いかっぱの知育と称してボードゲーム沼

6歳の男の子、8歳の女の子と毎日ボードゲームで遊んでいます。
息子2歳、娘4歳の時、知育と言い訳して、すっかりはまってしまったボードゲーム沼。
これまでに遊んだゲームの中から、我が家でも大好評な幼児向け・低年齢対応のボードゲームをご紹介します。
親子の絆を深めつつ、子供たちの成長にもプラスの影響を与えること間違いなし!
新しいボードゲームの発見と家族との特別な時間が待っていますよ!

タグ:セットコレクション

しあわせな夢をみているネコ。
でも、ねこのユメがちぎれてバラバラになっちゃった。
私たちはユメ天使になって、ユメのかけらを集めて完成させよう!

可愛らしいネコちゃんのみたいユメは、素敵なものばかり。

子供たちが大好きで得意なメモリーゲームなので、親子で楽しく遊べます。
7歳からとなっていますが、ひらがなが読めれば、すぐに遊べますよ。

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わたし 喋る S
いかっぱ
ゆぷまる夏祭りで可愛らしいネコちゃんに一目惚れ。
試遊させていただいたら、とっても楽しくて、子供たちが大好きなメモリーゲームだったので購入させていただきました!


【この記事でわかること】
・遊び方
・実際に遊んいる6歳・8歳児の様子
・メモリーゲームは子供にはかなわないよね

基本情報

対象年齢:7歳以上
対象人数:3~5人
プレイ時間の目安:20分

内容物

・ユメのかけらカード 27枚
・キャッチカード 35枚(赤・青・黄・緑・ピンク 各7枚)
・おめざめカード 1枚
・とくてんシート 1枚
・しかくコマ 5個
・説明書 1枚

およその箱サイズ(cm):14.3×10×3(たて×よこ×高さ)

ルール

準備

各自、1色選んでそれぞれ7枚のキャラクタカードを受け取ります。

とくてんシートを手の届くところに置いて、自分の色のしかくコマをスタート位置に置きます。

ラウンドの準備

各自受け取ったキャラクタカードを全て裏向きでシャッフルして手前に伏せて置きます。
これをストックと呼びます。
ストックから4枚を取って手札とします。
手札は自分だけが見ることができます。
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ユメのかけらカードを全て裏向きでシャッフルし、裏向きのまま3枚抜き取ります。
抜き取った3枚におめざめカードを混ぜてシャッフルします。
この4枚をユメのかけらカードの一番下において山札とします。
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遊び方

手番の人は、手札1枚を自分のストックに戻し、同じストックの1番上からカードを1枚取ることができます。(任意)

次に、山札から1枚めくり、カードの言葉をゆっくり、ていねいに読み上げます。(必須)
読み上げた山札を伏せ札置き場に伏せて置きます。
nekono-miruyume-yumenokakera

読み上げられたとき、キャッチカードにある1枚の言葉が全部そろって完成したとおもったら「キャッチ」と宣言し、該当の手札を頭の高さに掲げて宣言することができます。(任意)
宣言が早い人から順番に、伏せ札置き場に置かれた山札の上に置いていきます。
その後、自分のストックの一番上から手札に1枚加えます。
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手番を左隣の人と交代します。

山札をめくった時におめざめカードが出たら得点計算を行い、ラウンド終了となります。
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1ラウンド毎に得点計算を行います。
ラウンドは2ラウンド行い、総合の得点で競います。

得点計算

伏せ札置き場のカードを、順番が変わらないように注意してひっくり返し、上から順にシンボルマークに従ってカードを仕分けます。
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ユメのかけらカードが揃った後にキャッチカードが置かれていたら成功です。
成功した中で最初にキャッチカードを出した人に、キャッチカードに描かれている多い方の羽の数だけ、とくてんシートのマスを進めます。
2番目以降の人は、キャッチカードに描かれている少ない方の羽の数だけ、とくてんシートのマスを進めます。

ユメのかけらカードが揃う前にキャッチカードが出されていた場合は、失敗です。
失敗した人のコマを2マス後退させます。
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2ラウンド目は、とくてんシートのコマが一番進んでいる人を、スタートプレイヤーとします。
同じ人がいた場合は、じゃんけん等で決めます。

ゲームの終了

2ラウンドが終了した時点でゲーム終了です。
とくてんシートのコマが一番進んでいる人の勝です。
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かんたんルール

使用するユメを7種類から5種類に減らします。
4フレーズのユメをひとつ、5フレーズのユメをひとつにします。
使用しない2種類のユメのかけらカード、キャッチカードを箱にしまいます。

最初の手札になるキャッチカードは3枚となります。
ストックは残りの2枚です。

おめざめカードは、抜きだした2枚と混ぜて山札の一番下に戻します。

その他のルールは基本と同じです。

6歳・8歳の様子

予想どおり子供たちに、とっても気に入ってもらえました。
メモリーゲームが大好きな娘はもちろん、息子も気に入って、夏休みの旅行にも持って行っていました。

一番最初に遊んだ時は、簡単ルールで遊んでルールを確認しました。
カードを全部使うちょっと難しいルールもあるよと言うと、2回目からはすぐに「それで遊びたい!」と。
すんなり通常ルールで遊べました。

7歳からとなっていますが、ユメはひらがなだけで書かれているため(カタカナの使用もありません)、1年生でひらがなを読めるようになっていれば、問題なく遊べます。
未就学でもひらがなが読めれば遊べますよ。

わかってはいたけれど、メモリーゲームでは子供にはかないませんね。
私が「キャッチ!」ってしても、シラ~と「まだだよ」って。

それならと子供に従っていたら、得点が伸びずに勝てないので、勝負にでるしかないんですよ。

こういったカードをめくるゲームでは、毎回問題になるのが、めくり方。
自分だけ先に見えるようにめくってしまうんですよね。
まずは、パッとめくってから読み上げるようにと注意は必要でした。
ナンジャモンジャとかでも、この問題は起こりますね。

それ以外では、大人と同等以上に遊べるゲームです。

むすめ 喋る S
むすめ
文でも覚えてるけどさ、マークでもちゃんと覚えておかないとね。
何個でたはずって考えて、あの文がないなって。


むすこ 喋る S
むすこ
マークでも覚えてるよ。
絶対そろったって思っても、誰も出さないと、あれ?ってなるよ。


親目線のレビュー

一番難しくても5フレーズしかないのに、色々なユメのかけらがランダムに出てくるので、全然覚えられません!!

でも、そんな記憶力に自信がない方でも大丈夫!(大丈夫ではないけれど)
同じユメには、同じシンボルマークが描かれています。
それを覚えて、4つでたはず、、、って判断できます。

それでも、そんな戦いができるのは1ラウンド目まで。
2ラウンド目は、1ラウンド目とごちゃごちゃになっちゃって、もう大混乱。

このために2ラウンド繰り返すのかって、混乱っぷりに納得してしまいました。

すべてのキャッチカードが手札にならないっていうのも、すごく悩ましくて楽しい。
そろったってわかっているのに、手札にないからキャッチできないなんてことが起こります。
そのために、手札を入れ替えることができるのですが、このタイミングが難しい。
お、もうそろそろ揃いそうだぞって思って、入れ替えたら最後の一枚が全然でてこない。
結局、さっき入れ替えて手札から外したカードが揃っちゃったりします。

このあたりの判断で、子供とも対等に遊べますね。(カード運ではあるのですが)

おめざめカードが最後4枚のうちいつ出てくるかがわからないのも、より悩ましくさせてくれます。
一番最後だと、あのマークはでたはずだってわかってしまいます。
早めに目覚めちゃうと、そろっていないユメが2種類とかあるんですよね。
それなのに、キャッチカードは手元に1枚しかないとかなると、絶対1種類間違ったじゃんってなります。

とっても気軽に遊べて、「絶対そろったって~」「や、まだでしょ」ってワイワイ盛り上がれます。
メモリーゲームが大好きな子供たちと遊ぶのに、ぴったりのゲームです。

わたし 喋る S
いかっぱ
可愛らしいネコちゃんのユメを完成させてあげたいのに、ストーリ省略のユメになってしまうのよ。


 

モノポリーにコストコバージョンが登場!!
コストコ愛が詰まった作品です。

モノポリー自体の発売は、20世紀初頭(BGGでは1935年)!
90年近く経っているんですね。

ビートルズが日本のホテルに缶詰めになっていたときに遊んでたとか言われていますし、アメリカのドラマ フレンズでも遊んでいる場面がでてきます。

普段、ボードゲームで遊ばない人でも、モノポリーの名前は聞いたことがあるのではないでしょうか。

色々なバージョンのモノポリーが発売されています。
国内だけでもマリオやどうぶつの森、ウルトラマン、東京などのご当地版なども多く発売されていますね。

我が家にお迎えしたモノポリーはコストコバージョン。
購入したのは少し前なのですが、ようやく楽しく遊べるようになったので、レビューします!

コストコのこだわりが詰まったコストコモノポリーの中身は、開封レビューでどうぞ


MONOPOLY COSTOCO WHOLESALE-top


わたし 喋る S
いかっぱ
一目惚れで買ってしまったコストコモノポリー
まだまだ子供たちと遊ぶのは先だと思っていたのに、小さい子供も夢中にさせるなんて、さすが歴史あるゲームだな~。


【この記事でわかること】
・遊び方
・実際に遊んいる6歳児・8歳児の様子
・子供たちがお気に入りに!何度も遊びたがるけど、ゲーム時間が問題

基本情報

対象年齢:8歳以上
対象人数:2~6人
プレイ時間の目安:ー

内容物

・ゲームボード 1枚
・フロック加工の分別トレー 1個
・銀行係のトレー 1個
・Costco意匠の特大ダイカスト製駒 6個
・Costco倉庫 12個
・フードコートテーブル 32個
・Monopoly紙幣
・Costco意匠のGold Star Member Card(チャンスカード) 16枚
・Costco意匠のExecutive Member Card(共同基金カード) 16枚
・権利書カード 28枚
・パレットホルダー 2個
・サイコロ 2個
・倉庫ガイド

およその箱サイズ(cm):29.5×29.5×9(たて×よこ×高さ)

ルール

ルールは通常のモノポリーと同じです。
Gold Star Member Cardがチャンスカード、Executive Member Cardが共同基金カードに該当します。
また、ホテルが倉庫に、家がフードコートテーブルになっています。

ここでは、ルールを簡単に説明します。
詳細は、各種モノポリーの説明書や公式ルールを確認してください。

準備

各プレイヤーは自分の駒を選び、GOスペースに置きます。
銀行係を選びます。

MONOPOLY COSTOCO WHOLESALE-Gol

MONOPOLY COSTOCO WHOLESALE-setting

各プレイヤーに初期の所持金を配ります。
M500×2、M100×4、M20×1、M10×2、M5×1、M1×5

MONOPOLY COSTOCO WHOLESALE-bank

遊び方

自分のターンでは、サイコロ2つを振り、出た目の合計だけ駒を動かします。

MONOPOLY COSTOCO WHOLESALE-dice roll

ゾロ目が出た場合は、駒を合計だけ進め(マスのアクションは行わず)、もう一度サイコロを振ります。
なお、3回連続でゾロ目が出てしまったら、On Vacationへ移動になります。

止まったマスによってアクションを行います。(後述)
Goスペースに止まったり、通過した場合は、銀行からM200を受け取ります。

マスについて

所有者がいない土地

ゲームボードに記載された表示価格で購入することができます。
購入したら、銀行から権利書を受け取り、表(白い面)を向けて手元に置きます。

MONOPOLY COSTOCO WHOLESALE-sites

表示価格を支払いたくない場合、その土地は競売にかけられます。

競売への入札は現金のみ可能です。
いずれのプレイヤーもM1から入札を始めることができます。

他のプレイヤーが所有する土地

権利書に記載されているレンタル料を支払います。
土地が抵当にはいっている場合は、レンタル料を支払う必要はありません。

都市(サイト)
レンタル料は権利書に記載されています。
同じ色の都市を全て所有した場合は、レンタル料は倍になります。

小売店舗(ベーカリー、ガソリンスタンド、タイヤセンター、総菜コーナー)
レンタル料はそのプレイヤーが所有している小売店舗の数で決まります。
1個ならM25、2個ならM50と倍になっていきます。

MONOPOLY COSTOCO WHOLESALE-departments

ヘルスセンター(眼科と薬局)
サイコロを振って、出た目の合計に4をかけた数字をレンタル料として支払います。
同じプレイヤーが両方を所有している場合は、10をかけた数がレンタル料となります。

MONOPOLY COSTOCO WHOLESALE-health centers

Gold Star Member Card、Executive Member Card
該当する山の一番上のカードを引きます。その後すぐに記載されている指示に従います。
終わったら、裏返しにして山の一番下にカードを戻します。

MONOPOLY COSTOCO WHOLESALE-cards

No longer on Vacationカードは、後で使用するために持っておくか、他のプレイヤーに売却することができます。

COSTCO.COM / COSTCO SHOP CARD
記載されている金額を銀行に支払ってください。

GO ON VACATION
すぐに駒をOn Vacationスペースに移動させます。
このとき、Goを通過してもM200を受け取ることはできません。

MONOPOLY COSTOCO WHOLESALE-go on vacation

Vacationから戻る方法
1.次のターンが回ってきた時にM50を支払い、通常通りターンを行います。
2.No longer on Vacationカードを使用する。使用後は対応する山の一番下にカードを戻し、サイコロを振って駒を進めます。
3.ゾロ目が出たら、出た目の数だけ駒を移動します。3ターン以内にゾロ目がでなかった場合は、M50を支払わなくてはなりません。

ON VACATION(JUST DREAMING
ON VACATIONにはなりません。駒は必ずJUST DREAMINGのエリアに置いてください。

MONOPOLY COSTOCO WHOLESALE-just dreaming

FREE SAMPLES
何も起こりません。

自分が所有している土地
何も起こりません。

建設

同じ色のサイトをすべて所有している場合は、銀行からフードコートテーブルを購入して、その色の任意の場所に配置することができます。

フードコートテーブルの価格は、権利書に記載されています。

建設は均等に行う必要があります。
同じ色のサイトにフードコートテーブルを1つずつ追加するまで、二つ目を建設することはできません。
MONOPOLY COSTOCO WHOLESALE-foodcourt table

1つのサイトに最大4つまでフードコートテーブルを置くことができます。

1つのサイトに4つのフードコートテーブルを設置出来たら、権利書に記載されている金額を支払って倉庫にすることができます。
配置できる倉庫の数は、1サイトあたり1個のみです。
MONOPOLY COSTOCO WHOLESALE-warehouse


負債を抱えてしまったら

フードコートテーブルおよび倉庫の売却

表示価格の半額で銀行に買い取ってもらうことができます。
フードコートテーブルは購入時と同様に均等に売却する必要があります。
倉庫は表示価格の半額で売却され、ただちにフードコートテーブル4つと交換されます。

土地の抵当権設定

所有している未発展の土地に抵当権を設定することができます。
フードコートテーブルや倉庫がある場合は、事前にすべて銀行に売却する必要があります。
土地を抵当に入れる場合、その土地の権利書の裏に記載されている金額を銀行から受け取ります。
抵当権を解除するには、表示価格に10%上乗せして銀行に支払い、カードを表向きにします。

取引

取引によって未発展の土地を他のプレイヤーと売買することができます。
事前にフードコートテーブルや倉庫を全て銀行に売却する必要があります。

ゲームの終了

売却や抵当に入れてもお金が足りない場合は、破産となりゲームから抜けます。
他のプレイヤーを破産に追い込み、最後に残った1人となった人が勝利です。

6歳・8歳の様子

ゲーム時間は2時間越え。
誰かが破産するまでやると2時間なんてあっという間に経ってしまいます。

これはやっぱり大人向けなゲームなんだなぁと思ってはいたのですが、驚くことに2人とも飽きずに遊んでいるんです。
しかも、「モノポリー大好き!」って、最近はリクエストがよくきます。
特に、娘に高評価です。
しかも、娘は勝ってばかりというわけではなく、むしろ破産しちゃったこともあります。
それでも楽しいんですって。

息子は一度、高額なシアトルに倉庫を建てて、私を破産させたことがあるので、毎回それを狙っています。
モノポリーといえば取引なんですが、やっぱりお互いにメリットのある取引を提示することは、子供には難しいです。
自分ばっかり得するような提案をしてくることもあれば、こちらが遠慮しちゃうくらい大盤振る舞いの提案をしてくることもあります。

今のところは、著しく不平等な交渉にならないように助言はしています。
まぁ、「それでいいの!」譲らないこともありますが。(私がとっても得してしまうパターン)

あとは、こちらの日本語対応はルールブックのみのため、チャンスカード、共同基金カードは英語で記載されています。
私が読んであげていましたが、何度か遊ぶうちにイラストで覚えてしまったようです。

これまでは、モノポリージュニアで遊んでいましたが、このコストコをお迎えしてからは、もっぱらこちらで遊んでいます。
同じ色の土地を揃えるところまでは同じですが、フードコート、倉庫を建てていくワクワク感がすごく楽しいようです。
しかも、もらえる金額の桁が変わってきますしね。

正直、まだまだ遊べないと思っていたので、こんなに気に入ってもらえて、登場頻度が増えるとは思いませんでした。

モノポリージュニアで頻繁に遊んでいたせいもあるかもしれません。
ゲームの難易度は全く違いますが、ボードの見た目も駒の動かし方も、止まった土地の購入も一緒です。
子供にしてみたら、違いはフードコートテーブルや倉庫が建てられることしか違いはないのではないのでしょうか。

そんな、子供たちがもっと小さかった頃に大好きだったモノポリージュニアのレビューはこちら



むすめ 喋る S
むすめ
高いところ買い占めちゃってさ、コストコ建てて、破産させるのが楽しい!!!
ゲームの長さは全然気にならないよ!


むすこ 喋る S
むすこ
ここ買いたいんだ~止まりたい!ってサイコロふるのが楽しいよね。
止まりたくない~もあるけど。
ゲームはね、長ければ長いほど楽しいんだ!


親目線のレビュー

ゲーム時間が長い、、、。

モノポリーってお金を稼ぐゲームではあるのですが、説明書にもあるとおり、裕福になることが目的ではなく、他のプレイヤーを破産に追い込むゲームです。
頑張って倉庫を建てて、一発破産を狙ってはいるのですが、なかなか止まってくれないんですよね。

しかも、ようやく止まってくれても、持っている倉庫やフードコートを売って、土地を抵当に入れてってやると計算がすごく大変。
間違えないように、1個1個売っていって、抵当金額を確認して、さらに子供の全財産を計算してあげる。
大変でもありますし、かなり時間もかかります。

結局、「もう払えなかったことにしようよぉ」ってなってしまいます。
夕食後に遊び始めると、寝る時間になってしまいますしね。

少なくとも最後の一人になるまで遊んだことはありません。
1人負けを決めておしまいになってしまっています。

競技ルールのように、時間を決めて遊ぶのがよいようですが、子供たちが納得しないんですよねぇ。

たしかに、フードコートテーブルや倉庫が建ちはじめてからが、本番ではあります。
やり取りする金額も大きくなり、子供だけでなく大人もわくわくしてきます。
自分の手番では一発破産のリスクにヒヤヒヤしながらサイコロ振り、相手の手番では「止まれ~」って願う。
でも、その局面になるには、ぐるぐる何周もして土地を買い集めなくてはなりません。。
レンタル料だって最初のうちは、M10とかその程度。
これで破産に追い込むなんてできるのかしらと不安になるような序盤です。

やっぱりフードコートテーブルや倉庫を建てることが、このゲームの醍醐味。
そのためには、同じ色のサイトを買い占める必要があります。
でも、欲しいサイトに止まれるかは、サイコロの目しだい。
当然、止まりたいところに止まれるわけではなく、他のプレイヤーに買われてしまうことも良く起こります。
そこで必要なのが、取引になるんです。

息子と2人で遊ぶこともあったのですが、2人だと同じ色を買うことがさほど難しくないので、あまり取引の余地がないです。
持っている土地を育てていけるんです。

3人になると、そろえたい土地を取られてしまうことが多いので、取引が生まれます。
その分、ゲーム時間は長くなりがちですが、やはり楽しいですね。

通常のモノポリーでは「牢屋に行く」なのですが、こちらはバケーション!
なんだか楽しくていいですね。
ゾロ目を3回だすとバケーションに行ってしまうのですが、案外起こるんです。(特に息子が)
出る時も、ゾロ目でろ~っていちいち盛り上がります。

牢屋の場合は、そのマスを通るだけの場合は見学中。
「何の悪いことしなの?」なんて冷やかしながら通っていたのに、こちらは通り過ぎる人は白昼夢。
むしろ、「いいな~、旅行行きたいな~」ってなるのも平和でいいですよ。

カードのマスも、ちょうどいいバランスで入っており、良いことも悪いことも起こるので、ちょっとした楽しみになります。

ゲームが単調にならない程度に入っているスパイスとして、丁度いいと思います。

その昔、実家にはモノポリージャパンがありまして、よく家族で遊んでいました。
細かいルールまでは覚えていないのですが、プレイ感は全く同じです。

公式ルールも読んでみましたが、違いはないようです。
最初に持っているお金が少し違うくらいでしょうか?

キャラクターもののモノポリーで遊んだことはないのですが、プレイ感はどれも同じなのでしょうか。
それなら、好きなキャラクターで遊ぶのが、楽しくていいですね。

コストコバージョンは至ることろにこだわりがあって、ボードを眺めているだけでもワクワクでいます。
コストコ愛にあふれています!
ぜひ、いろんなバージョンで遊んでみたいですね。

Mってなんて読むんでしょうか?モノポリードル?我が家では、円です!

わたし 喋る S
いかっぱ
いつか6人でも遊んでみたいな。買い占めなんてできるのかしら?
長く愛されているゲームの実力を感じられました。


 

ボードゲームには珍しい細長い箱。
そして、見るからに悪そうな人のイラストが。

こちらライナークニツィア作のカルテルです。
刑事として、7つのマフィア団を捜査中!
でも牢屋は5つだけ。2人のマフィアのボスは逃げることができます。

逮捕したボスと同じ色の構成員は得点に、でもそのボスから賄賂をもらってたのに逮捕しちゃったら0点になっちゃいます。
構成員や賄賂を獲得しつつ、得点につながるボスを逮捕していくゲームです。

すごろくやのイベントで遊ばせていただきました。


6歳から遊べて、ゲーム時間15分というと、子供向けかな?と思いがちですが、全然子供向きではありません。
大人じゃないと味わえない楽しさがいっぱいです。
かといって、子供は遊べないかと言ったらそんなことはなく、ちゃんと遊べます。

私にしては珍しく、大人だけでも遊んで、家で子供たちとも遊んでいるので、それぞれ遊んでどうだったかをレビューします。

KARTEL-top

わたし 喋る S
いかっぱ
子供と遊んだ時と、大人だけで遊んだ時とでは、ずいぶん印象が違いました。
でも、子供は子供で楽しいようですよ。


【この記事でわかること】
・遊び方
・実際に遊んいる6歳児・8歳児の様子
・このゲームの醍醐味は心理戦


基本情報

対象年齢:6歳以上
対象人数:2~6人
プレイ時間の目安:15分
BGGの評価:KARTEL

内容物

・マフィアタイル 42枚(全7色6枚ずつ)
 6枚の内訳:ボス1枚、ワイロ1枚、構成員1人・3人各1枚、構成員2人2枚
・細長い刑務所ボード 1枚
・サイコロ(2・3・4の目のみ) 1個
・刑事駒 1個

およその箱サイズ(cm):26.7×6.5×6(たて×よこ×高さ)

ルール

準備

すべてのタイルをよく混ぜ、1本道の大きな円を描くように並べます。
ボスタイルは、鉄格子が描かれていない面を表にし、他のタイルは色付きの方を表にします。

刑事コマを輪の適当なタイル2枚の間に、時計回りの方を向くように置きます。
刑務所ボードは輪の中心に置きます。

KARTEL-setting

遊び方

手番は時計回りに交代します。

手番になったら、サイコロを振り、刑事を輪に沿って時計回りに進めます。
進める歩数は1歩からサイコロの目までの間であれば自由に選べます。

KARTEL-dice

刑事を進めたら、止まったところにあるタイルを取り、表向きのまま自分の手元に置きます。
刑事コマは、獲得したタイルの所に置かれるので、タイル2枚の間に置かれています。

もし刑事がボスのタイルに止まったら、ボスのタイルを裏返して刑務所ボードの空いているマスに置きます。
これにより、各自、手元にあった構成員のタイルを裏返して重ねて置きます。
KARTEL-rule

ワイロも裏返します。(0点になる)
KARTEL-rule2

ボスが投獄された後に構成員を逮捕したら、ただちに裏返して重ねます。

ゲームの終了

刑務所ボードに5人のボスが投獄されたらゲーム終了です。

自分の手元にある裏返してある山の特定を計算します。

投獄されなかったボスと同じ色の構成員は、構成員1人につきー1点になります。

KARTEL-minus

投獄されなかったボスと同じ色の賄賂は、描かれている袋ごとに1点、つまり3点になります。
KARTEL-gemeend

6歳・8歳の様子

6歳からとなっているとおり、ルールはダイスの目の範囲内でコマを自由に進め、タイルを獲得するだけ。
とっても簡単。ルール理解だけなら、6歳でも問題なくできます。
でも、戦略的に遊ぶには、6歳ではまだ早いと思います。

息子なんか逮捕したほうが強いんだとばかりに、どんどんボスを逮捕しちゃうし。
(まぁゲームの流れ的には、普通はそうなりますよね)
「ボスは逮捕しても得点にならないよ。」と伝えてはいますが、ボスを逮捕して、明らかに悪者と確定した子分を逮捕したいみたいです。(なるほどね~と納得)

ゲームの攻略としては、間違ってなさそう。
でも、子分逮捕したんだから親分逮捕したい!賄賂もらっちゃたんだから親分を逃がしたい!って、ドキドキするのが楽しいんですよねぇ。
その楽しさは、子供にはわからないようです。

それに、どんどんボスを逮捕しちゃったら、5分もかからずにゲームが終わってしまいます。
それじゃぁ、物足りない!!

得点計算の少しややこしい点としては、賄賂はボスが逮捕されても0点になるだけですが、子分はボスが逃げ切れちゃうとマイナス点になっちゃう点でしょうか。
こういう細かい得点計算も6歳では難しいでしょうね。
得点を稼ぐ方向には計算できても、マイナスを減らすっていう考えには、なかなか及ばないようです。

娘はこのゲームが大好きで、よくリクエストされます。
でも、弟と協力したがるんです。
協力しても利益を均等に得ることはできないし、ダイスの目によっては一部敵対しちゃうこともあるんですが、そこまでは考えられないかな。

ゲームの成り行きで、敵にもなりつつ、味方にもなるっていうプレイヤー間の関わりや、自分の獲得タイルの中でも、矛盾が起きちゃったりっていうジレンマは、まだまだ楽しめないようです。
娘の言う通り、相手の邪魔をしちゃうこともあるので、子供だけで遊んだら、不穏な空気になりそうですね。

我が家では、敵は私1人なので、姉弟で「ママが赤のお金持ってるから、赤を逮捕しよう!」「緑は逮捕しないようにしようね!」なんて、子供たちは大盛り上がりで楽しんでくれています。
いいんですけどね、そういうゲームでも。

勝敗はどうなるかというと、確信犯的に協力させている娘が強いですね。(息子は利用されて、たいていビリ)
でも、毎回勝つかというとそうでもないので、やはりダイス運は強そうです。

子供なりに色々考えているようですし、成り行きまかせのゲームでも、一人敵認定されても、ちゃんと楽しめるところは高評価ポイントです。

我が家では遊んだことはありませんが、簡単ルールとして、賄賂をなくすルールもあります。
これだと、ジレンマはないけれど、ケンカにはならなそうですね。


むすめ 喋る S
むすめ
このゲーム好き~。
でもさ、お友達と遊んだらケンカになりそうだね。


むすこ 喋る S
むすこ
サイコロでさ、悪いボスの子分が逮捕できそうだと嬉しいよね。
捕まえられるかな~っていうのがドキドキして楽しいよ。


親目線のレビュー

一番最初に遊んだ時は、すごろくやのイベントだったので、大人だけで遊びました。
利害が一致しない人もいれば、一致する人もいて、はたまた同じ人でも一致するところもあるし、一致しいところもある。
協力ゲームになりそうなところを、ダイスがいい塩梅で邪魔するんですよね。
「その人、いい人の顔してるよ!逮捕しないで~」「ここは、私も子分逮捕しておくんで、ボスを頼みます!」
そんなやり取りがすごく楽しかったです。
そして、さすがクニツィア博士。ジレンマたっぷりです。
ダイスの目によっては、マイナスを取らざるをえなかったり、相手に有利になってしまったり。

子供と遊んでももちろん楽しいのですが、あからさまに姉弟で手を組もうとするんで、孤立奮闘になってしまいます。
ほどよく敵で、ほどよく味方っていう楽しさは、まだわからないかな~。
もちろん、ダイスの目によっては、完全にチームになることは出来ないんですけれど、最初から共闘目的でいるとまぁまぁ利害が一致しちゃうんですよねぇ。

このゲームって、タイトルとかパッケージからはそうは見えないんですが、心理戦の要素すごく強いんです。
最終的な勝ち負けはあるんですが、遊んでる最中のやり取りが楽しいんですよね。

後半にむけて会話は弾みますし、誰がどのタイルをとったかで、何マス進むかを予想していきます。
自分の手番までに、どのくらいまで進むかなとか、次の人に有利なボスを取らせないためには、ボスまで5マス以上開けておきたいとか(ダイスの目が最大4なので)。

大人だと、それぞれが、場を読んだうえで、ダイスの目まで考えてコマを動かすので、それぞれに逮捕したいボスにギリギリたどり着けずとか、一人前で欲しいボスが飛び越されちゃったりとか、ジリジリします。
「そうきちゃうのね~」とかパーティーゲームさながらに盛り上がります。

子供と遊んでも、ゲームの楽しさはちゃんとあるので十分楽しめますが、心理戦・コミュニケーションゲームとして本領を発揮させるには、10歳以上?とかになっちゃいそうですね。

イベントで遊ばせてもらったのが最初だったので、ちゃんとそういった点を理解して盛り上げてくれたスタッフがいたから、より楽しく遊べたんだと思います。
途中からみんな気が付いて、やいやい言って盛り上がったし。
BGGでもパーティーゲームになってますね!

みんな初めて遊びますっていう人だけでも簡単に遊べますが、コミュニケーションを楽しむゲームだよ、けっこう心理戦だよって共通認識で遊べたら、すごく楽しいですよ。

実はこのゲーム、新生活応援のすごろくや吉祥寺店イベントでも登場したんです。
やっぱり会話が弾むオススメパーティーゲームなんですね。



わたし 喋る S
いかっぱ
わいわい遊べるのに、ちゃんとジレンマ。
仲の良い人と遊べば、やいのやいの言いながら盛り上がるし、初めての人とは、ちょっと味方、ちょっと敵になって会話が弾みますよ。


美味しそうなクッキータイルがいっぱいのゲーム!

2023年春のゲームマーケットで、遊ばせていただき、とっても楽しかったので購入しました。

6歳からと箱には記載がありますが、ルールブックには7歳からとなっています。
5までの足し算をしながら遊ぶので、1年生の夏休みくらいから遊べますよ。

Cookie Combo-top


わたし 喋る S
いかっぱ
教育的要素強め?そういうのは、すごく苦手なんだけどこれはどう?
そんなことなかった~!足し算はあくまで、置き方ルール。
なかなか考えさせられるゲームでした!


【この記事でわかること】
・遊び方
・実際に遊んいる5歳児・7歳児の様子
・よく考えないと損しちゃうかも!セットコレクション要素もある足し算ゲーム

基本情報

対象年齢:6歳以上
対象人数:2~5人
プレイ時間の目安:30分

内容物

・ベーキングトレイボード 3枚
・クッキー 99枚
・スタートプレイヤートークン 1枚
・ルールブック 1部

およその箱サイズ(cm):25.5×17×4(たて×よこ×高さ)

ルール

準備

3枚のベーキングトレイボードを組み合わせてゲームボードにする。

クッキーを下の写真のように配置する。

Cookie Combo-setting

遊ぶ人数に応じたクッキーを用意して、クッキーに描かれたナンバーが見えるように、それぞれ積んでおく。

2人で遊ぶときは、1のクッキー10枚で、数が大きくなるごとに1枚減らしていく。
3人で遊ぶときは、1のクッキー13枚で、数が大きくなるごとに1枚減らしていく。
4人で遊ぶときは、1のクッキー16枚で、数が大きくなるごとに1枚減らしていく。
5人で遊ぶときは、1のクッキー19枚で、数が大きくなるごとに1枚減らしていく。

それぞれのクッキーの山から、各プレイヤーに1~5のクッキーを1個ずつ配る。

Cookie Combo-setup

遊び方

スタートプレイヤーから時計回りで手番を行う。

手番では、『クッキーを置く』もしくは『クッキーを取る』のどちらかを行う。

クッキーを置く

手元にあるクッキーを1枚取り、2枚のクッキーの間に置いて、少なくとも1つの三角形を作る。
この時、その三角形の3つの数字が足し算になっているようにすること。

Cookie Combo-rule

次に、三角形を構成する3つのクッキーのうち、自分が置いたクッキー以外のクッキーと同じ番号のクッキー2枚をクッキーの山から獲得する。
ただし、クッキーの山がなくなっていたら、獲得できない。

Cookie Combo-rule3

置いたクッキーが複数の三角形で足し算が成立したときは、コンボとなり、足し算が成り立った三角形を構成するクッキー(今置いたクッキーを除く)のすべてのクッキーと同じ内容を山から獲得できる。

Cookie Combo-combo

クッキーを取る

クッキーの山から直接クッキーを取る。
ただし、一番残っている枚数が多いものでなければならない。
同数の場合は、その中から1種類を選ぶことができる。

Cookie Combo-rule2

ゲームの終了

プレイヤーが手番を終えた時、山のクッキーの総数がプレイヤーの人数と同じかそれ以下であれば、このラウンドでゲーム終了。

Cookie Combo-game end

終了時のボーナス

1~5までのクッキーセットを1番多く獲得したプレイヤーは、ボード上に置いてある、1~5のクッキーを1セット獲得する。
同じセット数の人がいた場合は、先手プレイヤーから時計回りの順番でボーナスを獲得する。
(たとえば、3がボード上に1枚しかない場合は、先手プレイヤーのみが3を含むセットを獲得する)

Cookie Combo-setbonus

それぞれのクッキーを最も多く集めたプレイヤーは、ボードの残っているその番号のクッキーを全て獲得する。
同点の場合は、先手プレイヤーから時計回りで順番に取る。

Cookie Combo-bonus

各プレイヤーは、自分のクッキーを全て足す。
最も得点の高いプレイヤーの勝利!

5歳・7歳の様子

美味しそうなクッキーがいっぱい入っていて、子供たちは大興奮!

Cookie Combo-cookie

まずは、「これが美味しそう」とか「こっちのほうが好きだな~」とか「何味なんだろうね」とか大盛り上がりしました。

当時、娘は7歳で、学校で足し算も習っていたので、すんなりルールを理解できました。
息子はまだ5歳だったのですが、簡単な足し算はできたので、遊べました。
ただ、簡単な足し算は答えられるものの、足し算が成り立つようにするというのは、まだ難しかったので、「ここに置けそうだよ」とかの声掛けは必要でした。

足し算が必要といっても、答えの合計は最大でも5。
1~5までの数字だけを使う足し算です。
組み合わせの数は、6種類だけなんです。

ボード上にいっぱいある隣り合った数字を足してみて、自分の手持ちのクッキーに合うか、何度も計算して確かめていました。
夢中で探しています。
息子も足し算が合うところを自分で見つけられると、「すごいでしょ」って、すごく嬉しそうです。

7歳娘でもコンボを見つけて、置くことができました。
6歳になった息子もコンボが出来ています。
コンボが決まると嬉しいし、クッキーもいっぱい手に入ります。
テンション上がる瞬間です。

たいてい1か所は見つかりますし、ない場合でも山から取ればいいので、クッキーが取れない手番がないのも、良いポイントですね。

少し難しいポイントは、後半、山のクッキーがなくなってくると、ボードにクッキーを置いても、クッキーが手に入らなかったり、置いたクッキーより低い点数のクッキーしかもらえなかったりします。
置くことで、減点になっちゃうんですよね。
最後のボーナスを狙っている場合は、減点でも取りに行った方がいいこともあります。

確実にクッキーがもらえるように、ボードには置かずに山からクッキーを取るか、減点になってでもボードに置いて、欲しいクッキーを取るか。
このあたりの判断は、子供には難しかったです。
「それだと、点数さがっちゃうけど、それでも欲しい?」
「それを置いちゃうと、もう2も3も残ってないから、何ももらえないよ」
といったアドバイスは必要でした。

息子も6歳になり、足し算は問題なくなったので、このあたりの戦略まで考えられるようになり、より戦略的に遊べるようになりました。
これからますます遊ぶ機会が増えそうです。

小さい子は(うちの子は今でも)、足し算を見つけるのが何より楽しいようなので、クッキー上の点数は気にせず、獲得したクッキーの枚数で勝敗を付けてもいいですよ。
たいてい枚数で勝敗をつけているのですが、息子は自分が5をいっぱい獲得すると、点数にしよう!って突然言ってくるの、ちょっとズルい。

大人子供とか関係なく、最後に5をいっぱい取られちゃうと圧倒的に強いから、枚数で勝負するのが、あまり差がでなくてバランスいいかな~とも思ってます。

むすめ 喋る S
むすめ
足し算見つけて、置ける時が楽しい!
最後にいっぱい取れるから、けっこう考えるよね。


むすこ 喋る S
むすこ
コンボできたよ!!足し算につけるの楽しい~!
けっこうママに勝つよ。


親目線のレビュー

ゲムマ会場で、机の上に並べられたゲームを見て、一目ぼれ。
そんな私に気が付いて、「遊んでみませんか?」って声をかけていただきました。

その時の記事はこちら↓


とっても楽しかったし、子供たちも遊べそうだったので、迷わず購入。
何度遊んでも、楽しいし、子供と互角で遊べます。
事前にチェックしていなかった作品だったので、出会えて良かった~。

お勉強感強くなると、退屈しちゃう私。↓(こちらは対象年齢が違うのもあるんですが)


ゲームはゲームでいてほしい。知育は、ついでになんか身についちゃう程度でいいのよ。
ルールだけみると、足し算ゲームであり、教育要素が強いのかなと思われるかもしれませんが、セットコレクションの要素が強く、お勉強感は全く感じませんでした。

最後のボーナスを考えて置かないと、得点が伸びません。
大人も子供も同様なのですが、どうしても『クッキーを置く』に夢中になっちゃうし、足し算がみつかると嬉しくて、何も考えずに置いちゃうんです。
でも、勝利点を決めるのは、クッキーの枚数ではなく、描かれている得点の合計。
1のクッキーを5枚集めても、5のクッキー1枚と一緒!

そして、最後のボーナスは、ボード上のクッキーを大量にゲットできるので、かなり大きな得点になります。

後半、ボードにはたくさんのクッキーが置かれているので、足し算は見つけやすくなります。
でも、山のクッキーがなくなってくると、せっかく置いても何ももらえない!
わかっているのに、コンボが決まる場所を見つけると、つい置いちゃうんですよね。
クッキーをもらうときになって、「あ、しまった、ない!!」って。大人でもやっちゃいます。

子供と大人が一緒に遊べるゲームとして、かなり優秀です。
日本では売ってないのかな~。

わたし 喋る S
いかっぱ
こういった素敵なゲームに出会えちゃうから、ゲムマって楽しい!
ドヤドヤ顔で足し算を披露する息子相手に、いっぱい遊ぶぞ~。


 

名前のとおり、ゴンゴン叩いて宝石を発掘するボードゲームです。
箱が収納以外の使われ方をするなんて斬新!
箱をハンマーで叩いちゃうんですよ。

幼児なんて、手加減せずに箱を壊しちゃいそうと心配になりましたが、そこは大丈夫。
宝石をいっぱい落とすと、その音でドラゴンのドラゴーミアが起きてしまいます。
ドラゴンが起きちゃうと宝石は獲得できません。

微妙な力加減は大人でも難しく、家族全員で真剣な表情で取り組む様子は一見の価値ありかも。
その緊張感がゲームの面白さを倍増させます。
大量に落としちゃって大笑いしたり、笑顔の絶えないボードゲームです。

HAU WEG!-top


わたし 喋る S
いかっぱ
ゲームの内容は見ての通りだと思うから、子供ウケは良さそうだな。
叩いて落とすだけで、戦略とかあるのかなぁ。


【この記事でわかること】
・遊び方
・実際に遊んいる5歳児・7歳児の様子
・欲張るとなんにももらえなくなっちゃう!でもつい欲張っちゃう。
・箱を叩いて宝石を落とす、、、大人は楽しめるの?

基本情報

対象年齢:5歳以上
対象人数:2~4人
プレイ時間の目安:15分
BGGの評価:Hammer Time

内容物

・身箱(ふたではない方を使う):1個
・シール付きプレイマット:1枚
・ハンマー:1個
・宝石:90個(透明10個、青、緑、黄、赤、黒、各16個)
・ノームカード:1枚
・仕事カード:9枚
・荷車カード:16枚(4色 各4枚)
・応用ルールで使うサイコロ:1個

およその箱サイズ(cm):23.5×10.5×7(たて×よこ×高さ)

ルール

準備

はじめて遊ぶ前には、身箱(ふたでないほう)を底面を上にしてテーブルに置き、箱裏の文字を覆い隠すように、シール付きプレイマットを貼り付けます。
ゲームが終わっても、プレイマットは貼ったままにします。

HAU WEG!-playmat

身箱を底面を上にしてテーブルの中央に置きます。
身箱の上に、宝石を全て置きます。

各自、同じ色の荷車カード4枚を取って、よく混ぜてから、宝石が見えている面を上にして自分の前に置きます。

一番年下の人がノームカード(スタートプレイヤーマーカー)を受け取ります。

仕事カードは、白い宝石の面が裏です。よく混ぜ、表側を上にして山札とします。

ハンマーは、全員の手が届く場所に置きます。

HAU WEG!-setting

遊び方

手番は時計回りで変わります。

自分の手番ですることは、全部で5段階あります。

1.ハンマータイム!
2.宝石を数える
3.仕事カードの確認
4.荷車に積む
5.荷車の確認

1.ハンマータイム!

宝石が少なくとも1個落ちるまで、箱の側面を叩きます。
宝石が1個でも落ちたら、段階2に進みます。

2.宝石を数える

落ちた宝石が8個以下?(8個も含む)

段階3に進みます。

HAU WEG!-well done

落ちた宝石が8個を超えている?

落ちた宝石を全て箱に上に戻し、手番終了です。

HAU WEG!-over

3.仕事カードの確認

仕事カードの山札の一番上のカードをみて、落とした宝石で達成できているかを確認します。

達成できていたら、お仕事カードを獲得できます。
お仕事カードは裏面(透明の宝石)を上にして自分の荷車の隣に置きます。
このカードは段階4で、透明な宝石1個分として使えます。

達成できてない場合は、そのまま段階4に進みます。

お仕事カードには以下の種類があります。

・落とした宝石が3個以下
・落とした宝石が6個以上
・落とした宝石のうち黒い宝石が2個以上ある
・落とした宝石が偶数個
・落とした宝石が奇数個

HAU WEG!-task cards

4.荷車に積む

落とした宝石を自分の荷車の上(山札の一番上の荷車だけ)に載せます。
置けるのは、荷車の空きマスと同じ色の宝石だけです。
透明な宝石は、マスの色に関係なくどこにでも置けます。
すでに置いてある宝石を移動しても構いません。

荷車に積めなかった宝石は、全て箱の上に戻します。

5.荷車の確認

自分の荷車は、マスにあった色の宝石で、完全に埋まっていますか?

埋まっている?

宝石を全て箱の上に戻し、その荷車カードを達成の証として裏向きにして、荷車の山札の隣に置いてください。
荷車の山札を1枚めくって、次の荷車とします。

埋まっていない?

段階3で獲得した透明宝石カードが手元にあったら、どんな色にもみなせる宝石として使い、荷車のマスを埋められます。
何枚も使ってもかまいませんが、これができるのは「透明宝石カードを使えば荷車が完全に埋まるときだけ」です。

HAU WEG!-joker card

使った透明宝石カードは、仕事カードの山札の一番下に戻してください。
宝石を全て箱の上に戻し、その荷車カードを達成の証として裏向きにして、荷車の山札の隣に置いてください。
荷車の山札を1枚めくって、次の荷車とします。

透明宝石カードがない場合や宝石や透明宝石カードが足りない場合は、その状態のまま次の人の番になります。
荷車を完成させた場合も、残った宝石を次の荷車カードには使用せずに、次の人の番になります。

ゲームの終了

誰かが4枚目の荷車カードを埋めきったら、手番がみんな同じ数になるように、そのラウンドを最後の人まで行いゲーム終了となります。

ラウンド終了時に、4台の荷車を埋めきったのが1人だけなら、その人の勝ちです。

もし2人以上いるなら、その人たちの手元に残っている透明宝石カードが多い人の勝ちです。
それも一緒であれば、同点1位の人たちで勝利を分かち合います。

サイコロを使った応用ルール

段階1でハンマーを使う前にサイコロを振ります。
サイコロででた色によって、叩き方を変えます。

・黄色:ハンマーの持ち手の柄の選択で叩きます。
・紫:ハンマーの代わりに拳で叩きます。
・オレンジ:親指を離した状態でハンマーを握って叩きます。
・青:利き手ではないほうの手でハンマーを握って叩きます。
・赤:眠っているように片方の耳をぺたんとテーブルにつけたまま、ハンマーで叩きます。
・緑:目を閉じてハンマーで叩きます。

5歳・7歳の様子

最初はサイコロは使用せずに遊びましたが、ルールはとっても簡単なので、2回目からはサイコロを使って遊ぶようになりました。
叩き方が指定されるのが、より楽しいようです。
どの叩き方も難しくはないので、普通に叩けれる子であれば遊べるはずです。

大人だって力の調節は難しいんですもの、幼児にはもっと難しい。
自分のイメージする強さの通りに叩くって、まるでスポーツみたい。
最初のうちは、全然思うように落とせません。

拳で叩いたら、きれいに箱だけ動いて、宝石が全部落ちちゃったことも。
大爆笑です。

いっぱい落ちちゃうと逆に盛り上がるから、悪ふざけして毎回大量に落とそうとします。
「それだとゲームにならないよね」とちょっと注意。

悪ふざけじゃなくて、本気でやってるのにいっぱい落ちちゃうから面白いんだとわかってくれたようです。

遊びながら、イメージ通りに叩くことの難しさと出来た時の嬉しさを実感しているようです。
「今の上手だったよね!!」とか「もうちょっと強くすればよかったのか~」とか毎手番、自分の出来を振り返っています(笑)


むすめ 喋る S
むすめ
強い力で叩くといっぱい落ちちゃうし、弱いとちょっとしか落ちないし、難しいの。
でも、それが楽しい~!!


むすこ 喋る S
むすこ
ドンって叩くと、ドサっていっぱい落ちちゃうんだけどね、
それが楽しいんだよ~。


親目線のレビュー

これまで色々なゲームで遊んできたけれど、これは驚き!

まず、箱にシートを貼るんです!

この滑り止めがあるから、宝石も落ちにくくなります。
ゲームの都度、剝がすわけじゃないから、収納時に気を使うなと思ったけれど、今の所なんの問題もないです。

そして、箱の中はスッカスカ~。
もうこの現象には慣れましたけれど。

HAU WEG!-box

このゲームの場合は、箱がコンポーネントの一つだから、小さくするわけにもいかないでしょうし、やむを得ないですね。

あとこのハンマー。箱を叩くものなんだからと、勝手に叩く部分はゴムだと思い込んでたんですよね。
全て木製だったので、驚き。
箱がボコボコになるんじゃないかって心配になりました。
もう何度も遊んでいますが、ちいさな凹みくらで済んでいます。

ゲームの内容ですが、超単純。
箱を叩いて、上にのった宝石を落とすゲーム。
それだけなんですよ~。
考える要素なし。
どの色を落としたいって思っても、それが箱のふちになきゃ無理だし、そもそも何個落ちるかは力加減。
運要素しかないです。

でも、つまらないかっていったらそんなことはなく。
だって、難しいんですよ、力加減が。
ちょっと強めに叩いたら、20個くらい落ちちゃったり。
子供たちに「ママ、なにやってるの~」と笑われます。
反省して弱く叩くと1個しか落ちないし。

アクションゲームだって、割り切って遊ぶと楽しいです。
力加減が上手くいって、8個ぴったり落とせたときは大興奮です。

仕事カードは獲得できるとオールマイティの透明宝石と同じ効果かつ取っておけるので、ぜひとも獲得したいとことです。
でも、狙って取れるものでもないんですよね。
落とした宝石が3個以下なら、弱く叩けばいいので割と簡単なんですが、6個以上とかスキルが必要。
偶数、奇数に至っては、もはや運です。
いつもは何にも活用できない黒い宝石も、ここで活用できることがあります。
この仕事カードがあるから、ゲームが単調にならないのですが、叩くのに夢中になりすぎて、忘れがちな段階3です。

我が家はついついリビングの床で遊んでしまうのですが、サイコロの赤がでると横にならなきゃいけないから大変。

このゲームに限らず、そろそろテーブルで遊びたいな。(腰も痛いし)
でも、子供って興奮するといろんなものを落とすから、手札見えちゃったり、コマ1個どこまで転がったの?とかなるんですよねぇ。
成長に期待ですね。

サイコロを使って遊ぶ場合ですが、毎回説明書開いて、何色がどんな叩き方をするか確認していました。
なんと、箱の横のイラストで、それぞれの叩き方をノームたちが表現していました。
ちゃんと、その旨も説明書に書いてありました。
本能的に遊べるゲームだから、ちゃんと説明書読んでいなかったんですね。

HAU WEG!-master variant

わたし 喋る S
いかっぱ
楽しいですね~。考えることは、ほとんどないですね~。
むしろ、ハンマー握って、無になる。
一発に集中! 大人も子供も結果に一喜一憂です。

  

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