いかっぱの知育と称してボードゲーム沼

6歳の男の子、8歳の女の子と毎日ボードゲームで遊んでいます。
息子2歳、娘4歳の時、知育と言い訳して、すっかりはまってしまったボードゲーム沼。
これまでに遊んだゲームの中から、我が家でも大好評な幼児向け・低年齢対応のボードゲームをご紹介します。
親子の絆を深めつつ、子供たちの成長にもプラスの影響を与えること間違いなし!
新しいボードゲームの発見と家族との特別な時間が待っていますよ!

カテゴリ:ボードゲームレビュー > 5歳・7歳と遊んでみたボードゲームレビュー

ペンギンになってお魚を捕まえよう!!
とてもわかりやすいテーマ、そして簡単なルールのため、普段ボードゲームをやらない子でもすぐに遊べます。

年長さんくらいであればすぐに遊べるので、子供と遊ぶボードゲームデビューにぴったりの作品です。
そんなに小さい子と遊べるなら、大人は退屈?運頼りのゲーム?
そんなことはありません!
大人だけでやるとけっこうシビアな頭脳戦になるんです。

なんと発売は2005年。 もう20年近く前になるので、長く愛されていますね。
なっとくの面白さですよ。

Packeis am Pol-top


わたし 喋る S
いかっぱ
ペンギンコマ1個1個が違うのもクオリティ高いですね!
長く遊ばれているゲームは、やっぱり楽しい~。


【この記事でわかること】
・遊び方
・実際に遊んいる5歳児・7歳児の様子
・ゲームは楽しいのに、準備が面倒です!!

基本情報

対象年齢:8歳以上
対象人数:2~4人
プレイ時間の目安:20分
BGGの評価:Hey, That's My Fish!

内容物

・六角形の浮氷タイル 60枚
    魚の絵が1匹 30枚
    魚の絵が2匹 20枚
    魚の絵が3匹 10枚
・ペンギンコマ 16個(4色のコマが各4個)
・説明書 1冊

およその箱サイズ(cm):12.5×12.5×4(たて×よこ×高さ)

ルール

準備

60枚のタイルを裏にしてよく混ぜ、表にして「タテが8列×一番下の列が8列」の四角形を作ります。

各プレイヤーはそれぞれ自分の担当する色を決め、その色のペンギンを遊ぶ人数に応じて受け取ります。
・2人で遊ぶ:4個
・3人で遊ぶ:3個
・4人で遊ぶ:2個

最年少のプレイヤーから順番に、自分のペンギンコマを1個ずつ、好きなタイルの上に配置してゆきます。
このときペンギンコマは必ず「魚1匹のタイル」の上に配置しなくてはなりません。

Packeis am Pol-setting

遊び方

最年少のプレイヤーから順番に手番を行います。
手番では、2つのステップを行います。

①ペンギンコマを動かす

自分のペンギンコマのうち、1つだけを選んで動かします。

ペンギンは、浮氷タイルの辺ん6方向のうちいずれかの方向に、一直線に動かすことができます。

ペンギンは、他のペンギンコマのいない浮氷タイルの上ならば、どこまでも移動することができますが、途中で進路を変えることは出来ません。
他のペンギンコマがいる浮氷タイルに入ることもできませんし。浮氷タイルがない所に移動することもできません。

Packeis am Pol-move

②浮氷タイルを受け取る

ステップ①で動かしたペンギンコマが「移動を始める前」に乗っていたタイルを受け取ります。
このタイルに描かれた魚の数が獲得した魚の数となります。

Packeis am Pol-rule

手番プレイヤーは必ず自分のペンギンコマの1個を動かさなくてはなりません。
全てのコマが動かすことができなくなった場合、その手番プレイヤーは何もせず、そこでゲームから抜けなくてはなりません。

Packeis am Pol-during

こうして抜けるプレイヤーは、自分のペンギンコマを全てタイルの上から取り除きますが、同時に、それらのコマが最後に乗っていた浮氷タイルも受け取ります。

Packeis am Pol-remove

ゲームの終了

全てのペンギンコマが浮氷タイルの上から取り除かれたときに、ゲームは終了します。

各自、自分が受け取った浮氷タイルに描かれた魚の数を合計してください。
得点が最も多かったプレイヤーの勝利です。

同点の場合には、それらのプレイヤー間で獲得したタイルの数を比べ、それが多いほうのプレイヤーの勝ちとなります。
それも同じの場合は、引き分けになります。

Packeis am Pol-winner

5歳・7歳の様子

ルールは簡単なので、一度説明しただけで遊ぶことができました。

魚の数が多い方が勝ちというルールなので、子供たちは狙って3匹の魚の所に行きたがります。
間違ってはいないのですが、今後の行く先がなくなってしまったりといったことは考えていないです。
ゲーム後半になって、動けるペンギンが少なくなって気が付いた感じはあります。

小さな浮氷の上に閉じ込めてしまうことも戦略なのですが、そこはまだ難しいですね。
ただし、私もそこまで深く考えられておらず、欲しいお魚目指して進んでいるので、勝敗は五分五分になります。
閉じ込めたつもりが、上手いこと独り占めできる大き目な浮氷に置いてきちゃうこともあるし。

子供と遊ぶ範囲であれば、楽しくお魚をコレクションしていくゲームとして、すごく気楽に遊べます。
魚が手に入らないターンがなく、どんどんお魚が増えていくので、ずっとワクワク遊べる点は、すごく優秀です。

対象年齢は8歳からとなっていますが、息子が5歳の時から遊んでおり、特にわからなそうな点はありません。
より戦略的に遊ぶのは、8歳からといったところでしょう。
娘はこっちのペンギンは「この辺りは独り占めできそうだから、後で動かそう」とか、なかなか色々考えて動かしています。
気楽に遊ぶ分には、年長さんくらいから遊べますよ。

こちらも、「もう1回!」って言ってもらえるゲームです。
でも、準備が大変で、結局2回程度しかやりません。

たいていのセッティングはやってくれる子供たちですが、これは置いているうちにずれてきちゃうし、大人の手助けが必要です。

むすめ 喋る S
むすめ
自分の今の場所とか捕る魚の数とか考えることがいっぱい。
それが楽しいんだよね。


むすこ 喋る S
むすこ
次はどこに行けばいいかな~って考えるのが楽しい。
3匹のお魚はどんどん取っちゃうよ。


親目線のレビュー

ゲームはすごく楽しい。
運要素の少ないアブストラクトゲームに近い印象です。

やはり獲得したいのは、3匹いるタイル。
コマのスタート位置は、順番に自分で決めていくのですが、これがかなり重要です。
まっすぐ進めば魚の数が多いタイルに行ける位置がいいですね。

浮氷に取り残されるのは不利なこともありますが、大きめの浮氷に一人取り残されると、ゆっくり独り占めできるので、むしろ狙いたいところ。
残ったペンギンに注力して、魚を捕れます。

2人で遊ぶとアブストラクト色がかなり強くなりますが、複数人になると予想が難しく行き当たりばったりになります。
どちらのプレイ感も充実してて楽しいです。

1回のゲームも短時間で終わるので、何度も遊びたくなります。
でも、セッティングが面倒!!
ゲーム時間が短い分、準備の5分がすごく大変に感じてしまいます。
しかも、タイルを並べるのがなかなか難しいし、遊んでいるうちにずれてきて、「ここって離れてたっけ?」ってなります。
タイルがくっついているか、離れているかはゲームに大きく影響するので重要なのに、そこが簡単に崩れてしまう。

一旦、裏にして並べてから表に返すのが正しいルールなのですが、並べるのも大変なのに、やっと並べても表に返したらずれちゃって大変!
もう最初から表にして並べちゃいます。
偏ったときだけ、ちょこっと修正するくらいです。

スタピ堂さんから、プレイボードがでていますね。
これがあればもっと遊ぶ頻度が増えるんだろうなぁ。

とりあえず、ちくちく刺繍で配置図を作って対応しています。
これがあるだけで、準備時間が5分から1分くらいに短縮できましたね。
紙で配置図を作って上に置くだけでも、ずいぶん違うと思いますよ。

Packeis am Pol-handmade gameboard

小箱なのは、収納の面でとってもありがたいのですが、ゲーム内容が良いだけに、これは箱が大きくてもいいからゲームボードが欲しかったです。
ペンギンコマも大きく、ペイントされたものになっている版があり、それが届くものだと思っていたら、違ったので最初はビックリ。
あちらはレアなものなんですね。

わたし 喋る S
いかっぱ
20周年版とかで、ゲームボード付きのが発売されないかなぁ。
楽しいゲームだけに、準備の手間によって出番が少ないのが残念すぎる。


 

ものすごくポピュラーなゲームなので、遊んだことがある方も多いと思います。
遊んだことのない方でも、〇✕ゲームをしたことはあるのではないでしょうか。
そんな〇✕ゲームを進化させ、繰り返し遊べるようにしたゲームです。
有名になるのも納得の、お手軽なのに悩ましい2人用ゲーム!

Gobblet Gobblers-top


わたし 喋る S
いかっぱ
有名すぎてレビューするのがはばかられます。
ずっと前からあるのに、なかなか書けなかったけど、やっぱり楽しいので書いてみました!


【この記事でわかること】
・遊び方
・実際に遊んいる5歳児・7歳児の様子
・祖父もお気に入り、いつでも誰とでも遊べるファミリーゲーム代表作!
・アプリもあるから、ちょっとした待ち時間にも大活躍



基本情報

対象年齢:5歳以上
対象人数:2人
プレイ時間の目安:5分
BGGの評価:Gobblet Gobblers

内容物

・柵 4本
・ゴブラーズのコマ 12個(2色分の小中大2個ずつ)

およその箱サイズ(cm):26×26×5.3(たて×よこ×高さ)

ルール

準備

4本の柵で、盤面を作ります。
各自、同じ色のコマを6個受け取ります。
Gobblet Gobblers-setting

遊び方

交互に手番を行います。
手番では、自分のコマを空いているマスに置くか、小さいコマにかぶせます。


自分のコマは手元にあるコマか、マスに置かれた見えている(一番上にかぶさっている)コマのことです。
相手のコマにはもちろん、自分のコマにかぶせてもかまいません。

Gobblet Gobblers-rule

ゲームの終了

自分のコマを3個、相手よりも先に縦・横・斜めの1列に並べられた人が勝ちです。

自分のコマを持ち上げた時、その下にあったコマの色で1列そろったなら、ただちにその色の人が勝ちです。

Gobblet Gobblers-win

5歳・7歳の様子

〇✕ゲームはできるようになっていましたが、より戦略性が高まるこちらを十分に遊べるかが心配だったので、まずはアプリで遊びました。

予想どおり取り合いで遊んでいました。
CP相手にもまずますの戦いをしていたので、実際のゲームで対戦!

先を考えた動かし方が重要なだけに、5歳時点では息子がやや負け気味でしたが、6歳になった今では互角に戦えます。

最初のうちは、「本当にそこでいいの?ママ、次にここに置いちゃうよ~」って言ったりしていました。
本当のルールでは、一度さわったゴブラーズは必ず動かさなきゃいけないんですけどね。
慣れないうちは、ただの〇✕ゲームと同じじゃないか!というくらいあっさり終わってしまうこともあるので、おまけしてあげました。
子供だと、実際に置いてみないと場面がどうなるかわからないといったことはありそうです。
成長とともに、頭の中だけでイメージができるようになるのでしょう。
最近(6歳)では、将棋もやるようになって、詰将棋が好きなので、ちゃんと先を考えてコマを動かすようになりました。
当時7歳の姉は私と互角に遊んでいたので、6歳くらいから先読みをすることができるようになってくるのかもしれません。
うっかりの見逃しもまだまだ多いですけれど。

〇✕ゲームとの違いは、かぶせられる、いったん置いたコマを動かせるといった点です。
かぶせるときは、相手のコマでも自分のコマでもかまいません。
どちらのコマにかぶせてあったか覚えておかないと、うっかり移動させようとして、相手を勝たせてしまうことがあるんです。
持ち上げて動かそうとしたら、下に相手のコマがいた!!
このあたりは、メモリー要素がありますね。

慎重に考えて1手を決めるだけに、負けると悔しいんですよね。
負ける時は、あっという間に負けてしまいます。
もう1回!と必ずなるのですが、1ゲームが短いので、気にせず何回も遊べます。
たいてい、1回始めると、10回以上は遊びますね。

学童にもあるようで、やはり人気のゲームのようです。

むすめ 喋る S
むすめ

どこに置こうかなとか、どこにかぶせようかなって考えるの楽しいよね。


むすこ 喋る S
むすこ
強いでしょ!
学童で鍛えてるからね。
ママにもじぃじにも勝っちゃったね。(負けてもいます)


親目線のレビュー

〇✕ゲームができるようになったら、これ!って決めていたのに、いざ店舗でみたら「箱デカ!!」ってひるみました。
ゴブラーズが12個いるだけでしょ~って。

2人用だから、どのくらい我が家で活躍してくれるかわからないし、、、。
なんとアプリなら初級版は無料! これは試しにアプリでやってみてから、(置き場所を)考えよう!

ゴブレットって、木のおしゃれなのもあります。(4目並べです)
シックで、あちらのほうが知的なゲームを遊んでいる感のアピールには最適なのですが、このゴブレット・ゴブラーズがここまでポピュラーになったのは、このゴブラーズ達のキャラクター性にあると思います。

青とオレンジのキャッチーな色。
大きな口に一本の前歯、目も驚いているような左右非対称の何とも言えない感じ。
大きな口も形が違うのがいるんですよ。
ヒロ~んとしたトサカもいい味だしています。
可愛いですよね~。

アプリではこの可愛いゴブラーズたちが、スライムかのようにポヨポヨ動くんです!
トサカもヒラヒラ~。

かわいいのに、ゲームはシビア。
無料版なのに、3回勝ち抜くのは難しい。
1回でも適当に置くと負けてしまうので、1手1手が悩ましい。
子供はもちろん夢中になって遊んでましたが、私も昼休みにずっとやってました。

アプリは1人用なので、取り合いになりがちです。
やはり、遊ぶ相手がいるならば実物で遊ぶのがいいですね。

私の父は、オセロとか将棋とかアブストラクトゲームが好きで、かなり強いです。
そんな父に紹介したところ、最初みたときは「子供向けのゲームか?」とか言ってたのに、やりだしたら息子と真剣に遊んでいました。
「しまった」って1手油断して、息子に負けてしまったり。
遊びに来るたびに、あの3目並べやろうと言ってくれるくらい気に入ってくれています。

戦略はあるんでしょうか?
どうしても中央を取りたくなりますが、どうなんでしょうか。
あと、どうしても相手にかぶせられたくないので、大きいものから置いてしまいます。
一番小さい子の出番がほとんどありません。
〇✕ゲームでも強く感じますが、すごく単純なのに同じ展開になることがないんですよね。
1回は5分以内に終わるのに、毎回展開が違うから、何度も遊べます。

3世代で遊べちゃう、まさしくファミリーゲーム代表作!
一家に1個!を強くオススメしちゃいます。

問題の箱の大きさについては、ミニリンゴのケースがシンデレラフィットしたので、愛用中。
トサカがつぶれちゃうのが難点ではありますが、持ち運びにも便利です。(持ち歩きすぎて、ケースがベコベコ)
プリングルズとかでもいいかも。

Gobblet Gobblers-case

わたし 喋る S
いかっぱ
子供の時、曇った窓で〇✕ゲームをやった思い出がよみがえります。
真剣勝負なので、負けるとけっこう悔しいです。


 

美味しそうなクッキータイルがいっぱいのゲーム!

2023年春のゲームマーケットで、遊ばせていただき、とっても楽しかったので購入しました。

6歳からと箱には記載がありますが、ルールブックには7歳からとなっています。
5までの足し算をしながら遊ぶので、1年生の夏休みくらいから遊べますよ。

Cookie Combo-top


わたし 喋る S
いかっぱ
教育的要素強め?そういうのは、すごく苦手なんだけどこれはどう?
そんなことなかった~!足し算はあくまで、置き方ルール。
なかなか考えさせられるゲームでした!


【この記事でわかること】
・遊び方
・実際に遊んいる5歳児・7歳児の様子
・よく考えないと損しちゃうかも!セットコレクション要素もある足し算ゲーム

基本情報

対象年齢:6歳以上
対象人数:2~5人
プレイ時間の目安:30分

内容物

・ベーキングトレイボード 3枚
・クッキー 99枚
・スタートプレイヤートークン 1枚
・ルールブック 1部

およその箱サイズ(cm):25.5×17×4(たて×よこ×高さ)

ルール

準備

3枚のベーキングトレイボードを組み合わせてゲームボードにする。

クッキーを下の写真のように配置する。

Cookie Combo-setting

遊ぶ人数に応じたクッキーを用意して、クッキーに描かれたナンバーが見えるように、それぞれ積んでおく。

2人で遊ぶときは、1のクッキー10枚で、数が大きくなるごとに1枚減らしていく。
3人で遊ぶときは、1のクッキー13枚で、数が大きくなるごとに1枚減らしていく。
4人で遊ぶときは、1のクッキー16枚で、数が大きくなるごとに1枚減らしていく。
5人で遊ぶときは、1のクッキー19枚で、数が大きくなるごとに1枚減らしていく。

それぞれのクッキーの山から、各プレイヤーに1~5のクッキーを1個ずつ配る。

Cookie Combo-setup

遊び方

スタートプレイヤーから時計回りで手番を行う。

手番では、『クッキーを置く』もしくは『クッキーを取る』のどちらかを行う。

クッキーを置く

手元にあるクッキーを1枚取り、2枚のクッキーの間に置いて、少なくとも1つの三角形を作る。
この時、その三角形の3つの数字が足し算になっているようにすること。

Cookie Combo-rule

次に、三角形を構成する3つのクッキーのうち、自分が置いたクッキー以外のクッキーと同じ番号のクッキー2枚をクッキーの山から獲得する。
ただし、クッキーの山がなくなっていたら、獲得できない。

Cookie Combo-rule3

置いたクッキーが複数の三角形で足し算が成立したときは、コンボとなり、足し算が成り立った三角形を構成するクッキー(今置いたクッキーを除く)のすべてのクッキーと同じ内容を山から獲得できる。

Cookie Combo-combo

クッキーを取る

クッキーの山から直接クッキーを取る。
ただし、一番残っている枚数が多いものでなければならない。
同数の場合は、その中から1種類を選ぶことができる。

Cookie Combo-rule2

ゲームの終了

プレイヤーが手番を終えた時、山のクッキーの総数がプレイヤーの人数と同じかそれ以下であれば、このラウンドでゲーム終了。

Cookie Combo-game end

終了時のボーナス

1~5までのクッキーセットを1番多く獲得したプレイヤーは、ボード上に置いてある、1~5のクッキーを1セット獲得する。
同じセット数の人がいた場合は、先手プレイヤーから時計回りの順番でボーナスを獲得する。
(たとえば、3がボード上に1枚しかない場合は、先手プレイヤーのみが3を含むセットを獲得する)

Cookie Combo-setbonus

それぞれのクッキーを最も多く集めたプレイヤーは、ボードの残っているその番号のクッキーを全て獲得する。
同点の場合は、先手プレイヤーから時計回りで順番に取る。

Cookie Combo-bonus

各プレイヤーは、自分のクッキーを全て足す。
最も得点の高いプレイヤーの勝利!

5歳・7歳の様子

美味しそうなクッキーがいっぱい入っていて、子供たちは大興奮!

Cookie Combo-cookie

まずは、「これが美味しそう」とか「こっちのほうが好きだな~」とか「何味なんだろうね」とか大盛り上がりしました。

当時、娘は7歳で、学校で足し算も習っていたので、すんなりルールを理解できました。
息子はまだ5歳だったのですが、簡単な足し算はできたので、遊べました。
ただ、簡単な足し算は答えられるものの、足し算が成り立つようにするというのは、まだ難しかったので、「ここに置けそうだよ」とかの声掛けは必要でした。

足し算が必要といっても、答えの合計は最大でも5。
1~5までの数字だけを使う足し算です。
組み合わせの数は、6種類だけなんです。

ボード上にいっぱいある隣り合った数字を足してみて、自分の手持ちのクッキーに合うか、何度も計算して確かめていました。
夢中で探しています。
息子も足し算が合うところを自分で見つけられると、「すごいでしょ」って、すごく嬉しそうです。

7歳娘でもコンボを見つけて、置くことができました。
6歳になった息子もコンボが出来ています。
コンボが決まると嬉しいし、クッキーもいっぱい手に入ります。
テンション上がる瞬間です。

たいてい1か所は見つかりますし、ない場合でも山から取ればいいので、クッキーが取れない手番がないのも、良いポイントですね。

少し難しいポイントは、後半、山のクッキーがなくなってくると、ボードにクッキーを置いても、クッキーが手に入らなかったり、置いたクッキーより低い点数のクッキーしかもらえなかったりします。
置くことで、減点になっちゃうんですよね。
最後のボーナスを狙っている場合は、減点でも取りに行った方がいいこともあります。

確実にクッキーがもらえるように、ボードには置かずに山からクッキーを取るか、減点になってでもボードに置いて、欲しいクッキーを取るか。
このあたりの判断は、子供には難しかったです。
「それだと、点数さがっちゃうけど、それでも欲しい?」
「それを置いちゃうと、もう2も3も残ってないから、何ももらえないよ」
といったアドバイスは必要でした。

息子も6歳になり、足し算は問題なくなったので、このあたりの戦略まで考えられるようになり、より戦略的に遊べるようになりました。
これからますます遊ぶ機会が増えそうです。

小さい子は(うちの子は今でも)、足し算を見つけるのが何より楽しいようなので、クッキー上の点数は気にせず、獲得したクッキーの枚数で勝敗を付けてもいいですよ。
たいてい枚数で勝敗をつけているのですが、息子は自分が5をいっぱい獲得すると、点数にしよう!って突然言ってくるの、ちょっとズルい。

大人子供とか関係なく、最後に5をいっぱい取られちゃうと圧倒的に強いから、枚数で勝負するのが、あまり差がでなくてバランスいいかな~とも思ってます。

むすめ 喋る S
むすめ
足し算見つけて、置ける時が楽しい!
最後にいっぱい取れるから、けっこう考えるよね。


むすこ 喋る S
むすこ
コンボできたよ!!足し算につけるの楽しい~!
けっこうママに勝つよ。


親目線のレビュー

ゲムマ会場で、机の上に並べられたゲームを見て、一目ぼれ。
そんな私に気が付いて、「遊んでみませんか?」って声をかけていただきました。

その時の記事はこちら↓


とっても楽しかったし、子供たちも遊べそうだったので、迷わず購入。
何度遊んでも、楽しいし、子供と互角で遊べます。
事前にチェックしていなかった作品だったので、出会えて良かった~。

お勉強感強くなると、退屈しちゃう私。↓(こちらは対象年齢が違うのもあるんですが)


ゲームはゲームでいてほしい。知育は、ついでになんか身についちゃう程度でいいのよ。
ルールだけみると、足し算ゲームであり、教育要素が強いのかなと思われるかもしれませんが、セットコレクションの要素が強く、お勉強感は全く感じませんでした。

最後のボーナスを考えて置かないと、得点が伸びません。
大人も子供も同様なのですが、どうしても『クッキーを置く』に夢中になっちゃうし、足し算がみつかると嬉しくて、何も考えずに置いちゃうんです。
でも、勝利点を決めるのは、クッキーの枚数ではなく、描かれている得点の合計。
1のクッキーを5枚集めても、5のクッキー1枚と一緒!

そして、最後のボーナスは、ボード上のクッキーを大量にゲットできるので、かなり大きな得点になります。

後半、ボードにはたくさんのクッキーが置かれているので、足し算は見つけやすくなります。
でも、山のクッキーがなくなってくると、せっかく置いても何ももらえない!
わかっているのに、コンボが決まる場所を見つけると、つい置いちゃうんですよね。
クッキーをもらうときになって、「あ、しまった、ない!!」って。大人でもやっちゃいます。

子供と大人が一緒に遊べるゲームとして、かなり優秀です。
日本では売ってないのかな~。

わたし 喋る S
いかっぱ
こういった素敵なゲームに出会えちゃうから、ゲムマって楽しい!
ドヤドヤ顔で足し算を披露する息子相手に、いっぱい遊ぶぞ~。


 

みんなで協力して、お化け屋敷から8つの宝石を持ち出しすゲーム。
おばけはどんどん増えるし、一つの部屋におばけが増えると悪霊になっちゃう!

悪霊が6体以上になる前に、脱出しなければ負け。
みんなで手分けして、宝石回収だ!!

2014年のドイツ年間ゲーム大賞キッズ部門受賞作です!

Ghost Fightin' Treasure Hunters-top

わたし 喋る S
いかっぱ
キッズ部門受賞作って6歳以下向けが多いイメージだったけれど、これは8歳以上か。
SDJのホームページにも、8歳以上向けはほとんどが大人・ファミリー向けってあるのにな。
5歳じゃまだ遊べないかな?


【この記事でわかること】
・遊び方
・実際に遊んいる5歳児・7歳児の様子
・8歳以上むけのキッズゲーム。難易度は?
・ひたすらサイコロ振ってるぞ


基本情報

対象年齢:8歳以上
対象人数:2~4人
プレイ時間の目安:30分
BGGの評価:Ghost Fightin' Treasure Hunters

内容物

・ゲームボード:1枚
・宝石ハンター:4個(4色各1個)
・おばけカード:12枚
・シャッフルカード:1枚
・おばけコマ(緑):24個
・赤い悪霊コマ:6個
・数字サイコロ(白):1個
・バトルサイコロ(黒):2個
・宝石:8個
・ドロー2カード:1枚
・ドロー3カード:1枚
・ドアロックカード(緑):2枚
・ドアロックカード(青):2枚

およその箱サイズ(cm):29.5×29.5×7.5(たて×よこ×高さ)

ルール

準備

プレイヤーはそれぞれ、宝石ハンターのコマを1つ選び、屋敷の正面玄関に置きます。
(2人で遊ぶときは、宝石ハンターを2つ持って動かしてください)

おばけカードとシャッフルカードをよくシャッフルして、引き札置き場に伏せて置きます。
ドロー2カード、ドロー3カード、ドアロックカードは基本ルールでは使いません。

Ghost Fightin' Treasure Hunters-extre rule

部屋のアルファベットがC,F,I,Lの部屋におばけ1つずつ置きます。(全部で4個)
部屋のアルファベットが赤い背景に、宝石を1つずつ置きます。(全部で8個)

Ghost Fightin' Treasure Hunters-vs setting

Ghost Fightin' Treasure Hunter-ghost

遊び方

手番でやることは、5個あります。

1.数字サイコロを振る

出た目に従って、おばけカードを引いたり、自分の宝石ハンターコマを動かします。

2.おばけカードを引く

数字サイコロの目におばけがいる時(6以外)、おばけカードの引き札の1番上ををめくって、捨て札の位置に置きます。
めくったおばけカードに書いてあるアルファベットと同じ部屋におばけを1つ置きます。
シャッフルカードだった場合は、部屋におばけを置かずに、引き札と捨て札に置いてある全てのおばけカードをよく切って、引き札置き場に戻します。

Ghost Fightin' Treasure Hunters-ghostcard

3.自分の宝石ハンターを動かす

数字サイコロの数まで、自分の宝石ハンターを屋敷の廊下のマスの上を移動できます。
サイコロの数字内であれば、途中で止まることもできます。

屋敷には正面玄関から出入りしてください。
各部屋に入ったら1マスです。
各部屋にはドアを通って出入りできます。

宝石ハンターどおしは、廊下の同じマスに置くことはできませんが、部屋には複数のハンターを置くことができます。

廊下では、ほかの宝石ハンターがいるマスを通過することはできます。
同じマスで止まることはできないので、通過できない場合は手前のマスで止まります。

動かないこともできますが、手番では必ず数字サイコロを振って、おばけカードを引いてください。

4.宝石をひろう

部屋にある宝石は、拾ってリュックにしまうことができます。
部屋におばけがいたら、戦いましょう。
拾った宝石は屋敷の外に持ち出すまで持っていなければなりません。
宝石を持っていても、おばけや悪霊と戦うことができます。

5.宝石をおろす

宝石を持って屋敷から脱出したら、手番は終了です。
次の順番でまた屋敷に入りましょう。

6.おばけと戦う

部屋の中におばけがいたら戦います。
おばけと戦うには、黒いバトルサイコロを1つ振ってください。
おばけアイコンがでたら、部屋から1つだけおばけを追い出すことができます。
仲間の宝石ハンターが同じ部屋にいたら、黒いバトルサイコロを2つ振ってください。
おばけアイコン1つごとに、おばけ1つを追い出せます。
ただし、2人以上いても、使えるバトルサイコロは2つまでです。

赤い悪霊か何もない目がでたら、何もできません。

Ghost Fightin' Treasure Hunters-vs ghost

悪霊部屋

3つのおばけが同じ部屋に置かれると、その部屋にいるおばけが悪霊になってしまいます。
3つのおばけを取り除いて、かわりに悪霊コマを置きます。

Ghost Fightin' Treasure Hunters-akuryou

悪霊部屋にはおばけを置くことはできません。
その場合は、ABCの順に次の部屋に置いてください。(Lが悪霊部屋なら、先頭のAに置いてください)

宝石を持っているときに悪霊部屋になってしまったり、悪霊部屋に宝石を取りに行ったときは、悪霊を退治しないとその部屋から出ることはできません。

悪霊退治

悪霊退治は、2人以上でチームを組んで行います。
悪霊部屋に少なくとも2人以上の宝石ハンターがいないと悪霊退治はできません。
2人でバトルサイコロを2つ振ってください。
悪霊アイコンが1つ以上でたら、悪霊退治成功です。
悪霊を部屋から追い出してください。

Ghost Fightin' Treasure Hunters-vs akuryou

ゲームの終了

勝利!

宝石ハンター全員が屋敷を脱出し、8つの宝石をすべて屋敷の外に持ち出せたら全員が勝利です!

負け

宝石を全て持ち出す前に、6つの悪霊が屋敷の部屋に置かれてしまったら負けです。
また、宝石ハンターがすべてばらばらの部屋にいる状態で、部屋に悪霊がいて、宝石ハンターが宝石を持っていて、全員が部屋から脱出できないときです。

上級ルール

上級ルールの準備

ドロー2カード、ドロー3カード、ドアロックカード(青2枚、緑2枚)をおばけカードにまぜてください。

宝石は数字の面を伏せて、数字の順に関係なくランダムに部屋に置いてください。

上級ルールの遊び方

ドロー+シャッフルカード

ドローカードを引いたら、追加で2枚または3枚カードを引いて、指示に従っておばけを置きます。
その後、引き札、捨て札置き場にあるすべてのカードを集めてよく切りなおして、引き札置き場に置きます。

追加でひいたカードにシャッフルカード、ドロー2、ドロー3が入っていたら、そのカードは無視して、次のカードを引いてください。

シャッフルカードがでたら、引き札、捨て札置き場にあるすべてのカードを集めてよく切りなおして、引き札置き場に置きます。

ドアロックカード

ドアロックカードを引いたら、同じ色のドアがロックされます。
宝石ハンターはロックされたドアから出入りすることはできません。

上級ルールでの宝石

宝石には、裏側に番号が書いてあります。
上級ルールでは、宝石を屋敷から番号順で持ち出さなくてはなりません。

宝石のある部屋に入ったら、めくって数字を見ます。
リュックにしまうこともできますが、屋敷から持ちだせるのは番号順です。

上級ルールでのゲームの終了

勝ち・負けの条件は基本ルールと同じです。

5歳・7歳の様子

ひたすらサイコロを振り続けるので、5歳息子は途中で飽きてしまいました。
親が「大変!もうすぐ悪霊になっちゃう。倒してきて~」とか、テンション上げたりしたけど、さすがに長すぎました。

ゲーム時間は30分くらいなので、それより長いゲームでも遊べるのに、これは飽きちゃいました。
やることがサイコロを振るだけだからかな?
確かに単調に感じることはあります。
進むのもサイコロ、おばけを倒すのもサイコロ。
ひたすらサイコロ振ってる感がすごい。

やらされてる感を感じちゃったのかもしれません。

基本ルールで遊んでも、5歳の息子には遊びきれませんでした。

当時7歳の娘は、しっかり状況把握ができていて、自分から「こっちのおばけ倒すね」「おばけ倒してから、宝石運ぶね」とか相談しつつも自分の意志で決定していました。
やっぱり状況判断能力や集中力は重要ですね。
息子にはまだ早かったのかなと思って、しばらく遊んでいませんでした。

6歳になって、久しぶりに遊んだら、こんなに楽しいゲームだったっけ?って言っていたので、やはり対象年齢にあえば、すごく楽しめるようです。
大盛り上がりしながら最後まで遊んでいますし、負けると「もう1回!」ってなります。

ゲームに慣れている子ならいいけれど、そうでないと、ゲームの勝率もそんなに高くないし、ゲームの流れ的にも喧嘩になりそうな気配もします。
「なんで倒せないんだよ~」とか。
盛り上がり過ぎちゃうんですよ。
こういったゲームに慣れていれば、「もう全然倒せないんだけど~」とか、「うわ~負けた~」って楽しく盛り上がれるんですけれどね。

今でも、上級ルールの宝石を番号順に持ち出すのは難易度高すぎるので、導入していません。
でも、ドローカードやドアロックカードは使ったほうが面白いです。
ゲーム時間は多少長くなるので、まずはこういった上級ルールは使わずに遊んでみて、ゲーム終了まで楽しく遊べたら追加してみてください。


むすめ 喋る S
むすめ
2匹おばけが集まっちゃったところは早めに倒さなきゃ!
悪霊になっちゃうと倒すの大変なんだよ。


むすこ 喋る S
むすこ
どこにおばけが増えるかなってドキドキするよね。
倒すぞ~ってサイコロふるの楽しいよ。
すっごい好きになった!(6歳になっての感想)


親目線のレビュー

おばけは可愛いのに、悪霊はほんとに襲ってきそうなくらい怖い。
可愛いおばけちゃんも白じゃなくて、薄緑なのがいい。
蓄光かと思ったけど、光らなかった。暗闇でぼや~って光ったら良かったのに。

宝石ハンターが宝石を背負えるのも、よくできてて感動!
背負っていても、バランス崩れて倒れないのもすごい。

Ghost Fightin' Treasure Hunters-icon

ゲームとしては、ひたすらサイコロを振っている感は感じるけれど、退屈はしないかな。
なにせ、ほぼ毎手番おばけが増えていくので、すごいスピードです。
ドロー3カードとか引いちゃうと、一気に悪霊まで増えちゃう。

悪霊がいる部屋には、おばけが置けないから、いったん悪霊がでると玉突き状態になって、一気に増殖。

ドアロックカードもなかなか悩ましいです。
ドアまであと1歩のところにいるのに、突然ロックされて、他のドアまで行かなくてはならなくなります。

大人が退屈しないのは、これはヤバいぞって気が付いて、ヒヤヒヤできるからかと思います。
難易度は結構高めです。
基本ルールであれば、ある程度勝てると思いますが、ドロー3カードなどを入れると勝率60%くらいかも。(宝石のルールは入れていません)

勝てた時も余裕ってことはなく、悪霊は5体になっていて、おばけ2体の部屋がいっぱい。
あとは脱出するだけだ~って、ギリギリ逃げ切る状態です。
3人で遊んでいるからかな?

BGGで、children's game rankでは5位と上位にランクインしているのですが、Family game rankでは一気に200位以下。
children's game rankに対象年齢8歳以上のゲームが入ることは、あまり見かけないのですが、上位に入っているあたり、やはりキッズ向け(6歳くらいから)なのかな。

ゲームの対象年齢って、しっかり戦略も考えて遊ぶには2歳くらい足す必要があるともいいますが、こちらは本当に8歳からで遊べるよ(6歳からでもルールはわかるよ)ということなのかもしれません。

テーマやルールの難易度は、子供向けで理解しやすいです。
BGGもchildren's gameの定義を、簡単なルールとわかりやすいテーマってしていますね。

協力ゲームとしても、本当に2人そろって戦わなくてはならないので、「助けに来て」「こっちから倒そう!」とか常に相談しています。
興奮しがちなところはあるけれど、協力ゲームとしてはとても良いと思います。
協力ゲームだから助言も自然にできるし、キッズ大賞は納得です。

大人だけで遊んでも、すごく盛り上がれますよ。
子供には容赦なさすぎるくらいの難易度ですから。

わたし 喋る S
いかっぱ
5歳には面白さがわからなかったみたい。
6歳になったくらいから何度も遊びたがるから、これから活躍してくれそう。
ダイス運なので戦略性は低いですが、場面に合わせて相談は必須なので、ファミリーには遊びやすいし、初めましての人とも盛り上がれますよ。

  

名前のとおり、ゴンゴン叩いて宝石を発掘するボードゲームです。
箱が収納以外の使われ方をするなんて斬新!
箱をハンマーで叩いちゃうんですよ。

幼児なんて、手加減せずに箱を壊しちゃいそうと心配になりましたが、そこは大丈夫。
宝石をいっぱい落とすと、その音でドラゴンのドラゴーミアが起きてしまいます。
ドラゴンが起きちゃうと宝石は獲得できません。

微妙な力加減は大人でも難しく、家族全員で真剣な表情で取り組む様子は一見の価値ありかも。
その緊張感がゲームの面白さを倍増させます。
大量に落としちゃって大笑いしたり、笑顔の絶えないボードゲームです。

HAU WEG!-top


わたし 喋る S
いかっぱ
ゲームの内容は見ての通りだと思うから、子供ウケは良さそうだな。
叩いて落とすだけで、戦略とかあるのかなぁ。


【この記事でわかること】
・遊び方
・実際に遊んいる5歳児・7歳児の様子
・欲張るとなんにももらえなくなっちゃう!でもつい欲張っちゃう。
・箱を叩いて宝石を落とす、、、大人は楽しめるの?

基本情報

対象年齢:5歳以上
対象人数:2~4人
プレイ時間の目安:15分
BGGの評価:Hammer Time

内容物

・身箱(ふたではない方を使う):1個
・シール付きプレイマット:1枚
・ハンマー:1個
・宝石:90個(透明10個、青、緑、黄、赤、黒、各16個)
・ノームカード:1枚
・仕事カード:9枚
・荷車カード:16枚(4色 各4枚)
・応用ルールで使うサイコロ:1個

およその箱サイズ(cm):23.5×10.5×7(たて×よこ×高さ)

ルール

準備

はじめて遊ぶ前には、身箱(ふたでないほう)を底面を上にしてテーブルに置き、箱裏の文字を覆い隠すように、シール付きプレイマットを貼り付けます。
ゲームが終わっても、プレイマットは貼ったままにします。

HAU WEG!-playmat

身箱を底面を上にしてテーブルの中央に置きます。
身箱の上に、宝石を全て置きます。

各自、同じ色の荷車カード4枚を取って、よく混ぜてから、宝石が見えている面を上にして自分の前に置きます。

一番年下の人がノームカード(スタートプレイヤーマーカー)を受け取ります。

仕事カードは、白い宝石の面が裏です。よく混ぜ、表側を上にして山札とします。

ハンマーは、全員の手が届く場所に置きます。

HAU WEG!-setting

遊び方

手番は時計回りで変わります。

自分の手番ですることは、全部で5段階あります。

1.ハンマータイム!
2.宝石を数える
3.仕事カードの確認
4.荷車に積む
5.荷車の確認

1.ハンマータイム!

宝石が少なくとも1個落ちるまで、箱の側面を叩きます。
宝石が1個でも落ちたら、段階2に進みます。

2.宝石を数える

落ちた宝石が8個以下?(8個も含む)

段階3に進みます。

HAU WEG!-well done

落ちた宝石が8個を超えている?

落ちた宝石を全て箱に上に戻し、手番終了です。

HAU WEG!-over

3.仕事カードの確認

仕事カードの山札の一番上のカードをみて、落とした宝石で達成できているかを確認します。

達成できていたら、お仕事カードを獲得できます。
お仕事カードは裏面(透明の宝石)を上にして自分の荷車の隣に置きます。
このカードは段階4で、透明な宝石1個分として使えます。

達成できてない場合は、そのまま段階4に進みます。

お仕事カードには以下の種類があります。

・落とした宝石が3個以下
・落とした宝石が6個以上
・落とした宝石のうち黒い宝石が2個以上ある
・落とした宝石が偶数個
・落とした宝石が奇数個

HAU WEG!-task cards

4.荷車に積む

落とした宝石を自分の荷車の上(山札の一番上の荷車だけ)に載せます。
置けるのは、荷車の空きマスと同じ色の宝石だけです。
透明な宝石は、マスの色に関係なくどこにでも置けます。
すでに置いてある宝石を移動しても構いません。

荷車に積めなかった宝石は、全て箱の上に戻します。

5.荷車の確認

自分の荷車は、マスにあった色の宝石で、完全に埋まっていますか?

埋まっている?

宝石を全て箱の上に戻し、その荷車カードを達成の証として裏向きにして、荷車の山札の隣に置いてください。
荷車の山札を1枚めくって、次の荷車とします。

埋まっていない?

段階3で獲得した透明宝石カードが手元にあったら、どんな色にもみなせる宝石として使い、荷車のマスを埋められます。
何枚も使ってもかまいませんが、これができるのは「透明宝石カードを使えば荷車が完全に埋まるときだけ」です。

HAU WEG!-joker card

使った透明宝石カードは、仕事カードの山札の一番下に戻してください。
宝石を全て箱の上に戻し、その荷車カードを達成の証として裏向きにして、荷車の山札の隣に置いてください。
荷車の山札を1枚めくって、次の荷車とします。

透明宝石カードがない場合や宝石や透明宝石カードが足りない場合は、その状態のまま次の人の番になります。
荷車を完成させた場合も、残った宝石を次の荷車カードには使用せずに、次の人の番になります。

ゲームの終了

誰かが4枚目の荷車カードを埋めきったら、手番がみんな同じ数になるように、そのラウンドを最後の人まで行いゲーム終了となります。

ラウンド終了時に、4台の荷車を埋めきったのが1人だけなら、その人の勝ちです。

もし2人以上いるなら、その人たちの手元に残っている透明宝石カードが多い人の勝ちです。
それも一緒であれば、同点1位の人たちで勝利を分かち合います。

サイコロを使った応用ルール

段階1でハンマーを使う前にサイコロを振ります。
サイコロででた色によって、叩き方を変えます。

・黄色:ハンマーの持ち手の柄の選択で叩きます。
・紫:ハンマーの代わりに拳で叩きます。
・オレンジ:親指を離した状態でハンマーを握って叩きます。
・青:利き手ではないほうの手でハンマーを握って叩きます。
・赤:眠っているように片方の耳をぺたんとテーブルにつけたまま、ハンマーで叩きます。
・緑:目を閉じてハンマーで叩きます。

5歳・7歳の様子

最初はサイコロは使用せずに遊びましたが、ルールはとっても簡単なので、2回目からはサイコロを使って遊ぶようになりました。
叩き方が指定されるのが、より楽しいようです。
どの叩き方も難しくはないので、普通に叩けれる子であれば遊べるはずです。

大人だって力の調節は難しいんですもの、幼児にはもっと難しい。
自分のイメージする強さの通りに叩くって、まるでスポーツみたい。
最初のうちは、全然思うように落とせません。

拳で叩いたら、きれいに箱だけ動いて、宝石が全部落ちちゃったことも。
大爆笑です。

いっぱい落ちちゃうと逆に盛り上がるから、悪ふざけして毎回大量に落とそうとします。
「それだとゲームにならないよね」とちょっと注意。

悪ふざけじゃなくて、本気でやってるのにいっぱい落ちちゃうから面白いんだとわかってくれたようです。

遊びながら、イメージ通りに叩くことの難しさと出来た時の嬉しさを実感しているようです。
「今の上手だったよね!!」とか「もうちょっと強くすればよかったのか~」とか毎手番、自分の出来を振り返っています(笑)


むすめ 喋る S
むすめ
強い力で叩くといっぱい落ちちゃうし、弱いとちょっとしか落ちないし、難しいの。
でも、それが楽しい~!!


むすこ 喋る S
むすこ
ドンって叩くと、ドサっていっぱい落ちちゃうんだけどね、
それが楽しいんだよ~。


親目線のレビュー

これまで色々なゲームで遊んできたけれど、これは驚き!

まず、箱にシートを貼るんです!

この滑り止めがあるから、宝石も落ちにくくなります。
ゲームの都度、剝がすわけじゃないから、収納時に気を使うなと思ったけれど、今の所なんの問題もないです。

そして、箱の中はスッカスカ~。
もうこの現象には慣れましたけれど。

HAU WEG!-box

このゲームの場合は、箱がコンポーネントの一つだから、小さくするわけにもいかないでしょうし、やむを得ないですね。

あとこのハンマー。箱を叩くものなんだからと、勝手に叩く部分はゴムだと思い込んでたんですよね。
全て木製だったので、驚き。
箱がボコボコになるんじゃないかって心配になりました。
もう何度も遊んでいますが、ちいさな凹みくらで済んでいます。

ゲームの内容ですが、超単純。
箱を叩いて、上にのった宝石を落とすゲーム。
それだけなんですよ~。
考える要素なし。
どの色を落としたいって思っても、それが箱のふちになきゃ無理だし、そもそも何個落ちるかは力加減。
運要素しかないです。

でも、つまらないかっていったらそんなことはなく。
だって、難しいんですよ、力加減が。
ちょっと強めに叩いたら、20個くらい落ちちゃったり。
子供たちに「ママ、なにやってるの~」と笑われます。
反省して弱く叩くと1個しか落ちないし。

アクションゲームだって、割り切って遊ぶと楽しいです。
力加減が上手くいって、8個ぴったり落とせたときは大興奮です。

仕事カードは獲得できるとオールマイティの透明宝石と同じ効果かつ取っておけるので、ぜひとも獲得したいとことです。
でも、狙って取れるものでもないんですよね。
落とした宝石が3個以下なら、弱く叩けばいいので割と簡単なんですが、6個以上とかスキルが必要。
偶数、奇数に至っては、もはや運です。
いつもは何にも活用できない黒い宝石も、ここで活用できることがあります。
この仕事カードがあるから、ゲームが単調にならないのですが、叩くのに夢中になりすぎて、忘れがちな段階3です。

我が家はついついリビングの床で遊んでしまうのですが、サイコロの赤がでると横にならなきゃいけないから大変。

このゲームに限らず、そろそろテーブルで遊びたいな。(腰も痛いし)
でも、子供って興奮するといろんなものを落とすから、手札見えちゃったり、コマ1個どこまで転がったの?とかなるんですよねぇ。
成長に期待ですね。

サイコロを使って遊ぶ場合ですが、毎回説明書開いて、何色がどんな叩き方をするか確認していました。
なんと、箱の横のイラストで、それぞれの叩き方をノームたちが表現していました。
ちゃんと、その旨も説明書に書いてありました。
本能的に遊べるゲームだから、ちゃんと説明書読んでいなかったんですね。

HAU WEG!-master variant

わたし 喋る S
いかっぱ
楽しいですね~。考えることは、ほとんどないですね~。
むしろ、ハンマー握って、無になる。
一発に集中! 大人も子供も結果に一喜一憂です。

  

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