有名なボードゲームにはジュニア版がだされていることがあります。
もとにしたゲームの面白さはそのままに、ルールを簡略化し、より小さい子も遊べるように工夫されています。

家族みんなで遊びたいけれど、まだ無理かなぁというときにオススメ!
ゲームシステムは引き継いでいることが多いので、通常版への移行がスムーズになりますよ。

我が家で遊んでいる有名ゲームのジュニア版13個+おまけの1個のレビューをまとめました。

kidsGameまとめ


ストーンエイジ・ジュニア


・もとになったゲーム:ストーンエイジ
・もとになったゲームの対象年齢:10歳以上
・ジュニア版の対象年齢:5歳以上

ドイツ年間ゲーム大賞キッズ部門2016 受賞作のこのゲーム。
息子が3歳のときから遊んでおり、かなり遊んだゲームです。
ワーカープレイスメント要素も少し残っていながら、子供が得意はメモリー要素をプラスしてかなり遊びやすくなっています。
資源の獲得と村の発展っていうテーマは、オリジナルそのまま。
よくここまで落とし込めたなぁと感心してしまいます。
非常に優秀なゲームなので、日本語版の発売が望まれます。



わたし 喋る S
いかっぱ
集めた資源を上手に生かして家を建てるって、すごくボードゲームっぽいのに低年齢から遊べちゃう。
ボードゲームの導入にすごくオススメ!


モノポリー ジュニア


・もとになったゲーム:モノポリー
・もとになったゲームの対象年齢:8歳以上
・ジュニア版の対象年齢:5歳以上

長く愛され色々なバージョンが発売されているモノポリー。
お金のやり取りや街の発展、抵当などやや複雑な上に、ゲーム時間も長くなりがちなモノポリーが低年齢でも遊べるようにシンプルになりました。
お金のやりとりが楽しかったようで、子供たちは大好きでした。



わたし 喋る S
いかっぱ
ちゃんとモノポリー。お金は全部1円(?)だから、計算が簡単!
慣れてくると交渉もできるようになります。


おばけキャッチ ジュニア


・もとになったゲーム:おばけキャッチ
・もとになったゲームの対象年齢:8歳以上
・ジュニア版の対象年齢:4歳以上

早取りのアクションゲームなので、比較的低年齢から遊びやすいおばけキャッチですが、カード上に該当がないときは色も形も被っていないものを取るというのは難しいですよね。
こちらは、かわいいイラストと必ず該当のものがあるカードで遊びやすくなっています。
じぃじ、ばぁばには、むしろこっちがオススメです。



わたし 喋る S
いかっぱ
アクションゲームは遊びやすいけれど、年齢差がもろにでちゃいます。
なかなか兄弟一緒には遊べなかったけれど、大人と2人なら手加減しながら楽しめました。


ドラゴミノ


・もとになったゲーム:キングドミノ
・もとになったゲームの対象年齢:8歳以上
・ジュニア版の対象年齢:6歳以上

ドイツ年間ゲーム大賞2021キッズ部門受賞作!
タイル配置ゲームはそのままに5×5の配置ルールは撤廃され自由にタイルをつなげられます。
また得点も卵からかえったドラゴンの数となっており、運要素も追加になって、大人と子供が対等に遊べます。
タイルの品質も変わらず、しっかりした厚さと美しい印刷です。
大好きなゲームで、今でも遊んでいます。



わたし 喋る S
いかっぱ
素晴らしいリメイク!タイル選択順を決める方法よく考えられています。
とにかくドラゴンの赤ちゃんがかわいい。


ガムトーク こども


・もとになったゲーム:ガムトーク
・もとになったゲームの対象年齢:6歳以上
・ジュニア版の対象年齢:ー

もともとルールは話を聞いた後に「良い話や」というだけというシンプルなもの。
子供が話しやすいテーマがいっぱいつまっています。
おしゃべりができるようになったら、何歳からでも遊べちゃう。
我が家ではドライブのお供になっています。



わたし 喋る S
いかっぱ
話を聞いてもらうって嬉しいですよね。
とにかく楽しそうに話しているのを聞いているのが幸せ。


ワードスナイパー キッズ


・もとになったゲーム:ワードスナイパー
・もとになったゲームの対象年齢:6歳以上
・ジュニア版の対象年齢:4歳以上

お題と最初の文字がだされ、早く答えていくゲーム。
お題が子供向けになっており、とっても遊びやすくなっています。
ボキャ貧の私でも楽しめるワードゲームです。
なんだかいつも大盛り上がりする旅行に必ず持っていくゲームです。



わたし 喋る S
いかっぱ
ワード系が苦手な私でもすぐに思いつく!
子供も遊びやすくてワード系ゲームで一番オススメ。


ワードバスケット ジュニア


・もとになったゲーム:ワードバスケット
・もとになったゲームの対象年齢:10歳以上
・ジュニア版の対象年齢:4歳以上

場に出ているカードの文字から始まり、自分の手札の文字で終わる3文字以上の言葉を考え、思いついたらその言葉を言いながらどんどんカードを出していくゲーム。
しりとりのように最初の文字を指定されるだけならいいのですが、おしりの言葉まで指定されちゃうと全然思いつかない!
こちらのジュニア版にはスペシャルカードが入っており、答えやすくなっています。



わたし 喋る S
いかっぱ
私はスペシャルカードを使ってしか答えられない。
でも得意な人っているのよね~。そういう人がいるとすごく楽しい。


ニムト ジュニア


・もとになったゲーム:ニムト
・もとになったゲームの対象年齢:8歳以上
・ジュニア版の対象年齢:5歳以上

6枚目を出すとマイナス点になっちゃうニムト。
ジュニア版は6枚目を出すとカードを獲得できポイントとなります。
マイナス点をもらって悲しくならないように工夫されていますね。
数字もなくなっており、ウシのイラストになっています。
もちろん、よりニムトに近づけて6枚目を出したらマイナスポイントとして遊ぶこともできます。



わたし 喋る S
いかっぱ
比較的遊びやすいニムトですが、マイナス点って子供には悲しくなっちゃう。
その点が改善され、数字ではなくイラストの連続で遊ぶのでとっても遊びやすくなっています。

カタン ジュニア


・もとになったゲーム:カタン
・もとになったゲームの対象年齢:10歳以上
・ジュニア版の対象年齢:6歳以上

あの有名なカタンのジュニア版。ようやく日本語版が発売されました。
拠点を築いていくルールはそのままに、間にはさむのは船1艘だけとわかりやすくなっています。
しかもボードにマークつき。
交渉に関しても、交換所があり色んな種類の資源が手に入りやすくなっています。
お邪魔者のクロウ船長の役割は一緒ですが、お助けキャラのココちゃんがかなり強力な助っ人となっています。
カタンだ~って感じられる優秀なジュニア版です。



わたし 喋る S
いかっぱ
そのまんま遊びやすいカタン!
このリメイクはすごいなあぁ。大人でも時間がないけどカタンやりたい!ってときに遊んで満足出来ちゃいそう。

チケットトゥライド ファーストジャーニー


・もとになったゲーム:チケットトゥライド
・もとになったゲームの対象年齢:8歳以上
・ジュニア版の対象年齢:6歳以上

かなり優秀なジュニア版。
なんなら本家の難点まで改善しちゃったと作者に言わせた出来となっています。
ゲーム時間の短縮はもちろん、チケットやボードにはイラストが描かれており、目的地がわかりやすくなっています。
汽車をため込んでおくと、どんどん線路を奪われてしまうのでスピード勝負!
チケットトゥライドの楽しさがぎゅっと詰まったゲームです。
私はチケットトゥライドはこれで満足。
日本語版を発売してほしい!!!



わたし 喋る S
いかっぱ
なんでこんな名作に日本語版がないんだ~。
うちにあるのはアメリカマップだけど、ヨーロッパも欲しいよぉ。
スマホアプリにもあるのでぜひ遊んでみてください。

クアックスと仲間たち


・もとになったゲーム:クアックサルバー
・もとになったゲームの対象年齢:10歳以上
・ジュニア版の対象年齢:5歳以上

クアックサルバーが癒しの技を競うのにたいして、ジュニア版クアックスと仲間たちは、ロバの競争です。
テーマは異なりますが、バックビルディングのシステムはかわらず生かされています。
もはや全く異なるゲームですが、自分のバックをより良くしていく楽しさと、中から取り出すときのドキドキはちゃんと残っています。
こちらも日本語版が出てほしいなと思う優秀なゲームです。
大根強し!



わたし 喋る S
いかっぱ
ルビーを集めて、より良いトークンをバックに集めていきます。
集めすぎると強力な大根が出る確率が減るし、、、。でも欲しいし。
大人もうなるバックビルドのゲームです。

アンドールの伝説 ジュニア


・もとになったゲーム:アンドールの伝説
・もとになったゲームの対象年齢:10歳以上
・ジュニア版の対象年齢:8歳以上

ジュニア版にしては対象年齢がやや高めのゲームですね。
通常版と同様に協力ゲームなのであり、魔物を倒して冒険するといったテーマは一緒。
シナリオが複数ある点も同じですね。
もとのゲームを遊んだことがないので、難易度の比較はできませんが、大人も十分に楽しめ、小学生くらいから楽しめるレベルになっています。
ドラクエとかRPGが大好きな私と息子にすごくささるゲームです。



わたし 喋る S
いかっぱ
シナリオも多くあり、難易度がどんどん上がっていきます。
協力ゲームでありながら、それぞれのプレイヤーのキャラクターが異なるので、長所を生かさないと攻略が難しくなります。
少し年齢的に上のジュニア版ですが、その分、大人もやりごたえたっぷりです。

マイリトル エバーデール


・もとになったゲーム:エバーデール
・もとになったゲームの対象年齢:10歳以上
・ジュニア版の対象年齢:6歳以上

エバーデールの魅力的な渓谷が美しいアートワークはそのままにかわいらしくなっています。
ワーカープレイスメントもそのままゲームの流れもほぼ再現されていますが、ワーカーの使用が常に1個でプレイヤーでの手番数は統一されています。
シンプルになってはいるもののカード効果の処理を忘れずに行うのは、6歳だとまだ難しいかな~。



わたし 喋る S
いかっぱ
とにかくかわいい!
でもゲーム内容はかなりしっかりしています。
もうエバーデールはこれでいいやってくらい長く遊べちゃう。

おまけ はじめてのゲーム 果樹園


・もとになったゲーム:果樹園ゲーム
・もとになったゲームの対象年齢:3歳以上
・ジュニア版の対象年齢:2歳以上

もともとが小さい子向けのゲームではありますが、なんと2歳から遊べるようにリメイクされています。
コンポーネントもとっても素敵でおもちゃとしても大活躍。
サイコロも十分な大きさになっており、小さい子がお口に入れてしまっても誤嚥の心配がありません。
我が家はこれでボードゲームデビューをしました。思い出の大切なゲームです。



わたし 喋る S
いかっぱ
小さな子供向けのゲームではありますが、単純なルールな分、ハウスルールで長く遊べます。
ボードゲーム沼に引きずり込んでくれた魅力的なゲームです。