼。
これまでに遊んだゲームの中から、我が家でも大好評な幼児向け・低年齢対応のボードゲームをご紹介します。
親子の絆を深めつつ、子供たちの成長にもプラスの影響を与えること間違いなし!
新しいボードゲームの発見と家族との特別な時間が待っていますよ!

2023年12月

すごろくやのガチャで、ゲットしたバンディド!

ガチャの景品と侮ってはいけません。
小っちゃいだけで、ちゃんと遊べるんです!

BANDIDO mini-top


わたし 喋る S
いかっぱ
協力ゲームって、年の差があってもみんなで遊べるから好き。
バンディドって結構難しいんですが、こちらの難易度はどうかしら?


【この記事でわかること】
・遊び方
・実際に遊んいる5歳児・7歳児の様子
・通常版との違いは?

基本情報

対象年齢:6歳以上(通常版)
対象人数:1~4人
プレイ時間の目安:15分
BGGの評価:

内容物

・道カード:49枚(通常版は69枚)
・牢屋カード:1枚

およその箱サイズ(cm):6×3.2×2(たて×よこ×高さ)

ルール

準備

牢屋カードを中央に置きます。

道カードをよく混ぜ、裏向きにして山札とします。

各自、この山札から3枚ずつとって、手札とします。

遊び方

順番に手番を行います。

手番では、手札の1枚を選んで出し、並べられた道カードにつなげます。
どの道もつながるように置き、道が途切れるような置き方はしてはいけません。

BANDIDO mini-NG

協力ゲームなので、各自、出せそうなカードについて話すことはできますが、自分の手札を他の人に見せてはいけません。

道カードをつなげたあと、山札から1枚とります。

もし、どうやってもつなげられるカードがないときは、手札をすべて山札の下に戻し、改めて3枚を引いて手札とします。
このなかに、出せる道カードがあったら、つなげます。

こうして、坑道のすべての出入口を閉じるか、閉じられないまま出せるカードが尽きるまで続けます。

ゲームの終了

もし坑道のすべての出入口を閉じられたら、全員の勝利でゲーム終了です。

BANDIDO mini-win

一方、山札が尽き、全員の手札を出し尽くしても閉じられていない出入口があるなら、バンディドは脱走し、全員負けです。
BANDIDO mini-loose

5歳・7歳の様子

カードを並べていくだけなので、子供でも簡単!
ただ、繋げたい道だけを見ていて、他の道が途切れてるよっていうことがあるので、確認は必要。

バンディドってものすごく広がるんです。
テーブルで始めて、諦めて床に移動したり。
こちらは小さいだけあって、机だけでもなんとか収まるかもっていうギリギリで終わります。
ただし、きれいに四方に広がっていくわけではないので、最初から床で遊ぶのが安心です。
でも、フローリングって滑るんですよね。(うちのはフローリング調ホットカーペットですが)
子供がやるからなおさら、ずれてきちゃうんです。
途中でずれを直すのですが、
「あれ?ここ繋がってなかったじゃん!」ってことが、たびたび発生。
ゲームマットがあるといいんでしょうね。

娘は最初からかなり考えて配置している感がありましたが、息子は繋がればいいや~って感じでした。
慣れてきたからか、最近はけっこう考えて置いてくれます。
ちゃんとループして封鎖したりしてくれますよ。

1ゲームは全部手札を使ったとしても短いので、封じ込められなくても、封じ込め成功しても、「もう1回!」ってリクエストが多いです。

むすめ 喋る S
むすめ
せっかく道を減らしたのに、またすぐに増えちゃうんだよね。
懐中電灯で塞ぐのも嬉しいけど、クルって丸になったときがすごく嬉しいよね。


むすこ 喋る S
むすこ
どこに置こうかな~って考えて置くのが楽しいよ。
なかなか成功しないんだよねぇ。


親目線のレビュー

通常版の牢屋カードは、裏表で道が5本と6本を選ぶことができます。
当然、6本の方が塞ぐことが難しくなります。

こちらは、裏も表も道は4本です。
これは簡単なのかな?と思ったら、やっぱり難しい。

BANDIDO mini-startcard

通常版が道カード69枚なのに対して、こちらは49枚。
カード枚数が少ないので、スタートが4本でも広がっちゃったら塞ぎきれません。

COVID-19バージョンでやったようなズルもできませんし。
やっちゃったズルは、こちらのレビュー参照。
バンディドってどんなゲーム?っていうのを試したい人には、無料で遊べるのでオススメ。
でも、難易度は高めなので、ご注意を。


行き止まりを作るには、懐中電灯のカードを使用すればOK!
でも、必要な時に持っていないんですよね~。
しかも、頼みの綱の懐中電灯にも、余計に広がるのあるし。

BANDIDO mini-ramp

ループさせるように道をつないで、塞いでいくのがよろしいようです。
が、そこは手札しだいなので、どうにもならないことも。

BANDIDO mini-kotu

その逆もあり、もうあっという間に封鎖できてしまうことも起こります。
その頻度はもとの道が4つしかないこちらの方が多いかと思います。

手札を見せ合うことは禁止されていますが、「ここは任せて!」「あっち塞げる人いる?」なんて相談は大丈夫!
これぞ協力ゲームだ!って感じです。

手札の運に左右されるゲームではありますが、上手く協力プレイが生きて、道が閉じると気分いいですよ!

1人で遊ぶと選択肢が常に3枚と少なく、難易度が高いです。
でも、1人で成功すると爽快!!!
ただ、何回やったんだろうっていうくらいチャレンジして唯一の勝利なんですけれどね。

とっても小箱だから、旅行にも持って行きやすい!
でも、小さすぎて紛失注意です!

BANDIDO mini-size


わたし 喋る S
いかっぱ
ガチャなのに、しっかり遊べるってすごい!
オススメだけど、何が出るかわからないのがドキドキ!
全部欲しくなっちゃう!


そのほかのミニチュアカードゲームコレクションのレビューはこちらです。
ガチャなので、どれがでるかはわかりませんが、こんなに小さいのにしっかり楽しめるオススメシリーズです。


弟や妹も一緒に遊びやすい、そのほかの強力ゲームはこちら








 

お題通りのメニューだけが並ぶように、布を折っていく。
畳んで畳んで、ひっくり返して、これがなかなか難しい。
見た目がおしゃれで素敵なので、ずっと欲しかったゲームです。

子供たちは折り紙大好きだし、対象年齢もちょうどよさそう。
スピード勝負は、幼児期の年齢差では遊びにくいでのすが、これまでの経験上、対戦にしなければ楽しく遊べています。
これも、みんなで完成させて、「完成!次いってみよう!」って遊べるといいな。

Fold-it-top


わたし 喋る S
いかっぱ
難易度はどうなんだろう?
簡単すぎるのもすぐ飽きちゃいそうで嫌だけど、難しいと子供と遊べないし、、、。


【この記事でわかること】
・遊び方
・実際に遊んいる6歳児・8歳児の様子
・難易度は?繰り返し遊べる?

基本情報

対象年齢:7歳以上
対象人数:2~5人
プレイ時間の目安:20分
BGGの評価:Fold-it

内容物

・レシピの布:5枚
・注文カード:42枚(簡単な注文22枚、難しい注文20枚)
・完成マーカー:4個
・星トークン:15個
・ルール説明書:1冊


およその箱サイズ(cm):22.2×22.2×5(たて×よこ×高さ)

ルール

準備

各プレイヤーはレシピの布と星トークンを3つずつ受け取ります。

注文カードを後ろが青の束(簡単)、赤の束(難しい)で分けて、シャッフルし、伏せて山札にします。

テーブルの中央に、遊ぶ人数より1つ少ない数の完成マーカーを置きます。

Fold-it-setting

遊び方

いちばん最近、料理をしたことがある人が、親プレイヤーになります。

親プレイヤーは、簡単な山(青)か難しい山(赤)のどちらかを選びます。
選んだ山の上から1枚めくって公開し、すべてのプレイヤーが見えるようにします。

すべてのプレイヤーは公開されたレシピを確認し、レシピの布を折りたたみ「注文の完成」を目指します。

注文の完成とは、レシピの布を折りたたんでテーブル上に配置したときに、注文カードに記された料理しか見えない状態になっていることを言います。

Fold-it-rule2

布を織る際は、必ず布の地色の境界線にそわなければなりません。

Fold-it-rule

完成した注文は、公開したカードと必ずしも同じ並び順になっている必要はありません。

注文を完成させたプレイヤーは、「フォールド・イット!」と宣言して、テーブルの中央から1個完成マーカーを取ります。

場の完成マーカーがすべて取られたら、そのラウンドは終了です。

完成マーカーを獲得したプレイヤーが正しく注文を完成させているかを確認します。

全員正しかった場合、完成マーカーを獲得できなかったプレイヤーが星トークンを1つ捨てます。

完成マーカーを獲得したプレイヤーが間違っていた場合、そのプレイヤーは星トークンを捨てなければなりません。
このとき、完成マーカーを獲得していないプレイヤーは、注文を完成できなかったとしても、星マークを捨てる必要はありません。

確認が終わったら、完成トークンを中央に戻し、次のラウンド開始です。
星マークがすべてなくなり、脱落したプレイヤーがいる場合は、完成マーカーを減らします。

次のラウンドの親は、星トークンを失った人が行います。
複数いる場合は、一番星トークンが少ない人が行います。

ゲームの終了

最後まで星トークンを持っているプレイヤーが勝利者となります。

6歳・8歳の様子

簡単な注文は、本当に簡単。
それでも、慣れるまでは大人でも簡単な注文を何度か解いておくことをお勧めします。

簡単な注文の場合、必要なメニューはつながっており、いらない周りのメニューを隠すだけといったパターンがほとんどです。

難しい注文は、必要なメニューが離れているため、谷折りしたり、山折りしたりして、なんとか必要なメニューをくっつけ、さらに不要なものが見えなくなるように折らなくてはなりません。

Fold-it-hard

布は両面印刷になっており、表と裏のメニューは対応しています。
そのため、裏側も利用して完成させます。

息子には、難しい注文は難しすぎたようです。
っていうか、大人でも難しい。
むしろ娘が得意で、私が「こんなの無理~」ってあきらめた注文も完成させていました。

ルール通りには全然遊べていませんが、2人で「こっちに折るんじゃない?」「さっきのところ、後ろに折ればよかったかも」なんて、わいわい相談しながら遊んでいます。

そんな中、息子はどんどん簡単な注文を完成させてご満悦。

布がサラサラした布なので、ちょっと折りにくいです。
でも、折り跡がつかないため、繰り返し遊んでも大丈夫。
ゲームという性質上、繰り返し遊べる方が重要ですよね。

息子が折ると、やはりぐちゃっとなってしまいますが、娘や私が遊んでいる分には、比較的きれいな完成形になります。

むすめ 喋る S
むすめ
これ得意だよ!ママより速く作れるよ。
こうやったらどうなるかな?とか考えて折るのが楽しいよ。


むすこ 喋る S
むすこ
どんどん作っちゃうよ!
ママたちは難しいの作ってるけど、簡単なのでいいや。
折り紙みたいで楽しいね。


親目線のレビュー

ルール通りに遊べないなんで、承知の上!
これまでも、スピード勝負のゲームは、ルール関係なくみんなで完成させて楽しんできました。
ドクターエウレカとか、まさにそれ。



まだレビューしていませんが、スピードカップスとかもそう。

スピード勝負じゃなくて、作って完成させるパズルゲームだと思えば、みんな楽しいのです!

ただ、ドクターエウレカやスピードカップスとの違いは、難易度。
難しい注文がほんとに難しい。

その分、完成できた時のスッキリ感が爽快!

ずっと考えていても全然完成できないこともあります。
翌日の昼休みに、1人で挑戦している私。

簡単な注文がこれまた本当に簡単だから、ほどよい難易度の注文が欲しい。
ルール上、どちらか選べるけれど、やっぱり難しいのを選びたくなっちゃうんですよね。
そして、誰も出来なかった場合は、夫にヘルプ要請。

展開図とか得意と豪語する夫は、じ~っと眺めて、閃いたとばかりに完成させてしまいます。
やっぱり得手不得手はあるんですね。(常に、不得手チームに入っている私)
真似してやって、みんなで完成!!

ゲームというか、脳トレです。
でも、楽しい~。
成功体験が忘れられずに、病みつきです。

難しい注文は20枚ですが、いったん完成できたからといって、もう一度完成できるかといったらそんなことはなく。
偶然、完成できた!なんてこともあるから、繰り返し遊べます。

ゲームには勝てなくても、正解できた人に教えてもらって完成できたときも爽快!
得意な人は、単調に感じちゃうのかな?
そこは、みんなの尊敬を集めて気分良くなってください。

ちなみに、ボードゲームレビューとして書きましたが、ボードゲームじゃないみたいですよ、コレ。
布製ゲームですって。
このサラサラ生地もこんな名前の素材なのね~。
こんなちょっとしたところにもタグがあって、クスって笑えるおしゃれデザインが素敵です。

Fold-it-koneta


わたし 喋る S
いかっぱ
思ったより難しかった~(私には)
子供と一緒に考えながら完成させるのが楽しい。
デザインがシンプルだけど、原色じゃないのに、くっきりとした色で好き。

 

キャラクターとボウシのセットを作るゲーム。

間違えちゃうと坊主頭になっちゃうってところは子供にウケそう。
簡単なメモリーゲームね!と思ったら大間違い。

ブラフも利かせないと負けちゃうんですよ。

AUF DER HUT-top


わたし 喋る S
いかっぱ
ビミョーな坊主頭、、、。ハゲとは違うのね、これ。
絶対、坊主頭が似合わなそうなキャラクターばっかりだけど大丈夫かな?


【この記事でわかること】
・遊び方
・実際に遊んいる5歳児・7歳児の様子
・ただのメモリーゲームじゃない!ブラフも利かせないと!

基本情報

対象年齢:5歳以上
対象人数:2~4人
プレイ時間の目安:20分
BGGの評価:Auf der Hut

内容物

・キャラクターカード:20枚
・ボウシカード:24枚
・坊主頭カード:15枚


およその箱サイズ(cm):12.2×9.3×2(たて×よこ×高さ)

ルール

準備

坊主頭カード16枚を手の届く位置に置いておきます。

キャラクターカード20枚をよく混ぜ、裏向きの山札にします。
キャラクターカードを7枚めくり、1枚ずつ一列に並べます。

ボウシカード24枚を混ぜ、裏向きの山札を作ります。
7枚を引き、裏向きのままキャラクターカードの上側に置きます。

AUF DER HUT-setting

遊び方

プレイヤーがやることは以下の3つのアクションのうち1つ。

1.密かにボウシを見る


ボウシカードを1つ選び、内容を他のプレイヤーにわからないように密かに見ます。

AUF DER HUT-rule1

2.2つの帽子を入れ替える


ボウシカードを2つ選んで、表を見ることなく、その位置を入れ替えます。

AUF DER HUT-rule2

3.正しい組み合わせのボウシを表に向ける


「これは正しい」と宣言して、ボウシカードを1枚表に向けます。

正解だった場合
そのキャラクターとボウシカードを獲得します。
そのあと、場の空いているところを山札のキャラクターカードを表にして置きます。
そのうえに、山札のボウシカードを裏向きに置きます。

AUF DER HUT-get

マジックハットだった場合
このボウシは誰にも合います。
マジックハットを取って自分の前に置きます。
しかし、キャラクターはそのままにしておきます。
そのあと、山札からボウシカードを引き空いた場所に裏向きで置きます。

AUF DER HUT-masicalhat

間違えた場合
坊主頭カードを1枚とり、自分の前に置きます。
そのあと、山札からボウシカードを引き、空いた場所に裏向きで置きます。

AUF DER HUT-bouzu

ゲームの終了

場にカードを補充することができなくなったら、直ちにゲーム終了となります。
望むならば、場のキャラクターカードが3枚になるまで続けることもできます。

ボウシを被ったキャラクターカードを一番獲得した人が勝ちです。
ただし、坊主頭カードを持っていたら、獲得したボウシカードの上に坊主頭カードを置きます。

坊主頭カードの失点をカバーできるのは、マジックハットだけです。
マジックハットを獲得していれば、坊主頭カードと相殺することができます。

5歳・7歳の様子

簡単すぎたかな~と思って、まずは1回遊んでみたら、そんな単純じゃなかった。

ルールは簡単!でも、ちらっと見た後はポーカーフェイスにしないとバレてしまいます。

また、2つのボウシを入れ替えても、めくれるのは次のターン。
いきなり正しいものに入れ替えちゃうと、次の自分の番までに他の人にめくられちゃう。
そんなこととは、気が付かずに「子供のゲームだったわねぇ」と入れ替えた私。
「ここ正解でしょ、ママ」とあっさり娘に獲得されてしまいました。

間違えやすいルールとしては、こそっと見た時に合ってた時。
この時は、まだめくることはできないのですが、まさか合っているとは思わずに覗いたので、子供はついめくっちゃうんですよ。
メモリーゲームである以上、めくっちゃったらもとに戻せないので、しょうがない。
慣れてもらうしかないですね。

わざと違うところに置いて、気が付かれないように正しいところに戻すことをしなくてはなりません。
でも、プレイヤー全員がそれをやるから、もうメチャクチャ。
しかも1回くらいの遠回りじゃダメなんですよ。
「ママ、さっきここに置いたボウシをまた動かしたね。ここでしょ」って。

記憶力で、子供にかなうはずないですよね~。

むすめ 喋る S
むすめ
気づかれないかな~って、ドキドキしながら動かすよ。
自分の番まで、合ったまま残ってると嬉しいけど、バレないようにするよ。


むすこ 喋る S
むすこ
動かしたやつをママにまた動かされちゃうと、わからなくなっちゃうんだよ。
気が付かれないように動かすの、けっこう難しいよ。


親目線のレビュー

子供ができるブラフってこれが限界かな。
そう考えるとメモリーゲームとほどよいブラフがあるゲームです。

大人が遊ぶには、もう訳わからなくなってきちゃいますけどね。

「あぁ、これね~」とか言いながら、誤魔化そうとしている子供の顔をみるのが楽しい。

ゲームとしては、う~ん。
まぁ、メモリーゲームですね。
間違えなきゃ坊主頭カードも取ることないので、自信が持てるまでめくったり、動かしたりしていればいいし。
結構な枚数用意されているわりに、あんまり出番なし。
あと、マジックハットは取りやすいから、相殺してくれることがほとんど。
そのあたりは、子供が拗ねない良い塩梅なのかもしれないですね。

さらっと遊ぶにはいいかな。

わたし 喋る S
いかっぱ
メモリーゲームなんだけど、だんだん勘になっていっちゃう。
絶対間違えないようにしようとすると、1人で同じカード追いかけてる感じ。
さらっと遊ぶにはいいけど、ちょっと単調かな~。

 

人気動物がいっぱいの素敵な動物園を作ろう!
オウムもフラミンゴもかわいいけれど、やっぱりコアラやカバがいると人気の動物園になります。

なんとこのゲーム、タクミくんが6歳の時に作ったゲーム。

すごいですよね!ゲームを作れることもすごいけれど、そのクオリティの高さにびっくり!

実は、タクミくんご家族にお会いしたことがあり、娘も一緒に遊んでもらったことがあるので、遊ぶたびに思い出がよみがえる!
これまたゲームが面白いから、我が家での登場回数つねに上位にいるゲームです。

TAKUMI ZOO-top

わたし 喋る S
いかっぱ
日本おもちゃ大賞2023 コミュニケーション・トイ部門優秀賞!!
動物園を作るゲームって子供にもイメージしやすいし、大人もワクワクしますよね!


【この記事でわかること】
・遊び方
・実際に遊んいる5歳児・7歳児の様子
・通常ルールが難しい時は?
・最初はワクワクなのに、後半は悩ましい展開がいっぱい

基本情報

対象年齢:6歳以上
対象人数:1~4人
プレイ時間の目安:30分

内容物

・2×2タイル動物チップ:各2枚(キリン、ゾウ、パンダ、クマ)
・4タイル動物チップ:各2枚(ライオン、コアラ、ゴリラ、カバ)
・3タイル動物チップ:各3枚(トラ、レッサーパンダ、オオカミ、アザラシ)
・2タイル動物チップ:各3枚(サイ、ナマケモノ、アルパカ、ペンギン)
・1タイル動物チップ:各3枚(シマウマ、オウム、ヤマアラシ、フラミンゴ)
・ボーナスチップ(5・15ポイント各2枚、50・70・100ポイント各1枚)
・コイン:1コイン20枚、5・10・20コイン各10枚、50コイン5枚
・スコアマーカー:各2枚(4色)
・小屋チップ:3枚
・地形変更チップ:岩・森・水 各1枚
・柵チップ(通常柵37本、黒柵3本)
・ボード:メインボード1枚 スコアボード1枚 プレイボード4枚(4色)
・土地タイル(草原):ノーマル(5枚)、×2(1枚)、+2(1枚)、+1動物(1枚)、未来視(1枚)、地形変形3種(1各1枚)
・土地タイル(岩):ノーマル(5枚)、×2(1枚)、+2(1枚)、+1動物(1枚)、未来視(1枚)、柵(3枚)
・土地タイル(森):ノーマル(5枚)、×2(1枚)、+2(1枚)、+1動物(1枚)、未来視(1枚)、小屋(3枚)
・土地タイル(水):ノーマル(5枚)、×2(1枚)、+2(1枚)、+1動物(1枚)、未来視(1枚)、交換(3枚)
・プレイカード:4枚


およその箱サイズ(cm):19×26.5×4.5(たて×よこ×高さ)

ルール

動物を集めて、一番人気の動物園を作りましょう!

準備

動物チップをメインボードの決められた場所に置きます。(使用するチップの数は遊ぶ人数で異なります)

メインボードにボーナスチップを置きます。

各プレイヤーにそれぞれ5コインを2枚ずつ配ります。
各プレイヤーに、同じ色のプレイボード1枚とスコアマーカー2枚を配ります。

スコアボードの0点の位置にスコアマーカーを1個置きます。(50点を超えたら、もう一枚を使用します)
小屋チップ、地形変換チップをスコアボードの決められた場所に置きます。

TAKUMI ZOO-scoreboard

土地タイルはプレイ人数に関わらず、全て使用します。
裏向きにしてよくシャッフルし、山札にします。

ジャンケンなどでスタートプレイヤーを決め、時計回りにゲームを進めます。

遊び方

①~④の手順で手番をすすめます。(最初のターンのみ②から始めます)
この手順を12回繰り返します。

①動物園の収益を得る
自分の動物園に置いてある動物のポイントとボーナスポイントの合計を収益として、コインでもらいます。

②土地を広げる
山札から1枚土地タイルを引きます。
引いた土地タイルを自分のプレイボードに置きます。
1ラウンド目は必ず右下の角(道がつながっている所)に置きます。
つぎからは、タイルが必ず縦もしくは横につながっているように置きます。(ナナメはダメです)

TAKUMI ZOO-rule

③動物を戻す
動物をプレイボードからメインボードへ戻すと、動物に描かれているポイント分、スコアマーカーの得点を下げ、ポイント分のコインをもらいます。
1ターン毎に好きなだけ戻すことができます。

④動物を飼う
1ターン毎にメインボードにいる動物を1匹だけ飼うことができます。
メインボードの動物マスに書かれているポイント分のコインを支払います。
同粒はそれぞれ飼うために必要な場所と広さが決まっています。(プレイカード参照)

動物を置いたら、飼っているタイルを柵で囲います。

TAKUMI ZOO-mainboard

動物のポイント分、スコアマーカーを移動します。

通常の柵は自由に移動することができるため、柵を移動させてエリアを変えることで、よりポイントの高い動物を飼うことができます。

タイルの効果マークの説明

土地タイルの中には、特殊効果の付いたものがあります。

TAKUMI ZOO-mark


×2マーク:このタイル1枚で2枚分として使用できます。(通常の1枚としても使用できます)

+2マーク:スコアが2ポイント加点になります。

+1動物マーク:そのターンで動物を2匹飼うことができます。

未来視マーク:もう一枚タイルを引き、そのタイルは次のラウンドで使用します。

地形変換マーク:草原タイルにしかない効果で、草原を森、岩、水に変換できるものがあります。タイルを引いたターンに関わらず、いつでも変換できますが、一度変換すると元の草原には戻せません。

小屋マーク:森タイルにしかない効果です。小屋チップを1個とり、自分のプレイボードの好きなタイルの上に置きます。同じタイルの上にもう1匹飼える効果があります。(同じ種類・同じ色に限る)

TAKUMI ZOO-animalchip

黒柵マーク:岩タイルにしかない効果です。自分も含めた全員のプレイボードに置かれた柵を1本選び、黒柵に変更します。または黒柵を通常の柵に戻すことができます。黒柵は移動ができないため、邪魔になります。

TAKUMI ZOO-blackline

交換マーク:水タイルにしかない効果です。自分も含めたいずれかのプレイヤーの動物を飼っていないタイルとこのタイルを交換することができます。交換は、このタイルを引いたターンのみ行えます。


ゲームの終了

12ターン終わると全員のプレイボードがいっぱいになります。(土地タイルが12枚置かれた状態)

ポイント計算を行い、合計ポイントの高い人が勝者となります。
同点だった場合は、順番が後のプレイヤーが勝者となります。

ポイントは下記の得点の合計です。
・スコアボードの得点
・10コイン=1ポイント(端数は得点になりません)
・パンパンボーナス 5ポイント:タイル全てに動物が飼われている場合に得点!

5歳・7歳の様子

まずは特殊効果(タイルの効果マーク)は使用せずに、何度か遊びました。
シンプルにはなりますが、これだけでも十分楽しいです。

基本的には飼える時は飼った方がいいと思うんですよ。(その認識でいいのか、ご本人に確認はしていないのですが)
他の動物が欲しければ、戻せばお金もポイント分返ってくるし、動物園に動物がいれば収益もその分増えますから。

ということで、息子には飼えるものを都度レクチャー。
娘は理解したようで、常に何が飼えるかを自分で確認しながら遊んでいます。

基本的には、タイルを置いていき、そのタイルの組み合わせにあった動物を飼っていくので、ルールは簡単。

大人のお手伝いが必要なのは、ターン終了時のポイント計算とお金の受け渡しだけです。
もちろん、ポイント計算も動物を戻す都度、スコアマーカーを戻し、飼い足せばマーカーも増やしていれば、そんなに大変な計算ではありません。
つい、早く動物を配置したくて、パパっとやっちゃうから、ボード上の得点をターン終了時に計算して、スコアボードに置くことになってしまいます。

基本的には、動物のポイントは5刻みになっており、スコアボードも5で1段上にずれるだけなので、計算しやすくなっています。
3タイルの動物のみ8点なので、暗算の苦手な私はちょっとテンパります。

土地タイルを早く引きたいから、つい収益をもらい忘れちゃうんですよね。
そのため、銀行係は私のお仕事。
でも、お手伝いはこれだけ。あとは子供に任せても遊べます。

タイルは山札から1枚引くことになっていますが、我が家では、巾着から引いています。
息子がチラっと覗いているような、、、。
まぁ、欲しいタイルがわかっているということで、成長を称えて大目に見てあげています。
そろそろ、いい勝負をするようになったので、厳重注意かな。

最近では、特殊効果も使って遊ぶようになりました。
まだ慣れないので、効果を確認しながらではありますが、難易度はさほど変わらないと思います。
地形変換マークもしっかり使えています。
黒柵を置くのは、少し難しいようで、相手が次に何を狙っているかまでは考えが至っていないことが多いです。

特殊効果を使用しないと、ややめくり運が強くなります。
特殊効果があると、飼い損ねた土地に動物が飼えたり、土地タイルを交換できたり、1枚に2匹飼えたりとできることが増えていきます。
挽回もしやすくなるし、戦略が広がるので、より(大人が)楽しくなります。

もちろん、効果的に使用するのは、慣れや判断力が必要になるとは思いますが、子供たちは、自分の好きなように動物園を作っていくだけで楽しいようです。

むすめ 喋る S
むすめ
何がでるかな?ってめくるときがドキドキするよね。
パンダとかゾウが飼えると嬉しい!


むすこ 喋る S
むすこ
欲しいのこい!!ってめくるよ。
欲しかった動物とられちゃうと悔しいんだよ。


親目線のレビュー

これを一年生で作っちゃうって、本当にすごいなぁ。
アグリコラって5歳からできるゲームなんだ、、、。

子供は楽しそうに遊んでいるけど、かなり奥深いですよ。
毎ターンどこに置こうかって、うんうん悩んじゃいます。

最初のうちは、2コインとかしかもらえず、パンダとか飼えるようになるのかしら?と不安になります。
でも、ちゃんと動物を飼っていると、もらえるコインがどんどん増えていくんです。
むしろ、狙ってた通りに土地タイルがでなくて、思うように動物が飼えず貯まっちゃうくらい。

拡大再生産ですが、ちゃんと初手から動物が飼えるところが良いです。
まずはお金を貯めて、、、とかだと、子供は飽きてしまいがちですが、ちゃんと1マスでも動物が自分の所に来てくれる。
後半になってくると、2種類のタイルが2つずつ必要だったり、同じタイルが3つ必要だったりするので、思うようには飼えなくなりますが、序盤は毎ターンちゃんと動物が増えていくんです。
それにともなって、コインも増えていく。
前半はワクワクが続きます。後半はうなっちゃうんですけどね。

土地タイルが早々にそろっていたとしても、その時は資金不足でポイントの高い動物は飼えず。
そして、動物は1ターンで1匹しか飼えないので、お金がようやく貯まって飼うと、その時引いた土地タイルの動物は諦めなきゃいけなかったり。

3人で遊ぶとポイントの高い4種類は1枚ずつしかないので、早い者勝ちです。
飼えないと30点が10点になってしまうこともあり、大打撃です。

リンゴのボーナスポイントはすごく大きいです。
つい、次の大きさの動物に変えたくなっちゃうけれど、リンゴのボーナスが狙えるなら狙った方がいい!
狙って取れるものでもないんですけれどね。

後半は悩ましい展開の連続です。

ちゃんと計画を立てながらタイルを配置しないと、ポイントの高い動物は置けないし、でもめくり運もあるし、すごくバランスが良い!

絶妙な得点設定やボーナスも、何度も試しながら設定したんだろうな。
ほんとうにすごいなぁ。(ボキャブラリーなさすぎて、同じ事しか言えてない)

ゲームの終了も土地タイルを全員が12枚配置したらなので、毎回ゲーム時間は同じくらいです。
その点は、お風呂前に、、とか、寝る前に1回、、とか、どうしても時間を気にしちゃう親目線としては、すごくありがたい。

動物たちの絵が、これまた可愛い。温かみがある愛らしい子たち。
ゲームを作れるだけじゃなくて、絵も上手なのね!
みんな好きだけど、お気に入りはパンダとカバです。

TAKUMI ZOO-cuteanimals

ゲームの収納には、ダイソーの仕分けケースがぴったりです。

TAKUMI ZOO-case

わたし 喋る S
いかっぱ
何度遊んでも同じ展開にならないから、何度遊んでも楽しい!
絵がのほほんと可愛いから出来上がってく動物園が可愛いでいっぱい!


 

あのカタンのジュニア版です!
ずっと欲しかったカタンジュニアに日本語版が出たんです。

有名すぎるくらい有名なカタン。
娘の学童にもカタンはあるんですって!
でも、遊んでいるのは高学年のお兄さん、お姉さんとのことでした。
いつかはやってみたいカタンですが、交渉があり、じっくり遊ぶには小さい子には難しい。
娘も自分が遊べるカタンがあるって大喜び!

実際にカタンを遊んだことがない私ですが、どういったゲームになっているかご紹介します。

CATAN Junior-top

わたし 喋る S
いかっぱ
憧れのカタン。我が家でも遊べるジュニア版が出たとなればもちろん遊んじゃいます!
カタンで遊んだことないけれど、楽しめるかな?


【この記事でわかること】
・遊び方
・実際に遊んいる5歳児・7歳児の様子
・スピード感満載の拡大再生産だ!
・子供向けって単調だよね?


基本情報

対象年齢:6歳以上
対象人数:2~4人
プレイ時間の目安:30分
BGGの評価:CATAN Junior

内容物

・両面ゲームボード :1枚
・サイコロ:1個
・海賊キャンプ(各色7個):28個(予備あり)
・船(各色7個):28個(予備あり)
・クロウ船長:1個
・ココカード:16枚
・チップ(羊毛、木材、パイナップル、サーベル、ゴールド各18枚):90枚
・コスト表:4枚


およその箱サイズ(cm):29.7×29.7×7.2(たて×よこ×高さ)

ルール

準備

このゲームは、一番早く自分の7つの海賊キャンプをすべて建設した人が勝ちとなります。
キャンプを建設するためには、しげんが必要になります。
しげんを手に入れながら、海賊キャンプの建設を目指しましょう!

ゲームボードは両面となっており、遊ぶ人数により使用する面が異なります。
3~4人で遊ぶ場合は、オウムが4羽いる面、2日で遊ぶ場合は2羽いる面で遊びます。

CATAN Junior-gameboad

各プレイヤーは4色のオウムから1羽を選び、コスト表が描かれている面を見えるように自分の前に置きます。
2人で遊ぶ場合は、赤と紫のオウムを選びます。(2人用ボードが赤と紫のため)

各プレイヤーは自分の色の海賊キャンプ7個と船7個を取ります。

ボードには最初に置くべきキャンプの位置が2か所、船の場所が2か所、色で示されています。
各自、自分の色の所にキャンプと船を置きます。
残りのキャンプ5個と船5個は、ストックとして自分の前に置きます。

CATAN Junior-setting


クロウ船長をゲームボード上のお城に配置します。

16枚のココカードをよく混ぜ、ココの面を上にしてゲームボードの横に置いておきます。

各しげんチップをゲームボードの横に共通ストックとして置いておきます。

ゲームボード上の5つの救命浮き輪に、各1種類ずつしげんチップを置きます。

各プレイヤーは、共通ストックから木材とサーベルのチップを1枚ずつとります。

遊び方

一番若い人から順番にキャプテンをなって手番を行います。

自分の手番でできることは、以下の3つです。
1.サイコロを振ってしげんチップを取る

2.アクションをする(どれか/すべて)
 ・建設
 ・ココに助けを求める
 ・交換する
 これらのアクションは、しげんがあれば何回でも行えます。

3.キャプテンを左の人へ交代する

1.サイコロを振ってしげんチップを取る


サイコロの目が1~5のどれかだったら、サイコロの目と同じボード上の土地に海賊キャンプがあれば、キャンプ1個につき1個、土地の絵柄と同じしげんチップを共通ストックからもらえます。

このとき、もらえるのは海賊キャンプがあるプレイヤーのみのため、キャプテン(サイコロを振ったプレイヤー)がもらえないこともあります。

CATAN Junior-rule

サイコロの目が6であった場合、クロウ船長を追い払います。
クロウ船長はなんでも横取りしてしまうやっかいな船長です。
クロウ船長がいる土地は、サイコロの目と同じ土地に海賊キャンプがあるプレイヤーであっても、何ももらえません。

キャプテンはクロウ船長を必ず他の土地へ動かさなくてはなりません。
そして、追い払ったご褒美として、クロウ船長を動かした先の土地のしげんを共通ストックから2個もらえます。(この時は、他のプレイヤーは何ももらえまえません)

CATAN Junior-CaptenCrow

2.アクションをする(どれか/すべて)


しげんチップが集まったら海賊キャンプ、船を建設したり、ココに助けを求めたりすることができます。

必要なしげんは、コスト表に記載されています。

ただし、建設にはルールがあります。
海賊キャンプは自分の船のとなりにある空いている建設地のみに建設できます。
船は、自分の海賊キャンプのとなりにある空いている航路にのみ建設できます。

つまり、船と海賊キャンプは常に交互に連続して配置されなければいけません。
飛ばして配置したり、船どおし、キャンプどおしを隣り合って配置することはできません。

CATAN Junior-construction

ココに助けを求める場合は、必要なしげんを支払い、ココカードの山札から1枚引きます。
すぐにそれを公開して、そこに描かれていることを行います。

ココカードには、3種類のアクションがあります。

・「しげん」を得る(指定はされていますが、2種類各2個ずつ手に入ります)
・建設(海賊キャンプか船を1つ、無料ですぐに建設できます。ただし、建設のルールは守る必要があります)
・クロウ船長を追い払う(サイコロの6と同じアクションをします)

CATAN Junior-Cococard

また、ココカードを1番多く持っている人(最初は一番最初にココカードを引いた人)は、クロウ船長の城にキャンプが建設できます。
このとき、しげんは必要ありません。

ただし、誰かが同じ枚数のココカードを持った場合は、キャンプを戻さなくてはなりません。
そしてまた、一番多くココカードを持った人がキャンプを置きます。

CATAN Junior-Cocobornus

ココカードがなくなったら、もうだれも助けを求めることはできません。

しげんは交換して、欲しいしげんにすることができます。

救命浮き輪のチップは自分のチップと1対1で交換することができます。
ただし、これは1手番につき1回だけです。

CATAN Junior-floatring

なお、救命浮き輪のチップがすべて同じものになったら、これらのチップを共通ストックに戻し、再び5種類が1枚ずつになるように置きなおします。

また、自分の同じしげんチップ2個と共通ストックの別のチップ1枚と交換することもできます。
これは、1手番で何回でも行うことができます。

CATAN Junior-stock

ゲームの終了

誰かが自分の海賊キャンプ7つすべてを建設したら、すぐにゲームが終了し、そのプレイヤーの勝利となります。

5歳・7歳の様子

「カタンだ、カタンだ~」と大喜びの娘。
学童でもお兄さん、お姉さんには人気のようです。

ルールは、1回遊びながらの確認で、すぐに理解できました。
「サイコロを振った人がしげんを手に入れられるわけではない」というのが、ポイントですね。

3~4人用のゲームボードには、同じ数字の土地が2~3個あります。
そのため、誰のキャンプがあるかな?何個あるかな?と都度確認しながら、しげんを配布する必要があります。
我が家では、これは大人がやっています。

娘は、「木を3個ちょうだい。こことあっちで3個」とか教えてくれるので子供だけでも遊べそうです。
息子も同じように言ってくれますが、数え忘れているキャンプがあったり。
確認してあげる必要があります。

交換は、すごく利用しています。
浮き輪からは1回というのを忘れがちではありますが、浮き輪からは1対1、共通ストックからは2対1というルールは守れています。
ただ、基本的にアクションは何回でもできます。
そのため、後半は1手番が長くなりがち。
交換して、建設して、また交換してって。
1手番各1回までとしても良かったのでは?と思います。

子供向けのため、ほとんど攻撃要素はありませんが、クロウ船長を押し付けるところは、やや揉めがち。
欲しいしげんの所に置くのですが、同じしげんが取れる土地が2~3個はあるので、誰の海賊キャンプがある土地に置くかも選択肢に入ってきます。

当然、自分のキャンプがある場所は避けたい。

で、相手のキャンプがある土地に置くことになるから、ちと険悪モードになるんですよね。
さすがにこれでケンカにまではなりませんが、もうちょっと小さかったら拗ねてたかも。

で、お互いに忖度して、ママの土地に置くという。ひどいねぇ。

子供たちはココが大好き。
もう、ココに必要なしげんしか集めていません。
建設も全部ココ任せ。

地道に一つずつ建設している私が負けがちなので、やっぱりココカードは強いんだな。
なくなるまでは、取り合いに参加したほうがよさそうです。

海賊キャンプを建設するにあたり、1か所で3つの土地からしげんがもらえる場所があります。
当然、その場所を求めて船を置いていくのですが、娘は教えなくても気が付きました。

息子はわかっているのかいないのか。
自分の好きなように置いて楽しんでます。

むすめ 喋る S
むすめ
ココちゃんカード引くのが好き!
色々もらえるし、タダで作れたりするしさ。
カラスの船長を置かれるとイヤなんだよね~。


むすこ 喋る S
むすこ
ココちゃん大好きだから、ゴールドが欲しいんだよ。
カラスの船長置かないでね。
誰がどこに建てるかなってドキドキするよね。


親目線のレビュー

最初のうちは、しげんももらえたり、もらえなかったり。
もらえても1個とか。

それが、海賊キャンプが広がっていくと、どんどんもらえるようになります。

しげんが集まってくれば、また建設して。
後半に向けて、どんどん加速していくのがわかります。
これぞ、拡大再生産!

アクションを何回でもしていいため、後半はやや1手番が長くはなりますが、ゲームのスピード感はかなりあります。
相手も、船、海賊キャンプを建設していくので、思ったように広げられなかったり。

3人でしか遊んだことはありせんが、4人のほうがより熾烈になりそうです。
両サイドから建設されてしまったら、広げられなくなってしまうのでヒヤヒヤです。

カタンといえば交渉ですが、こちらも上級ルールに交渉はあります。
とはいえ、救命浮き輪からの交換や、共通ストックからの交換と交換が充実しているので、あまり必要ないかもしれません。
もっとゲームスピードが加速しそうではありますが、導入してみるのも楽しそうですね。

ちなみに、上級ルールとは、交渉の追加だけです。

しげんの獲得はサイコロの目に左右されますが、交換もできるので、わりとサクサク建設できます。
子供が飽きない、ちゃんと目指せる難易度なのがいいですね。

サーベル、ゴールドは手に入れにくいしげんの設定となっている思いますが、クロウ船長を追いやったり、交換したりで案外集まります。
あんまり、貴重っていう感覚ないですね。

海賊キャンプの建設より、ココカード獲得を目指す子供の気持ちもわかります。
狙った効果のカードがでるとは限りませんが、マイナスなことは起こらないココカードは強すぎです。

子供たちはココカード一択なので、やることは単調っぽくはなるのですが、あんまり気にならないかな。
私も相手の建設する場所によって、自分のキャンプをどこに置くか変わっていくので、単調とは感じません。

スピード感があるので、毎手番が無駄にできず「どうしよっかな?どうしよっかな?」と常に考えています。
単純ではありますが、単調ではないですよ。

ゲーム時間に対する楽しさという面では、かなり優秀だと思います。
いくらココカードを使うとしても、ちゃんと計画を立てて船や海賊キャンプを置いていかないと、無駄が多くなってしまします。
6歳くらいの子が、しっかり考えて、でも運要素も大きくて、子供向けゲームとしてよくできていると思います。
大人もしっかり楽しめます。

でもまぁ、お手軽で楽しいけど、奥深さはないので、大人だけならきっと通常カタンなのでしょう。

難点としては、仕分けの袋がついていないことかな。
箱に仕切りはあるので、分けてしまえるけれど、しげんチップは薄いから下から仕切りを超えちゃう。
100均の小さいタッパが、便利でしたよ。

CATAN Junior-insert


わたし 喋る S
いかっぱ
カタンを味わえたかな?
いつかカタンを家族でやりたい!
そのステップとしては、すごくいいと思う。

 

このページのトップヘ