いかっぱの知育と称してボードゲーム沼

6歳の男の子、8歳の女の子と毎日ボードゲームで遊んでいます。
息子2歳、娘4歳の時、知育と言い訳して、すっかりはまってしまったボードゲーム沼。
これまでに遊んだゲームの中から、我が家でも大好評な幼児向け・低年齢対応のボードゲームをご紹介します。
親子の絆を深めつつ、子供たちの成長にもプラスの影響を与えること間違いなし!
新しいボードゲームの発見と家族との特別な時間が待っていますよ!

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あのカタンのジュニア版です!
ずっと欲しかったカタンジュニアに日本語版が出たんです。

有名すぎるくらい有名なカタン。
娘の学童にもカタンはあるんですって!
でも、遊んでいるのは高学年のお兄さん、お姉さんとのことでした。
いつかはやってみたいカタンですが、交渉があり、じっくり遊ぶには小さい子には難しい。
娘も自分が遊べるカタンがあるって大喜び!

実際にカタンを遊んだことがない私ですが、どういったゲームになっているかご紹介します。

CATAN Junior-top

わたし 喋る S
いかっぱ
憧れのカタン。我が家でも遊べるジュニア版が出たとなればもちろん遊んじゃいます!
カタンで遊んだことないけれど、楽しめるかな?


【この記事でわかること】
・遊び方
・実際に遊んいる5歳児・7歳児の様子
・スピード感満載の拡大再生産だ!
・子供向けって単調だよね?


基本情報

対象年齢:6歳以上
対象人数:2~4人
プレイ時間の目安:30分
BGGの評価:CATAN Junior

内容物

・両面ゲームボード :1枚
・サイコロ:1個
・海賊キャンプ(各色7個):28個(予備あり)
・船(各色7個):28個(予備あり)
・クロウ船長:1個
・ココカード:16枚
・チップ(羊毛、木材、パイナップル、サーベル、ゴールド各18枚):90枚
・コスト表:4枚


およその箱サイズ(cm):29.7×29.7×7.2(たて×よこ×高さ)

ルール

準備

このゲームは、一番早く自分の7つの海賊キャンプをすべて建設した人が勝ちとなります。
キャンプを建設するためには、しげんが必要になります。
しげんを手に入れながら、海賊キャンプの建設を目指しましょう!

ゲームボードは両面となっており、遊ぶ人数により使用する面が異なります。
3~4人で遊ぶ場合は、オウムが4羽いる面、2日で遊ぶ場合は2羽いる面で遊びます。

CATAN Junior-gameboad

各プレイヤーは4色のオウムから1羽を選び、コスト表が描かれている面を見えるように自分の前に置きます。
2人で遊ぶ場合は、赤と紫のオウムを選びます。(2人用ボードが赤と紫のため)

各プレイヤーは自分の色の海賊キャンプ7個と船7個を取ります。

ボードには最初に置くべきキャンプの位置が2か所、船の場所が2か所、色で示されています。
各自、自分の色の所にキャンプと船を置きます。
残りのキャンプ5個と船5個は、ストックとして自分の前に置きます。

CATAN Junior-setting


クロウ船長をゲームボード上のお城に配置します。

16枚のココカードをよく混ぜ、ココの面を上にしてゲームボードの横に置いておきます。

各しげんチップをゲームボードの横に共通ストックとして置いておきます。

ゲームボード上の5つの救命浮き輪に、各1種類ずつしげんチップを置きます。

各プレイヤーは、共通ストックから木材とサーベルのチップを1枚ずつとります。

遊び方

一番若い人から順番にキャプテンをなって手番を行います。

自分の手番でできることは、以下の3つです。
1.サイコロを振ってしげんチップを取る

2.アクションをする(どれか/すべて)
 ・建設
 ・ココに助けを求める
 ・交換する
 これらのアクションは、しげんがあれば何回でも行えます。

3.キャプテンを左の人へ交代する

1.サイコロを振ってしげんチップを取る


サイコロの目が1~5のどれかだったら、サイコロの目と同じボード上の土地に海賊キャンプがあれば、キャンプ1個につき1個、土地の絵柄と同じしげんチップを共通ストックからもらえます。

このとき、もらえるのは海賊キャンプがあるプレイヤーのみのため、キャプテン(サイコロを振ったプレイヤー)がもらえないこともあります。

CATAN Junior-rule

サイコロの目が6であった場合、クロウ船長を追い払います。
クロウ船長はなんでも横取りしてしまうやっかいな船長です。
クロウ船長がいる土地は、サイコロの目と同じ土地に海賊キャンプがあるプレイヤーであっても、何ももらえません。

キャプテンはクロウ船長を必ず他の土地へ動かさなくてはなりません。
そして、追い払ったご褒美として、クロウ船長を動かした先の土地のしげんを共通ストックから2個もらえます。(この時は、他のプレイヤーは何ももらえまえません)

CATAN Junior-CaptenCrow

2.アクションをする(どれか/すべて)


しげんチップが集まったら海賊キャンプ、船を建設したり、ココに助けを求めたりすることができます。

必要なしげんは、コスト表に記載されています。

ただし、建設にはルールがあります。
海賊キャンプは自分の船のとなりにある空いている建設地のみに建設できます。
船は、自分の海賊キャンプのとなりにある空いている航路にのみ建設できます。

つまり、船と海賊キャンプは常に交互に連続して配置されなければいけません。
飛ばして配置したり、船どおし、キャンプどおしを隣り合って配置することはできません。

CATAN Junior-construction

ココに助けを求める場合は、必要なしげんを支払い、ココカードの山札から1枚引きます。
すぐにそれを公開して、そこに描かれていることを行います。

ココカードには、3種類のアクションがあります。

・「しげん」を得る(指定はされていますが、2種類各2個ずつ手に入ります)
・建設(海賊キャンプか船を1つ、無料ですぐに建設できます。ただし、建設のルールは守る必要があります)
・クロウ船長を追い払う(サイコロの6と同じアクションをします)

CATAN Junior-Cococard

また、ココカードを1番多く持っている人(最初は一番最初にココカードを引いた人)は、クロウ船長の城にキャンプが建設できます。
このとき、しげんは必要ありません。

ただし、誰かが同じ枚数のココカードを持った場合は、キャンプを戻さなくてはなりません。
そしてまた、一番多くココカードを持った人がキャンプを置きます。

CATAN Junior-Cocobornus

ココカードがなくなったら、もうだれも助けを求めることはできません。

しげんは交換して、欲しいしげんにすることができます。

救命浮き輪のチップは自分のチップと1対1で交換することができます。
ただし、これは1手番につき1回だけです。

CATAN Junior-floatring

なお、救命浮き輪のチップがすべて同じものになったら、これらのチップを共通ストックに戻し、再び5種類が1枚ずつになるように置きなおします。

また、自分の同じしげんチップ2個と共通ストックの別のチップ1枚と交換することもできます。
これは、1手番で何回でも行うことができます。

CATAN Junior-stock

ゲームの終了

誰かが自分の海賊キャンプ7つすべてを建設したら、すぐにゲームが終了し、そのプレイヤーの勝利となります。

5歳・7歳の様子

「カタンだ、カタンだ~」と大喜びの娘。
学童でもお兄さん、お姉さんには人気のようです。

ルールは、1回遊びながらの確認で、すぐに理解できました。
「サイコロを振った人がしげんを手に入れられるわけではない」というのが、ポイントですね。

3~4人用のゲームボードには、同じ数字の土地が2~3個あります。
そのため、誰のキャンプがあるかな?何個あるかな?と都度確認しながら、しげんを配布する必要があります。
我が家では、これは大人がやっています。

娘は、「木を3個ちょうだい。こことあっちで3個」とか教えてくれるので子供だけでも遊べそうです。
息子も同じように言ってくれますが、数え忘れているキャンプがあったり。
確認してあげる必要があります。

交換は、すごく利用しています。
浮き輪からは1回というのを忘れがちではありますが、浮き輪からは1対1、共通ストックからは2対1というルールは守れています。
ただ、基本的にアクションは何回でもできます。
そのため、後半は1手番が長くなりがち。
交換して、建設して、また交換してって。
1手番各1回までとしても良かったのでは?と思います。

子供向けのため、ほとんど攻撃要素はありませんが、クロウ船長を押し付けるところは、やや揉めがち。
欲しいしげんの所に置くのですが、同じしげんが取れる土地が2~3個はあるので、誰の海賊キャンプがある土地に置くかも選択肢に入ってきます。

当然、自分のキャンプがある場所は避けたい。

で、相手のキャンプがある土地に置くことになるから、ちと険悪モードになるんですよね。
さすがにこれでケンカにまではなりませんが、もうちょっと小さかったら拗ねてたかも。

で、お互いに忖度して、ママの土地に置くという。ひどいねぇ。

子供たちはココが大好き。
もう、ココに必要なしげんしか集めていません。
建設も全部ココ任せ。

地道に一つずつ建設している私が負けがちなので、やっぱりココカードは強いんだな。
なくなるまでは、取り合いに参加したほうがよさそうです。

海賊キャンプを建設するにあたり、1か所で3つの土地からしげんがもらえる場所があります。
当然、その場所を求めて船を置いていくのですが、娘は教えなくても気が付きました。

息子はわかっているのかいないのか。
自分の好きなように置いて楽しんでます。

むすめ 喋る S
むすめ
ココちゃんカード引くのが好き!
色々もらえるし、タダで作れたりするしさ。
カラスの船長を置かれるとイヤなんだよね~。


むすこ 喋る S
むすこ
ココちゃん大好きだから、ゴールドが欲しいんだよ。
カラスの船長置かないでね。
誰がどこに建てるかなってドキドキするよね。


親目線のレビュー

最初のうちは、しげんももらえたり、もらえなかったり。
もらえても1個とか。

それが、海賊キャンプが広がっていくと、どんどんもらえるようになります。

しげんが集まってくれば、また建設して。
後半に向けて、どんどん加速していくのがわかります。
これぞ、拡大再生産!

アクションを何回でもしていいため、後半はやや1手番が長くはなりますが、ゲームのスピード感はかなりあります。
相手も、船、海賊キャンプを建設していくので、思ったように広げられなかったり。

3人でしか遊んだことはありせんが、4人のほうがより熾烈になりそうです。
両サイドから建設されてしまったら、広げられなくなってしまうのでヒヤヒヤです。

カタンといえば交渉ですが、こちらも上級ルールに交渉はあります。
とはいえ、救命浮き輪からの交換や、共通ストックからの交換と交換が充実しているので、あまり必要ないかもしれません。
もっとゲームスピードが加速しそうではありますが、導入してみるのも楽しそうですね。

ちなみに、上級ルールとは、交渉の追加だけです。

しげんの獲得はサイコロの目に左右されますが、交換もできるので、わりとサクサク建設できます。
子供が飽きない、ちゃんと目指せる難易度なのがいいですね。

サーベル、ゴールドは手に入れにくいしげんの設定となっている思いますが、クロウ船長を追いやったり、交換したりで案外集まります。
あんまり、貴重っていう感覚ないですね。

海賊キャンプの建設より、ココカード獲得を目指す子供の気持ちもわかります。
狙った効果のカードがでるとは限りませんが、マイナスなことは起こらないココカードは強すぎです。

子供たちはココカード一択なので、やることは単調っぽくはなるのですが、あんまり気にならないかな。
私も相手の建設する場所によって、自分のキャンプをどこに置くか変わっていくので、単調とは感じません。

スピード感があるので、毎手番が無駄にできず「どうしよっかな?どうしよっかな?」と常に考えています。
単純ではありますが、単調ではないですよ。

ゲーム時間に対する楽しさという面では、かなり優秀だと思います。
いくらココカードを使うとしても、ちゃんと計画を立てて船や海賊キャンプを置いていかないと、無駄が多くなってしまします。
6歳くらいの子が、しっかり考えて、でも運要素も大きくて、子供向けゲームとしてよくできていると思います。
大人もしっかり楽しめます。

でもまぁ、お手軽で楽しいけど、奥深さはないので、大人だけならきっと通常カタンなのでしょう。

難点としては、仕分けの袋がついていないことかな。
箱に仕切りはあるので、分けてしまえるけれど、しげんチップは薄いから下から仕切りを超えちゃう。
100均の小さいタッパが、便利でしたよ。

CATAN Junior-insert


わたし 喋る S
いかっぱ
カタンを味わえたかな?
いつかカタンを家族でやりたい!
そのステップとしては、すごくいいと思う。

 

Ticekt to Rideは2004年の発売以降、様々な都市バージョンや拡張が発売され、昨年もサンフランシスコが発売されるなど、20年近くにわたって愛されているシリーズです。

Ticket to Ride自体がファミリーゲームとしても愛されており、8歳から遊べるゲームです。
しかし、我が家の子供たちにはまだ少し早くて。

こちらは、6歳から遊べるTicekt to Rideで、BGG Childrem’s Game Rankでも上位に入っています。
これまでのTicekt to Rideシリーズを簡略化したことにより、列車カードをため込んでいるターンがなくなり、どんどん路線を引いていかないと勝てません。

作者自身もゲームの完成度の高さに驚いたとか。

子供向けゲームにとどまらず、大人が遊んでも十分に白熱したゲームが楽しめます。

Ticker to Ride First Journey-top


わたし 喋る S
いかっぱ
アメリカマップとヨーロッパマップの2種類があるんだな~。
日本発売されていないから、なかなかなお値段で。
買うとしても、どっちか1個だな。
どっちにしようかな?


【この記事でわかること】
・遊び方
・観察力 問題解決力が育つ その理由も説明
・実際に遊んいる4歳児・6歳児の様子
・2人と3人以上では、異なるプレイ感

基本情報

対象年齢:6歳以上
対象人数:2~4人
プレイ時間の目安:15~30分
BGGの評価:Ticket to Ride:First Journey(U.S.)

内容物

・ゲームボード 1枚
・列車コマ 80個(各色20個 少し余剰あり)
・列車カード 72枚
・目的地カード 32枚
・ボーナスカード(Coast-to-Coast) 4枚
・ゴールデンチケット 1枚

箱の大きさ(cm):27.5×27.5×5.5(たて×よこ×高さ)

ルール

準備

ゲームボードを中央に置きます。
各プレイヤーに20個ずつ列車コマを配ります。(1人1色を決めます)
列車カードをよくきって、各プレイヤーに4枚ずつ配ります。
残りの列車カードは、裏向きにして山札とします。

目的地カードはよくきって、各プレイヤーに2枚ずつ配ります。
残りのカードは裏向きにしてゲームボードの横に置いておきます。

ボーナスカード(Coast-to-Coast)は、まとめてゲームボードの横に置いておきます。

Ticker to Ride First Journey-start

遊び方

一番年少のプレイヤーがスタートプレイヤーになります。
手番は時計回りに回していきます。

自分の手番では、以下の2つのうち1つだけ行います。
・列車カードを山札から2枚引く
・手札の列車カードをだして、路線を獲得するために、そこに自分の列車コマを置く

Ticker to Ride First Journey-traincard

列車カード


列車カードには、黄色、緑、白、黒、青、赤の6色があります。
また、機関車(先頭車両)は、何色としても使用することができるワイルドカードです。

路線の獲得


線路を獲得するためには、自分の手札から、欲しい路線と同じ色の列車カードを路線のマスの数だけ出さなければなりません。
そして、自分の列車コマを路線のマスに置きます。

Ticker to Ride First Journey-routes

路線の獲得に使用した列車カードは、表向きにして山札の横に置いておきます。

自分の他の路線とつながっていなくても、誰も獲得していない路線であれば獲得することができます。
ただし、1手番で獲得できる路線は、1つだけです。

自分の列車コマと路線の色を一致させる必要はありません。

いくつかの都市は、2つの路線でつながっています。
この2つの路線を1人で両方獲得することはできません。

Ticker to Ride First Journey-wildcard

目的地カードの達成


目的地カードに描かれた都市どおしをつなげることができたら、目的地カードの達成です!
他のプレイヤーに達成を伝えて、目的地チケットを自分の前に表にします。
そして、新しい目的地チケットをひきます。

Ticker to Ride First Journey-completing a ticket

もし、目的地カードの達成が難しそうな場合は、目的地カードをどちらも捨てて、新しい目的地カードをもらうことができます。
ただし、この手番では、列車カードを引いたり、路線を獲得することはできません。

ボーナス(Coast-to-Coast)


西海岸(シアトル、サンフランシスコ、ロスアンゼルス)のいずれかの都市から、東海岸(ニューヨーク、ワシントン、マイアミ)のいずれかの都市がつながった場合、ボーナスカードを獲得することができます。
「コーストトゥコースト!」と言ってボーナスカードを受け取り、自分の前に置いてください。

ボーナスカードは、目的地カードの達成と同じ扱いとなります。

Ticker to Ride First Journey-coast to coast

ゲームの終了

6つの目的地カード(ボーナスカードを含めても可)を達成したプレイヤーがでたら、ゲーム終了です。

そのプレイヤーがゴールドチケットを獲得します!

もしくは、1人のプレイヤーがすべての列車コマを置ききってしまったらゲーム終了となります。
この場合は、もっとも多くの目的地カード(ボーナスカード含む)を獲得したプレイヤーの勝利です。

同じ枚数のプレイヤーが複数いた場合は、そのプレイヤーは一緒に勝利となります。

Ticker to Ride First Journey-winner

主な知育要素


・観察力
・問題解決力

目的地カードとゲームボードをじっくり見て、最短ルートはどれか、残っているルートで到達可能なルートはどれかを確認します。

あらかじめ狙っていたルートが、他の人にとられてしまうことがあります。
その場合に、まだ他のルートで到達可能か、そのルートは列車コマの残りで到達できるか、諦めて目的地カードを交換するか、対応力が必要です。

4歳・6歳の様子

このゲームが届くと、とっても大きなボードに驚き(私もびっくりした)、カラフルな列車に大興奮でした。

目的地カードは文字ではなく、絵で描かれているので(ボードの絵に対応する)英語や文字が読めなくてもわかります。

ルールは5歳息子でもすぐに理解できました。

目的地カードを見ながら、どのようにつなげるかはイメージできています。
しかし、子供は一旦ルートを決めてしまうと、それに固執してしまい、誰かに取られてしまった時に立て直せなくなることがありました。
慣れるまでは、「こっちの道はどお?」と助言が必要でした。
柔軟な対応が必要ですね。

うんと迂回すれば達成できますが、列車の消費が多く足りなくなりそう、また列車カードもそんな集まらない。
そんな時は、その目的地カードを早々に諦め、新たにもらった方がうまくいくことが多いです。
この判断は、慣れないと子供には難しいです。
大人にも悩ましい選択です。

また、最短ルートを考えるまでには、考えが至らないことも多いです。
達成は出来るけれど、かなりの列車コマを消費してしまい、目的地カード達成ができなくなってしまったり。

列車コマが足りなくなりそうな場合、Coast-to-Coastをつなげた方が、列車コマを節約できるときもあります。
大人は戦略としてCoast-to-Coastを狙えますが、子供たちはたまたまつながった!だけになってしまいます。

何度か遊ぶとずいぶん慣れて、対等に遊べるようになりましたが、それまでは視野の広さの違いが如実にでてしまいました。

むすめ 喋る S
むすめ
カードがなかなかたまらないんだよね。
でも、一気につながることもあって、ドキドキする!


むすこ 喋る S
むすこ
どうやってつなごうかな~って考えるのが楽しい。
でも、とられちゃうとイヤなんだよ。


親目線のレビュー

購入を検討していたとき、BGG Children's Game Rankでヨーロッパマップが17位、こちらのアメリカマップが20位となっていました。

日本のAmazonで購入しようとすると、ヨーロッパマップのほうがお安く手に入ります。

チケットトゥライドのファーストジャーニーが欲しい!!っとなった時にどちらにしようか、ものすごく悩みました。

そこでアプリで両方トライ!

ルールは全く同じです。
違いとしては、ヨーロッパの方が都市と都市が短く列車一個でつなげる所も結構あります。
そのためちょこちょこ繋いで行くと、いつの間にか色々な都市と繋がっていることになります。

アメリカマップは1路線に3個、4個必要な路線もあり、列車カードが足りず、すぐには路線を引けないこともしばしば。

ヨーロッパマップは各国の首都を繋ぐので、地理的な知育要素もありそうです。(キーウとモスクワが繋がるし)

それでも、やっぱりなかなかな繋げられないなか、列車カードがそろって、つながった時のウキウキが好きでアメリカマップを選んでしまいました。
(子供向けなので、最長でも4個なんですけどね)

アプリでは2人対戦しかしていなかったので(4人まで遊べます)、ルートを相手に取られても、違う色のルートは残っていました。(いくつかは一色のみのルートがあります)

2人と3人では全然プレイ感が違いました!

どんどん路線がとられてしまうんです。
そうすると、もうつなぎようがなかったり、とんでもない迂回だったり。

ヨーロッパマップは、それぞれのルートが短いので迂回のダメージが少なそうです。
また、1マスでつながるところが多いので、どんどんルートが完成します。
子供には、ヨーロッパマップのほうが、もどかしさが少なくて楽しいのかもしれません。

6歳からとなっていますが、大人もしっかり悩めるゲームでした。

大きなマップが、繋がっていく列車でどんどん賑やかになっていくワクワク感はたまらないですね。人気シリーズなの納得です。

幼児(5歳くらい)と遊ぶゲームとしては、いかっぱ私的ランキングの相当上位に入ります。
1位か2位かっていうくらい。

子供向けというより、30分全力疾走できるチケットトゥライドです。

わたし 喋る S
いかっぱ
欲しい色の列車カードが出ないもどかしさもあり、どんどんルートが完成していくワクワク感もあり、最初から最後までずーっと楽しい!
言語依存もないし、日本でも発売してほしいなぁ


【まとめ】
・ルールは5歳児にも理解できるが、戦略的に遊ぶのはまだ難しい
・とにかく早くルートを完成させる必要あり
・でっかいゲームボードとかわいい列車コマで、ボードゲーム感満載
・3人以上だどルートの取り合いが生じてより白熱する
・子供向けと侮れない、30分全力疾走のチケットトゥライド!

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