ダイソーの2人用アブストラクトゲーム。
もちろん110円です!
4歳息子にはさすがにまだ遊べないので、6歳娘(夫のヘルプ付き)と遊びました。

2nd Best-top

わたし 喋る S
いかっぱ
このゲーム、ちゃんと製品版があるんです。
それをダイソーで売っちゃっていいの??


【この記事でわかること】
・遊び方
・思考力 問題解決力が育つ その理由も説明
・実際に遊んいる6歳児の様子
・親も一緒に楽しい!手加減なしな理由

基本情報

対象年齢:6歳以上
対象人数:2人
プレイ時間の目安:5~15分

内容物(ダイソー版)

タイルボード:1枚
丸タイル:16枚(黒8枚、白8枚)
説明書:1枚

およその箱サイズ(cm):9.5×10.5×2(たて×よこ×高さ)

ルール

勝利条件

下記、いずれかを満たしたプレイヤーの勝利

・4つの連続したマスの一番上が自分の駒である
・1つのマスに自分の駒が3つ重なっている
・相手が駒を移動できなくなる

2nd Best-win


遊び方

交互に自分の駒を1つ任意のマスの上に置く
(駒は最大3段まで積める)

置く駒が手元にない場合は、盤上の一番上の自分の駒を1つ、隣か対岸に移動する
(移動後も最大3段まで)

相手の手に対して「セカンドベスト!」の宣言を相手のターン毎に1回までしてもよい
(ゲーム中何度でも使用できる)

2nd Best-rule

「セカンドベスト!」の宣言をされたプレイヤーは、別の手を選択し直さなければならない

「セカンドベスト!」の宣言を受けて駒を置き終わるか、駒を置き終わりセカンドベスト宣言がないことを確認できたら、相手のターンに移る

特殊な状況

移動の結果。両者が同時に勝利条件を満たした場合、その移動をしたプレイヤーの勝利になる

主な知育要素


・思考力
・問題解決力

どこに置けば自分が有利になるか、次の相手の手番で負けることはないか、色々なパターンを考えて、駒を配置します。
最善手が置けない前提で、考えることも大切です。

せっかく勝ち筋が見えても、「セカンドベスト!」されてしまうと置けなくなってしまいます。
いまので勝てたのに!と思うことばかりですが、それがこのゲームの面白いところ。
次の手段を考え、作戦を練ります。

6歳の様子

6歳からとなっているとおり、ルール自体の理解は6歳で十分できます。
しかし、相手の数手先、自分の数手先も考えながら駒を動かす必要があるため、大人と6歳では勝負になりません。

ただし、こういったアブストラクトゲームで子供がよく言う「今のなかったことにして」が、ルール上できるので、遊びやすい点もあります。

でも、6歳ができる「セカンドベスト!」はこの防御だけ。
攻撃手段の「セカンドベスト!」としては、活用できません。

私がアブストラクトゲーム苦手なので、最善手をうっかり見逃すと、セカンドベスト!合戦になり、ゲームが収束しにくくなります。

むすめ 喋る S
むすめ
楽しいけど難しいね。
いつセカンドベスト!っていうか悩んじゃうよ


親目線のレビュー

2人用のアブストラクトゲームのため、我が家では普段、選ばないゲームです。
しかし、なんと110円。
試しにやってみるだけでもいいやと思って購入しました。
が、はまりましたね~。
アブストラクトゲームのため、好みや得手不得手はあると思いますが、面白いです。

このゲームの最大の特徴が、相手の手番に「セカンドベスト!」と宣言することで、相手に別の手を選択させることです。
しかも、この「セカンドベスト!」は各ターン1度だけですが、ゲーム中何度でも宣言出来ます。

最初イメージしてたのは、しまった!負けるって時に「セカンドベスト!」で逃げ切るための宣言でした。

しかし遊んでみると、そんな単純なものではないことに気がつきました。

このゲームの面白さがより出てくるのが、駒を8個置ききった後。
動かせる駒が限られてきて、そもそも手番でできる手段が2パターン程度になってきます。
そんな時にセカンドベストを宣言することで、相手の手番によって自分の勝利条件に導くことが出来るのです。

セカンドベストの宣言は、防御だけでなく、攻撃にもなるんです。

何度か遊びましたが、勝ち筋がまだわかりません。
すごく考える面白いゲームです。


おっと 喋る S
おっと
え?豪華版もあるの?このゲームはそれ買わなきゃね。
ほんと面白いよ。


けっこうな価格差なので、みんなダイソーで済ませてしまうのではと思っていましたが、とても良い戦略のようです。

ダイソー版でも同じように楽しめますが、やはり駒をがスポンジですし、ボードも小さいので、ズレてしまったり、重ねずらかったりしました。
興奮すると鼻息でスポンジ飛びます。

お家で遊ぶには、素敵な木のボードがいいですね。旅行とかに持って行くのは、ダイソー版。
ダイソー版だって、厚紙ながら、ボードのデザインは素敵ですよ。

我が家では、両方必要という結果になりました。

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