いかっぱの知育と称してボードゲーム沼

6歳の男の子、8歳の女の子と毎日ボードゲームで遊んでいます。
息子2歳、娘4歳の時、知育と言い訳して、すっかりはまってしまったボードゲーム沼。
これまでに遊んだゲームの中から、我が家でも大好評な幼児向け・低年齢対応のボードゲームをご紹介します。
親子の絆を深めつつ、子供たちの成長にもプラスの影響を与えること間違いなし!
新しいボードゲームの発見と家族との特別な時間が待っていますよ!

カテゴリ:ボードゲームレビュー > まとめ記事

年末年始のお休みには、家族が集まる機会があったりしますよね!

ボードゲームって4人までのものが多いですよね。
甥っ子、姪っ子も一緒に遊ぶなら、6人以上で遊べないと!

ボードゲームに慣れている我が家では、対象年齢以上のゲームでも遊んでいますが、慣れていないと対象年齢であっても楽しめないものも多くあります。
そこで、大人数で遊べて、普段ボードゲームで遊ばない子も簡単に理解できるボードゲームを集めてみました。

帰省の荷物に入れても嵩張らない小箱のゲームを中心にご紹介します!
子供たちが小さいころに活躍したおむつポーチにぴったり!(一部入らず)
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ぽいよね


・遊べる人数:2~6人
・対象年齢:8歳以上

私って浮き輪なの?
自分っぽいもの、その人っぽいものを予想するイメージこじつけゲーム!
家族や仲の良い友人たちと遊べば、思い出話に花が咲きます。
対象年齢は8歳以上となっていますが、6歳息子も楽しく遊べました。
ショートゲームなら、ルールはあってないようなものだし、わいわい盛り上がれますよ!



ニムト


・遊べる人数:2~10人
・対象年齢:8歳以上

ルールはとっても簡単なのに、悩ましい、いつ遊んでも楽しい超有名カードゲームです!
カードの処理は、慣れるまでは大人がやってあげても大丈夫。
手札から1枚選んで出すだけだから、とっても簡単。
しかも、大人数になるともはや予想不可能で、大人も手加減なしで遊べちゃいます。
10人まで遊べちゃうのがすごいですね。



犯人は踊る


・遊べる人数:3~8人
・対象年齢:8歳以上

ひらがなが読めれば遊べる変則ババ抜き。
犯人カードを持っているのはだれかな?と思ってたら、自分のところに来た~!!
人数が多いほうが、犯人がぐるぐる回るし、カードの種類も増えるので、こういう時こそ遊びたいゲームです。


ナンジャモンジャ


・遊べる人数:2~6人
・対象年齢:4歳以上

今回ご紹介するゲームの中では、一番低年齢で遊べるゲームです。
ナンジャモンジャに名前をつけていくゲーム。
家族だけで遊んでいると名前がマンネリ化しちゃうので、普段一緒に遊ばない子と遊ぶと覚えられなくて大盛り上がり!



うんちしたのだあれ?


・遊べる人数:3~6人
・対象年齢:6歳以上

子供が大好きなテーマ(笑)
完全にネタ的なパーティーゲームと思いきや、記憶力が試されるゲームです。
お部屋の真ん中でうんちをしてしまった罪を擦り付けるはずが、そんな相手が実はいなかったら?自分のせいになってしまう!
スピード勝負でわちゃわちゃしてるのに、記憶力が重要!



宝石がいっぱい


・遊べる人数:2~6人
・対象年齢:4歳以上

場にあるカードを1枚めくるだけ
神経衰弱より簡単!
宝石がどんどんでてくるから、小さい子も飽きずに遊べます。



ハゲタカのえじき


・遊べる人数:2~6人
・対象年齢:7歳以上

みんな同様に1~15までの手札をもって、-5から10までのカードを取り合うだけなのに、なんでこんなに悩ましいんだ!
15枚の手札から1枚を選んで出していくだけだから、ルールはとっても簡単。
同じカードを出しちゃったら無効になっちゃうから、相手の出方も考えなきゃいけないし、シンプルなルールなのに、とっても悩ましいゲームです。



エスカレーション!


・遊べる人数:2~6人
・対象年齢:10歳以上

10歳からとなっていますが、学童では1年生から遊んでいるとのこと。
前にでた数字より大きい数字のカードを出していくだけ。
同じ数字があると、枚数の数掛け算になるから、すごく大きい数字にもできる。
掛け算ができるとよりスムーズには遊べるけれど、足し算だけでも大丈夫。



ワードスナイパー キッズ


・遊べる人数:2~6人
・対象年齢:4歳以上

6人までとなっているけれど、実は何人でも遊べちゃう連想ゲーム。
『あ』から始まる『べたべたのもの』は?
早い者勝ちで答えていくゲームです。
しりとり要素のあるワードバスケットよりも、遊びやすくて好き。



ぴっぐテン


・遊べる人数:2~8人
・対象年齢:6歳以上

10までの足し算ができれば遊べます。
合計がちょうど10になるようにカードを出せたら、出ているカード全部ゲット!
でも、11以上になったらダメで。
ぴったり10にしてたくさんカードを集めた人の勝ちです!




 

ボードゲームの賞と言われて、真っ先に思いつくのは、ドイツ年間ゲーム大賞(Spiel des Jahres)ではないでしょうか。
ドイツ年間ゲーム大賞は、ドイツで選定されるボードゲームの最も権威ある賞です。
なんと始まりは1979年!
歴史ある賞であり、世界中で注目されていますね。

我が家でも、まずはこちらの受賞作から遊んでみて、どんどん沼にはまっていきました。

どの作品も子供が夢中で遊べて、一緒に遊ぶ大人も楽しい素晴らしい作品です。

新しいものからさかのぼって、レビュー記事をまとめました。
ボードゲーム選びの参考にしていただると、嬉しいです。



2022年受賞作 魔法の山

綺麗な魔法の球の力を借りて、魔法学校の生徒を偉大な魔法使いの先生のもとに急ぎます。悪い魔女に魔法の球の力を与えないように気を付けて!

転がすだけの小さい子向けのゲームかなぁと思っていました。
遊んでみたら、けっこう難しくて、大人もちゃんと楽しい!
思うように球が転がらなくてヤキモキするし、うまく行けば大人だって嬉しい。
予想外の連鎖がおきると大盛り上がり!


2021キッズ部門受賞作 ドラゴミノ

2017年にドイツ年間ゲーム大賞を受賞したキングドミノのキッズ版です。

タイルがかなり分厚く、印刷もとてもきれいです。
絵柄を合わせるだけなので、小さい子も遊べるタイル配置ゲーム。
効率よく卵を集めるために、考えるところはしっかりあるものの、運要素もあり、大人も子供と一緒に夢中になれます。

個人的にかなり好きなゲームです。


2018年キッズ部門受賞作 きらめく財宝

キラキラ輝くたくさんの宝石が、氷の塊をイメージした透明なリングにいっぱいつまっています。
もう見た目から、子供の心をつかんで離しません!
大人だってテンション上がっちゃう。
遊んでも、もちろん楽しいし、飾っておきたいくらいきれいなゲームです。(振動でくずれるだろうけれど)


2016年キッズ部門受賞作 ストーンエイジ・ジュニア

これは本当に良作!
ワーカープレイスメントだけれど、駒の配置はメモリー要素が重要なので、小さい子も遊びやすい。
木のコンポーネントも愛らしく、これぞボードゲーム!!
再販してほしいよ~。


2014年キッズ部門受賞作 お化け屋敷の宝石ハンター

これは、キッズ部門なのかな?
大人でも、クリアできないくらいの難易度ですよ。
遊び方はダイスなので、簡単だからかな?
他の大賞作と比較して、対象年齢が高いですね。

おばけが悪霊になっちゃうドキドキと逃げ切れるかのヒヤヒヤが、臨場感たっぷりに味わえる作品です。


2013年キッズ部門受賞作 お姫様を助けるのは誰だ

黒ひげ危機一髪と宝探しが一緒になっているんだもの、楽しいに決まってる!
魔法使い役と勇者役で、役割が異なるのもいいですね。

鍵がくっついてきた時のカチっていう音と手に伝わる振動が、アナログの良さを発揮しています。

大人だけで遊んでも、心理戦も交えた熱い戦いができますよ。


2009年キッズ部門受賞作 魔法のラビリンス

なんと2022年に日本語版が発売されています。
日本での発売がなかったり、すぐに販売終了されてしまうものも多いなか、10年以上経っての日本語版発売。
長く愛されているゲームですね。

本当に見えない壁があるかのようなギミックが素晴らしく、メモリー要素があるゲームなので、大人も子供も一緒に遊べます。

これからもずっと長く遊ばれていくゲームだと思います。


2004年キッズ部門受賞作 オバケだぞ~

単純なすごろくなのに、自分のコマがおばけになっちゃうことで、大混乱!
自分のコマがおばけになっちゃうギミックもいいですね。

大人はさすがにだまされないよ~と思っていると、まっさきに記憶が怪しくなる。
子供だましならぬ、大人だましなゲームです。

たいてい負けるけれど、好き。


2003年キッズ部門受賞作 ねことねずみの大レース

こちらも長く遊ばれている定番ゲームですね!

子供向け?いやいや大人だって、かなりヒヤヒヤ大盛り上がりですよ。
チキンレースの要素もあるドキドキすごろく。
後半のネコの追い上げが予想外で、どんどん捕まります。

誰にでもオススメできる作品です。


1998年子供特別賞受賞作 にわとりのしっぽ

ドイツ年間ゲーム大賞でキッズ部門が独立するのは、2001年。
こちらは、それ以前の作品のため、子供特別賞を受賞しています。
そのため、ゲームの箱には赤ポーンが付いています。

神経衰弱がこんなに闘争心を煽るものだったなんて。
小さい子のいる家庭にプレゼントを贈るときに、まっさきに候補に浮かぶのがこのゲーム。

これからもずっとずっと愛されていくゲームだと思います。


おまけ 2022年キッズ部門ノミネート作品 クアックスと仲間たち

惜しくも大賞は逃しましたが(この年の大賞は魔法の山)、個人的にはこれが大賞!
ここ数年は、ギミックに凝ったものが大賞を受賞していますね。
こちらは、バックビルドシステムを利用したすごろくなので、パッと見は地味かも。
それでも、内容は濃いですよ!大人だけで遊んでも十分に楽しめる作品です。
もとになっているクアックサルバーはドイツ年間ゲーム大賞2018エキスパート部門の受賞作ですね。

長く遊べるとても優秀なゲームなので、ぜひ国内で買えるようにしていただきたいです。


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