ケーキの切り分けがゲームになった!
切った人が最後に取るっていうのは、ゲームの世界でも一緒です。
もう美味しそうなケーキがいっぱいの、お腹もいっぱいになりそうなゲームです。
ずっとずっと欲しかったゲームですが、まだまだ一緒には遊べないかなぁと我慢していました。
そんな中、出会ってしまった旧版。
ピンクの箱とカードの厚さに惹かれて、これも運命と買ってしまいました。
現在販売中のものは、もっと小箱でシックなデザインですよ。


いかっぱ
映えゲームといえば、こちらのゲーム!
全部食べたくなっちゃうくらい綺麗なケーキカード。
ゲームも簡単みたいだし、子供とも遊べちゃうかな?
対象人数:2~5人
プレイ時間の目安:25分
BGGの評価:Piece o' Cake
およその箱サイズ(cm):16.5×16.5×5.5(たて×よこ×高さ)※旧版です。
57枚のケーキタイルを裏にしてよく混ぜ、11枚ずつの5つの伏せたタイルの山を5つ作ります。
残った2枚は使用しないので、脇に避けておきます。

切り分け役(スタートプレイヤー)を適当な方法で決めます。
遊び方
このときタイルの山の順番を変えずにケーキを作らなくてはなりません。
その後で、プレイヤー人数分にこのケーキを分割します。
この時、タイルを置き換えて順番を変えることは出来ません。
タイル枚数を同じにする必要はありません。
また、プレイ人数分以下に切り分けることもできます。
2人でプレイする場合は、4つに切り分け、これを交互に獲得します。

手番になったら、次の2つのどちらか一つを行います。
・切り分けられたケーキのうち1セットを選んで取り、食べるか残すかする。
・切り分けられたケーキをとる代わりに、以前のラウンドで残したケーキを食べる。
切り分けられたケーキを取った場合には、直ちにタイルごと食べるか残すかを決めなければなりません。
食べたケーキはそのタイルに描かれたホイップクリームの数だけポイントとなります。
残しておいたタイルも、以降のラウンドでケーキを取らなかった場合に食べることができます。
ゲームが終わったときに、それぞれのケーキの種類に対して一番多く残しているプレイヤーだけがボーナスポイントを獲得できます。

ケーキを切り分けたプレイヤーが最後に手番を行います。
ケーキが残った場合には、それらのタイルはゲームから取り除かれます。
切り分け役の左隣のプレイヤーが新たな切り分け役となって、ゲームを続けます。
ゲームの終了 5つ目のケーキが切り分けられ、その後、全てのプレイヤーが手番を行ったらゲーム終了です。
得点計算
それぞれのケーキごとに最も多くの枚数を残しているプレイヤーが、そのケーキに描かれている数字と同じポイントを獲得します。
なお、この数字はこのゲームに含まれるケーキの枚数とも同じです。
最も多く残しているプレイヤーが複数いる場合にも、それらのプレイヤーすべてがそのケーキに描かれている数字と同じポイントを獲得できます。


最も多くポイントを獲得したプレイヤーの勝利です。
でも、他のプレイヤーが有利にならないように切り分けたり、より高得点になるように食べる選択をしたりと、計算は必要だし、相手の状況をしっかり把握する必要があります。
遊んでみたら、一応これは集めたいから食べずにとっておこう、これは食べちゃおうとか考えていました。
でも、それが戦略的に正しい選択だったかといえば、そうでもないような気がしますね。
このゲームを本気で戦略的に遊ぶのは、大人でも難しいので、なんとなくフィーリングで正解なのかもしれません。
そういった意味では、ゲーム自体を楽しめていますし、ケーキを分ける時も「ここで切っちゃうと、ママが特になっちゃうからぁ」とか考えて分けています。
気楽に遊ぶゲームとしては、子供たちと互角の勝負をしていますし、一緒に楽しめています。

むすめ
切る時にさ、自分が欲しいケーキだけを小さいかたまりにして、他のを大きくしてあげれば、他の人はそれ取るかなとか考えるのが楽しい。
あと、ホイップとかのルールもあって、考えちゃうよね。

むすこ
このあたりのケーキ欲しいな~って思ってたら、別々に分けられちゃって「ぎゃ~」って思うのが楽しいよね。
あと、ケーキのさきっちょも少し丸まってます。
ずっと眺めていたくなるような美しい美味しそうなカード。
ゲームのほうは見た目に反してシビアで、ちゃんと計算しなくてはなりません。
3つしかないプラムのケーキを2個手に入れた時は、過半数に達したのは確実なので食べずに取っておけば3点獲得できます。
でも、さらに高得点にすることもできます。
もっとも多くのプラムケーキを持っているプレイヤーが得点を獲得できますが、同じ枚数のプレイヤーがいた場合、全てのプレイヤーに得点が入ります。
そのため、1枚食べるとホイップの数1点がさらに得点になります。
また、11枚あるチョコレートケーキは、1枚にホイップが3個もあります。
最大枚数を手に入れ11点を得点するよりも、4枚食べればそれだけで12点とより高得点になります。
一度手元に表向きにおいてしまったケーキは、まず食べれないと思っていいと思います。
食べるためには、ケーキの獲得が1ターン分できなくなってしまいます。
チョコレートケーキを4枚以上集まっているのに、もう勝ち目がない!ってときぐらいでしょうか。
しかも場に出てるケーキでは、大した点数にならないとき。
よほどホイップクリームの点数が大きいときの選択ですね。
この辺りの計算は、子供だけでなく、大人であっても初めてでは気が付かないこともあるでしょう。
ルール上では、プレイ人数以下に切り分けることもできるのですが、切り分け役が一番最後に取るので、自分はまず取れないんですよね。
やるメリットがわからないし、色んなプレイ動画をみても、プレイ人数に切り分けていますね。
相手の集めているケーキは公開情報なので、ゲーム後半に向かってマジョリティ争いが加速していきます。
また、過半数を取れるかの判断も誰が何を食べたかをカウントしておかないとできないので、記憶力も必要。
ルールは簡単なので気楽に遊べると思いきや、なかなかシビアなゲームです。

いかっぱ
思っていた以上にシビアで悩ましかった。
子供と対等に遊ぶには、8歳でギリギリかなぁ。
でもなにより、見た目が最高!

切った人が最後に取るっていうのは、ゲームの世界でも一緒です。
もう美味しそうなケーキがいっぱいの、お腹もいっぱいになりそうなゲームです。
ずっとずっと欲しかったゲームですが、まだまだ一緒には遊べないかなぁと我慢していました。
そんな中、出会ってしまった旧版。
ピンクの箱とカードの厚さに惹かれて、これも運命と買ってしまいました。
現在販売中のものは、もっと小箱でシックなデザインですよ。


全部食べたくなっちゃうくらい綺麗なケーキカード。
ゲームも簡単みたいだし、子供とも遊べちゃうかな?
【この記事でわかること】
・遊び方
・実際に遊んいる7歳・9歳の様子
・美味しそうなカードに反して、ゲームはなかなかシビア
・遊び方
・実際に遊んいる7歳・9歳の様子
・美味しそうなカードに反して、ゲームはなかなかシビア
基本情報
対象年齢:8歳以上対象人数:2~5人
プレイ時間の目安:25分
BGGの評価:Piece o' Cake
内容物
・ケーキタイル 57枚
(プラム:3枚、アプリコット:4枚、チェリー:5枚、ブラックベリー:7枚、キウイ:8枚、グズベリー:9枚、イチゴ:10枚、チョコレート:11枚)
ルール
準備57枚のケーキタイルを裏にしてよく混ぜ、11枚ずつの5つの伏せたタイルの山を5つ作ります。
残った2枚は使用しないので、脇に避けておきます。

切り分け役(スタートプレイヤー)を適当な方法で決めます。
遊び方
ケーキの切り分け
切り分け役が、11枚のケーキタイルの山を1つ取り、表にして丸いケーキを作ります。このときタイルの山の順番を変えずにケーキを作らなくてはなりません。
その後で、プレイヤー人数分にこのケーキを分割します。
この時、タイルを置き換えて順番を変えることは出来ません。
タイル枚数を同じにする必要はありません。
また、プレイ人数分以下に切り分けることもできます。
2人でプレイする場合は、4つに切り分け、これを交互に獲得します。

ケーキの獲得
切り分け役の左隣のプレイヤーから時計回りの順番で、一度ずつ手番を行います。手番になったら、次の2つのどちらか一つを行います。
・切り分けられたケーキのうち1セットを選んで取り、食べるか残すかする。
・切り分けられたケーキをとる代わりに、以前のラウンドで残したケーキを食べる。
切り分けられたケーキを取った場合には、直ちにタイルごと食べるか残すかを決めなければなりません。
ケーキを食べる
食べることに決めたタイルは裏にして自分の前に置いておきます。食べたケーキはそのタイルに描かれたホイップクリームの数だけポイントとなります。
残しておく
残しておくと決めたタイルは、表にして自分の前に並べておきます。残しておいたタイルも、以降のラウンドでケーキを取らなかった場合に食べることができます。
ゲームが終わったときに、それぞれのケーキの種類に対して一番多く残しているプレイヤーだけがボーナスポイントを獲得できます。

ケーキをとらなかった場合
ケーキを取らなかった場合、自分が残してある種類のケーキを1種類選び、それを食べることができます。ケーキを切り分けたプレイヤーが最後に手番を行います。
ケーキが残った場合には、それらのタイルはゲームから取り除かれます。
切り分け役の左隣のプレイヤーが新たな切り分け役となって、ゲームを続けます。
ゲームの終了 5つ目のケーキが切り分けられ、その後、全てのプレイヤーが手番を行ったらゲーム終了です。
得点計算
残しておいたケーキ
それぞれのケーキごとに、各プレイヤーは、残してあるケーキの枚数を比べます。それぞれのケーキごとに最も多くの枚数を残しているプレイヤーが、そのケーキに描かれている数字と同じポイントを獲得します。
なお、この数字はこのゲームに含まれるケーキの枚数とも同じです。
最も多く残しているプレイヤーが複数いる場合にも、それらのプレイヤーすべてがそのケーキに描かれている数字と同じポイントを獲得できます。

食べたケーキ
食べて裏にしたケーキは、ケーキごとにそこに描かれているホイップクリームの数と同じポイントを獲得します。
最も多くポイントを獲得したプレイヤーの勝利です。
7歳・9歳の様子
ルールは切り分けられたケーキを選んで、食べるか取っておくかを決めるだけなので、とっても簡単。でも、他のプレイヤーが有利にならないように切り分けたり、より高得点になるように食べる選択をしたりと、計算は必要だし、相手の状況をしっかり把握する必要があります。
遊んでみたら、一応これは集めたいから食べずにとっておこう、これは食べちゃおうとか考えていました。
でも、それが戦略的に正しい選択だったかといえば、そうでもないような気がしますね。
このゲームを本気で戦略的に遊ぶのは、大人でも難しいので、なんとなくフィーリングで正解なのかもしれません。
そういった意味では、ゲーム自体を楽しめていますし、ケーキを分ける時も「ここで切っちゃうと、ママが特になっちゃうからぁ」とか考えて分けています。
気楽に遊ぶゲームとしては、子供たちと互角の勝負をしていますし、一緒に楽しめています。

あと、ホイップとかのルールもあって、考えちゃうよね。

親目線のレビュー
我が家のゲームは旧版なので、現在のものは手元にはないのですが、旧版のほうが、どうやらケーキカードが分厚いようです。あと、ケーキのさきっちょも少し丸まってます。
ずっと眺めていたくなるような美しい美味しそうなカード。
ゲームのほうは見た目に反してシビアで、ちゃんと計算しなくてはなりません。
3つしかないプラムのケーキを2個手に入れた時は、過半数に達したのは確実なので食べずに取っておけば3点獲得できます。
でも、さらに高得点にすることもできます。
もっとも多くのプラムケーキを持っているプレイヤーが得点を獲得できますが、同じ枚数のプレイヤーがいた場合、全てのプレイヤーに得点が入ります。
そのため、1枚食べるとホイップの数1点がさらに得点になります。
また、11枚あるチョコレートケーキは、1枚にホイップが3個もあります。
最大枚数を手に入れ11点を得点するよりも、4枚食べればそれだけで12点とより高得点になります。
一度手元に表向きにおいてしまったケーキは、まず食べれないと思っていいと思います。
食べるためには、ケーキの獲得が1ターン分できなくなってしまいます。
チョコレートケーキを4枚以上集まっているのに、もう勝ち目がない!ってときぐらいでしょうか。
しかも場に出てるケーキでは、大した点数にならないとき。
よほどホイップクリームの点数が大きいときの選択ですね。
この辺りの計算は、子供だけでなく、大人であっても初めてでは気が付かないこともあるでしょう。
ルール上では、プレイ人数以下に切り分けることもできるのですが、切り分け役が一番最後に取るので、自分はまず取れないんですよね。
やるメリットがわからないし、色んなプレイ動画をみても、プレイ人数に切り分けていますね。
相手の集めているケーキは公開情報なので、ゲーム後半に向かってマジョリティ争いが加速していきます。
また、過半数を取れるかの判断も誰が何を食べたかをカウントしておかないとできないので、記憶力も必要。
ルールは簡単なので気楽に遊べると思いきや、なかなかシビアなゲームです。

子供と対等に遊ぶには、8歳でギリギリかなぁ。
でもなにより、見た目が最高!

