またしても、子供が好きなテーマです。
負けたときのもらえるトークンも、まんまです。
そして、毎ターン「うんち」と言います。
部屋の真ん中で見つかった大きなうんち。
「誰よこんなとこにしたの!私じゃないわよ、あなたの〇〇でしょ!」
って罪をなすりつけて、切り抜けるゲームです。

っていうと、完全にネタ的なパーティーゲームと思いきや、記憶力が試されるゲームです。
罪を擦り付けるはずが、そんな相手が実はいなかったら?自分のせいになってしまう!
スピード勝負でわちゃわちゃしてるのに、記憶力が重要!

Who Did It?-top


わたし 喋る S
いかっぱ
スピード勝負のゲームはどうしても年齢差がでがち。
子供が好きそうなテーマではあるけれど、一緒に遊べるかな?


【この記事でわかること】
・遊び方
・実際に遊んいる4歳児・6歳児の様子
・スピード勝負じゃない!これは記憶ゲームだ!

基本情報

対象年齢:6歳以上
対象人数:3~6人
プレイ時間の目安:15分
BGGの評価:Who Did It?

内容物

・いろんなペットのカード(6種類が6枚ずつ):36枚
・うんちップ:13枚


およその箱サイズ(cm):12×8×4(たて×よこ×高さ)

ルール

準備

全員が色を1つ選び、その色のカード6枚を手札として持ちます。
使わない色のカードは箱にしまいます。

遊び方

一番年下の人からゲームを始めます。
この人は自分の手札のペットカードから1枚を選び、テーブル中央に出します。

その時、他のペットのせいにするために、ペットの種類を言います。
たとえば、出したカードがカメで、 ハムスターのせいにしたい場合、次のように言います。
「ここでうんちをしたのは、 ぼくのカメじゃないよ。誰かのハムスターだよ!」

Who Did It?-start

他の人は全員、 自分のハムスターの疑いを晴らすために、 手札からハムスターを探し、テーブルに出されているカードの上に、いち早く出さなければなりません。
いち早く出せた人だけが自分のペットにかけられた疑いを晴らすことができます。
(遅かった人は、手札からカードを出していたとしても戻さなければなりません)

いち早く出せた人は、自分のペットの疑いを晴らし、他のペットのせいにするために、また動物の種類を言います。

Who Did It?-rule

たとえば、下のように言います。
「ここでうんちをしたのは、わたしのハムスターじゃないよ。誰かの魚だよ!」

他の人は全員、今度は急いで手札から魚を探します。 そして、同様にいち早くカードを出し、また他のペットのせいにします。

今、疑いを晴らしたペットと同じ種類の動物のせいにすることもできます。
例:「ここでうんちをしたのはわたしのネコじゃないよ。誰かのネコがしたと思う!」

大事なこと:


他のペットのせいにした人は、 自分でそのペットのカードを出すことはできません。 (同じ人が続けてカードを出すことはありません)

こうして、本当にうんちをしたペットが明らかになるまで同様に続けます。
手札をすべて出すことができたプレイヤーは、このラウンド、ゲームから抜けます。
ただし、最後の手札を出したときも、他のペットのせいにしなくてはなりません。
手札の残っている人だけでラウンドを続けます。

ラウンドの終わり


あるプレイヤーが、他の誰かのペットのせいにしようとして失敗した時、ラウンド終了となります。
うんちをした犯人確定です!

失敗には2種類あります。

①他のペットのせいにしようとしたのに、誰もその種類のカードを持っていなかった!
罪の擦り付け失敗です。
(念のため、全員が手札カードを見せ、確認してください)

Who Did It?-looser

②手札を持っているプレイヤーが1人だけになってしまった。
もはや罪を擦り付ける相手がいないので、失敗です。

どちらの場合も、「負けプレイヤー」は、うんちップを1枚受け取ります。
そして再び手札を持ち直して新しいラウンドを始めます。
うんちップを受け取ったプレイヤーから始めてください。

Who Did It?-poochip

ゲームの終了

誰かがうんちップを3枚受け取ってしまったら、ゲームは終わりです。

持っているうんちップが一番少ないプレイヤーの勝ちです。
何人かのプレイヤーが同じ枚数で一番少なかったら、そのプレイヤーたち全員の勝ちです!

4歳・6歳の様子

まぁ、まずはうんちップで遊びますよね。
予想通りです。

そして、「どんなゲームなの?」「遊びたい!!!」と食いつき抜群!
テーマもとっても説明しやすいです。
ペットのいない我が家では、部屋の真ん中にうんちがあるっていう状況は遭遇したことがないですが。

ルールはとっても簡単なので、4歳息子もすぐに理解できました。
問題は、スピード勝負。

スピード勝負は、やっぱり4歳と6歳の年の差は大きい!
おばけキャッチジュニアでも勝負にならなかったけれど、これも同様。

一緒に遊べなかったおばけキャッチジュニアのレビューはこちら


でも、この、うんちしたのだあれ?はスピード勝負だけじゃないから大丈夫。
みんなが出し切ってくると、スピードが関係なくなり、彼の手札も減っていきます。
息子さえ失敗しなければ、結局みんな手札は2枚程度までに減っていきます。

そうなれば、息子もスピード勝負に互角に参加できますし、そもそも、そうなってくるとスピードよりも記憶力勝負になっていきます。

ということで、4歳息子も一緒に楽しめました!!

でもね、ハムスターって言えなくて、ネズミだったり。
まぁ、いいんだけど、一瞬判断が鈍ります(笑)
魚も金魚だったり、オウムも鳥さんだったり。
遊ぶ前に統一しておいたほうがいいですね。
公式には、ウサギ、カメ、オウム、ネコ、ハムスター、魚ですが、子供の言いやすい名前にするのがいいですよ。

あとは、手札に残っているペットの名前を言いがちですね。
自分が持っていないものも相手は持っている可能性があるのに、そこに気が付かないようです。

カードスタンドはあったほうがいいような気もしますが、興奮して早出しすると、倒してしまうことが多いです。
手札として持っていても、1枚だすときに、慌てているので数枚飛んでいったりしています。
手札がバレると興ざめなので、こぼれちゃったときは見ないように、ぱっと目を背けています。
見えちゃうことももちろんあるんですが、そんなチートしても記憶力は子供に勝てないのが悲しい。
そのあたりが、6歳からとなっている理由かなと思っています。

大盛り上がりして、大興奮するから、寝る前はオススメできません。
子供たちの目がギラギラ。
なんなら、息上がってます。

むすめ 喋る S
むすめ
何持ってるかなって考えながら出すのが楽しい!
出すときドキドキするよ。


むすこ 喋る S
むすこ
もうこれは出ちゃったかな~、まだかな?って考えるよ。
持ってないってなるとびっくりだよ!


親目線のレビュー

記憶力はやはり子供が強い!
子供はすいすい罪を擦り付けてくるのに、私は毎回「カメはでたはず、、、。ウサギは?あれ、ネコってでたっけ?」とかすかな記憶頼りです。
それを何ラウンドか繰り返すんですもの、もはや勘です。

「ママのウサギじゃないよ!誰かのネコだよ!!」って宣言して、シーンとなる恐怖。
ほんっとうに怖い!宣言するときの緊張感はんぱないです。
そして、渡されるうんちっプと湧き上がる大爆笑。
盛り上がりますね~。

カードの絵柄もとっても魅力的。
それぞれのペットのキャラクターがとっても可愛いです。
カメやオウムは焦ってるし、ウサギやねこは申し訳なさそうにしてるし、魚は余裕ぶってるし、ハムスターはあざとい。
魚はピノキオにでてくるクレオに似てる~。

我が家では3~4人で遊びますので、大人数で遊んだことはありません。
やっぱり、3人より4人のほうが面白いですね!
カオス度が増します。
大人数で遊んでみたいな。

わたし 喋る S
いかっぱ
楽しい!!
大盛り上がりなのに、しっかり悩ましい!
我が家にあるゲームで、一番緊張感あるゲームかも。
うんちってずっと言ってるけど。