みんなで協力してレバーを握り、勇敢な転がる騎士を目的地まで導きます。
でも、その道中には、悪党がいたり、ダイナマイトが置いてあったりと危険がいっぱい。
様々な罠を避けながら、光の道をたどり勝利をめざしましょう!
思うように転がっていかない騎士をみんなで協力しながら動かしていくボードゲームです。

子供ウケは最高!
でも、子供向けとは言えない難易度に大人も真剣になっちゃう。
そんな、みんなでわいわい大騒ぎできるスライドクエストのレビューです。
入学前の幼児も一緒に親子で遊べるボードゲームをお探しの方は、ぜひ参考にしてみてください!

SlideQuest-top

わたし 喋る S
いかっぱ
こういうアクションゲームって子供ウケは間違いないんだけれど、長く遊べるのかしら?
大人も退屈しないで遊べるかな?


【この記事でわかること】
・遊び方
・実際に遊んいる6歳・8歳の様子の様子
・ルール無視?とにかくゴールを目指すことに夢中!

基本情報

対象年齢:7歳以上
対象人数:1~4人
プレイ時間の目安:15~45分
BGGの評価:Slide Quest

内容物

・トラップトレイ 1つ
・レバー 4本
・マップ 20枚
・転がる騎士 1個
・障害物 8個(アーチ、大きい柵、小さい柵、大岩 各2個)
・罠 9個(ダイナマイト4個、1~4番の番兵4個、悪党1個)
・ライフカウンター 1枚
・ハートマーカー 1個
・セーブ装置 1個

およその箱サイズ(cm):26.5×26.5×6(たて×よこ×高さ)

ルール

準備

下箱から仕切りを取り出し、4本のレバーを下箱の4つのくぼみにはめます。
トラップトレイを4本のレバーの上に置きます。

SlideQuest-box

ゲームモードを選びます。
選んだワールドの最初のマップをトラップトレイの上に置きます。
マップ上に示されている内容物をセットし、スタート地点(そのマップの番号が書かれているところ)に転がる騎士を置きます。

3つの難易度レベルのうち1つを選び、ライフカウンター上の対応するスペースにハートマーカーを置きます。

ゲームモード

小さな冒険

1つのワールドには、5つのマップがあります。
1つのワールドを最後まで無事に旅ができるように騎士を助けなければなりません。
ワールドは番号が上がるほど難易度も高くなります。
1つのワールドを達成できた場合、ライフをリセットして次のワールドに進むもしくは、同じワールドを繰り返すことができます。

沿岸(裏面は緑):1~5のマップ
山岳(裏面は青):6~10のマップ
城の周辺(裏面は赤):11~15のマップ
城(裏面は茶色):16~20のマップ

大冒険

1~20のすべてのマップをクリアしなくてはなりません。
ゲームを中断する場合は、セーブ装置を使うことができます。

遊び方

プレイヤーは担当するレバーを決めます。

次のマップに進むには、騎士は現在のマップの任務を達成しなくてはなりません。

任務の種類

簡単な道:穴に落ちずに光の道をたどります。外れた場合は、外れた場所に戻らなければなりません。
ダイナマイトがある道:穴に落ちずに、そしてダイナマイトを倒さずに光の道をたどります。
番兵:番兵を罠に押して落とします。
番号付きの番兵:各番兵を対応する番号の罠に押して落とします。
悪党:すべての番兵を罠に押して落とし、そのあとに悪党を対応する色の罠に押して落とします。
爆破:2つのマップ(10、20)では、プレイヤーは特殊な方法でダイナマイトを使用します。
SlideQuest-rule

SlideQuest-dinamite

SlideQuest-enemy

ライフの設定

ライフカウンター上のハートマーカーを置く位置によって、難易度を選択することができます。

簡単:5の位置にハートマーカーを置き、最大で8まで増やすことができます。
普通:4の位置にハートマーカーを置き、最大で6まで増やすことができます。
難しい:3の位置にハートマーカーを置き、最大で4まで増やすことができます。

ライフを失う

以下の状態になったとき、騎士はライフを1個失います。
・騎士が穴に落ちた
・ダイナマイトを倒した、もしくはダイナマイトを穴に落とした
・番兵や悪党を間違った穴に落とした
・すべての番兵を穴に落とす前に、悪党を正しい穴に落とした
・騎士がひっくり返った
・騎士が押していないのに番兵か悪党が罠に落ちた

ライフを得る

特定のマップでは、マップ上にハートシンボルがあります。
このシンボルに達した場合に1ライフを得ることができます。

ゲームのセーブ

到達したマップの番号と残りのライフをセーブ装置で記録することができます。
SlideQuest-saveboard

ゲームの終了

ライフカウンター上で、最低1ライフを残して、選んだゲームモードの最後のマップをクリアした場合、プレイヤーの勝利です。

ライフが0になった場合、ゲームオーバーです。

6歳・8歳の様子

予想はしていましたが、息子がドはまり。
夢中になって遊んでいます。

遊ぶうちに、「ちょっとかして!」とレバーを全て自分で操るようになります。
夢中になりすぎて、協力ゲームですらなくなる、、、。
あぁ、こっちに傾けたいからレバー押さないで~ってなるので、気持ちはすごくわかります。

結局、ず~っと様々マップを1人でやり続けています。
ライフに関しては、難しいマップになると、あっという間に0になってしまいます。
本来であれば、最初からやり直しですが、まったく先に進めないので、0になってもやり続けています。
とにかく、クリアすること!を目標に、真剣に遊んでいます。

傾ける方向と騎士が進む方向の関係性について、理解して身に着け、細かくコントロールできるようになっています。

娘も一緒に遊びはしましたが、息子ほど夢中にはなっていないようです。
むしろ、息子の勢いにレバーを譲ってあげており、最初の数マップしか遊んでいないですね。

何度も繰り返して遊ぶようなゲームではないのですが、なにかと引っ張り出してきては遊んでいます。
ゲームというより、息子にとってはおもちゃの一つって感じですね。

あとこの転がる騎士。
おもちゃとして色々な場面で活躍しています。
積み木の城を駆け下りたり、ウルトラマンの仲間となり、特攻隊長したりしています。
ベッポと一緒になって、吹っ飛んだりもしていますね。

むすめ 喋る S
むすめ
障害物が邪魔で難しいんだよね。
避けてたりすると、穴に落ちちゃうんだよ。


むすこ 喋る S
むすこ
どうやって進めようかなって何度も試して遊ぶのが楽しい!!
もう全部1人でクリアしたんだよ。プロだよプロ。


親目線のレビュー

息子が夢中になりすぎて、途中から奪われるので、ちゃんとしたルールで遊んでいないのですが、難易度はかなり高いです。

転がる騎士には、コマの下にボールが入っていて、す~っと滑るのですが、番兵や悪党はただの木駒。
全然滑らないんです。
押そうにも、騎士のほうが木駒に当たって、向き変って滑って行ってしまうし、穴に落とすだけが難しい!
穴の手前でも、騎士のほうが滑るから、するっと穴に先に落っこちちゃったり、一緒に落ちちゃったり。

ダイナマイトだって、ただの円柱木駒。
すぐにぱたって倒れてしまいます。
せめて、少しだけ下の部分を太くしてほしかった~。

ボードを使用するから、ボードゲームなんだけれど、知的な戦いは全くなく、わいわい遊ぶゲームですね。
イメージとしては、タカラトミーからでているアスレチックランドゲームに近いです。

わたし 喋る S
いかっぱ
最初のマップはなんとかなるのに、後半はもはやクリア不可能!?って思えるほどの難易度です。