いかっぱの知育と称してボードゲーム沼

6歳の男の子、8歳の女の子と毎日ボードゲームで遊んでいます。
息子2歳、娘4歳の時、知育と言い訳して、すっかりはまってしまったボードゲーム沼。
これまでに遊んだゲームの中から、我が家でも大好評な幼児向け・低年齢対応のボードゲームをご紹介します。
親子の絆を深めつつ、子供たちの成長にもプラスの影響を与えること間違いなし!
新しいボードゲームの発見と家族との特別な時間が待っていますよ!

タグ:パズルゲーム

なんとラビリンスは1986年に発売されたゲームです。
40年近くたつのに、今もなお発売されているご長寿なゲームです。
それだけ長く発売されているということは、今でもなお多くの人を楽しませることができるってことですね。

赤いパッケージでおなじみのラビリンスですが、オーシャンをはじめとして色んなバージョンが発売されてきました。
BGGでみたらサンリオとかスポンジボブとかもあってびっくり。(欲しくなっちゃう)

我が家のラビリンスは、ディズニーバージョン。
完全に私の趣味ですが、人気のキャラクターがいっぱいです。

こちらは、対象年齢が7歳以上となっています。
もとのラビリンスは8歳以上だから難易度の違いがあるのでしょうか?

ルールをみたところでは違いはないようですが、タイルの種類とかで難易度が違うのかもしれません。
一般的なラビリンスのレビューとして参考にしていただけると思いますが、細かいところで違ったら申し訳ありません。

Disney LABYRINTH-top


わたし 喋る S
いかっぱ
ものすごく有名なゲームなので、ずっと気になってたんです。
長く愛されるゲームには理由があるはず。


【この記事でわかること】
・遊び方
・実際に遊んいる6歳児・8歳児の様子
・運もあるから、大人と子供が互角に遊べる
・納得のロングセラーです

基本情報

対象年齢:7歳以上
対象人数:2~4人
プレイ時間の目安:30分
BGGの評価(通常のラビリンス):LABYRINTH

内容物

・ゲームボード 1枚
・迷路カード 34枚
・キャラクタカード 24枚
・コマ(4色) 4個

およその箱サイズ(cm):27×37×5.2(たて×よこ×高さ)

ルール

準備

迷路カードをよく切ってゲームボードの上に表向きにに配置します。(1枚余ります)

24枚のキャラクタカードをよくきって各プレイヤーに均等に配り、裏向きに重ねて置きます。

自分のコマを決め、ゲームボードの隅にあるコマと同じ色のマークの上に置きます。

Disney LABYRINTH-setting

遊び方

最年少のプレイヤーから順番に時計回りで手番を行います。

まず、自分のキャラクタカードの一番上にあるキャラクタカードの絵を確認します。
そのキャラクターまでコマを移動させるように迷路を巧みに動かします。
目標のキャラクターは、他のプレイヤーに見られないようにしましょう。

迷路の移動

手番では、余っている1枚の迷路カードを矢印のある場所から1か所を選んで押し入れます。
Disney LABYRINTH-rule

押し入れた反対側に1枚の迷路カードが落ちますが、それは次の手番の人が使います。
Disney LABYRINTH-rule2

手番では必ず迷路カードを押し入れなくてはなりません。
直前のプレイヤーによって押し出された場所に入れ戻すことは出来ません。


押し出されたカードの上に誰かのコマが乗っていた場合は、そのコマはゲームボードの反対側(今、入れられたカードの上)に移動します。
この場合の移動は、コマの移動とは見なされません。
Disney LABYRINTH-out

コマの移動

迷路の移動が終わったら、次にコマの移動を行います。
コマは繋がっている迷路に沿って好きなだけ動かすことができます。
全く動かさなくてもかまいません。

コマを移動して目標のキャラクターにたどり着いたら、キャラクタカードを表にして手元に置いておきます。
IDisney LABYRINTH-get

そして、自分の一番上の山にキャラクターカードの絵を確認します。
それが、次の順番での目標キャラクターになります。

ゲームの終了

割り当てられたすべてのキャラクターを探し出し、最初に出発点に帰り着いたプレイヤーの勝ちとなります。

6歳・8歳の様子

子供向けのルールとして、以下の①、②を追加することができます。
①手元にあるキャラクタカードを全て最初にみて、好きな順番に探し出していく。
②すべてのキャラクターを探し出した後、出発点に戻らなくて良い。

我が家では②のみを採用しています。 集め終わったら出発点に戻るルールは、目的がみんなにバレているので、到達されないように、みんなから集中的に邪魔をされてしまいます。
そうなるとなかなか戻ることができません。
これだと、嫌な気分になっちゃうので、一番最初にすべてのキャラクターを探し出した人の勝ちとしています。

また、①②のルールとは異なりますが、キャラクタカードの枚数を調整しています。 3人で遊ぶことが多いのでキャラクタカードを全て配ると8枚になります。
ちょっと長いかな~と感じたので、5枚ずつにして遊んでいます。
キャラクタカードの枚数を調節すると、遊べる時間の長さに応じて対応できるのでオススメです。

まだ息子は6歳ですが、①のルールは追加しなくても楽しめています。
「これ、好きな順からやっちゃダメなの?」と言わなくても、そうしたほうが簡単そうだと気が付いていましたが。

迷路タイルを動かすことは簡単なので、もっと小さい子も遊べると思います。
ただし、ここにタイルを押し込むと道がどう変わるかをイメージできないと、目標キャラクターまでの道を意図して作るのは難しいと思います。

ただ、この力に関しては、年齢もありますが、得手不得手がありそうです。
私より息子のほうが、すいすい進めています。

娘はキャラクターからの道を考えて動かすので、自分のコマが全く動かせない状態なのに気が付いていなかったりします。
それに気が付いてからは、上手につなげられるようになったので、慣れもあります。
あとは、どうやら相手の目標が何なのかを道筋から予想して、邪魔しようともしているみたいです。

1枚ずらすだけだから、じっくり眺めればずらした後の道もイメージできるようになってきます。
7歳くらいからなら楽しめる難易度なのもいいですね。
でも、2人ともけっこうじっくり考えているので、ダウンタイム長めです。

もっと小さい子と遊びたい場合は、ジュニアラビリンスがあります。
なんとこちらは4歳から遊べます。
ムーミンなのがおしゃれですね。
通常のラビリンスは7×7ですが、ジュニア版は5×5になっています。
よりキャラクターに到達しやすくなってますね。


むすめ 喋る S
むすめ
きっとこっちに進みたいんだろうなって相手の行きたい方を考えて邪魔したり、自分のことまで考えるのが難しいけど楽しい。


むすこ 喋る S
むすこ
きっとこうつながるだろうなって考えて動かすのが、すごく楽しい!
すぐに着いちゃうんだよ。すごいでしょ。


親目線のレビュー

すごくわかりやすいルールなので、すぐに遊べます。
そして、遊ぶ時間や子供たちの年齢に合わせてルールをちょっと変えても、プレイ感が全然変わらないのが嬉しいですね。

見た目からルールは想像できていたのですが、実際のボードをみてなるほどと感心しました。
1列飛ばしで、キャラクターが1枚ずつ固定されています。
これだから、タイルがずれずれにならずに動かせるんですね。
Disney LABYRINTH-gamebord

キャラクタカードは5枚がちょうどいいです。
登場しないキャラクターが出てきてしまうけれど、ゲームには全く影響なし!
ゲーム中、やることは毎手番同じなので、長いとちょっと飽きてきちゃうかな。

コマが4つで4か所のスタート地点があるので、遊べる人数は4人となっていますが、別に5人とかに増えても遊べそうです。
スタート地点が誰かと同じになっちゃうけれど、ゴールはみんなバラバラですしね。

私個人としては、動かした先を考えるのはあまり得意ではないのですが、目標に到達できないことはないです。
自分で考えて繋げられることもあるし、相手の動かし方によってラッキーにも繋がってしまうことがあります。
相手の目的がわからないので、助けてあげているか邪魔しているかもわからないのがいいですね。
邪魔されても嫌な気分にならないし、ギスギスしないで済みます。

最後のキャラクタカードに到達したら、スタート地点に戻るルールは、我が家では導入していませんが、攻撃されるのはちょっと苦手です。
大人だけで遊んでも、入れたくないなと感じてしまいます。
実際に遊んだことがないので、どのような感じになるかはわからないのですが。
邪魔ばかりしてたら自分が進めないから、案外うまく進めるのかしら?

長く愛されて理由は、誰であっても、すぐにワクワクできるからではないでしょうか。
一生懸命考えるけど、運もあるから子供ともいい勝負ができます。
繋がる道筋に気が付いた時の興奮とスッキリ感は、なかなか他のゲームでは味わえません。
自分の手番が来る前に、どうか今の道が途切れませんようにって、待っている時のヒヤヒヤ感も楽しい。

ワイワイ遊べるのに、ちゃんと考えるから遊んでる充実感があって、これぞボードゲームって感じです。
ちょっとずれてるとタイルが動かなくなるし、すごいギミックがあるわけでもないし、ルールは見た目通りで意外性はないけれど、誰と遊んでも楽しいであろう安心感。
ハデさはないけれど、ずっと手元に置いて、ふと遊びたくなる。
だからこそのロングセラーなんですね。

現在購入できるラビリンスは、通常版とオーシャン、ジャパンがあるようです。
どれで遊んでもプレイ感は変わらないとは思いますが、これだけ長く愛されているゲームなので、子供に人気なキャラクターで発売してくれたら、もっともっと広まるんじゃないかな。
BGGでみると、キティちゃんとかスポンジボブとか色々な写真がありますね。
ボドゲーマにはスーパーマリオがあがってますね!欲しい~。
好きなキャラクター版がでたら、買っちゃうだろうな。

わたし 喋る S
いかっぱ
もうすぐ40周年だし、なにかスペシャルなバージョンがでないかな~。
今も有名だけど、もっともっと広がっていいゲームだと思います。
トランプと同じくらい一家に一個あっていいゲームです。

 

お題通りのメニューだけが並ぶように、布を折っていく。
畳んで畳んで、ひっくり返して、これがなかなか難しい。
見た目がおしゃれで素敵なので、ずっと欲しかったゲームです。

子供たちは折り紙大好きだし、対象年齢もちょうどよさそう。
スピード勝負は、幼児期の年齢差では遊びにくいでのすが、これまでの経験上、対戦にしなければ楽しく遊べています。
これも、みんなで完成させて、「完成!次いってみよう!」って遊べるといいな。

Fold-it-top


わたし 喋る S
いかっぱ
難易度はどうなんだろう?
簡単すぎるのもすぐ飽きちゃいそうで嫌だけど、難しいと子供と遊べないし、、、。


【この記事でわかること】
・遊び方
・実際に遊んいる6歳児・8歳児の様子
・難易度は?繰り返し遊べる?

基本情報

対象年齢:7歳以上
対象人数:2~5人
プレイ時間の目安:20分
BGGの評価:Fold-it

内容物

・レシピの布:5枚
・注文カード:42枚(簡単な注文22枚、難しい注文20枚)
・完成マーカー:4個
・星トークン:15個
・ルール説明書:1冊


およその箱サイズ(cm):22.2×22.2×5(たて×よこ×高さ)

ルール

準備

各プレイヤーはレシピの布と星トークンを3つずつ受け取ります。

注文カードを後ろが青の束(簡単)、赤の束(難しい)で分けて、シャッフルし、伏せて山札にします。

テーブルの中央に、遊ぶ人数より1つ少ない数の完成マーカーを置きます。

Fold-it-setting

遊び方

いちばん最近、料理をしたことがある人が、親プレイヤーになります。

親プレイヤーは、簡単な山(青)か難しい山(赤)のどちらかを選びます。
選んだ山の上から1枚めくって公開し、すべてのプレイヤーが見えるようにします。

すべてのプレイヤーは公開されたレシピを確認し、レシピの布を折りたたみ「注文の完成」を目指します。

注文の完成とは、レシピの布を折りたたんでテーブル上に配置したときに、注文カードに記された料理しか見えない状態になっていることを言います。

Fold-it-rule2

布を織る際は、必ず布の地色の境界線にそわなければなりません。

Fold-it-rule

完成した注文は、公開したカードと必ずしも同じ並び順になっている必要はありません。

注文を完成させたプレイヤーは、「フォールド・イット!」と宣言して、テーブルの中央から1個完成マーカーを取ります。

場の完成マーカーがすべて取られたら、そのラウンドは終了です。

完成マーカーを獲得したプレイヤーが正しく注文を完成させているかを確認します。

全員正しかった場合、完成マーカーを獲得できなかったプレイヤーが星トークンを1つ捨てます。

完成マーカーを獲得したプレイヤーが間違っていた場合、そのプレイヤーは星トークンを捨てなければなりません。
このとき、完成マーカーを獲得していないプレイヤーは、注文を完成できなかったとしても、星マークを捨てる必要はありません。

確認が終わったら、完成トークンを中央に戻し、次のラウンド開始です。
星マークがすべてなくなり、脱落したプレイヤーがいる場合は、完成マーカーを減らします。

次のラウンドの親は、星トークンを失った人が行います。
複数いる場合は、一番星トークンが少ない人が行います。

ゲームの終了

最後まで星トークンを持っているプレイヤーが勝利者となります。

6歳・8歳の様子

簡単な注文は、本当に簡単。
それでも、慣れるまでは大人でも簡単な注文を何度か解いておくことをお勧めします。

簡単な注文の場合、必要なメニューはつながっており、いらない周りのメニューを隠すだけといったパターンがほとんどです。

難しい注文は、必要なメニューが離れているため、谷折りしたり、山折りしたりして、なんとか必要なメニューをくっつけ、さらに不要なものが見えなくなるように折らなくてはなりません。

Fold-it-hard

布は両面印刷になっており、表と裏のメニューは対応しています。
そのため、裏側も利用して完成させます。

息子には、難しい注文は難しすぎたようです。
っていうか、大人でも難しい。
むしろ娘が得意で、私が「こんなの無理~」ってあきらめた注文も完成させていました。

ルール通りには全然遊べていませんが、2人で「こっちに折るんじゃない?」「さっきのところ、後ろに折ればよかったかも」なんて、わいわい相談しながら遊んでいます。

そんな中、息子はどんどん簡単な注文を完成させてご満悦。

布がサラサラした布なので、ちょっと折りにくいです。
でも、折り跡がつかないため、繰り返し遊んでも大丈夫。
ゲームという性質上、繰り返し遊べる方が重要ですよね。

息子が折ると、やはりぐちゃっとなってしまいますが、娘や私が遊んでいる分には、比較的きれいな完成形になります。

むすめ 喋る S
むすめ
これ得意だよ!ママより速く作れるよ。
こうやったらどうなるかな?とか考えて折るのが楽しいよ。


むすこ 喋る S
むすこ
どんどん作っちゃうよ!
ママたちは難しいの作ってるけど、簡単なのでいいや。
折り紙みたいで楽しいね。


親目線のレビュー

ルール通りに遊べないなんで、承知の上!
これまでも、スピード勝負のゲームは、ルール関係なくみんなで完成させて楽しんできました。
ドクターエウレカとか、まさにそれ。



まだレビューしていませんが、スピードカップスとかもそう。

スピード勝負じゃなくて、作って完成させるパズルゲームだと思えば、みんな楽しいのです!

ただ、ドクターエウレカやスピードカップスとの違いは、難易度。
難しい注文がほんとに難しい。

その分、完成できた時のスッキリ感が爽快!

ずっと考えていても全然完成できないこともあります。
翌日の昼休みに、1人で挑戦している私。

簡単な注文がこれまた本当に簡単だから、ほどよい難易度の注文が欲しい。
ルール上、どちらか選べるけれど、やっぱり難しいのを選びたくなっちゃうんですよね。
そして、誰も出来なかった場合は、夫にヘルプ要請。

展開図とか得意と豪語する夫は、じ~っと眺めて、閃いたとばかりに完成させてしまいます。
やっぱり得手不得手はあるんですね。(常に、不得手チームに入っている私)
真似してやって、みんなで完成!!

ゲームというか、脳トレです。
でも、楽しい~。
成功体験が忘れられずに、病みつきです。

難しい注文は20枚ですが、いったん完成できたからといって、もう一度完成できるかといったらそんなことはなく。
偶然、完成できた!なんてこともあるから、繰り返し遊べます。

ゲームには勝てなくても、正解できた人に教えてもらって完成できたときも爽快!
得意な人は、単調に感じちゃうのかな?
そこは、みんなの尊敬を集めて気分良くなってください。

ちなみに、ボードゲームレビューとして書きましたが、ボードゲームじゃないみたいですよ、コレ。
布製ゲームですって。
このサラサラ生地もこんな名前の素材なのね~。
こんなちょっとしたところにもタグがあって、クスって笑えるおしゃれデザインが素敵です。

Fold-it-koneta


わたし 喋る S
いかっぱ
思ったより難しかった~(私には)
子供と一緒に考えながら完成させるのが楽しい。
デザインがシンプルだけど、原色じゃないのに、くっきりとした色で好き。

 

回る歯車、乗っかったオバケも一緒に回っちゃう。

3人のおばけを全部回せるかな?

ゲームではあるけれど、おもちゃとしてもクオリティ高い!
簡単ルールなら5歳から遊べます。
8歳以上や大人には、難しくなったプロフェッショナルルールもあり、長く遊べます。

Logi Geister-top


わたし 喋る S
いかっぱ
キッズスペースの壁についてる歯車のおもちゃで夢中で遊んでいる子供たち。
なんとそんな歯車のギミックで、ゲームがあるのか~。
これは遊んでみなきゃ!


【この記事でわかること】
・遊び方
・実際に遊んいる5歳児・7歳児の様子
・おもちゃとしては最高!ゲームとしては?


基本情報

対象年齢:5歳から
対象人数:2~4人
プレイ時間の目安:30分
BGGの評価:Phantom Rallye

内容物

・ゲームプレート:1
・ゲームプレート(底用):1
・円形のピン:32
・歯車:12
・紫色の回転用歯車:4
・からくりオバケ:3
・ジェットコースターのコマ:4
・設計図カード:16
・サイコロ:1

およその箱サイズ(cm):27×37×5.5(たて×よこ×高さ)

ルール

おばけコースターの「はちゃメカ」を修理して、すべての「からくりオバケ」が回るようにしよう!

準備

各プレイヤーは自分のコースターのコマを選びます。
コースターのコマをゲームの箱の縁に差し込みます。(スタート地点には緑の矢印が描かれています)
設計図カードを裏向きにして良くシャッフルし「はちゃメカ」の近くに置き ます。

Logi Geister-maker

遊び方

一番上にある設計図カードを表にします。
カードには取っ手が付いた紫色の歯車をどこにはめるべきかが描かれています。
図と同じになるように紫色の歯車をはめ込みます。
そのうち3つにはおばけマークが描かれており、「からくりオバケ」 をはめ込みます。
ひとつだけ残った回転する矢印マークの紫色の歯車が、 回転用の歯車になります。

Logi Geister-set

最も若いプレイヤーから始めます。
そのプレイヤーから時計回りに続いていきます。
サイコロを振って、出た絵柄に合わせて行動します。

サイコロの目


「歯車」の絵柄が出た場合
その色と同じ色の歯車を1つ手にとって、「はちゃメカ」上の同じ色のピン(差し込み口)にはめ込みます。
もし目的の色の歯車がすべて「はちゃメカ」上に配置されている場合、どれでも同じ色の物を移動させます。
「コウモリ」か「回転する矢印」の絵柄を出さない限り (=「歯車」の目が続く限り)、 歯車を何回でも差し込むか移動することができます。

Logi Geister-haguruma

「回転する矢印」 の絵柄が出た場合
いよいよ「はちゃメカ」を動かします。
紫色の歯車を回してください。「からくりオバケ」 が回ったら、回った「からくりオバケ」の数と同じフィールド分だ けコースターを前進させます。
もし「からくりオバケ」が回らなかった場合、次のプレイヤーの手番になります。

「コウモリ」の絵柄が出た場合
ここで現在のプレイヤーの行動は終了となり、次のプレイヤーの手番になります。
ただし、1回目にこの「コウモリ」 が出てしまったら、どれでも好きな色の歯車を選んで好きな場所に差し込めます。
次にサイコロを振って、もし「コウモリ」が出た場 合、手番は終了となり、次のプレイヤーの手番になります。

Logi Geister-bat

修理が完了したと思ったら?


もし「はちゃメカ」 の修理が完了して3体の 「からくりオバ ケ」 すべてが回ると思ったら、 サイコロを振る代わりに「チ ャレンジ」を宣言して、紫の歯車を回すことができます。

3体の「からくりオバケ」 が回転!
すばらしい! 貴方のコースターは4フィールド進めることができます。
これで1ラウンド終了です。
すべての歯車と「からくりオバケ」を取り外します。
設計図カードの山から新たに1枚を表にして、紫色の歯車と「からくりオバケ」をセットしたら、次のプレイヤーから修理開始です。

Logi Geister-charenge

3体の「からくりオバケ」が回らなかった?
ざんねんですがコースターを前進させることはできません。
次のプレイヤーの手番となります。

ゲームの終了

最初におばけコースターを1周してゴール(スタート位置の1つ手前のフィールド) に到達したプレイヤーが勝利し、このおばけコースターを脱出することができます。

8歳からのプロフェッショナルルール

目的は同じです。

違いは、共通の設計図カードがないこと。

まずは、四隅のコーナー以外のどこでもいいので、紫の歯車を1個セットします。

設計図カードをよく混ぜ、各プレイヤーに1枚ずつ配ります。
自分の設計図カードは、他のプレイヤーには見せてはいけません。
もし、自分の設計図カードのからくりオバケが、紫の歯車のところにいたら、カードを交換してください。

サイコロは手番では一度だけ振ります。
歯車
同じ色の歯車をセットします。もし、使い切っていたら「はちゃメカ」の任意の歯車を移動させます。

回転する矢印
紫の歯車を除いて、すべての色の歯車を移動できます。(新しく追加はできないので注意) まだ1個も置かれていない場合は、手番終了。

コウモリ
紫を除くすべての色の歯車を追加できます。もし、使い切っていたら「はちゃメカ」の任意の歯車を移動させます。
この操作をするたびに自分の設計図カードにある「からくりオバケ」が回転するかどうか確認してください。

もし回転しそうであれば、3個の紫の歯車と3人の「からくりオバケ」をセットして回してみます。
「からくりオバケ」をはめ込みたい場所に、歯車が置かれていた場合は、その歯車を取り除くことができます。

見事3人の「からくりオバケ」が回ったらラウンド終了。
回せたプレイヤーは自分のコースターを4フィールド分進めます。

まだ歯車を外さないで!
3人の「からくりオバケ」だけをはずし、他のプレイヤーも自分の設計図カードのとおりに「からくりオバケ」をセットします。
回った「からくりオバケ」の数だけコースターを進めることができます。

すべてのプレイヤーの判定が終わったら、すべての歯車を外して次のラウンドになります。

設計図カードの残り枚数がプレイヤーの数より少なくなった場合、または、プレイヤーの誰かがコースターを1周させた場合に、ゲーム終了となります。

最初にゴールに到達したプレイヤーか、最も先に進んでいるプレイヤーの勝利です。

5歳・7歳の様子

こういうおもちゃありますよね。
まずはおもちゃとして大活躍!
自由にオバケを配置してみて、どうつなげたらみんな回るか、何度も試して遊んでいました。
「どっち向きに回ると思う?」なんて聞いてみたり。
夢中で1日中でも遊んでくれました。

息子もどう置いたらオバケが回るのかわかっているようではありましたが、おもちゃとして遊ぶなかで、しっかり理解したようです。
娘はすぐにルートを思いついていましたので、歯車の仕組みは理解できていたようです。
この理解の差があると、ゲームの勝敗に大きく影響してしまうので、まずはおもちゃとして遊ばせ、仕組みの理解を促すように説明書にもアドバイスがあります。

歯車の仕組みをしっかり理解できたらゲーム開始!
サイコロに従って歯車を置いていくだけなので、ルールはとっても簡単。
5歳息子もすんなり理解できました。

サイコロで歯車マークがでると、手番が続くのですが、これがちょっと長いかな。
4面が歯車なので、ひたすら待ち~、そしてどんどん完成していくのを眺めているだけ~になりがちです。
歯車をはめていく作業が楽しいゲームだけに、早く自分の番になってほしい子供にはちょっと我慢の時間。
「早くして!」「ずるい~」連発です。

全部のオバケが回るように歯車を配置することは、さほど難しくありません。
そのため、どうしても勝敗がサイコロに左右されてしまいます。

8歳以上むけのプロフェッショナルルールのほうが手番は平等なので、そろそろルールを変えてみようかなと思っています。

プロフェッショナルルールでも、今度はコウモリがでないと回せないのでサイコロ運であるのは変わらなそうかな。

むすめ 喋る S
むすめ
クルクル回すのが楽しいよね!
欲しいところの色がなかなかでないんだよね~。
どこに置けばいいかはすぐにわかるよ!


むすこ 喋る S
むすこ
全然、順番こないことがあるんだよ。
作り方わかるのに!
好きに遊ぶほうが好きだな~。
色んなところにオバケおいて、ちゃんと回るようにできるよ!


親目線のレビュー

チャレンジの宣言のタイミングですが、自分の手番の初回の時だけなのか、歯車がでてセットした後のサイコロを振る前も宣言できるのか、よくわかりませんでした。
そのため、もう矢印マークがでなきゃ紫の歯車回しちゃダメ!で遊んでみました。

なかなか終わらないけれど楽しいですね。
せっかく完成しているのに、回せない。
歯車マークの色によっては、完成しているのに、外さなきゃならないなんてことも。

ただ、手番待ちの長さやせっかく自分が完成させたのに得点ならずなことがあり、子供にはストレスのようです。
やはり小さい子には、どんどん完成していくほうがいいですね。

紫の歯車を回すのは、矢印マークがでたときと、歯車を置いて次にサイコロを振る前、の両方で遊んでいます。

最初に遊んだ時は、フィールドの範囲がいまいちわからなかったのですが、色がかわるところが境でした。
コースターなので滑らせて進めたいところですが、自分だけ進めたいときは飛び越すしかないようです。

フィールドの数は、スタート地点を入れずに13マスです。
通常ルールであれば、わりとすぐに終わります。
我が家では、もう一度!とはならず、おもちゃに戻ってしまいます。
喜んでくれているので、いいんですけれどね。

おもちゃとしてもゲームとしても大活躍です!
歯車遊びとして、もっと小さい子でも十分に楽しめるものではありますが、ピンやサイコロなど小さい部品があるので、注意は必要です。

我が家のは少し古いものになりますが、絵柄はあまり変わっていないようですね。
オバケやクモ、ガイコツなどが描かれて、ちょっと怖い雰囲気ではありますが、どれも目が可愛いので怖くは感じないです。
オバケも手までついていて、回る様子がよくわかり、かわいらしいです。

ピンをボードにセットするのが面倒なのですが、片付けるときに毎回外していました。
ふたが閉まらないと思って。
でも、ピンを下に向けてしまえば、問題なく閉まりますね。
たぶん、皆さんすぐに気がつくとは思うのですが、最近思いついて感動したので、一応書いておきます。

わたし 喋る S
いかっぱ
やっぱりおもちゃになった(笑)
でも、夢中で遊んでるし、買って良かったな。
プロフェッショナルルールは、ゲームとしてもなかなか悩ましくて、おもちゃを卒業しても長く遊べそう!

エウレカ博士の見習い科学者となって実験のお手伝い!
試験管から試験管へボールを移動させて、正しい順番に並び替えよう!
一番早く実験を成功させる有能な科学者は誰かな?

わたし 喋る S
いかっぱ
試験管って惹かれるんですよ。
実験っぽいのも心躍る!
でも、スピード勝負は年齢差がでるんだよなぁ。
4歳と6歳でも遊べるかしら?

Dr.Eureka-top

【この記事でわかること】
・遊び方
・思考力、巧緻性が育つ その理由も説明
・実際に遊んいる4歳児・6歳児の様子
・大人でも、おっとっと!案外難しい。

基本情報

対象年齢:6歳以上
対象人数:2~4人
プレイ時間の目安:15分
BGGの評価:Dr.Eureka

ルール

目的

提示されたチャレンジカードに示されている順番に試験管内のボールを入れ替えます。
プレイヤーはボールに触れたり、試験管からボールを落としたりすることなく、ボールを移動させなければなりません。

最初に5点(チャレンジカード5枚)を獲得したプレイヤーがゲームに勝利します。

準備

すべてのチャレンジカードをよく混ぜ、裏向きの山にします。

各プレイヤーは試験管を3本取り、横一列に並べて手元に置きます。

各プレイヤーは各色のボールを2個ずつ取り、左から右の順で紫2個、赤2個、緑2個となるように、試験管に入れます。

Dr.Eureka-start

遊び方

全プレイヤーの準備ができたら、山の一番上のチャレンジカードを表に向けます。

Dr.Eureka-rule

全プレイヤーは同時に、現在のチャレンジカードに示されているように自分の試験管とボールを配列するために、試験管から試験管へとボールを移動させ始めます。

組み合わせを完成させるために試験管の位置を入れ替えることができます。

ボールに触れてしまったり、ボールを落としてしまった場合、または組み合わせを完成させていないのに完成したと宣言してしまった場合、現在のチャレンジカードが達成されるまで、そのプレイヤーはそのラウンドから除外されます。

組み合わせは、試験管の口を上向きにしても下向きにしても完成さえることができます。

エウレカ!

正しい組み合わせで試験管を配列した最初のプレイヤーは「エウレカ!」と叫びます。

Dr.Eureka-finish

そのプレイヤーが正しいことに全員が同意した場合、そのプレイヤーは現在のチャレンジカードを1点として獲得します。

プレイヤーは前のチャレンジが終わった時の状態でボールを残しておきます。
(最初に状態には戻しません)

しかし、新たなラウンドを開始する前に、すべての試験管の口を上向きにしなければなりません。

ゲームの終了

最初に5点を獲得したプレイヤーの勝ちです!

選択ルール

チャレンジカードを表に向けたあと、プレイヤーは何回の移動でその組み合わせを完成させられるかを早い者勝ちで宣言します。
(すでに宣言された回数を宣言することはできません)

最も少ない回数を宣言したプレイヤーがボードの移動を始めます。

宣言した回数(以下)で組み合わせを完成させることができた場合、そのプレイヤーがチャレンジカードを獲得します。

失敗した場合、次に少ない回数を宣言したプレイヤーが挑戦します。

1人で遊んでいるときには、急いだり回数を宣言したりする必要はなく、できるだけ少ない回数でそのチャレンジの組み合わせを完成させてください。

主な知育要素


・巧緻性の向上
・思考力

ボールの移動は大人でも少し手こずります。
ゆっくりと傾け、ボール一つだけが移動できるように、こぼさないように、慎重に移動させます。

どうやって移動させたら、チャレンジカードに示されているように並べられるのか。
じっくり考える余裕はありませんが、考えてから動かさないと手数が多くなってしまいます。

4歳・6歳の様子

子供たちは、もともとアプリのボールソートが大好きで、タブレットの取り合いをするので、これなら一緒に遊べると思い購入しました。

ボールの移し替えはなかなか難しく、一個だけ移したいのにコロコロっと複数個入ってしまいます。

難易度的には、4歳児でも完成させることは出来ます。
しかし、こぼさず移すのは難しく、落としたら失格ルールは適応出来ませんでした。
ちょっとだけ、手を添えてるのも見て見ぬふりです。

逆さまにして正しければ正解になるのですが、そのルールは難しいかな?と思って説明せずにいたら、勝手に逆さまにしてました。

私としては、作ってる時に逆さまにしたらとか考える余裕はなく、作ってみたら逆だ!逆さまにしてしまえってくらいにしか使えていませんが、子供は思考が柔軟ですね。

本来はスピードを競うゲームですが、やはり幼児の年齢差は大きいです。
4歳と6歳では勝負になりません。

しかし、ボールを移動させる作業自体が楽しいので、それぞれがチャレンジカードを完成させようと大騒ぎで遊んでいます。

子供とやる時は、みんな完成したら次〜みたいな知育教材化しています。
完成したら、みんなで拍手~。
ゲームとしては成立していませんが、子供たちは完成させてはドヤって嬉しそうです。

何手で完成させることができたのか、自慢げに報告してくれることもあり、ちゃんと考えて移動させてることがわかります。

先を考えながら移さないと完成できないので、なかなか考えさせる良い教材です。

何度か遊んでいるうちに上達していくのも、より楽しくなるポイントです。

むすめ 喋る S
むすめ
移す時が、楽しい!
上手にできるよ。いっつも速いよ!


むすこ 喋る S
むすこ
落っこちちゃうよね。
でも楽しい!ちゃんと出来てるでしょ?
手を使えばめっちゃ速くできるのにな~。

親目線のレビュー

私の苦手な教育ゲームとなっていますが(本来は違います)、これは楽しいです。

1人で黙々とカコンカコン移してるのも楽しいです。

私もボールソートのアプリは好きなのですが、デジタルデトックスな気分です。

私の両親も一緒に遊びましたが、「難しい!」と夢中になっていました。
ボケ防止にも役立ちそうです。

ボールの色も原色ではないおしゃれな色なところも素敵です。

難点としては、たいていボールを落とすので、コロコロと転がって行ってなくなりそうな所です。

ボールの大きさは、ガチャガチャにはいってそうなガムの大きさ位です。
小さなお子さんのいる場合は、誤飲が怖いです。
どうしてもボールが転がっていくゲームなので、十分に注意してください。

わたし 喋る S
いかっぱ
ボールを移動させたときの、「カコンッ」って音が好き!
スピード勝負は出来なかったけど、移してるだけで楽しめました。


【まとめ】
・4歳児でも完成できる難易度
・幼児の2歳差では、スピード勝負は難しい
・勝ち負けを決めなくても、作業自体が楽しい

線路をつなげて、汽車を駅に到着させるタイル配置ゲームです。

プラレールが好きで線路をつなげてよく遊んでいる息子が、喜んでくれそうなゲームを探していて出会いました。

電車ゲームには有名なものもありますが、ちょっと対象年齢が高めです。
こちらが、対象年齢が低めだったので遊んでみました!

わたし 喋る S
いかっぱ
線路をつなげていくって息子の大好きなプラレールと一緒!
さすがに4歳だと難しいかな?
絵がほんわかしていて素敵だな~

【この記事でわかること】
・遊び方
・デザイナーによるバランス調整された得点ボードへのリンク
・思考力 問題解決力が育つ その理由も説明
・実際に遊んいる4歳児・6歳児の様子
・子供は大人に勝てるのか

基本情報

対象年齢:7歳以上
対象人数:1~4人
プレイ時間の目安:30分
BGGの評価:Jedzie pociąg z daleka

ルール

準備
まずは通常ルールの説明です。

A 各プレイヤーは個人ボードを受け取り、 自分の前に置きます。
駅舎の配置はすべての個人ボードで同じで、色のみが異なります。

B プレイヤーは受け取った個人ボードの色と同じ色の線路タイルを受け取ります。

C 線路タイルはよく混ぜ、 個人ボードの脇に裏向きにして置いておきます。
各プレイヤーは、汽車を各色1つずつの計4つ受け取ります。
汽車は対応する色の車庫 (青色の汽車は青色の車庫、紫色の汽車は紫色の車庫等) から出発します。
車庫は個人ボードの左下にあります。
これらは各プレイヤーの鉄道の出発点になります。

D プレイヤー数に応じた得点ボードをテーブルの中央に置きます。
もう1枚の得点ボードは箱に戻し、このゲームでは使用しません。

Jedzie pociąg z daleka-scourbord

E 各プレイヤーは線路タイルの色に対応した人物トークンを受け取り、脇に置いておきます。
動物トークンは、 通常ルールでは使用しませんので、箱に戻します。

Jedzie pociąg z daleka-setup

遊び方
プレイヤーは手番では、線路タイルを個人ボードの枠の中に配置して線路を敷設し、汽車を進めます。
汽車を駅舎に到着させることで得点を獲得します。
ゲームの進行はラウンド制です。
各ラウンドには3つのフェイズがあります。
各フェイズですべてのプレイヤーは同時に行動します。

フェイズ1 - タイルをとる

すべてのプレイヤーは線路タイルを山の一番上から1枚とります。

フェイズ2 ‐ 線路を引く

すべてのプレイヤーは、とった線路タイルをどこに置くか考えます。
全てのプレイヤーが線路タイルの配置場所を決めたことを確認したら、 全員で「建設!」と言って、 同時にタイルを個人ボードの枠内に配置します。

少なくとも1つの汽車を動かすことができるように、線路タイルを配置しなければなりません。

フェイズ -3- 汽車を動かす

線路タイルを配置した後、各プレイヤーは汽車を動かします。
汽車は線路がつながると進み、線路が途切れているところで止まります。

Jedzie pociąg z daleka-rule

汽車が線路の先で衝突してしまうとそれらの汽車はゲームから取り除かれてしまいます!

Jedzie pociąg z daleka-crush

得点の獲得
汽車が駅舎に到着したら得点を獲得します。
獲得できる得点は得点ボードに書かれています。

Jedzie pociąg z daleka-goal

汽車は駅舎に到着すると、 ゲーム終了時までそこから動きません。
プレイヤーは得点ボードの到着した駅舎に対応する場所に人物トー クンを置きます。
人物トークンは対応する得点ボードのいちばん上の空いている場所に置きます。 (最初に到着したプレイヤーがいち ばん上、2番目に到着したプレイヤーがその下の場所というように)

もし複数のプレイヤーの汽車が同じラウンドで同じ駅舎に到着した場合、それらのプレイヤーは全員同じ得点を獲得します。
その際、そ れらのプレイヤーは得点ボード上の同じ場所に人物トークンを置きます。

それぞれの汽車は別々の駅舎に到着しなければなりません!
すでに自分の汽車が到着している駅舎に自分の別の汽車が到着する と、2台目の汽車はゲームから取り除かれます!
ゲームの終了
以下のいずれかを満たした際、ゲームは終了します。

どのプレイヤーも、全ての汽車が駅舎に到着したり、他の汽車と衝突してゲームから取り除かれたりして、汽車が残っていないとき
または
個人ボード内が線路タイルですべて埋められたとき
(この場合は、最後の線路タイルの配置による移動を行った後にゲームを終了します )

プレイヤーは人物トークンが置いてある場所の得点を足し合わせることで、各駅舎からの得点を合計します。

得点が最も高いプレイヤーが勝利します。

同点の場合、 Fioletowo駅での得点が高いプレイヤーが勝利します。
それも同点の場合、 Czerwienice駅での得点の高い方、以下その隣の駅舎での得点が高い方というように勝者を決定します。

追加ルール

追加ルール1: 最長路線 ( 1~4人用)

このルールでは: -Najdtužszatrasa (=最長路線) 得点ボードを使用し、もう1つは箱にしまいます。
各プレイヤーは動物トークンを1つずつ使用し、 人物トークンは箱にしまいます。
プレイヤーは動物トークンを個人ボードの横に、動物の面が表になるように置きます。
プレイヤーは通常ルールのように駅舎に汽車を到着させても得点は獲得できません。
プレイヤーは、できるだけ遠くまで汽車を動かすことを目指します。

得点は汽車を動かすたびに獲得します。
汽車の移動は通常ルールと同様です。
すなわち、線路タイルを置いたことで線路がつながった場合、 汽車はできる限り移動し、端で止まります。
プレイヤーは、汽車が移動した線路ごとに1点を獲得します。
得点は動物トークンを用いて得点ボード上で管理します。
40点を超えたら、 プレイヤーはトークンを 「40+」 側に裏返して、2周目を進めることで得点を管理します。

Jedzie pociąg z daleka-specialrule

このルールではソロプレイを行うこともできます。
ソロプレイにおいて、プレイヤーはスコアアタックに挑戦します。

20点 - 見習い
30点 - 初心者
40点 - 中級者
50点 - 上級者
60点 - エキスパート!

追加ルール2:最長路線+駅舎 (1~4人用)

最長路線ルールと通常ルールを組み合わせて、より複雑なゲームを楽しむことができます。

作者によるバランス調整用得点ボード
※ダウンロードには、boardgamegeekへの会員登録が必要になります。(無料)

バランス調整 New 得点ボード(1~4人用)
Train Travels From Afar NEW SCOREBOARDは、駅に到着するのが遅くなると、マイナス点となる変更がされています。
これにより、追加ルール2で遊んだ場合、線路は長くしたいけれど、早く到着しないと失点してしまうというジレンマが生じます。

Train SCOREBOARD1は、上記の新しい得点ボードでは失点というネガティブなイメージを与えていたため、失点をなくしています。ただし、着順が遅れると0点となり、得点は得られません。

5~8人で遊べる得点ボード
こちらは、ゲームが2セット必要になります。
いつか大人数で遊んでみたいですね!

主な知育要素


・思考力
・問題解決力


線路タイルをどこに置けば電車が進むのか、どの駅に向かわせるのか、手番毎によく考えながら配置します。

計画を立てて、高得点の駅に向かっていても、線路タイルは思うようにはめくれません。
思っていもいない方向に進んでしまうこともあります。
目指していた駅に他のプレイヤーが先に到着していまい、得点がとっても低くなってしまうこともあります。
その都度、計画を見直して、汽車を進めます。

4歳・6歳の様子

私たちは、基本ルールの駅に到着した点数のみで競いました。

感想ですが、もう楽しい!!
線路をつなげて汽車を走らせる時、なぜかみんな「シュッポシュッポ」って言ってしまいます。
もちろん、子供ウケは良く、線路をつなげて駅に早く着いた人が勝ち!というわかりやすいルールなので4歳息子も参加出来ました。

子供とやる上でのハンデは特に必要ありませんが、衝突するかしないか頭の中だけで考えるのはまだ難しいので、汽車を動かしてみて、衝突してしまったら、違うところに置くようにしました。
また、線路が交わるところで、違う線路に侵入させて進めてしまうことがあるので、一緒に確認しながら進めました。

娘はまず一つの汽車にしぼり、高得点の紫駅だけを目指して高得点ゲットしてから、他の汽車を進める作戦。
息子は行き当たりばったり作戦(?)
私と夫は紫の駅を狙いつつ、他の汽車も進める作戦。結果、息子の勝利!

やっぱりすぐに駅に着けてしまうのは、もったいない気がしてしまうんです。
そんなことしているうちに、近い駅であろうがさっさと1着の点数を獲得していた息子が高得点でした。
紫駅1着を獲得した娘は、他の汽車の得点が伸びず3番。
私が2着で、ほとんどの駅で2〜3着だった夫がビリ。
でも、娘は実は3つしか駅に到着していません。
それでも夫より点数が高かったところが面白い。
よく考えられた点数表示ですね。
ちなみに夫はめちゃくちゃ遠回りしていたので、距離も点数化していたら1番だったかもしれません。

7歳からとなっていますが、ちょっとお手伝いしてあげれは小さい子も遊べる、とっても楽しいゲームです。

難点は枠が組み立て式で、開いてしまうことがあり、線路タイルがずれてしまいがちです。
子供があれこれいじっていると、元々どこに置いてあったのかわからなくなってしまうことがありました。
ダブルレイヤーのボードだったら、もっと良かったなと思います。

むすめ 喋る S
むすめ
紫の駅に一番に着きたいの!
20点だよ!
みんなでシュッポシュッポ言うの好き~

むすこ 喋る S
むすこ
シュッポシュッポするのが楽しい!
一番に駅に到着できたよ!

親目線のレビュー

遠い紫駅を狙っていても3着になってしまうのであれば、近い黒駅のほうが点数が高くなったりするので、他の人の進み具合をみて行き先変更が必要になります。
どの汽車も進んでしまっていると、黒駅に戻ってくるのが大変だったりします。
作戦変えてみても、線路パネル次第で思い通りにはいかないのですがね。

大人もしっかり悩めるゲームでありながら、線路タイルのめくり運も大きいので、手加減なしで子供と遊べます。

シュッポシュッポって進めるのは、大人も楽しい!

個人ボードも青が雪の世界、緑が草原広がる世界、黄色が砂漠の世界、オレンジはサバンナ(?)と絵も全て異なり、ほんわかした可愛いボードです。
色合いやデザインもおしゃれで、出来上がったボードをつい眺めてしまいます。

乗り物ゲームといえば、有名な『チケット・トゥ・ライド』があります。
我が家でもキッズ向けのファーストジャーニーはとてもよく遊びます。
線路をつなげていくワクワクは同じですが、あちらは早い者勝ち要素が強く、一つのボードで線路を取り合うので、相手とのインタラクションが強めです。

こちらは、自分の個人ボード内で線路をつなげていくので、好きなように配置できます。
駅舎の早い者勝ち要素はありますが、それは結果のため、相手とのインタラクションは少なめです。
自分だけの線路をつなげていく箱庭的なゲームなため、ドキドキ感は少なめですが、ゲーム後の満足度は高いです。

麻袋が付いてくるのですが、何に使うのか不明のままです。
線路タイルをまとめてしまったら、次遊ぶときに分けるの面倒だし、、、。
ご存じの方、ぜひ教えてください。

わたし 喋る S
いかっぱ
線路タイルがずれやすいので、ダブルレイヤーのボードが良かったな。
子供と遊ぶのに、運と戦略のバランスがとっても優れたゲームです。
なにしろ絵が細かくてかわいいから、色々探しちゃう。


【まとめ】
・汽車の動かし方を手伝えば、4歳児も遊べる
・基本ルールであれば、子供も大人も互角に遊べる
・ボードのイラストがとにかく素敵
・運と戦略のバランスがとても良い
・線路タイルがずれがち

 

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