手札を昇順になるように出していくだけ。
ルールはなんとこれだけ!

手番もないし、カードをプレイするのに必要な手順もなし!
これでゲームになるの?!って心配になっちゃいますが、楽しいんです!
ドイツ年間ゲーム大賞2018にノミネートもされているので、楽しさは保証付きですよ。

The Mind-top

わたし 喋る S
いかっぱ
小さい子も遊べちゃうよとオススメしていただき購入。
ルールは簡単だけど、この楽しさを理解できるのかしら?


【この記事でわかること】
・遊び方
・実際に遊んいる7歳児・9歳児の様子
・親も一緒に楽しい!手加減なしな理由

基本情報

対象年齢:8歳以上
対象人数:2~4人
プレイ時間の目安:20分
BGGの評価:The Mind

内容物

・ナンバーカード 100枚(1-100)
・レベル 12枚(1-12)
・ライフ 5枚
・スローイングスター 3枚

およその箱サイズ(cm):13×10×2(たて×よこ×高さ)

ルール

準備

プレイ人数に応じて、レベル、ライフ、スターをテーブル中央に配置します。
2人:レベル1-12、ライフ2枚、スター1枚
3人:レベル1-10、ライフ3枚、スター1枚
4人:レベル1-8、  ライフ4枚、スター1枚

レベルカードを1が一番上になるように昇順に重ねて置きます。
その隣にライフとスターを置きます。
残ったライフとスターは、後で使用することがあるのでテーブルの端に置きます。

The Mind-setting

100枚のナンバーカードを全てシャッフルし、各プレイヤーに1枚(レベル1の場合)配ります。
配られたカードは他のプレイヤーに見せてはいけません。
残ったカードはテーブルの端に裏向きに置きます。

遊び方

プレイヤーの手札を昇順に置く必要があります。
最も低いカードを最初に置き、次に低いカードをその上に置きます。
カードは常に1枚ずつ置かなければなりません。

プレイヤーは1枚ずつ交代でカードを置くわけではなく、現在最も低いカードを持っていると信じているプレイヤーが、そのカードを置きます。

他のプレイヤーと会話や合図など一切行ってはいけません。
プレイヤーが全てのカードを正しく昇順にプレイすることが出来た場合、現在のレベルが完了します。

The Mind-win

現在のレベルカードを箱に戻し、100枚のカードを全てシャッフルして、次のレベルの数に等しい枚数を各プレイヤーに配ります。

報酬(レベル2,3,5,6,8,9)

特定のレベルを完了したとき、プレイヤーは報酬を獲得します。

失敗

他のプレイヤーがプレイしたカードより低い値のカードを持っているプレイヤーは直ちにゲームの停止を呼びかけます。
ライフを1失います。
その後、現在のレベルを継続します。(現在のレベルを最初からやり直すわけではありません。)

The Mind-lose

スターの使用

スターはいつでも使用することができます。
スターを使用したい場合、手をあげて意思を示します。
全てのプレイヤーが同意した場合、スターを使用できます。
各プレイヤーは手札の最低値のカードを破棄します。
そして、ゲームを再開します。

ゲームの終了

全てのレベルを完了したとき、ゲームは終了しプレイヤーは勝利します。

ゲーム中、最後のライフを失った場合、ゲームはプレイヤーの敗北で終了します。

7歳・9歳の様子

まわりの様子を窺いながらカードを出していくだけなので、ルールは簡単。

とくに娘が大興奮で気に入ってくれました。
失敗しても「今のなし~」ってやり直して遊ぶので、ライフとかスターとか全く使用せず。

合図や会話は禁止されていますが、「出しちゃっていいの?結構大きいよ」とか言っちゃう。
ルール無視ではありますが、存分に楽しめています。

時間間隔がそれぞれ異なることを楽しみ、それが合ってくる快感を味わうのゲームではありますが、そのあたりはまだまだ実感できていません。

そしていつもタイミングが合わないのは息子。
11が出ていて、しばらく誰も出さないから、これはもう50台いっちゃう?と思って出すと、「28持ってた~」っていう。
息子がのんびりなのか、私や娘が我慢できないのか。
それとも、娘は説明しなくても、時間間隔を合わせるって理解しているのかな?
息子はまだそのあたりは説明がないとわからなかったのかも。

こんな感じで遊んではいますが、子供たちは大興奮です。(声出し禁止ルールもあったもんじゃないですね)
小さい子も遊べて楽しめるよというオススメは間違いありませんでした。

相手の出方を窺うって、子供たちには楽しいようです。相手の出方を窺うって、子供たちには楽しいようです。
ルールはちょっと(かなり)無視していますが、ものすごく単純になったぶん、純粋に出すタイミングを見極めることに集中できて、ゲームの世界に入り込めます。

むすめ 喋る S
むすめ
特に一番最初がドキドキするよね。
一番小さい数字もっているのだれかな?って。
最初からけっこう大きかったりするしさ。


むすこ 喋る S
むすこ
次に出すのは誰かな~ってドキドキ待っているのが楽しい!
合ってると嬉しいよね


親目線のレビュー

ルール通りに遊んだら、ヒヤヒヤした感覚とかみんなの時間があってくる感覚とか、より楽しめるんだろうなとは思います。

子供に付き合っている感はありますが、退屈かというとそんなことは全くなく、存分に楽しめています。

枚数が増えていくほど最後まで出し切る難易度は上がるものの、少ない手札が簡単かというとそうでもありません。
1~100のうちの、2枚ずつの手札だと、数字の間隔がかなり開いていたりします。
低い数字がでて、その後誰も出さないから、もういいだろうと思って大き目の数字を出すと失敗しちゃったりします。

顔を見合わせて、出す?出さない?ってうかがう楽しさは、ちゃんと生かされています。
なんかみんなが「えっ?まだ出さない?」って戸惑っている空気感がたまりません。

説明書を読む限りはクールなゲームなんですが、顔にでちゃったり、ニヤニヤしちゃったり、目くばせしちゃったりと、なんだか笑えてきちゃうんですよ。
もういっそパーティーゲームでいいんじゃないかなと思えるくらい、大騒ぎになっちゃう。

もう少し大きくなったら、ちゃんとルール通りにあそんでみたいけれど、当分このままでもいいやって思えるほど、子供と遊ぶのにオススメのゲームです。

わたし 喋る S
いかっぱ
不思議なゲームですね。順番に数字を並べていくだけなのに、相手の手札がわからないだけで、こんなドキドキしちゃうなんて。
上手くいった時に喜び合えるのは協力ゲームのいいところです。