いかっぱの知育と称してボードゲーム沼

6歳の男の子、8歳の女の子と毎日ボードゲームで遊んでいます。
息子2歳、娘4歳の時、知育と言い訳して、すっかりはまってしまったボードゲーム沼。
これまでに遊んだゲームの中から、我が家でも大好評な幼児向け・低年齢対応のボードゲームをご紹介します。
親子の絆を深めつつ、子供たちの成長にもプラスの影響を与えること間違いなし!
新しいボードゲームの発見と家族との特別な時間が待っていますよ!

タグ:カードゲーム

合計がちょうど「10」になるようにカードを出せたら、場に出ているカードをすべて取ることができます。
でも、「10」を超えてしまったら、前の手番の人に全部とられちゃう。
一番カードを多く集めた人の勝ち!
10までの足し算ができれば遊べます。

ただカードを出していくだけ?
違いますよ。ちょっと特殊なカードや出し方があるんです。
そんなカードを上手につかって、ぴったり10を狙いましょう!

小学校低学年の子も一緒に親子で遊べるボードゲームをお探しの方は、ぜひ参考にしてみてください!

Pig10-top


わたし 喋る S
いかっぱ
息子も10までの足し算ならスラスラ出来るようになったし、ちょうどいいタイミング!
でも、ザ・教育ゲームは嫌なんだけど、これはどうでしょう?


【この記事でわかること】
・遊び方
・実際に遊んいる6歳児・8歳児の様子
・手札にあるとラッキー±5と0のカード

基本情報

対象年齢:6歳以上
対象人数:2~8人
プレイ時間の目安:15~20分
BGGの評価:Pig 10

内容物

・カード 80枚(1~4&6~9:各8枚、0:7枚、±5:5枚、10:4枚)
・説明書1部

およその箱サイズ(cm):11×11×5(たて×よこ×高さ)※古い版です

ルール

準備

カードをよく混ぜて、各プレイヤーに伏せて3枚ずつ配ります。

残ったカードは、伏せて補充用カードの山とします。

遊び方

手番は時計回りでまわります。

手番では、手札からカードを1枚出して、直前のプレイヤーが出したカードの上に重ねていきます。
カードを出すと同時に、最初に出ていたカードの数に、今自分が出したカードの数字を足して、はっきりと言います。
Pig10-plus

そのあと、補充用の山札から1枚カードを補充して手番を終了します。

カードを出して足した数が、ちょうど10になった場合は、「ぴっぐテン」と言って、すでに出されているカードすべてをそのプレイヤーが取り、自分の前に伏せておきます。
Pig10-ten

もし、10を超えてしまった場合は、直前のプレイヤーが出ているカードをすべて取り、自分の前に伏せておきます。
Pig10-over

±5

±5のカードを出した場合は、これまで出ている数字に5を加えるほかに、5を引くこともできます。
ただし、マイナス数字にすることはできません。
Pig10-±5

0

0を出した場合は、前にプレイヤーが言った数字に関係なく0になります。
Pig10-0

同じ数字

前のプレイヤーが出したカードもしくは宣言した数字と同じ数字のカードを出す場合には、通常通りその数を加えるほかに、出したカードに書かれた数字をそのまま宣言することもできます。
Pig10-same

ゲームの終了

補充用の山札がなくなってもそのままゲームを続けます。

すべてのプレイヤーのすべての手札がなくなったらゲーム終了です。

自分の前に最も多くのカードを置いているプレイヤーの勝ちです。

6歳・8歳の様子

ルールは前に出されたカードに自分の出したカードの数を足していくだけなので、とっても簡単。
しかも、早出しではないから、ゆっくり数えても大丈夫。

今でこそ、だいぶ計算が速くなった息子ですが、10までの足し算を習っている真っ最中でも、問題なく遊ぶことができました。
10になる組み合わせの数字を知っていると、そろばんや今後の暗算にも役に立つし、遊びながら計算練習になっちゃう。

数を足していくゲームにはノイ(neu) がありますが、あちらは100までの足し算なので、繰り上がりとかちょっと難しい。
こちらは、一桁の足し算なので一年生から遊べます。
また、特殊カードが±5か0しかないので、よりシンプルです。

とはいえ、ある程度は暗算できないと、ゲーム自体を楽しめないんじゃないかなと思います。
10にするワクワクよりも、計算で一生懸命になっちゃうだろうし。

子供たちが楽しんで遊んでくれたのは、初めて遊ばせた年齢の影響も大きいかなと感じます。
計算には苦はなく、純粋に10にすることを楽しんでくれました。

ゲームとして楽しむなら、10までの足し算がスラスラ言えるようになってからがおすすめです。
でも、宿題の計算カードをなかなかやらない!っていう場合は(我が家の場合)、お勉強として遊ぶのもいいかもしれませんね。
正直、計算カードをずっと聞いているのが退屈で、嫌々やるならこっちで練習しよう!ってズルさせちゃったことも(多々)あります。

あとは、時計回りになるので、並び方重要。
自分がオーバーすると手前の人に取られるので、ママに取られるのはいいけど、姉には嫌だ!みたいな喧嘩になります。

このような1枚出すたびに山札から1枚とるゲームでは毎回のことですが、山札からの補充を忘れがちです。
ふと見ると、手札1枚しかないじゃないか!となりますので、都度声掛けするようにしています。

むすめ 喋る S
むすめ
誰が何を出すかなって考えながら出すのが難しいよ。
でも、それが楽しい!


むすこ 喋る S
むすこ
なに出したら10になるかなって、出すのが楽しい!
前の人に取られちゃうのが嫌だな。


親目線のレビュー

子供と遊ぶと、たまに計算間違えて出すときもあって、「もう一度計算してみて」って、ちょっとお勉強っぽくはなっちゃうことはあるものの、さほど気にならず。
こちらも、10にしてやろうと真剣なので、心配していたようなザ・教育ゲームにはならなかったです。
もちろん、息子でも基本的にはスラスラ暗算できているっていうのもあると思います。
手を使って数えていたり、暗算スピードもゆっくりだと、お勉強っぽくなっちゃうかもしれません。

ゲームとしても、ぴったり10にできるとすごく嬉しいし、手札が3枚なのでどうにもならなくて、「どうしよう~」ってなるしで、とっても楽しい。
10をオーバーしちゃうと、手前の人が得しちゃうっていうのも悔しくていいですよね~。

10なんて、すぐになっちゃうんじゃないの?と思われるかもしれませんが、±5のカードや0のカードがあるので、長く続くこともあります。
もちろん、2の次に8ですぐに10にできちゃうこともあります。
長く続いて、たまったカードを一気に取れると嬉しいですよ。

勝敗についてですが、自分でぴったり10にできると嬉しい。
でも、獲得したカードって、次の手番の人がオーバーしちゃったのが回ってくるもののほうが多かったりします。
大人だけで遊べば違うのかな?
だから、勝った!となっても、あんまり活躍してないのに勝てちゃったって感じのほうが多いです。
子供はそれでも喜んでいますが、私的にはちょっと物足りなさを感じちゃいます。
兄弟げんかに利用された気分、、、。(相手にぴったり10を決められるくらなら、オーバーしてママに渡しておこうって時があったりするんです。)
我が家で遊ぶときは、大人2人以上で子供たちの間に入らなきゃなぁと思ってます。
もしくは、すっごく仲良しモードの時。
計算カードの代わりに遊ぶときは2人で遊びますが、これもなかなかオススメです。

注意点としては、我が家のような古い版のものだと、カードが一回り大きくて、カードシャッフラーに入りません。
カード枚数が多いので、シャッフルが大変。
それなのに、カードサイズが少しだけ大きくて入らない。
新版は一回り小さいようなので、そちらをオススメします。(箱も小さいし)

わたし 喋る S
いかっぱ
足し算の練習にもってこいだけれど、大人も楽しいから1年生くらいからオススメ!
大人数か2人で遊ぶのが平和で良いす。


有名カードゲームといったらこちら「ハゲタカのえじき」は必ず上がるのではないでしょうか?

みんな同様に1~15までの手札をもって、-5から10までのカードを取り合うだけなのに、なんでこんなに悩ましいんだ!
15枚の手札から1枚を選んで出していくだけだから、ルールはとっても簡単。
数の大小さえわかれば遊べるけれど、相手の出す数字を予想し、まだ出ていない高得点を獲得するために大きい数字は出していきたい、でも小さい数字ばかり残っちゃうと-点を取らされちゃう。
なかなか奥深いゲームです。

小学校低学年の子も一緒に親子で遊べるボードゲームをお探しの方は、ぜひ参考にしてみてください!

What the Heck?-top


わたし 喋る S
いかっぱ
ボードゲーム好きを公言するなら、持っていなきゃなと思って購入したゲーム。
いろんなカードゲームで遊び慣れてしまった我が家では、どんな印象になるかしら?


【この記事でわかること】
・遊び方
・実際に遊んいる7歳児・9歳児の様子
・親子三代で大盛り上がり!誰でもすぐに遊べる超優秀ゲーム

基本情報

対象年齢:7歳以上
対象人数:2~6人
プレイ時間の目安:15分
BGGの評価:What the Heck?

内容物

・数字カード:90枚(6色×1~15まで各1枚)
・ハゲタカカード:15枚(‐1~‐5、1~10まで各1枚)

およその箱サイズ(cm):12×9.5×2(たて×よこ×高さ)

ルール

準備

各プレイヤーは同色の1~15の数字カードを一組受け取ります。
ハゲタカカード15枚をよく混ぜて、伏せてテーブルの上に山にしておきます。

遊び方

ハゲタカカードの山の一番上の一枚をめくり、表にして山の横に置きます。

各プレイヤーは手札をよく見て任意の地米の数字カードを選び、自分の前に伏せて出します。
全員揃ったら、一斉に前出したカードを表にします。

下記のルールに従いハゲタカカードを取る人を決めます。
ハゲタカカードを受け取った人は、自分の前に置きます。

使用した数字カードは、各プレイヤーの前に裏返しておきます。再使用はしません。

ハゲタカカードを受け取る人の決め方

ハゲタカカードがプラスの場合

一番大きな数字カードを出した人が、そのハゲタカカードを受け取ります。
What the Heck?-pluscad

ハゲタカカードがマイナスの場合

一番小さな数字カードを出した人が、そのハゲタカカードを受け取らなくてはなりません。
What the Heck?-minuscard

例外ルール1

同じ数字カードが2枚以上出された場合には、それらは打ち消し合い無効となります(バッティング)。
その次のカードを出した人がハゲタカカードを受け取ります。
What the Heck?-battuing

例外ルール2

出されたすべてのカードが打ち消し合い、誰もカードを取れない場合には、そのハゲタカカードはそのまま残し、次にめくるハゲタカカードと一緒に奪い合います。

2枚のカードの合計がプラスの場合は、一番大きな数字を出した人が2枚まとめて受け取ります。
2枚のカードの合計がマイナスの場合は、一番小さな数字を出した人が2枚まとめて受け取ります。

ゲームの終了

ハゲタカカードが全部めくられたらゲーム終了です。

7歳・9歳の様子

二人ともルールはすぐに理解でき、練習なしで遊ぶことができました。

+カードを取りたい、-カードは取りたくない、またバッティングっていう要素がつまったゲームとして、じゃんげんゴリラでよく遊んでいるので、すぐにコツがつかめたのかもしれません。


また、後のことを考えてカードを管理していく点は、我が子が一番好きなゲーム、5本のきゅうりに似ています。


シンプルなルールだからこそ、いろいろなゲームに通じる点が多いのかもしれませんね。

ただただ大きい数字が勝つのではなく、バッティングがあるのでより悩ましくなります。
でも、バッティングは初めてだと少し戸惑うかもしれませんね。
大きい数字なのに無効になっちゃうって、少し難しいですよね。
慣れればすぐに理解できるとは思いますが、バッティングだけの要素で遊べるダイソーのねこチーズをうばえも面白いですよ。


+の数字であれば、大きい数字を出した人が取れる、-の数字であれば小さい数字を出した人が取る。
一瞬あれ?って混乱することがありますが、遊ぶ都度、確認してあげればちゃんと理解してくれます。
むしろ、息子とバッティングしまくりで、思考回路一緒のようです。
娘は手堅く攻めてきますね。その数字で15使っちゃうの?っていうくらい確実な手を打ってきます。

シンプルルールなだけに、性格が良くでて面白いです。

むすめ 喋る S
むすめ
誰かと同じになっちゃうかなってドキドキしながら出すのが楽しい。
大きいカードはいつ出すか考えちゃうよね。


むすこ 喋る S
むすこ
誰が一番大きいの出すか気になるよね。勝てると嬉しい!
マイナスのカード取っちゃうとイヤなんだよなぁ。


親目線のレビュー

すぐに終わるしお手軽なので、子供ともよく遊びますが、実は初めて遊んだのは職場のイベントでした。
私以外ボードゲームではあまり遊ばない人ばかりだったのですが、1回のルール説明ですぐに遊べました。
相手の出方を予想するゲームですが、気遣う必要はなく、遠慮しながら遊ばなくていいので、気分的に楽!
相手の出方の伺う過程が悩ましいのに、ぱっぱっとゲームが進むので、誰とでも楽しく遊べる超万能ゲーム。

私の父とも一緒に遊びましたが、ルールを聞いただけで悩みどころを把握できたようです。
最初から、私は負けました。
何回かもう一度やろうってなっていたので、気に入ってくれたようです。

子供と一緒に遊ぶにしても、カードを出すだけなので手加減のしようもなく、大人だけで遊ぶ時と同じように遊べます。
みんな同じ条件なのに、選ぶ数字が異なるって面白いですよね。
もちろん、同じ数字を選ぶこともあって、より盛り上がります。

これほど幅広い年齢層で真剣に遊べるゲームって、実は少ないんじゃないでしょうか
親子三代で手軽に遊べるって、すごくありがたい。

我が家で人気の「5本のきゅうり」など、少しひねったゲームで遊べるようになると、そちらのほうが登場頻度は多くなるのですが、なんだかんだで遊び続けているゲームです。

わたし 喋る S
いかっぱ
どんなメンバーともどんな場面でも楽しめちゃう。
いつも持ち歩いていたい万能ゲームです。


 

犯人はだれか?を当てる探偵カードゲームの『犯人は踊る』
ババ抜きのように、犯人がぐるぐるまわります。

8歳からとなっていますが、子供たちの学童では1年生の時から遊んでいるようです。
かわいい絵柄から、子供向けのゲームのように感じられるかもしれませんが、大人だけで遊んでも盛り上がりますよ~。
Hannin ha odoru-top


わたし 喋る S
いかっぱ
初めて遊んだときは、大人だけで6人で遊びました。
ババ抜きのひやひやと犯人を突き止めるワクワクとあっちに犯人いったなっていうニヤニヤと、大人数で盛り上がれるパーティーゲームです。


【この記事でわかること】
・遊び方
・実際に遊んいる7歳児・9歳児の様子
・大人数のほうが盛り上がる変則ババ抜き!

基本情報

対象年齢:7歳以上
対象人数:3~8人
プレイ時間の目安:10分

内容物

・ゲームカード 32枚
 犯人、いぬ、第一発見者、少年:各1枚
 一般人、たくらみ:各2枚
 目撃者、情報操作:各3枚
 探偵、うわさ:各4枚
 アリバイ、取り引き:各5枚
・予備の空欄カード 2枚
・説明書 1部

およその箱サイズ(cm):10.5×7.5×2(たて×よこ×高さ)

ルール

準備

遊ぶ人数によって使うカードの枚数や種類が異なります。
説明書を参考に用意してください。
Hannin ha odoru-cards

準備したカードをよくまぜ、裏向きに配ります。(1人4枚)

遊び方

第一発見者カードを持っている人がそのカードを手元に表向きに出し、ゲームが始まります。
Hannin ha odoru-start

手札から1枚選んで表向きに自分の手元にだします。
出せる手札がないときは、次の人に移ります。

出したカードの効果を使います。

Hannin ha odoru-aribai

時計回りで次の人へ手番が移ります。

ゲームの終了

探偵カードで犯人を当てる

探偵の勝ち 犯人とたくらみを出した人の負け
Hannin ha odoru-tantei

いぬカードで犯人カードを引き当てる

いぬの勝ち 犯人とたくらみを出した人の負け

犯人カードをだす

犯人とたくらみを出した人の勝ち その他のひとは負け
Hannin ha odoru-hannin

7歳・9歳の様子

息子が1年生のときに学童で遊んで楽しかったから、家でも遊びたい!と言ってくれたので遊び始めました。
でも、まだ入学してすぐのときは、ふりがながあるとはいえカードの内容を読んで理解するのが難しかったようで、スムーズには遊べず楽しめませんでした。
どうやって学童で遊んでたんでしょう?

そのまましばらく遊んでいなかったのですが、音読もだいぶ上手になり、学童でもより頻繁に遊んでいるとのことだったので、家族で遊んでみました。
前回までとは異なり、カード内容も理解できているし、考えて出すこともできています。
学童で遊んでカード内容を理解していたのも大きいと思います。

大人であれば初回でもカード内容を読んで理解して、初回から遊ぶことができますが、子供の場合は時間をかけて1枚1枚説明してあげる必要がありそうです。

カードさえ理解できてしまえば、ルールは簡単! 手加減のしようもないし、大人だけで遊んだときと同じプレイ感で遊べました。

第一発見者が、「私のドーナッツ食べちゃったの誰よ!」とか、事件を考えてから始めるのですが、子供はこれがやりたいらしく、いつも自分がやる!!!と取り合い。
でも、第一発見者は誰の手元にいくかはわからないんですがね。
しょうがないので、事件だけは作ってもらっています。


むすめ 喋る S
むすめ
アリバイ持っててさ、「犯人じゃありません」って言うときが一番楽しいよね~。


むすこ 喋る S
むすこ
誰が犯人持ってるのかなって考えるのが楽しいよ。
自分だけが知ってるときとか嬉しい。


親目線のレビュー

ババ抜きでも、誰がババをもっているかわかる時って結構ありますよね。
こちらも誰が犯人を持っているかわかっちゃいます。
でも、探偵カードやいぬカードじゃないと犯人を指名できません!
確信をもって探偵カードで特定したのに、まさかのアリバイカード!!
持っていたのかなぁって大混乱。

犯人を突き止めるか、犯人とグルになっちゃうか。
犯人を突き止める駆け引きとババ抜きのヒヤヒヤが味わえちゃう、とっても盛り上がるパーティーゲームです。

我が家では3人か4人で遊ぶのですが、遊ぶ人数が少ないと使うカードの種類も少ないので、犯人がぐるぐる回りません。
また、犯人はだれが持っているかも、特定しやすいです。

カードの内容はそれぞれ特徴的で面白いし、犯人を特定するワクワクやヒヤヒヤが楽しいゲームですので、大人数のほうがより楽しめます。
ゲーム会で最大の8人で遊びましたが、犯人はなかなか特定できないし、分かったと思ったらまたどこかに行っちゃうし、あちこちでニヤニヤしてるし、すっごく楽しかったです。

3人から遊べるのですが、大人数で遊んだほうが圧倒的に面白いです。

わたし 喋る S
いかっぱ
子供たちは3人で遊んでも楽しんでくれますが、やっぱり大人数で遊ぶのが楽しいですね。
イラストがすごく好き!同じ種類のカードでもイラストがそれぞれ違うっていうこだわりに感動!

  

すごろくやのガチャで出てくるミニチュアカードゲームコレクションの第2弾!
第2弾は、ニムト、お邪魔者、ワードバスケット、ナンジャモンジャ・シロの4種類。

ガチャなので、何がでるかはわかりません。
我が家で手に入ったのは、ニムトとお邪魔者。
ゲームマーケット2024春でお迎えしました。
その時の様子はこちら。



今回ご紹介するのは、ニムト。
ニムトは、ルールはとっても簡単なのに、悩ましい、いつ遊んでも楽しい超有名カードゲームです!
手のひらサイズのとってもコンパクトなゲームだけれど、ちゃんと遊べるの?
お試し程度?通常版との違いは?
そんな疑問にお答えできればと思います。

初めてこのミニチュア版でニムトに出会った夫が、ものすごく気に入ってしまったので、通常版もお迎えしました。
レビューに関しては、通常版と合わせての感想になります。

6nimmt!-top


わたし 喋る S
いかっぱ
ド定番だから、ずっと気になっていたニムト。
まだまだ難しいかなと思って、ニムトジュニアで遊んでいたけれど、そろそろ遊べるかしら?


【この記事でわかること】
・遊び方
・実際に遊んいる6歳児・8児の様子
・通常のニムトと違う点は?

基本情報

対象年齢:8歳以上
対象人数:2~5人(通常版 2~10人)
プレイ時間の目安:30分
BGGの評価:6 nimmt!

内容物

・牛カード 55枚(通常版 104枚)
・ルール説明書 1枚

およその箱サイズ(cm):5.4×3.7×2.3(通常版 12×9.5×2.2)(たて×よこ×高さ)

ルール

準備

すべての牛カードをよくまぜて、伏せたまま各プレイヤーに10枚ずつ配ります。
その他に、4枚のカードを表にして、テーブルの中央に縦に並べます。
残りのカードは使用しません。

遊び方

全員が手札から1枚選んで、伏せて前に出します。
全員出したら、一斉に出したカードを表にします。

出したカードに書かれた数字が小さいプレイヤーから順に処理をします。
6nimmt!-rule

出したカードをテーブルの中央に並べられたカードの列の最後尾に付け足して並べます。
付け足すカードの列は、出したカードより小さく、一番近い数字のカードが最後尾になっている列です。

ただし、各列には5枚までしか並べることができません。
付け足したカードが6枚目になってしまう場合には、それまでに並べられていた5枚のカードをすべて引き取り、自分の前に置きます。
(手札には加えません)

出したカードを、新たに列の先頭のカードとして並べます。

出したカードの数字が、どの列の最後尾のカードより小さく、付け足すことができない場合には、任意の1列を引き取って、新たにその列の先頭のカードとして並べます。
6nimmt!-rule2

この手順で、手札がなくなるまで繰り返します。

ゲームの終了

手札がなるなるまで(10回)おこなうとゲーム終了です。

引き取ったカードの牛のマークの数が失点になります。
一番失点の少ないプレイヤーが勝者です。
(何ラウンドかプレイして、誰かが66点を超えたらゲーム終了です。)
6nimmt!-point

6歳・8歳の様子

10枚の手札から1枚を選んで出していくだけ。
場に配置するのは、ルールに従って行うので機械的です。

そのため、正直、もっともっと小さい子でも参加できちゃいます。

でも、6枚目を回避するように数字の並びを考えるとか、大ダメージ回避のために、あえてまだ少ない列をとる選択をするとかは、8歳からが適切だと思います。

6歳息子も、繰り返し遊びたがるほど気に入ってくれていますが、「なんでそっちに置いちゃうの?」とまだまだわかっていないような発言があります。
8歳娘は、大ダメージ回避のために、列をとることが多いです。
勝負にはでないタイプ。

まだルール理解があいまいな息子が勝っちゃうこともあるので、運要素はありますね。

我が家では、ニムトジュニアでよく遊んでいたのですが、その経験が生きているとかはなさそうです。
ニムトジュニアもニムトの良さをちゃんと持った良いジュニア向けゲームですが、子供にとっては絵柄を合わせるのと数字を比べるのでは、全然違った印象になるようです。

ニムトが大好きなのに、子供が小さくてまだ無理!っていうご家庭は、ニムトジュニアをどうぞ。
ニムトができるようになっちゃったら、やっぱりニムトがいいです。

そんなニムトジュニアのレビューはこちら。


むすめ 喋る S
むすめ
6枚目を出さないようにするのが、ドキドキして楽しいよね!
けっこう考えちゃうんだよね~。


むすこ 喋る S
むすこ
みんななんの数字だすのかな?自分の出したカードはどこに置かれちゃうかな?ってドキドキする!


親目線のレビュー

ゲーム会に行くと、必ず誰かが持ってきているニムト。
大人数で遊べて、短時間で終わるので、時間調整や初めましてなど、どんな場面でも、とっても遊びやすいです。
そして、なにより楽しい!

他の人の出した数字に左右されちゃって思い通りにはならないけれど、どう出したら6枚目を回避できるか、結構悩んじゃうんですよ。
悩んで出して、奇跡的に6枚目を回避できたら叫んじゃうくらい嬉しいし、大丈夫だろうと思った数字で6枚目だと悲鳴がでちゃう。
6nimmt!-oh no

6nimmt!-lucky

獲得したカードが得点じゃなくて、失点っていうのがポイント!
6枚目になるように出すより、ならないように出すほうが難しい。
ワクワクではなく、ヒヤヒヤで盛り上がります。

また、ゾロ目とか5の倍数、10の倍数だと、カードに描かれている牛の数が1個じゃないんです。
ゾロ目なんて、5匹も描かれている。
こんなカードがこれまた並んでしまう列ができることがあるんです。
誰もがとりたくない大量失点な列。
そんなせめぎ合いが、ヒヤヒヤ、ドキドキで大盛り上がりします。

子供が遊べるとわかったので、嬉しくて毎日のように遊んでいます。
ルール理解が少しあいまいな息子でも、カードの処理は大人がやればいいので、問題なし!
処理だけやる分には、手加減することにもならないし、大人と遊んでいるのと同じように楽しめます。
それでも負けちゃったりするから、これまた楽しい。
ちなみに、このゲームに得意不得意はないとは思いますが、私は大人10人で遊んで、1枚も取らなかった実力者?です!!

ミニチュア版ですごく気に入った夫は、普段ボードゲームをしない友人と遊ぶために、お出かけに持って行ってました。
ルール説明は1分もかからず、経験による差もでなくて、誰と遊ぶにも安心のゲーム。
一家に一個はあって損はない!と言い切れちゃうくらい、大好きになったゲームです。

通常ニムトとの違い

ルールは全く同じです。
違いはカードの枚数。

通常のニムトは104までの数字がありますが、こちらは最大数が55。
最大値が異なるので、場に出る数に差があまりでない印象があります。
場にでている列の最大値が並んでしまうこともしばしば

選択肢が少なくなる分、6枚目を回避しにくいなと思うこともあるし、より戦略的になるような気もします。
通常版だと小さい数字を出したのに、思いのほか大きい数字で終わったな、といったことも起こりますが、こちらはそんなに劇的な変化は起こりにくいですね。
それでもプレイ感はそんなにかわらないような気がします。

そのほかの違いは、カード枚数が少ないので、一緒に遊べる人数は5人までです。
通常版は10人まで一緒に遊べます。
家族で遊ぶ分には、5人で遊べれば十分なのですが、大勢が集まるような場面だと10人一緒に遊べる点はとてもありがたいですよね。
ゲーム的に遊ぶ人数が増えるほど予想出来ずに、運要素が強くなりますが、悩むポイントは変わりませんよ。

通常版の説明書をちゃんと読んでみてびっくり。
正しくは、誰かが66点失点するまでやるんですね。
この表記は、ミニチュア版にはなかったです。
ゲーム会で何度か遊んだことはありますが、1回遊んで、敗者を決めておしまいでした。
何度も繰り返し遊びたくなるゲームではありますが、1回ごとに敗者を決めたほうが盛り上がりそうです。

最大5枚までしかテーブルには並ばないので、小スペースで遊べます。
ミニチュア版なら、新幹線のテーブルの上でも遊べちゃう。
ポケットに入れても気にならないサイズで旅行にぴったり。(お洗濯しちゃわないように注意です)
カードもエンボス加工はありませんが、小さいだけで厚さはしっかりあるカードです。

夫がそうであったように、これは通常版が欲しくなっちゃう良いきっかけになるガチャです。

わたし 喋る S
いかっぱ
有名ゲームって、ほんとに万人受けするんだな~と改めて実感。
ゲームしない人にも「これ面白いよ~」って薦めちゃう。


 

まず最初に気になってしまうのは、パッケージ。
なんか知っているゲームのキャラクターがいるぞ??
あのタイルも!あのコマはなんのゲームだっけ?

そして、作者はライナー クニツィア!

次々に発売される新しいゲームが積みあがる前に、一つでも多く楽しみましょう!といったテーマのカードゲームです。
だから、色んな有名ゲームのコマやタイルが描かれていたんですね!

テーマは積みゲー対策なんですが、数字で遊ぶゲームです。
やっぱりクニツィア博士ですね。

娘が学童で1年生から遊んでたというので購入しましたが、10歳からになっています。
ちょうど息子が1年生なので、本当に1年生でも遊べるの?といったところをレビューしました。

Escalation!-top


わたし 喋る S
いかっぱ
10歳から向けだよ?1年生でも本当に遊べるのかな?
クニツィア博士のゲームだから、ジレンマが楽しみだな!


【この記事でわかること】
・遊び方
・実際に遊んいる6歳・8歳の様子
・10歳から向けだけど、そんなに難しくない?

基本情報

対象年齢:10歳以上
対象人数:2~6人
プレイ時間の目安:15分
BGGの評価:Escalation!

内容物

・数字カード 54枚
・パスカード 2枚
・スコアシート 1冊
・説明書 1部

およその箱サイズ(cm):13×10×2(たて×よこ×高さ)

ルール

準備

数字カードとパスカードをよく切ってから、全員に6枚ずつ伏せて配ります。

残りのカードは山札とします。

Escalation!-cards

遊び方

時計回りに手番を行います。

手番では、以下の2つのうちのどちらかを行います。

1.数字カードを1枚以上出す

手札から1枚以上の数字カードを選んで、それらの値の合計を宣言して、中央に置きます。
複数枚出す場合は、全て同じ値のものでなければならなりません。
1-7と記載されたカードは、1~7のどの値のカードとしても扱えます。

Escalation!-same number

1番最初に出すカードは自由に決めて構いません。
2人目以降は、直前に出された数より大きくなるように出さなければなりません。

手番の最後に、手札が6枚になるまで山札からカードを引きます。

2.パスカードを1枚出す

パスカードを出した場合は、数字を宣言せずに手番を終えられます。
手番の最後に山札からカードを1枚引き、手札を6枚にします。

次のプレイヤーは、パスカードが出される前に宣言されていた数より大きくなるように出すことになります。

カードの引き取り(失点)

直前の宣言より大きな数を出せない(出したくない)、パスカードも出せない(出したくない)場合は、中央に重ねられているカードをすべて取って、手元に伏せなければなりません。(手札と混ぜてはいけません)

これを行ったプレイヤーがスタートプレイヤーとなり、自由にカードを出します。

Escalation!-rule

ゲームの終了

山札がなくなり、手札が6枚まで補充できなくなってからは、手札補充なしでゲームを続けます。

いずれかのプレイヤーの手札がなくなったら、直ちにゲーム終了です。
中央に残ったカードは誰も取りません。

得点計算

手元に伏せたカードと最後に残った手札を加えて、この枚数が最も少ないプレイヤーの勝ちです。

バリエーション

参加人数と同じ回数のゲームを行って、全体の勝者を決めることもできます。 この場合、1ゲームごとに最初の手番を行うプレイヤーを交代し、全員が1回担当するようにします。
1ゲームごとに、添付のスコアシートに失点を記載し、通算の失点が最も少ないプレイヤーの勝ちです。

6歳・8歳の様子

娘がすごろくや吉祥寺店で見つけて、欲しいって言ってくれたゲーム。
学童で1年生の時に遊んで楽しかったけれど、今はなかなか遊ぶ機会がないとのこと。

知らないゲームだなぁってパッケージを見たら、なんか知ってるゲームのキャラクターがいるぞ?
そして、ライナー クニツィアですって?
これは楽しいはず!と迷わず即購入しました。

10歳からとなっていますが、学童では1年生からみんなで遊んでいたようです。
確かにルールはとってもシンプル。
前に出された数字より大きい数字を出すだけです。

数字の大小さえわかれば遊べちゃうんじゃないの?といった単純ルールなんですが、同じ数字を出す場合、枚数の数をかけられるといった点で、対象年齢が上がりますね。
同じ数字のカードは、最大で6枚まであるので、掛け算の6の段までわかっていないと、スムーズに遊べません。
実際には3の段くらいで済むことがほとんどではありますが。

そうなると、掛け算を習う2年生からは遊べますね。

息子はまだ1年生ですが、娘が宿題でやっている掛け算カードを横で聞いていたり、そろばんアプリで学習しているので、3の段くらいまではなんとかわかります。
もしくは、すべての合計なので、足し算だけでも大丈夫。
でも、繰り上がりの足し算は必要です。

何回か教えてもらいながら遊んだら、コツをつかんだようで、私や娘と互角の勝負が出来るようになりました。

でもなんで10歳からなんでしょう?
ここがさすがクニツィア博士なんですよね。
小さい数字ほど枚数が多いわけではないんです。
1なんか1枚しかありません。
つまり、1番最初しか出すことができないんです。
2だって5枚しかないから、全部手元にきたところで10にしかならない。

そうなると、わざと負けて、自分をスタートプレイヤーにする必要がでてくるんです。
あとは、山札を含めてすべてのカードを使用するので、6がもう何枚だされたとかカウンティングして考えることもできます。
ここが10歳以上となっている理由かもしれませんね。

子供たちは互角に遊んではいますが、息子はわざと負けるといったことはしていなそうです。
娘はしているかもしれません。
出せなくなっちゃって、自分がスタートだ!「じゃぁ、2を出そう」といった感じです。

こういったゲームで我が子が一番苦手なのは、計算でもなく、手札を補充するといった点ですね。
手番終了時には、手札が6枚になるように補充するのですが、息子はよく忘れます。
ふとみると、4枚くらいしか持ってない。
指摘すると慌てて補充するのですが、手札運狂ったな~と思ってしまいます。

むすめ 喋る S
むすめ
何を出せばいいかな~って考えて出すのが楽しいよね。
いっぱい一気に出せると嬉しいよ!


むすこ 喋る S
むすこ
あんまり好きじゃないかなぁ。
計算がちょっと大変だし、運がないんだもん。


親目線のレビュー

こういったパッとできるけど、なかなか悩ましいカードゲームって大好きです。

すっごいルールは簡単なのに、もう1枚手札に増えるかもしれないから取っておくか、、、それとも出しちゃう?って悩んじゃいます。

13を超えてくると、絶対に複数枚出さないと勝てません。
6を3枚で18!って出されてドヤ顔している人に、「はい!8が3枚で24!」ってやれると、すごく爽快!!
でも、8とか出しやすいから、溜めておくか出しちゃうか悩ましいんですよね。

オールマイティカードも数字が1-7までの間だけっていうのが、これまた微妙な塩梅。
9としては使えないのか~ってなります。

ちなみにテーマは積みゲー崩し。
遊んでいる最中は、テーマを感じることは全くないですね(笑)
数字が大きくなると、絵がごちゃごちゃしてくるな~くらいです。

わざと負けておくかっていうクニツィアジレンマを感じていなそうな子供たちですが、勝負は案外互角です。
カードの引き運も結構大きいですね。
だからこそのジレンマなんですけれど。
子供としか遊んでいないからかもしれませんが、ジレンマは少なめな気がします。

夫も一緒に4人で遊びましたが、4人だと同じ数が集まることが少なくなります。
手札が悪いと全然出せない!ってなります。
その分、複数枚集まった時がより強力になるので、ちょっと戦略性が増すかな?
あくまで印象なので、複数回遊んだらイメージが変わるかもしれません。

このパッケージのゲームを全部わかる人っているのかな?
むしろ、ボードゲーマーなら知ってて当たり前??
私がわかるのは「おばけキャッチ」「ディクシット」「ヘックメック」「カルカソンヌ」くらいです。
分かる人が遊んだら、クスっと楽しめるイラストですね!

海外のパッケージをみると全然絵柄が違います。
この愉快なパッケージは日本だけなんでしょうか?テーマも日本専用?
だとしたら嬉しいですね!可愛くて楽しいパッケージです。

とっても手軽なのに楽しくて小箱なので、旅行に持ってくゲームに追加です!

わたし 喋る S
いかっぱ
1年生の息子も遊べましたね!
でも掛け算はスムーズにできないと不利になっちゃいます。
学童でみんなで遊んだ時は、掛け算ではなく、全て足し算で計算していたのかな。

 

このページのトップヘ