ライナー・クニツィアさんの作品です。
彼のゲームは、ルールは簡単なのにジレンマがいっぱいあって大好きです。
そんなライナー・クニツィアさんのゲームをいっぱい遊べるすごろくや主催ゲーム会に以前参加しました。
どのゲームもとっても楽しくて何をもらうかすごく悩んだ記憶があります。
当時は、まだ小さい子供たちでも遊びやすそうなカルテルを選びました。
その時の記事はこちら
でも、このZEROもすごく気になっていたんです。
そろそろ遊べるかなと思い、ようやく我が家にお迎えできました。
シンプルなのに悩ましいクニツィアジレンマが楽しめるゲームです。
※この記事にはアフィリエイトリンクが含まれます。リンクから購入いただくと、当ブログに収益が発生することがありますが、レビュー内容は実際に遊んだ感想に基づいています。


いかっぱ
このゲームは実際に遊んでみて、すごく楽しかった!
そろそろ遊べるようになってるといいな。
対象人数:3~5人
プレイ時間の目安:20分
BGGの評価:Zero Down
およその箱サイズ(cm):12×9.5×2(たて×よこ×高さ)
各プレイヤーに裏向きのまま9枚ずつ配ります。
5枚のカードをテーブル中央に一列に表向きで並べ、場とします。
残ったカードは裏向きのまま脇によけておき、このラウンドでは使用しません。
遊び方
手番は時計回りに行っていきます。
手番では、交換またはノックのどちらかを必ず行います。

一度ノックをしても、次の手番でまた手札を交換することもできます。
ラウンドでの1回目のノックでは、特に何も起こりません。
しかし2回目のノックが行われると(1回目のノックと同じプレイヤーか、異なるプレイヤーかは問いません)
最後の交換の合図となり、すべてのプレイヤーはラウンド終了までにあと1回だけ手番を行います。
ただし、2回目のノックをしたプレイヤーは、もう手番はありません。
最後の手番で交換をしたくなければ、単にノックして交換をパスします。

全員が最後の手番を終えたら、得点計算を行います。
得点計算
同じ色のカードが5枚以上、または同じ数字のカードが5枚以上あれば、それらはまとめて0点をし、数えません。
そうでないときには、手札の同じ数字のカードは何枚あっても1度しか数えません。


ただちに、『ZERO』を宣言して手札を公開し、そこでラウンドは強制的に終了します。
すべてのプレイヤーは、その時点での手札の得点を計算します。

ゲームの終了
プレイヤー人数と同数のラウンドを行います。
全ラウンドの得点を合計し、最も少ないプレイヤーの勝利です。
子供たちもすぐに遊べました。
ただし、得点計算は少し独特です。
こういったセットコレクション的なものは、同じ色だったり、同じ数字を集めることが目的になりますよね?
そのため、息子は同じ数字を6枚集めていました。
そうなると、手札は9枚なので、同じ色は4枚しか持てません。
4枚ではZEROにならず、1枚1枚カウントされてしまいます。
しかも、そのカードが大きい数字だと、かなりの失点に……。
一度間違えてからは、ルールをしっかり把握できたようです。
一方、娘は堅実タイプ。
最初からZERO達成を狙うのではなく、小さい数字を集めて失点を抑える作戦を取っていました。
ZEROはそう簡単に達成できるものではないので、かなり堅実で良い戦略だと思います。
以前、大人だけで遊んだときは、「いつノックするか」も重要でした。
自分はまだZEROを狙いたいけれど、相手の失点が大きそうなら、あえて早めにノックしてゲームを終わらせる。
そんな心理戦も楽しかった記憶があります。
いかにもクニツィアらしいジレンマを感じますね。
ただ、子どもたちと遊ぶと、みんながZERO達成を目指します。
そのため、「ノック=ZERO達成」という流れになりがちです。
そうなると、ZEROは簡単には完成しないので、ひたすらカード交換が続く展開になります。
ですが、そのうち「今の組み合わせではZEROは難しい」と気づき、途中で作戦変更を始めます。
すると、それまで場に出てこなかったカードが動き始め、運よくZERO達成! ……という流れになることが多かったです。
作戦変更の判断は、子どもたちだけで行っており、こちらからアドバイスはしていません。
娘も息子も、自分で考えながら上手にZEROを完成させ、勝利していました。
手番でやること自体はシンプルなので、もっと小さい子でも参加はできると思います。
ただ、手札管理を意識して戦略的に遊ぶなら、8歳くらいからがちょうど良さそうです。

むすめ
そろえようと思っているものを相手も持っているかもとかいっぱい考えちゃうよね。
それで作戦変えたりするの。

むすこ
欲しいのが出た時とか、やった~ってなって、残ってるかドキドキするよ。
ZEROできたよ!!
実は当時、一番気に入ったゲームでもありました。
ただ、その頃は「まだ子どもたちとは遊べなさそうだな」と思い、別のゲームを選んだんですよね。
(カルテルもすごく楽しくて、大活躍しています)
我が家では3人で遊ぶことが多いのですが、3人プレイだと使用しないカードが増えます。
例えば、同じ数字が5枚そろって、「あとは同じ色を1枚そろえるだけ!」という状況。
それなのに、その1枚がなかなか場に出ないんです。
しかも、色がそろわないと悲惨。
数字がバラバラなので、一気に大量失点になってしまいます。
そう考えると、数字をそろえるより先に、色をまとめておいたほうが予想外のノックにも対応しやすいのかもしれません。
失点を抑えるように手札管理はしたい。
でも、やっぱりZEROも狙いたい。
みんなの手札がZERO完成に近づいてくると、欲しいカードを抱え込み合う状態になり、同じようなカードが延々と場を回るだけになって、なかなかゲームが終わらなくなります。
そこで大事なのが、途中で作戦を切り替える判断。
ラウンド中に場に出ているカードの傾向を見ながら、「この組み合わせは諦めて別の形を狙おう」と方向転換したほうが良い場面もあります。
とはいえ、「あと1枚なのに!」という状況で諦めるのは、かなり勇気がいります。
でも、そこにこだわり続けると負けてしまう。
このあたりのジレンマが、とても面白いんですよね。
大人だけで遊ぶと、ZERO達成は早めに諦めて、失点が少なくなったタイミングでノックし、失点差で勝利を狙う展開が多かったように思います。
だからこそ、「いつノックするか」の駆け引きがかなり重要。
この心理戦がまた楽しいです。
3人プレイだと未使用カードが多いため、「そもそも欲しいカードが場に出てこない」ということもよく起こります
BGGだとベスト4人ってなってるんですよね。
5人だとさらに賑やかで楽しそうですが、そのぶん欲しいカードが競合して、ZERO達成はより難しくなるのかもしれません。
少しずつ理想の手札に近づいていく高揚感。
狙っていたカードが場に出たときの興奮と、「手番まで残っていてくれ……!」と願うジリジリ感。
欲しいカードを直前で取られてしまったときの悔しさ。
早すぎるノックに焦るヒヤヒヤ感。
1ゲームの短い時間の中で、感情がどんどん動くゲームです。
ルールは簡単で、誰でもすぐに遊べるのに、短時間でしっかり満足感があります。
やっぱりライナー・クニツィアさんのゲームは好きだなあと感じました。
評価基準は、こちら

いかっぱ
子供たちと遊んでも楽しかった!
ノックするタイミングをうかがう楽しさも好き。
彼のゲームは、ルールは簡単なのにジレンマがいっぱいあって大好きです。
そんなライナー・クニツィアさんのゲームをいっぱい遊べるすごろくや主催ゲーム会に以前参加しました。
どのゲームもとっても楽しくて何をもらうかすごく悩んだ記憶があります。
当時は、まだ小さい子供たちでも遊びやすそうなカルテルを選びました。
その時の記事はこちら
でも、このZEROもすごく気になっていたんです。
そろそろ遊べるかなと思い、ようやく我が家にお迎えできました。
シンプルなのに悩ましいクニツィアジレンマが楽しめるゲームです。
※この記事にはアフィリエイトリンクが含まれます。リンクから購入いただくと、当ブログに収益が発生することがありますが、レビュー内容は実際に遊んだ感想に基づいています。


そろそろ遊べるようになってるといいな。
【この記事でわかること】
・遊び方
・実際に遊んいる8歳児・10歳児の様子
・1ゲームは短いのに、ヒヤヒヤもジリジリもワクワクも全部ある!
・遊び方
・実際に遊んいる8歳児・10歳児の様子
・1ゲームは短いのに、ヒヤヒヤもジリジリもワクワクも全部ある!
基本情報
対象年齢:7歳以上対象人数:3~5人
プレイ時間の目安:20分
BGGの評価:Zero Down
内容物
・カード 56枚(1~8が各7色)
ルール
準備各プレイヤーに裏向きのまま9枚ずつ配ります。
5枚のカードをテーブル中央に一列に表向きで並べ、場とします。
残ったカードは裏向きのまま脇によけておき、このラウンドでは使用しません。
遊び方
手番は時計回りに行っていきます。
手番では、交換またはノックのどちらかを必ず行います。
交換
手札から1枚を選んで表向きに場に出し、代わりに出したものと異なるカードを1枚選んで手札に加えます。

ノック
手札を交換したくない場合は、テーブルを軽くノックし、これで手番を終了します。
一度ノックをしても、次の手番でまた手札を交換することもできます。
ラウンドでの1回目のノックでは、特に何も起こりません。
しかし2回目のノックが行われると(1回目のノックと同じプレイヤーか、異なるプレイヤーかは問いません)
最後の交換の合図となり、すべてのプレイヤーはラウンド終了までにあと1回だけ手番を行います。
ただし、2回目のノックをしたプレイヤーは、もう手番はありません。
最後の手番で交換をしたくなければ、単にノックして交換をパスします。

全員が最後の手番を終えたら、得点計算を行います。
得点計算
同じ色のカードが5枚以上、または同じ数字のカードが5枚以上あれば、それらはまとめて0点をし、数えません。
そうでないときには、手札の同じ数字のカードは何枚あっても1度しか数えません。


ZERO
手札に同じ色のカード5枚と同じ数字のカード5枚をそろえることができたら、『ZERO』の達成です。
ただちに、『ZERO』を宣言して手札を公開し、そこでラウンドは強制的に終了します。
すべてのプレイヤーは、その時点での手札の得点を計算します。

ゲームの終了
プレイヤー人数と同数のラウンドを行います。
全ラウンドの得点を合計し、最も少ないプレイヤーの勝利です。
8歳・10歳の様子
ルールは簡単、場にでているカードと手札を交換するだけです。子供たちもすぐに遊べました。
ただし、得点計算は少し独特です。
こういったセットコレクション的なものは、同じ色だったり、同じ数字を集めることが目的になりますよね?
そのため、息子は同じ数字を6枚集めていました。
そうなると、手札は9枚なので、同じ色は4枚しか持てません。
4枚ではZEROにならず、1枚1枚カウントされてしまいます。
しかも、そのカードが大きい数字だと、かなりの失点に……。
一度間違えてからは、ルールをしっかり把握できたようです。
一方、娘は堅実タイプ。
最初からZERO達成を狙うのではなく、小さい数字を集めて失点を抑える作戦を取っていました。
ZEROはそう簡単に達成できるものではないので、かなり堅実で良い戦略だと思います。
以前、大人だけで遊んだときは、「いつノックするか」も重要でした。
自分はまだZEROを狙いたいけれど、相手の失点が大きそうなら、あえて早めにノックしてゲームを終わらせる。
そんな心理戦も楽しかった記憶があります。
いかにもクニツィアらしいジレンマを感じますね。
ただ、子どもたちと遊ぶと、みんながZERO達成を目指します。
そのため、「ノック=ZERO達成」という流れになりがちです。
そうなると、ZEROは簡単には完成しないので、ひたすらカード交換が続く展開になります。
ですが、そのうち「今の組み合わせではZEROは難しい」と気づき、途中で作戦変更を始めます。
すると、それまで場に出てこなかったカードが動き始め、運よくZERO達成! ……という流れになることが多かったです。
作戦変更の判断は、子どもたちだけで行っており、こちらからアドバイスはしていません。
娘も息子も、自分で考えながら上手にZEROを完成させ、勝利していました。
手番でやること自体はシンプルなので、もっと小さい子でも参加はできると思います。
ただ、手札管理を意識して戦略的に遊ぶなら、8歳くらいからがちょうど良さそうです。

それで作戦変えたりするの。

ZEROできたよ!!
親目線のレビュー
すごろくやさんのイベントで遊んで、「これはすごく楽しい!」と感じたゲームです。実は当時、一番気に入ったゲームでもありました。
ただ、その頃は「まだ子どもたちとは遊べなさそうだな」と思い、別のゲームを選んだんですよね。
(カルテルもすごく楽しくて、大活躍しています)
我が家では3人で遊ぶことが多いのですが、3人プレイだと使用しないカードが増えます。
例えば、同じ数字が5枚そろって、「あとは同じ色を1枚そろえるだけ!」という状況。
それなのに、その1枚がなかなか場に出ないんです。
しかも、色がそろわないと悲惨。
数字がバラバラなので、一気に大量失点になってしまいます。
そう考えると、数字をそろえるより先に、色をまとめておいたほうが予想外のノックにも対応しやすいのかもしれません。
失点を抑えるように手札管理はしたい。
でも、やっぱりZEROも狙いたい。
みんなの手札がZERO完成に近づいてくると、欲しいカードを抱え込み合う状態になり、同じようなカードが延々と場を回るだけになって、なかなかゲームが終わらなくなります。
そこで大事なのが、途中で作戦を切り替える判断。
ラウンド中に場に出ているカードの傾向を見ながら、「この組み合わせは諦めて別の形を狙おう」と方向転換したほうが良い場面もあります。
とはいえ、「あと1枚なのに!」という状況で諦めるのは、かなり勇気がいります。
でも、そこにこだわり続けると負けてしまう。
このあたりのジレンマが、とても面白いんですよね。
大人だけで遊ぶと、ZERO達成は早めに諦めて、失点が少なくなったタイミングでノックし、失点差で勝利を狙う展開が多かったように思います。
だからこそ、「いつノックするか」の駆け引きがかなり重要。
この心理戦がまた楽しいです。
3人プレイだと未使用カードが多いため、「そもそも欲しいカードが場に出てこない」ということもよく起こります
BGGだとベスト4人ってなってるんですよね。
5人だとさらに賑やかで楽しそうですが、そのぶん欲しいカードが競合して、ZERO達成はより難しくなるのかもしれません。
少しずつ理想の手札に近づいていく高揚感。
狙っていたカードが場に出たときの興奮と、「手番まで残っていてくれ……!」と願うジリジリ感。
欲しいカードを直前で取られてしまったときの悔しさ。
早すぎるノックに焦るヒヤヒヤ感。
1ゲームの短い時間の中で、感情がどんどん動くゲームです。
ルールは簡単で、誰でもすぐに遊べるのに、短時間でしっかり満足感があります。
やっぱりライナー・クニツィアさんのゲームは好きだなあと感じました。
総合評価
ゲームの評価を4項目で星評価!評価基準は、こちら
| 評価項目 | 星の数 |
|---|---|
| 親の負担軽減度(ルール・準備のしやすさ) | ★★★★ |
| 子供の集中力持続度(対象年齢・プレイ時間との相性) | ★★★★ |
| 繰り返し遊びたくなる度(リプレイアビリティ) | ★★★★ |
| 家族全員の盛り上がり度(大人の満足度) | ★★★★★ |

ノックするタイミングをうかがう楽しさも好き。

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