いかっぱの知育と称してボードゲーム沼

6歳の男の子、8歳の女の子と毎日ボードゲームで遊んでいます。
息子2歳、娘4歳の時、知育と言い訳して、すっかりはまってしまったボードゲーム沼。
これまでに遊んだゲームの中から、我が家でも大好評な幼児向け・低年齢対応のボードゲームをご紹介します。
親子の絆を深めつつ、子供たちの成長にもプラスの影響を与えること間違いなし!
新しいボードゲームの発見と家族との特別な時間が待っていますよ!

タグ:タイル配置

トウモロコシが豊に実るトウモロコシ畑を作り、たくさんの動物がのんびり過ごす自分だけの農場を広げます。

でも、そんな農場にも危険な存在が!
なんと狼が突然襲ってきます。
動物たちは囲いでしっかり囲い守ってあげましょう。

せっかく作ったトウモロコシ畑も、動物を配置してしまうと餌になっちゃいます。

5歳から遊べるお手軽なカード配置ゲーム。
入学前の幼児も一緒に親子で遊べるボードゲームをお探しの方は、ぜひ参考にしてみてください!

Farmini-top

わたし 喋る S
いかっぱ
まだ子供たちが小さいときに、遊べるゲームはないかな?と探していて出会ったゲームです。
かわいい絵柄にカード配置。
パズルが好きなので、気に入ってくれるかな?


【この記事でわかること】
・遊び方
・実際に遊んいる6歳・8歳の様子
・狼こないで~ってヒヤヒヤ、なかなか閉じれない柵にヤキモキ

基本情報

対象年齢:5歳以上
対象人数:1~4人
プレイ時間の目安:15分
BGGの評価:Farmini

内容物

・農場カード 4枚
・動物チップ15個
・狼カード 6枚
・動物カード 12枚
・囲いカード 32枚
・庭の箱 1つ

およその箱サイズ(cm):13×9×4(たて×よこ×高さ)

ルール

準備

各プレイヤーは農場カードを1枚ずつ持ち、自分の前に置きます。

4まいのスタートカード(カードの裏面が茶色に縁どられているカード)をテーブルの中央に表向きにしておきます。(これを場札という)
Farmini-startcard

囲いカード、狼カード、動物カード、残っていたら農場カードをよく混ぜ、4枚の場札の近くに裏向きの山札にして置きます。

箱に動物チップを入れておきます。
Farmini-setting

遊び方

手番では、場札から1枚カードを選び、農場カードに1辺が接するように配置します。
カードの種類に従って、囲いを広げたり、動物を飼育します。

その後、山札の一番上のカードをめくり、場札を4枚にします。
次のプレイヤーの手番となります。

以降は、手番ごとに、自分のカードにつなげて配置していきます。

囲いカード

囲いカードは農場を広げます。
囲いカードを選択したら、すぐに農場に配置します。
Farmini-rule1

囲いカードは、隣のカードとのつなぎ目が一致した場所にしか置けません。
柵は隣の柵と繋がるように、牧草地は他の牧草地とつながるように置かなければなりません。
Farmini-rule2

トウモロコシ畑

自分の農場にある閉じた囲いの中のトウモロコシ畑1つにつき1点を獲得します。
ただし、閉じていない囲いや動物がいる囲いの中のトウモロコシ畑は0点となります。

囲いの中に動物を飼育している場合、トウモロコシ畑は動物の餌になってしまい、得点になりません。
Farmini-animalrurle

動物カード

動物カードを選択したら、そのカードに描かれている動物チップを描かれている動物の数だけ箱からとります。

そして、すぐに農場の動物用のマス(水飲み場のある土地の場所)にそのチップを配置します。

すでに他の動物がいるマスの上には配置できません。
違う種類の動物も同じ囲いの中に入れることができます。

チップを配置したら、その動物カードを捨てます。

狼カード

狼カードが現れたら、ただちにゲームは一時中断します。(場札に現れた時点で、次の手順で効果を適応させます)
狼ードの効果は全部プレイヤーに適用されます。
Farmini-wolf

狼は狼カードに描かれている動物を襲います。
その種類の動物を飼育しているプレイヤーは、その動物のチップを箱に戻さなくてはなりません。
ただし、閉じた囲いにいる動物は守られているので襲われません。

ゲームの終了

山札のカードを使い切り、そして場札のカードもなくなったらゲームが終了します。

各プレイヤーは自分の農場の得点を計算します。
最も多くの得点を獲得したプレイヤーの勝利です。

得点計算の仕方

動物:自分の農場にある動物チップ1個につき1点を獲得します。
Farmini-animalpoint

トウモロコシ畑:自分の農場にある閉じた囲いの中のトウモロコシ畑1つにつき1点を獲得します。
Farmini-farmpoint

閉じていない囲いや動物がいる囲いの中のトウモロコシ畑は0点となります。
Farmini-pointrule

囲いの中に空きスペースがある場合、そのスペースごとにマイナス1点をなります。

1人プレイ用のルール

1人プレイの場合、ルールが異なるのは1点だけです。

狼が現れた時、場札の動物カードも対象となります。
場札から動物カードが取り除かれた場合、山札から追加します。

6歳・8歳の様子

場札からカードを1枚選んで配置していくだけなので、ルールはとっても簡単。
まさに息子が5歳の時にも遊びましたが、ルールの把握はできていました。

でも、戦略的に遊べるかといったら5歳ではまだ難しいと思います。
カード運はあるものの、トウモロコシ畑として得点するか、動物として得点するか判断しなくてはならないし、囲いを作るのだって、パズル要素があって結構大変。

5歳ではルール通りに配置することはできますが、得点につながらないことが多かったです。
6歳になって考えて遊べるようになりました。

とはいえ、やはり8歳娘のほうが計画的に配置しています。
息子は性格なのか、年齢的なものなのか、どんどん動物を置いては、襲われていく、、、。

娘は、最初しっかり囲いを作ってから動物を配置しようとしていましたが、動物の数が少なく取り合いだと気が付いたら、未完成でも動物を配置したりと勝負にでていました。

8歳相手なら、真剣勝負ができそうです。

むすめ 喋る S
むすめ
囲いを作ってから動物を置こうと思ってたけど、動物の数か少なくて、そうはいかないんだよね~。


むすこ 喋る S
むすこ
せっかく動物とったのに、全部いなくなっちゃった。
狼がいつくるかなってドキドキする!


親目線のレビュー

狼カードがいつ出てくるか、ひやひや!

せっかく配置した動物を狼に襲われてしまうのは、すごく嫌なので囲いで囲ったところに配置したい。
でも、動物カードはやっぱり人気なんです。
場札は共通なので、早い者勝ち。

囲いを作っている間に、他のプレイヤーに取られてしまいます。
結局、囲いが閉じていないところに動物を配置するはめに。
で、結局襲われてしまうんですよね。

動物と同じ1点なので、トウモロコシ畑の得点も重要です。
地味ではありますが、確実に得点にしたいところ。

動物を同じ囲いに置いてしまうと、0点っていうのも悩ましい。
動物を配置できるところは限られているので、どちらを取るか選択しなければなりません。

かわいい絵柄のカードに似つかず、ヒヤヒヤするし悩ましいしで、大人も十分に楽しめちゃうゲームです。
狼がでるタイミングは完全にカード運なので、戦略も何もないような気もしますが、そのヒヤヒヤ感が楽しいです。
むしろ、大人だけで遊ぶのにも、短時間ゲームとしていいですよ。

また、こちらは1人用ルールがあるのですが、これもなかなか面白い。
狼が場札の動物まで襲っちゃうので、よりヒヤヒヤします。
場札の取り合いといったインタラクションはありませんが、自分の農場をより思い通りに広げられるので、満足感が高いです。
難点としては、全ての農場カードと囲いカードを配置するので、かなり場所をとることでしょうか。 思いがけず、手前に広がってきてしまったりします。
それでも、出来上がった大きな農場を眺めるのもなかなかいいものです。

わたし 喋る S
いかっぱ
5歳でも遊べはするけれど、手加減なしで遊ぶには7歳くらいからがいいみたい。
大人だけでも、1人でも、満足度の高いゲームです。

 

ドイツ年間ゲーム大賞2022受賞作のカスカディア。
初心者にもわかりやすく、非常に評価の高いボードゲームです。

そんなカスカディアに、子供向けルールが同封されているってご存知でしたか?
しっかりカスカディアの面白さが味わえる、とっても良質なキッズルールです。

これを知っていたら、もっと前から買っていたのに!
遊ばせてもらう機会があり、あまりの楽しさに即買いしたのですが、ルール読んでびっくり。
ファミリールールがあるじゃないですか!
しかも中級ファミリールールもあって、子供向け難易度が2種類も!

非常に評価の高いゲームだけに、早く子供と遊びたいと考えているご家庭も多いのではないでしょうか。
7歳息子もファミリールールであれば、すぐに理解できて、対等に遊べたので、ご紹介です!

CASCADIA-top

わたし 喋る S
いかっぱ
とにかく好き!悩ましいんだけどすごく楽しい!
しかも、子供も一緒に遊べるなんて、もう最高!


【この記事でわかること】
・遊び方
・実際に遊んいる7歳・9歳の様子
・ファミリールールもちゃんとカスカディアだ~
・70代ゲーム初心者でもすぐに遊べる3世代対応ゲーム

基本情報

対象年齢:10歳以上
対象人数:1~4人
プレイ時間の目安:30-45分
BGGの評価:Cascadia

内容物

・生息地タイル 85枚(うちキーストーンタイル 25枚)
・初期生息地タイル 5枚
・動物ディスク 100枚(クマ、エルク、サケ、タカ、キツネ 各20枚)
・自然トークン 25枚
・動物得点カード 21枚(クマ、エルク、サケ、タカ、キツネ 各4枚、ファミリー/中級ファミリールール用1枚)
・布袋 1枚
・得点シート 1冊
・ルールブック 1冊


およその箱サイズ(cm):24×24×7(たて×よこ×高さ)

ルール

準備

すべての動物ディスクを布袋に入れ、よく混ぜます。
生息地タイルをプレイ人数×20+3枚用意します。
用意した生息地タイルをよく混ぜ、全員の手が届くところに裏向きの山にして置いておきます。
5種類の動物それぞれについて、動物得点カードをランダムに1枚ずつ選び、それら5枚を全員が見える場所に並べます。
各プレイヤーは、初期生息地タイル1枚をランダムに選び、自分の前に置きます。
生息地タイルの山から4枚引き、全員が届くところに表向きに並べます。
布袋から動物ディスク4枚を引き、先ほど並べた生息地タイルの側に、順に1枚ずつ置いていきます。
全ての自然トークンを全員が届くところにまとめて置きます。

CASCADIA-setting

遊び方

過剰繁殖状態の確認とリセットを行う

手番の開始時には、まず最初に生息地タイル4枚と動物ディスク4枚を確認します。
同じ種類の動物ディスクが3枚以上ある場合は、過剰繫殖と呼び、以下の処理を行います。

4枚の動物ディスクがすべて同じ種類の場合
ディスクは自動的にリセットされます。
4枚のディスクをすべて取り除き、次に一枚ずつ布袋から4枚の新たなディスクを引き、順に生息地タイル1枚とペアにしていきます。

CASCADIA-rule2

4枚中、3枚の動物ディスクが同じ種類のものである場合
手番プレイヤーは、それらをリセットするかを選ぶことができます。
リセットする場合は、同じ種類の3枚のディスクだけを脇によけます。
次に一枚ずつ布袋から3枚の新たなディスクを引き、順に生息地タイル1枚とペアにしていきます。

CASCADIA-rule

リセットした結果、再び過剰繁殖状態となった場合、再度上記の処理を行います。
ただし、3枚のディスクが同じであった時の任意のリセットは、1回の手番に一度しか行うことができません。

過剰繁殖に関するリセットの処理がすべて終わったら、よけておいたすべてのディスクを布袋へ戻します。

生息地タイルと動物ディスクのペアを一組選ぶ

手番プレイヤーは、生息地タイルと動物ディスクのペアを一組選びます。

CASCADIA-draft

タイルとディスクを自分の自然環境に配置する

生息地タイルと動物ディスクを1枚ずつ選んだら、それらを任意の順番で自分の自然環境に配置します。

生息地ライルは、自然環境内にすでに存在する1枚以上の生息地タイルに隣接して配置する必要があります。
つまり、1辺以上が接していなければなりません。

生息地タイルを別の生息地タイルの上に重ねて配慮したり、他の生息地タイルを移動させることはできません。

サケの配置制限
各サケは、他のサケ3匹以上と隣接するように配置することができません。

自然トークン

動物ディスクを松ぼっくりマークのあるタイルに設置した場合、自然トークンを1枚獲得します。

CASCADIA-animaldisc

手元に自然トークンを持っている場合、ドラフトの際、そのうち1枚を消費することで、動物ディスクのうち任意の枚数をリセットすることができます。(リセットの結果、過剰繁殖の状態となった場合、過剰繁殖の処理を行います。)

CASCADIA-pine cone token2

また、1枚を消費することで、任意の生息地タイルと動物ディスクを、ペアを無視して1枚ずつ取ることができます。
CASCADIA-pine cone token

使用した自然トークンは、サプライに戻します。自然トークンは手番中に何回でも使用することができます。

ゲーム終了時、手元に残っている自然トークンは1枚につき1勝利点を獲得します。

ゲームの終了

プレイエリアに生息地タイルが4枚になるように補充できない状態になったら、 即座にゲーム終了です。(プレイヤーは、手番を20回ずつ行うことになります)

CASCADIA-end

得点シートを用いて、得点を記録していきます。

CASCADIA-scoresheet

動物得点カード
5種類の動物それぞれから勝利点を計算します。

生息地ごとの回廊地帯の大きさ
同じ種類の生息地が連続して隣接したひとかたまりを、その生息地の回廊地帯と呼びます。
各プレイヤーは、5種類の生息地について、自分の自然環境内で大きさが最大の回廊地帯1つを確認し、その大きさ1につき1勝利点を獲得します。

生息地ごとの回廊地帯の大きさの比較
5種類の生息地それぞれについて、すべてのプレイヤーの中で最大の回廊地帯を持つプレイヤーは、追加の勝利点を得ます。(プレイヤーの数により異なります)

自然トークン
自分の未使用の自然トークン1枚につき1勝利点を得ます。

7歳・9歳の様子

配置ルールが異なる5種類の動物を扱う通常ルールでは、まだまだ対等に勝負できないと思い、子供たちとはファミリールールで遊びました。

ファミリールールでは、動物得点カードはファミリールール用の1枚だけを使用します。
5種類の動物毎の得点はなく、同じ動物が、1個、2個、3個と隣接して置かれると、得点が増えます。(最大3個まで)
サケの配置制限は適応されません。
ファミリールールでは、動物1個だけ単独で置かれていても、勝利点は得られます。
中級ファミリールールでは、1個では勝利点は得られず、最大4個までつなげることで、高い勝利点が得られます。

要は、同じ種類の動物をくっつけて配置すればいいだけです。(形は問わず)

このルールであれば、2人ともすぐに理解でき、遊べました。
もともと、このカスカディアは手番での手順はとても単純なので、選んで配置するだけであれば、もっと小さい子でも参加できます。

ただし、このゲームの一番悩ましくて楽しいところが、配置するところ。
生息地タイルと動物ディスクは、基本的にペアで取らなくてはならず、思い通りの組み合わせでは獲得できません。
生息地タイルのつながりを優先すれば、動物ディスクが置けなくなり、、、と2層の悩ましいパズルがこのゲームの醍醐味です。
5種類の動物得点カードで遊ぶのであれば、やはり表記通り10歳からとなるでしょう。

でも、このファミリールールであれば、7歳息子とも対等に遊べました。
動物ディスクの配置ルールは簡単になるものの、2層パズルの楽しさは、しっかり残っています。
同じ種類をくっつけるだけなのに、生息地もつながるようにすると、案外難しいんです。
そして、最大勝利点を得られるのは3個までっていうのも、より悩ましくさせます。
同じ動物だけ狙ってても、点は伸びてくれません。
こんなに単純ルールなのに、まさにカスカディア!!

子供たちも、「クマが欲しいのに~山は置けないよぉ」とか言って、ちゃんとカスカディアジレンマを味わっていました。
それでも、しっかり生息地タイルをつなげ、動物たちもくっつけて、自分なりの自然環境を楽しみながら作っていました。

なんと、初めて遊んだ娘が最高得点!
私と息子も1点ずつの差で、すごくいい勝負ができました。

もともとパズルは大好きな子供たちなので、すごく楽しかったようです。
インタラクションが少なめなのも、自分の自然環境を好きに育てていけるので、満足度が高いようです。

むすめ 喋る S
むすめ
動物がいっぱいあるのに、置ける場所が限られてるんだよねぇ。
それが楽しいんだよね。


むすこ 喋る S
むすこ
次は何が出るかなってなるよね、欲しいの出ろって。
で、どこに置こうかなってなるのが楽しい!


親目線のレビュー

大好きなカナダのブリティッシュコロンビア州も含まれるカスカディア。
あの美しい大自然がゲームで表現されるなんて、テーマから心を奪われました。

最初に遊んだのは、ゲーム会。
衝撃的な面白さ!
そして、美しいタイル。
広がっていく美しい自然環境からは、想像できないようなジレンマたっぷりの2層パズルです。

簡単なルールでありながら、両立させるには難しいドラフトと配置。
夫と遊んでいる時は、私たちが、「キツネ~」とか「クマはまだか!」「川はいらないんだよぉ」とか大騒ぎしながら遊んでいたので、子供たちも参加したくて、入れて入れてって大はしゃぎでした。

また、両親が遊びに来た時にも一緒に遊びました。
普段はババ抜きくらいしかしない母ですが、「難しい~」と言いながらも、ルールはしっかり把握できました。
「普段使わない頭を使うわね~、ボケ防止よ」とか言いながら、まさかの勝利。
将棋やオセロなどのアブストラクト系が得意な父が2位で、私がビリでした。

ドラフト時にほどよい運とインタラクションがあり、経験の差がでにくい点も良いポイントです。
初心者にはAと書かれている動物得点カードを使用することが勧められており、まだその組み分けだけでしか遊んだことがありませんが、動物得点カードにはそれぞれ5枚あり、本来はランダムです。
毎回変わる配置ルールにより、慣れるといったことはなさそうですね。

私は初めての娘にも母にも夫にも負けるし、大好きなゲームだけど、弱い。
敗因としては、どうしても動物ディスクを、動物得点カードにならって並べたくなってしまうからだと思います。
最終得点は、動物ディスクの配置と生息地タイルのつながりの大きさ。
また、最大の大きさの時にもらえる追加点も大きく影響します。
動物ディスクを優先し、生息地タイルを犠牲にしてしまうと、最終得点が伸びないんです。

自然トークンで、リセットできるのが動物ディスクであり、どうしても動物ディスクが重要な気がしちゃうんですよね。
でも、生息地タイルも動物ディスクも両方大切。
でもそれが難しい!そして楽しい!

私が何より嬉しかったのは、子供向けルールがあること。
そして、それがしっかりカスカディアであることです。
簡単になりすぎることなく、大人も子供も対等に競えるバランスの非常に良いルールです。
しかもこのファミリールールには、さらにちょっと難しくした中級ファミリールールもあるんです。
7歳くらいから、ずっとずっと長く遊べるゲームですね!

6歳からのカスカディア・ジュニアも発売されるようですが、どんなルールになっているか気になりますね。
まだ発売されていないので、何もわかりませんが、我が家のカスカディアはこれで十分です。

今のところ、難点は見つからないのですが、強いてあげるのであれば、生息地タイルの山と川が似ており、初心者には事前に注意しておかないといけない点でしょうか。
よく見れば別物なのですが、川なので岸が描かれており、岸は灰色になっています。
山も雪が積もってはいるのですが、標高の低い所には雪がなく灰色になっています。
老眼の両親には、少し識別が難しかったようです。

70過ぎの全くボードゲームに慣れていない母でも遊べたので、どんな初心者にもお勧めできますよ!

わたし 喋る S
いかっぱ
ファミリールールも十分カスカディア!
大満足の内容にもう毎日遊びたくなっちゃいます。


 

美味しそうなクッキータイルがいっぱいのゲーム!

2023年春のゲームマーケットで、遊ばせていただき、とっても楽しかったので購入しました。

6歳からと箱には記載がありますが、ルールブックには7歳からとなっています。
5までの足し算をしながら遊ぶので、1年生の夏休みくらいから遊べますよ。

Cookie Combo-top


わたし 喋る S
いかっぱ
教育的要素強め?そういうのは、すごく苦手なんだけどこれはどう?
そんなことなかった~!足し算はあくまで、置き方ルール。
なかなか考えさせられるゲームでした!


【この記事でわかること】
・遊び方
・実際に遊んいる5歳児・7歳児の様子
・よく考えないと損しちゃうかも!セットコレクション要素もある足し算ゲーム

基本情報

対象年齢:6歳以上
対象人数:2~5人
プレイ時間の目安:30分

内容物

・ベーキングトレイボード 3枚
・クッキー 99枚
・スタートプレイヤートークン 1枚
・ルールブック 1部

およその箱サイズ(cm):25.5×17×4(たて×よこ×高さ)

ルール

準備

3枚のベーキングトレイボードを組み合わせてゲームボードにする。

クッキーを下の写真のように配置する。

Cookie Combo-setting

遊ぶ人数に応じたクッキーを用意して、クッキーに描かれたナンバーが見えるように、それぞれ積んでおく。

2人で遊ぶときは、1のクッキー10枚で、数が大きくなるごとに1枚減らしていく。
3人で遊ぶときは、1のクッキー13枚で、数が大きくなるごとに1枚減らしていく。
4人で遊ぶときは、1のクッキー16枚で、数が大きくなるごとに1枚減らしていく。
5人で遊ぶときは、1のクッキー19枚で、数が大きくなるごとに1枚減らしていく。

それぞれのクッキーの山から、各プレイヤーに1~5のクッキーを1個ずつ配る。

Cookie Combo-setup

遊び方

スタートプレイヤーから時計回りで手番を行う。

手番では、『クッキーを置く』もしくは『クッキーを取る』のどちらかを行う。

クッキーを置く

手元にあるクッキーを1枚取り、2枚のクッキーの間に置いて、少なくとも1つの三角形を作る。
この時、その三角形の3つの数字が足し算になっているようにすること。

Cookie Combo-rule

次に、三角形を構成する3つのクッキーのうち、自分が置いたクッキー以外のクッキーと同じ番号のクッキー2枚をクッキーの山から獲得する。
ただし、クッキーの山がなくなっていたら、獲得できない。

Cookie Combo-rule3

置いたクッキーが複数の三角形で足し算が成立したときは、コンボとなり、足し算が成り立った三角形を構成するクッキー(今置いたクッキーを除く)のすべてのクッキーと同じ内容を山から獲得できる。

Cookie Combo-combo

クッキーを取る

クッキーの山から直接クッキーを取る。
ただし、一番残っている枚数が多いものでなければならない。
同数の場合は、その中から1種類を選ぶことができる。

Cookie Combo-rule2

ゲームの終了

プレイヤーが手番を終えた時、山のクッキーの総数がプレイヤーの人数と同じかそれ以下であれば、このラウンドでゲーム終了。

Cookie Combo-game end

終了時のボーナス

1~5までのクッキーセットを1番多く獲得したプレイヤーは、ボード上に置いてある、1~5のクッキーを1セット獲得する。
同じセット数の人がいた場合は、先手プレイヤーから時計回りの順番でボーナスを獲得する。
(たとえば、3がボード上に1枚しかない場合は、先手プレイヤーのみが3を含むセットを獲得する)

Cookie Combo-setbonus

それぞれのクッキーを最も多く集めたプレイヤーは、ボードの残っているその番号のクッキーを全て獲得する。
同点の場合は、先手プレイヤーから時計回りで順番に取る。

Cookie Combo-bonus

各プレイヤーは、自分のクッキーを全て足す。
最も得点の高いプレイヤーの勝利!

5歳・7歳の様子

美味しそうなクッキーがいっぱい入っていて、子供たちは大興奮!

Cookie Combo-cookie

まずは、「これが美味しそう」とか「こっちのほうが好きだな~」とか「何味なんだろうね」とか大盛り上がりしました。

当時、娘は7歳で、学校で足し算も習っていたので、すんなりルールを理解できました。
息子はまだ5歳だったのですが、簡単な足し算はできたので、遊べました。
ただ、簡単な足し算は答えられるものの、足し算が成り立つようにするというのは、まだ難しかったので、「ここに置けそうだよ」とかの声掛けは必要でした。

足し算が必要といっても、答えの合計は最大でも5。
1~5までの数字だけを使う足し算です。
組み合わせの数は、6種類だけなんです。

ボード上にいっぱいある隣り合った数字を足してみて、自分の手持ちのクッキーに合うか、何度も計算して確かめていました。
夢中で探しています。
息子も足し算が合うところを自分で見つけられると、「すごいでしょ」って、すごく嬉しそうです。

7歳娘でもコンボを見つけて、置くことができました。
6歳になった息子もコンボが出来ています。
コンボが決まると嬉しいし、クッキーもいっぱい手に入ります。
テンション上がる瞬間です。

たいてい1か所は見つかりますし、ない場合でも山から取ればいいので、クッキーが取れない手番がないのも、良いポイントですね。

少し難しいポイントは、後半、山のクッキーがなくなってくると、ボードにクッキーを置いても、クッキーが手に入らなかったり、置いたクッキーより低い点数のクッキーしかもらえなかったりします。
置くことで、減点になっちゃうんですよね。
最後のボーナスを狙っている場合は、減点でも取りに行った方がいいこともあります。

確実にクッキーがもらえるように、ボードには置かずに山からクッキーを取るか、減点になってでもボードに置いて、欲しいクッキーを取るか。
このあたりの判断は、子供には難しかったです。
「それだと、点数さがっちゃうけど、それでも欲しい?」
「それを置いちゃうと、もう2も3も残ってないから、何ももらえないよ」
といったアドバイスは必要でした。

息子も6歳になり、足し算は問題なくなったので、このあたりの戦略まで考えられるようになり、より戦略的に遊べるようになりました。
これからますます遊ぶ機会が増えそうです。

小さい子は(うちの子は今でも)、足し算を見つけるのが何より楽しいようなので、クッキー上の点数は気にせず、獲得したクッキーの枚数で勝敗を付けてもいいですよ。
たいてい枚数で勝敗をつけているのですが、息子は自分が5をいっぱい獲得すると、点数にしよう!って突然言ってくるの、ちょっとズルい。

大人子供とか関係なく、最後に5をいっぱい取られちゃうと圧倒的に強いから、枚数で勝負するのが、あまり差がでなくてバランスいいかな~とも思ってます。

むすめ 喋る S
むすめ
足し算見つけて、置ける時が楽しい!
最後にいっぱい取れるから、けっこう考えるよね。


むすこ 喋る S
むすこ
コンボできたよ!!足し算につけるの楽しい~!
けっこうママに勝つよ。


親目線のレビュー

ゲムマ会場で、机の上に並べられたゲームを見て、一目ぼれ。
そんな私に気が付いて、「遊んでみませんか?」って声をかけていただきました。

その時の記事はこちら↓


とっても楽しかったし、子供たちも遊べそうだったので、迷わず購入。
何度遊んでも、楽しいし、子供と互角で遊べます。
事前にチェックしていなかった作品だったので、出会えて良かった~。

お勉強感強くなると、退屈しちゃう私。↓(こちらは対象年齢が違うのもあるんですが)


ゲームはゲームでいてほしい。知育は、ついでになんか身についちゃう程度でいいのよ。
ルールだけみると、足し算ゲームであり、教育要素が強いのかなと思われるかもしれませんが、セットコレクションの要素が強く、お勉強感は全く感じませんでした。

最後のボーナスを考えて置かないと、得点が伸びません。
大人も子供も同様なのですが、どうしても『クッキーを置く』に夢中になっちゃうし、足し算がみつかると嬉しくて、何も考えずに置いちゃうんです。
でも、勝利点を決めるのは、クッキーの枚数ではなく、描かれている得点の合計。
1のクッキーを5枚集めても、5のクッキー1枚と一緒!

そして、最後のボーナスは、ボード上のクッキーを大量にゲットできるので、かなり大きな得点になります。

後半、ボードにはたくさんのクッキーが置かれているので、足し算は見つけやすくなります。
でも、山のクッキーがなくなってくると、せっかく置いても何ももらえない!
わかっているのに、コンボが決まる場所を見つけると、つい置いちゃうんですよね。
クッキーをもらうときになって、「あ、しまった、ない!!」って。大人でもやっちゃいます。

子供と大人が一緒に遊べるゲームとして、かなり優秀です。
日本では売ってないのかな~。

わたし 喋る S
いかっぱ
こういった素敵なゲームに出会えちゃうから、ゲムマって楽しい!
ドヤドヤ顔で足し算を披露する息子相手に、いっぱい遊ぶぞ~。


 

色鮮やかなフルーツがいっぱい!
まずは、このフルーツ木駒たちにくぎづけ。
ボードなども南国風でテンション上がります。

島のフルーツを育てて売って島を広げ、施設を建てて島を豊かにしていくゲームです。

JuicyFruits-top


わたし 喋る S
いかっぱ
この箱絵がすごく好き!
フルーツいっぱいで、南国っぽくて。
子供たちには難しくて遊べなかったら、ソロでも遊べるのか~。
はい!買いま~す。


【この記事でわかること】
・遊び方
・実際に遊んいる3歳児・5歳児の様子
・フルーツ山盛りがたまらない!
・手番でやることは簡単だけど、戦略的に遊ぶには幼児では難しい

基本情報

対象年齢:10歳以上
対象人数:1~4人
プレイ時間の目安:20-50分
BGGの評価:Juicy Fruits

内容物

・島ボード(プレイヤーボード):4枚
・ビジネスボード(共通ボード):1枚
・得点ボード(裏はジューシィ面):1枚
・フルーツ駒:100個(バナナ、ライム、ザクロ、オレンジ、マンゴスチン各20個)
・ビジネスタイル:24枚
・大きい場所タイル:6枚
・収穫タイル:20枚(各色5枚ずつ)
・船タイル:50枚(オレンジ25枚、緑25枚)
・アイスクリームマーカー:13枚(5種)
・ミルクセーキマーカー:4枚
・プレイヤーディスク:12枚(各色3個ずつ)
・ポストカード:4枚
・営業許可マーカー:1個
・布袋:2つ
・ルールブック:1部
・ソロゲーム用ルールブック:1部

およその箱サイズ(cm):29.2×29.2×7.2(たて×よこ×高さ)

ルール

準備

得点ボードとビジネスボードを中央に並べます。
(得点ボードの裏面にはジュース工場が描かれています。
慣れてきたら、ジュース工場入りのルールで遊べます。)

フルーツ駒を全員から手が届くところにまとめて、共通ストックとします。

大きい場所タイル6枚をビジネスボードの横に並べます。

JuicyFruits-bigarea

ビジネスタイルを裏にして混ぜ、遊ぶ人数によって指定された数をビジネスボードに表にして配置します。

残ったビジネスタイルは使わないので、箱に戻します。
レモネード工場はジュース工場ありのルールのみで使用するため、必要ない場合は、他のタイルに交換します。

アイスクリームマーカーを点数別に分けて指定の場所に置きます。
ミルクセーキマーカーを重ねて、指定の場所に置きます。

遊ぶ人数に応じて、ビジネスボードの右端にある営業トラックの対応するマスに、営業許可マーカーを置きます。

JuicyFruits-businessboard

各自、島ボードの準備を行います。
自分の色を決めたら、対応するポストカードとプレイヤーディスク1枚を受け取ります。
プレイヤーディスクは得点トラックの100/0点のマスに置きます。

自分の色と同じ絵柄の収穫タイル5枚を混ぜて、裏のまま、島ボードの池にあるマスに一枚ずつ置きます。
全て置いたら、表にします。

JuicyFruits-fruitstiles

船タイルを裏面がオレンジのものと、緑のものとに分けて、別々の袋に入れます。

JuicyFruits-2typeboat

各プレイヤーはどちらかの袋を取り、船タイルを自分の島の黒い縞のブイのに表にして置きます。
同様に、同じ袋から船タイルを1枚ずつ引いて、時計回りにほかのブイのところに置いていきます。

IMG_1308

その後、別の袋から船タイルを1枚ずつ引いて、黒い縞のブイの右隣りから、空いている島マスに表にして置きます。
JuicyFruits-boattiles

遊び方

スタートプレイヤーから時計回りに手番を行います。
手番になったら、ステップ1,2の順で行います。

ステップ1.収穫タイルもしくは、移動ビジネスタイルの移動

自分の島にある収穫タイル1枚を空きマスで一直線に好きなマス数移動させます。
そして移動したマスの数だけ、その種類のフルーツ駒を獲得します。
収穫タイルは斜めには移動できません。

JuicyFruits-fruitstileaction

(共通ボードから以前に獲得した)移動ビジネスタイルを移動させた場合は、その効果を使用することができます。

ステップ2. 船1隻にフルーツを配達するorビジネスタイルを1枚獲得

船タイルに描かれたフルーツを共通ストックに戻し、その船タイルを取り除きます。
その船タイルに書かれた点数だけ、得点トラックの自分のプレイヤーディスクをすすめます。

JuicyFruits-fruitstoboat

共通ボードからビジネスタイルを獲得するには、待機列に指示されたフルーツを共通ストックに戻します。
フルーツの指示の下に書かれた点数を獲得します。

JuicyFruits-businesstile

営業許可トラックの営業許可マーカーを1マス下に進めます。

JuicyFruits-businessmaker

固定ビジネスタイル

小さい場所タイルは、自分の島の空きマスに配置して、その点数をすぐに獲得します。
場所確保タイルは、そのタイルに対応する大きい場所タイルを自分の島の空きマスに配置し、その点数をすぐに獲得します。
配置できる空きマスがない場合は獲得できません。

屋台タイル

このタイルを獲得したら、自分の島の空きマスに配置します。
屋台タイルはゲーム終了時に得点を計算します。

移動ビジネスタイル

自分の島の空きマスに配置して、すぐにタイルに指示された2つのフルーツのどちらか1個を獲得します。
このタイルはその島マスに残り、この語の手番のステップ1.で移動させると、その効果を使用できます。

アイス移動販売タイル

自分の島の空きマスに配置します。
このタイルはその島マスに残り、この語の手番のステップ1.で移動させると、その効果を使用できます。

このタイルの効果を得るには、ステップ1.で移動させたマス数と同じ数だけ、そのタイルの色のアイスクリームかミルクセーキを製造します。

アイスクリームやミルクセーキを製造するには、ビジネスボードの立看板を見て、そこに指示されたフルーツを自分のストックから共通ストックに戻します。
対応するマーカーを1枚とり、自分の島ボードの横に置きます。
そのマーカーに書かれた点数を獲得します。

JuicyFruits-icecream

そのマーカー置き場で最後のマーカーを取ると、営業許可マーカーを1マス下に進めなければなりません。

JuicyFruits-soldout

ゲームの終了

営業許可マーカーが営業許可トラックの「×」のマスに到達したら、現在のラウンドを最後まで行ってゲーム終了となります。

営業許可マーカーがそれ以上移動することになっても無視します。

JuicyFruits-end

ゲームが終了したら、自分の島に屋台タイルがあるプレイヤーは。その得点を計算します。
(自分の島の海岸4か所のうち、船が1隻もいない海岸1か所につき4点など)

合計得点の最も高いプレイヤーが勝利です。
同点の場合は、手番が後だったほうが勝者となります。

ジュース工場

ジュース工場入りで遊ぶときは、得点ボードをジューシィ面にします。

プレイヤーディスク2個をジュース工場の最初のタンクの空きマスに2枚重ねて置きます。
このディスクを向上ディスクを呼びます。

ゲームの信号は、基本ゲームに加え、毎手番、ステップ3.を行います。

ステップ3.工場ディスクをそれぞれ矢印1つまで進める

このステップでは、自分の工場ディスクを0~2枚、それぞれ矢印1つだけ進めることができます。
ディスクを進めるには、矢印1つに沿って移動し、その矢印に書かれたフルーツを支払います。
他の色のディスクがあるマスには進めません。
自分のディスクがあるマスに進めた場合は、重ねなければなりません。
点数が書かれた空きマスに進めたら、その点数をすぐに獲得します。
そのマスにもう1枚ディスクを進めても、もう点数は獲得できません。

2枚のディスクを両方進める場合、好きな順番で連想して進めます。
ただし、手番の最初に2枚のディスクが同じマスにあって、同じ矢印に沿って進める場合、必要なフルールの支払いは1回だけです。

工場の最後の2マスには、それぞれ営業許可マークがついており、自分のディスクがこの空きマスに進んだら、得点を獲得するほかに、営業許可トラックの営業許可マーカーを1マス下へ進めなければなりません。
最後のマスに入ったディスクはゲーム終了までそのマスに留まり、他のディスクはこのマスには入れません。

レモネード売店

ビジネスタイルにあるレモネード売店が自分の島にある場合は、ゲーム終了時に自分の工場ディスクそれぞれについて、直下にある瓶に書かれた数だけ得点できます。

5歳・7歳の様子

フルーツを収穫して、船で買いに来てくれた人に売り報酬を得る。
船がいなくなると収穫できる場所が広がり、収穫量が増える。
十分に収穫出来るようになれば、アイスクリーム屋さんや売店などを設置し島を充実できる。
流れが自然でイメージがしやすいため、5歳息子でも手順は理解できました。

10歳からとやや対象年齢が高めなのは、点数を多く得るには先を見据えた行動が必要になるからだと思われます。
この点は幼児には難しいです。

共通ボード用の屋台タイルは、施設の配置等によって、ゲーム終了時にボーナス点がつきます。
ゲーム終了時をみこしたタイル配置を考えなければならず、我が家の子供たちには難しいと思われたため、使用しないこととしました。

また、5歳息子には共有ボードまで気にすることは難しかったようです。
自分の島ボードの船を動かすことに集中してしまい、どんどん共通ボードから魅力あるビジネスタイルが取られてしまいます。
「このタイル買えるけど、どうする?」とこちらが気にしてあげる必要がありました。
「このお舟動かしたいからいらない」って言われてしまうことも多いのですが。
とはいえ、ゲーム中ずっと楽しかったようで、慣れるまでは1時間近くかかっていましたが、「動かしていい??」と順番が待ちきれない様子で全く飽きずに遊べました。

7歳娘はすんなり理解でき、まさかの100点越えで勝利です。(アイスクリーム屋の早取りを遠慮してみたと言ってみる)

5歳息子には、ボード全体をみて、どのフルーツが手に入りやすいか(動かす距離が長いか)、島の周りにいるどの船が効率よく追い出せるのかなどの判断は難しいようです。
この船を追い出したいと決めたら、そのために一生懸命。
マンゴスチン3個収穫できるのに、あと1個でそろうなら1マスしか動かさない。
次の手番のことを考えて、わざと端まで寄せないことはあるのですが、そこまで考えているのかな?
「もっと動かさなくていいの?」と聞く程度にしていますが、やっぱり点は伸びないですね。

10歳からとなっているため、かなり難しいのかなと思いましたが、やることは簡単なため、幼児でも参加できました。
8歳くらいなら、戦略的にも遊べそうです。
屋台タイルも追加できそうですね。

ゲームのルールに関係ない点で面白いのは、馴染みのないフルーツが多いという点です。
子供が知っているのは、バナナとオレンジだけ。
これをきっかけに、ザクロを食べてみたりしました!
ライムは緑のレモンって認識のようです。

マンゴスチンは私も食べたことなくて、どんな味なんだろうね~って話しながら遊んでいます。

ジュース工場ルールは、さすがに難しそうなので、まだ導入していません。

むすめ 喋る S
むすめ
動かしやすいように船を追い出すけど、追い出す船の点数も考えちゃうよね。
絶対2種類のフルーツがもらえるタイルが欲しい!
アイスクリームも作りたいから、そういうのは早めに取っちゃうよ。


むすこ 喋る S
むすこ
動かした数だけフルーツがもらえるんだよ。ちゃんとわかってるでしょ?
点数の高い船を追い出したいよね。
アイスクリームを作るのは、ちょっと難しいよ。


親目線のレビュー

個人ボードは5×5となっていますが、ゲーム開始直後は外周を船が埋めているので、3×3しかスペースがありません。
果物の収穫は、果物のタイルをスライドさせ、スライドさせたマスの分だけ収穫できます。

そのため、より多くのマスを空ける必要があり、ゲーム最初は周りの船を追い出す(買って帰っていただく)必要があります。
その船もオレンジの船は得点が高い分、必要なフルーツも多くなります。
ビジネスタイルを活用しないと得点が伸びないので、島の周りの船を全部追い出す前にゲームが終了します。
オレンジ6隻、緑6隻なので、さっさと簡単な緑を追い出して島を広くすることを優先するか、得点を優先するかも重要です。

共通のビジネスボードには、施設やアイスクリーム屋、2種類のフルーツを一度に収穫できるタイルなどがあり、フルーツを必要数支払うことで、買うことが出来ます。
この共通のビジネスボードは早いもの勝ちとなっており、他のプレイヤーとのインタラクションはこの部分だけです。(ジュース工場を入れると、そこでもインタラクションはあります。)
遊ぶ人数に応じて、この共通ボードから購入した数が一定数超えるとゲーム終了となります。

大きい場所タイルは点数は大きいのですが、2×2マスを占めてしまうものもあり、それを置くとスライドできる範囲が狭くなってしまい収穫量が落ちてしまいます。

IMG_1319

アイスクリーム屋のタイルも購入したら、アイスクリームがすぐに作れるわけではなく、個人ボードに配置したアイスクリーム屋タイルをスライドした分だけ作成できます。
もちろん材料のフルーツも都度必要になります。

2種類のフルーツを一度に収穫できるタイルを獲得すると、かなり有利に進められます。
アイスクリームを作ると高得点が入りますが、何種類ものフルーツが必要になるため、一手番で2種類も手に入るって、すごい便利なんですよ。
しかも、2種類を各1個と2種類のうちの1種類を1個もらえちゃうので、もらえる数もとってもお得!

JuicyFruits-specialfruitstile

共有ボードが早い者勝ちのため、計画通りにいかないこともありますが、基本的には好きなように個人の島ボード内を動かして、欲しいフルーツを収穫する、そして島ボードを好きなように発展させる、とっても満足度の高いゲームです。

ソロルールもあり、難易度も4段階あります。
パイナップルさんとの対戦ですよ!

ソロでもジュース工場を追加して遊ぶことができます。
パイナップルさんの工場ディスクがお邪魔ディスクとして登場します。

ソロでもビジネスボードからビジネスタイルは取り除かれていきます。
もともとインタラクションのさほど多くないゲームですので、ソロでもみんなで遊んでも、自分の島を素敵に発展させることに夢中になれます。

JuicyFruits-fruits

わたし 喋る S
いかっぱ
フルーツ駒が何より最高!
アイスクリームを作るのが得点的にもゲーム的にも楽しいし、私のお気に入り相当上位に入るゲームです!
ジュース工場や屋台タイルも追加したいけど、これ以上考えることいっぱいは余裕がないかも!

 

すごろくやのガチャで、ゲットしたバンディド!

ガチャの景品と侮ってはいけません。
小っちゃいだけで、ちゃんと遊べるんです!

BANDIDO mini-top


わたし 喋る S
いかっぱ
協力ゲームって、年の差があってもみんなで遊べるから好き。
バンディドって結構難しいんですが、こちらの難易度はどうかしら?


【この記事でわかること】
・遊び方
・実際に遊んいる5歳児・7歳児の様子
・通常版との違いは?

基本情報

対象年齢:6歳以上(通常版)
対象人数:1~4人
プレイ時間の目安:15分
BGGの評価:

内容物

・道カード:49枚(通常版は69枚)
・牢屋カード:1枚

およその箱サイズ(cm):6×3.2×2(たて×よこ×高さ)

ルール

準備

牢屋カードを中央に置きます。

道カードをよく混ぜ、裏向きにして山札とします。

各自、この山札から3枚ずつとって、手札とします。

遊び方

順番に手番を行います。

手番では、手札の1枚を選んで出し、並べられた道カードにつなげます。
どの道もつながるように置き、道が途切れるような置き方はしてはいけません。

BANDIDO mini-NG

協力ゲームなので、各自、出せそうなカードについて話すことはできますが、自分の手札を他の人に見せてはいけません。

道カードをつなげたあと、山札から1枚とります。

もし、どうやってもつなげられるカードがないときは、手札をすべて山札の下に戻し、改めて3枚を引いて手札とします。
このなかに、出せる道カードがあったら、つなげます。

こうして、坑道のすべての出入口を閉じるか、閉じられないまま出せるカードが尽きるまで続けます。

ゲームの終了

もし坑道のすべての出入口を閉じられたら、全員の勝利でゲーム終了です。

BANDIDO mini-win

一方、山札が尽き、全員の手札を出し尽くしても閉じられていない出入口があるなら、バンディドは脱走し、全員負けです。
BANDIDO mini-loose

5歳・7歳の様子

カードを並べていくだけなので、子供でも簡単!
ただ、繋げたい道だけを見ていて、他の道が途切れてるよっていうことがあるので、確認は必要。

バンディドってものすごく広がるんです。
テーブルで始めて、諦めて床に移動したり。
こちらは小さいだけあって、机だけでもなんとか収まるかもっていうギリギリで終わります。
ただし、きれいに四方に広がっていくわけではないので、最初から床で遊ぶのが安心です。
でも、フローリングって滑るんですよね。(うちのはフローリング調ホットカーペットですが)
子供がやるからなおさら、ずれてきちゃうんです。
途中でずれを直すのですが、
「あれ?ここ繋がってなかったじゃん!」ってことが、たびたび発生。
ゲームマットがあるといいんでしょうね。

娘は最初からかなり考えて配置している感がありましたが、息子は繋がればいいや~って感じでした。
慣れてきたからか、最近はけっこう考えて置いてくれます。
ちゃんとループして封鎖したりしてくれますよ。

1ゲームは全部手札を使ったとしても短いので、封じ込められなくても、封じ込め成功しても、「もう1回!」ってリクエストが多いです。

むすめ 喋る S
むすめ
せっかく道を減らしたのに、またすぐに増えちゃうんだよね。
懐中電灯で塞ぐのも嬉しいけど、クルって丸になったときがすごく嬉しいよね。


むすこ 喋る S
むすこ
どこに置こうかな~って考えて置くのが楽しいよ。
なかなか成功しないんだよねぇ。


親目線のレビュー

通常版の牢屋カードは、裏表で道が5本と6本を選ぶことができます。
当然、6本の方が塞ぐことが難しくなります。

こちらは、裏も表も道は4本です。
これは簡単なのかな?と思ったら、やっぱり難しい。

BANDIDO mini-startcard

通常版が道カード69枚なのに対して、こちらは49枚。
カード枚数が少ないので、スタートが4本でも広がっちゃったら塞ぎきれません。

COVID-19バージョンでやったようなズルもできませんし。
やっちゃったズルは、こちらのレビュー参照。
バンディドってどんなゲーム?っていうのを試したい人には、無料で遊べるのでオススメ。
でも、難易度は高めなので、ご注意を。


行き止まりを作るには、懐中電灯のカードを使用すればOK!
でも、必要な時に持っていないんですよね~。
しかも、頼みの綱の懐中電灯にも、余計に広がるのあるし。

BANDIDO mini-ramp

ループさせるように道をつないで、塞いでいくのがよろしいようです。
が、そこは手札しだいなので、どうにもならないことも。

BANDIDO mini-kotu

その逆もあり、もうあっという間に封鎖できてしまうことも起こります。
その頻度はもとの道が4つしかないこちらの方が多いかと思います。

手札を見せ合うことは禁止されていますが、「ここは任せて!」「あっち塞げる人いる?」なんて相談は大丈夫!
これぞ協力ゲームだ!って感じです。

手札の運に左右されるゲームではありますが、上手く協力プレイが生きて、道が閉じると気分いいですよ!

1人で遊ぶと選択肢が常に3枚と少なく、難易度が高いです。
でも、1人で成功すると爽快!!!
ただ、何回やったんだろうっていうくらいチャレンジして唯一の勝利なんですけれどね。

とっても小箱だから、旅行にも持って行きやすい!
でも、小さすぎて紛失注意です!

BANDIDO mini-size


わたし 喋る S
いかっぱ
ガチャなのに、しっかり遊べるってすごい!
オススメだけど、何が出るかわからないのがドキドキ!
全部欲しくなっちゃう!


そのほかのミニチュアカードゲームコレクションのレビューはこちらです。
ガチャなので、どれがでるかはわかりませんが、こんなに小さいのにしっかり楽しめるオススメシリーズです。


弟や妹も一緒に遊びやすい、そのほかの強力ゲームはこちら








 

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