いかっぱの知育と称してボードゲーム沼

6歳の男の子、8歳の女の子と毎日ボードゲームで遊んでいます。
息子2歳、娘4歳の時、知育と言い訳して、すっかりはまってしまったボードゲーム沼。
これまでに遊んだゲームの中から、我が家でも大好評な幼児向け・低年齢対応のボードゲームをご紹介します。
親子の絆を深めつつ、子供たちの成長にもプラスの影響を与えること間違いなし!
新しいボードゲームの発見と家族との特別な時間が待っていますよ!

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スピード勝負ゲームの代表作といったら、こちらスピード カップスではないでしょうか。
課題カードの通りに、カラフルなカップを並べたり、積んだり。

保育園にもあるゲームでもあり、知育要素も多いです。

我が家では、息子が3歳の時に購入しました。
まずはベルに大喜び。
カラフルなカップは視認性もよく、おもちゃとしても大活躍しました。

対象年齢以下の幼児との遊び方をレビューしましたので、参考にしていただければと思います。

Speed Cups-top


わたし 喋る S
いかっぱ
うちの子なら、3歳でも遊べるはず!!!って買ったゲーム。
どう遊べたのか、遊べなかったのか。
色々、きっかけとなったゲームです。


【この記事でわかること】
・遊び方
・実際に遊んいる3歳児・5歳児の様子
・幼児の2歳差は大きかった!3歳とはどうやって遊んだか
・今では(6歳・8歳)大人と互角に遊べてる?



基本情報

対象年齢:6歳以上
対象人数:2~4人
プレイ時間の目安:約10分
BGGの評価:Quick Cups

内容物

・課題カード 24枚
・カップ 20個(青、赤、緑、黒、黄色 各4色)
・ベル 1個

およその箱サイズ(cm):17×12.7×8.2(たて×よこ×高さ)

ルール

準備

青、赤、緑、黒、黄色のカップをプレイヤーに1個ずつ配ります。
カードはよく切って、テーブルの中央に置いたベルの横に裏返しにして山札にします。

Speed Cups-setting

遊び方

まずは、一番年上のプレイヤーが課題カードをめくります。
山札から1枚めくり課題カード山の横に置きます。

プレイヤー全員、一斉に課題カードの色の順番通りにカップをすばやく並べ替えましょう。

一番最初にカップの並べ替えができたプレイヤーはベルを鳴らしてください。
正しく並べることができていたら課題カードをもらうことができます。
もし間違っていたら、2番目に正しく並べることができていたプレイヤーが課題カードをもらうことができます。

Speed Cups-bell

課題カードをもらったプレイヤーが次の新しい課題カードをめくります。

横のイラストは、カップを横に並べ、イラストが縦の時はカップを積み重ねます。

Speed Cups-yoko

Speed Cups-tate

ゲームの終了

山札がなくなったらゲーム終了です。
課題カードを一番多く集めた人が勝ちです。

3歳・5歳の様子

こちらのゲームは、保育園の年中クラスに置いてあり、子供たちに人気とのことでしたので購入しました。

まずはベルに大興奮!
チン!チン!と何度も鳴らして大はしゃぎです。

私がボードゲームにはまりだした頃に購入したので、子供たちの理解度や、年齢的な特性をわかっていませんでした。
なんで、コップを重ねるだけなのに6歳からなの?
色もわかっているし、下の子もきっと遊べるだろう。そう考え購入しました。

ルールに関しては、予想通り3歳息子にも理解できました。
イラストの絵どおりにコップを並べることは、すんなりクリア。
しかし、縦の課題カードは少し難しいものがあります。
左右に分かれていて、少し高さが違うので、上下関係がわからなかったようです。
そのため、最初は横の課題カードのみで遊びました。

しかし、決定的な問題発生。
3歳・5歳という年齢では、圧倒的に処理能力が違いました。
スピード勝負にはまったくならないんです。

そうすると、3歳息子は嫌な気分になってしまって、拗ねてしまいます。

ゲーム性はなくなりますが、勝負はやめて、完成したらベルを鳴らす。
みんな完成したら、「すごいね~」「頑張ったね~」で次へ。
これなら、息子も娘も仲良く遊べました。
正しくできた時の達成感は、小さくてもしっかり感じていましたよ。
「これもできるよ。」「次のもできる!」って、ドヤドヤ顔で作ってました。

課題カードのイラストは、カップが並んでいるのではなく、キノコだったり車だったり。
共通点は色だけ。
そこからの情報を読み取り、カップを同じ順番で並べるって、3歳児の頭はフル回転のようです。
カードをみて並べるという行為だけだと、お勉強っぽくなっちゃいますが、最後のベルがいい!
このベルを鳴らす行為が、このゲームの醍醐味です。

いっぱい鳴らされるとうるさいことはうるさいのですが、けっこう控えめな音です。

カップもおもちゃとして大活躍!
小さなカップを積み重ねていくので、手もよく使って遊べました。
コップはかなり分厚くて丈夫なプラスチックです。
子供がガシガシ遊んでいますが、ひびが入ったりとかは全くありません。

しばらくはルール通りではありませんが、楽しく遊べましたし、色々大活躍でした。
(ベルはうるさいくらいですが)

やはり対象年齢6歳以上というのは、間違いないようです。
6歳・8歳になった今では、ルールどおりのスピード勝負ができるようになりました。
縦の課題カードも難なくクリアしています。

色もはっきりしていて視覚認知にも良さそうだし、2次元の絵を3次元的にカップで表現するので、空間認知力も育ちそう。
小さいころは遊びの延長の知育として、大きくなればバチバチの勝負ができるゲームとして長く遊べます。

むすめ 喋る S
むすめ
すっごく速く作って、ベルを鳴らすときが楽しい!


むすこ 喋る S
むすこ
どんなお題かなってみて、一気に作るのが楽しい。


親目線のレビュー

幼児の2歳の差がどれほど大きいかを痛感した作品でした。

でも、楽しく遊べたことで、その後のゲーム選びの時にも指標にできました。
ドクターエウレカやフォールド イットがまさに、この時の反省を生かしたゲームです。





スピード勝負は、確かに盛り上がるし、楽しい。
簡単な作業なのに、焦ると間違えちゃったりして、大人も一緒にワイワイできます。

でも、ただ作るだけでも十分楽しめますよ。
自分との闘いだ!って、全力で臨みます。
チンって鳴らせば達成感たっぷりです。

注意点としては、課題カードをめくった後に、どちらを向けるかですね。
子供は横に並んでもらって、大人が向かいに座るのがオススメです。
横に並べるカードは、見たままに並べるようにしているので、向かい合っていても同じになります。
しかし、縦に並べるカードは、向きが重要。
反対からみると、頭の中で反対にしてから並べなくてはなりません。
子供には少しややこしいようなので、子供がわかりやすいように、めくってあげています。
大人には、ハンデになるほどのものでもないので、楽しく遊べています。

子供たちの成長が一目瞭然だったのが、うれしいポイントでした。
横の課題カードだけを楽しそうに作っていたのが、少しずつ縦の課題カードも出来るようになって、今ではスピード勝負だって互角です。

対象年齢より早く買い過ぎて、最初はルール通りに遊ぶことはできなかったけれど、長い目で成長を感じられたのは、すごく良かったです。

ようやくルール通りに遊べるようになり、気軽に遊べるので出番の多いゲームになりそうです。
普段、ボードゲームを遊ばない人と遊ぶときも、遊びやすいゲームです。
ルールはお題どおりにカップを並べるだけ。
30秒の説明で、遊び始められますよ。

わたし 喋る S
いかっぱ
なが~く遊んでいる思い入れのあるゲームです。
これからまだまだ遊ぶぞ~。
大人も子供もベルを鳴らすの大好き!

 

ルービックキューブは遊んだことがあるけれど、ケージ???
触ってみて納得。上下の枠が外せるようになっており、まさにケージ。
しかもコレ、対戦ゲームなんです!

しかも、2人用ではなく、4人まで一緒に遊べます。
ルービックキューブはとっても苦手だけど、これはどうかしら?

Rubik's Cage-top


わたし 喋る S
いかっぱ
コネクト4で遊べるようになったし、5歳児にもあそべるかな?
落とすだけならコネクト4と一緒だけど、回したりひっくり返したりできるのか。
やっぱり難しいのかな?


【この記事でわかること】
・遊び方
・実際に遊んいる5歳児・7歳児の様子
・ルービックキューブとしても遊べる?

基本情報

対象年齢:8歳以上
対象人数:2~4人
プレイ時間の目安:15分

内容物

ケージ 1個
キューブ(赤、青、オレンジ、黄色、緑、白) 各4個
取扱説明書


本体サイズ(cm):8.5×8.5×8.5(たて×よこ×高さ)

ルール

準備

カラーキューブを遊ぶ人数に応じて、分けます。
2人なら3色ずつ、3人なら2色ずつ、4人なら1色ずつ(残り2色は不使用)。

Rubik's Cage-prepare

遊び方

ジャンケンをして、勝った人から始めます。
自分の番にできることは、以下の3つです。

①自分の色のキューブを本体に入れる。
②本体の3段横列のどこかを90度横に回す。
③本体を180度ひっくり返す。

※手持ちのキューブパーツが無くなった場合は、②と③のアクションのみ可能です。

Rubik's Cage-mawasu

Rubik's Cage-upsidedown


ゲームの終了

1ターン1アクションで順番にプレイしていき、縦、横、斜めで同じ色が3つ揃った人の勝利!
自分のターンに他の人の色が揃った場合は、色が揃ったプレイヤーの勝利。
2人以上が同時に揃った場合は、色が揃ったプレイヤーの同時勝利です。

Rubik's Cage-winner

5歳・7歳の様子

ルールは簡単なので、5歳息子にもすぐに理解できました。

でも、横に90度回すはずが、うっかり180度くらい回してたりするので要注意です。

キューブを本体に入れるのは、イメージしやすく簡単。
入れたらどうなるか、5歳児でもちゃんとわかっています。

これだけならコネクト4と同じ考え方です。
これに加えて、横に90度、縦に180度があるから悩ましいのです。

90度回すは難しい。
息子はやってみないとわからないといった感じです。
回した先のキューブの置かれ方によっては、下に落ちてしまったりします。
正直、私も2段目に移動させたはずが1段目になっちゃったなんてことが起こります。
そのため、息子は試すOKにして遊んでいます。

180度ひっくり返すは、もっと難しい。
3個積みあがっている列ならば、ひっくり返るだけですが、1個や2個しか入っていない列があると、横の並びもずれてしまいます。

これは息子だけでなく、私も苦手です。
あれ?思ったところにいかなかった!となること度々。

もちろん、息子は試すOKにしています。

頭の中だけで考えながら遊べるのは、やはり8歳からくらいだと思います。
いや、苦手な人はいくつになっても苦手かも。
私は結構な頻度で「ありゃ?」ってなってます。

子供たちはとっても気に入ったようです。
ルービックキューブでもよく回して遊んでいるので(そろえるのは無理ですが)、こちらも自分のしたことがどういう結果になるのか、色々試して1人遊びしていることもあります。

気が付くとキューブだけで、積み木のように遊んでいたりも。

空間認知能力も鍛えられそうですし、とってもオススメです。

むすめ 喋る S
むすめ
縦にそろえるのも難しいけど、ななめはもっと難しいよ。
クルって回したりすると、全然変わっちゃったりするよね。


むすこ 喋る S
むすこ
ここ狙ってるのバレてないだろうな~って置いてってるのに、 バレてて邪魔されちゃうんだよ~。
回したり、逆さまにしたりするの好き!


親目線のレビュー

やっぱり苦手だった~。
なんとか5歳児相手には勝てるけれど、大人同士では勝てる気がしないです。

うっかりすると、自分の番なのに相手を勝たせてしまったり。

でも、ここに置いてから次の番で回せば、、、とか、先を考えながら配置するのはワクワクします。
もともと、落ちものパズルは大好きなので、苦手ではありますが楽しいです。

上下のふたがあるので、縦には回せない構造となっています。
そのため、ルービックキューブとしては遊べません。
また、一回り大きいので、手の中でクルクル回すのは難しいです。

90度回すとピタっと止まる感覚があり、ずれたりすることはありません。
ふたも四方に爪が付いており外しやすいですし、カチッとはまるので閉めやすいです。

キューブのサイズは2.4cm×2.4cmなので、お口に入れちゃう小さい子がいるご家庭では注意が必要です。

得手不得手はでそうですが、ルールは簡単で誰とでも遊べるます。
ちょっとした時間で遊べるのに、とっても悩ましい。
満足感あるので、遊ぶ機会の多いゲームです。

わたし 喋る S
いかっぱ
やっぱり苦手だったけど、楽しいゲームです。
子供のおもちゃとしても使えて、大活躍中!


 

エウレカ博士の見習い科学者となって実験のお手伝い!
試験管から試験管へボールを移動させて、正しい順番に並び替えよう!
一番早く実験を成功させる有能な科学者は誰かな?

わたし 喋る S
いかっぱ
試験管って惹かれるんですよ。
実験っぽいのも心躍る!
でも、スピード勝負は年齢差がでるんだよなぁ。
4歳と6歳でも遊べるかしら?

Dr.Eureka-top

【この記事でわかること】
・遊び方
・思考力、巧緻性が育つ その理由も説明
・実際に遊んいる4歳児・6歳児の様子
・大人でも、おっとっと!案外難しい。

基本情報

対象年齢:6歳以上
対象人数:2~4人
プレイ時間の目安:15分
BGGの評価:Dr.Eureka

ルール

目的

提示されたチャレンジカードに示されている順番に試験管内のボールを入れ替えます。
プレイヤーはボールに触れたり、試験管からボールを落としたりすることなく、ボールを移動させなければなりません。

最初に5点(チャレンジカード5枚)を獲得したプレイヤーがゲームに勝利します。

準備

すべてのチャレンジカードをよく混ぜ、裏向きの山にします。

各プレイヤーは試験管を3本取り、横一列に並べて手元に置きます。

各プレイヤーは各色のボールを2個ずつ取り、左から右の順で紫2個、赤2個、緑2個となるように、試験管に入れます。

Dr.Eureka-start

遊び方

全プレイヤーの準備ができたら、山の一番上のチャレンジカードを表に向けます。

Dr.Eureka-rule

全プレイヤーは同時に、現在のチャレンジカードに示されているように自分の試験管とボールを配列するために、試験管から試験管へとボールを移動させ始めます。

組み合わせを完成させるために試験管の位置を入れ替えることができます。

ボールに触れてしまったり、ボールを落としてしまった場合、または組み合わせを完成させていないのに完成したと宣言してしまった場合、現在のチャレンジカードが達成されるまで、そのプレイヤーはそのラウンドから除外されます。

組み合わせは、試験管の口を上向きにしても下向きにしても完成さえることができます。

エウレカ!

正しい組み合わせで試験管を配列した最初のプレイヤーは「エウレカ!」と叫びます。

Dr.Eureka-finish

そのプレイヤーが正しいことに全員が同意した場合、そのプレイヤーは現在のチャレンジカードを1点として獲得します。

プレイヤーは前のチャレンジが終わった時の状態でボールを残しておきます。
(最初に状態には戻しません)

しかし、新たなラウンドを開始する前に、すべての試験管の口を上向きにしなければなりません。

ゲームの終了

最初に5点を獲得したプレイヤーの勝ちです!

選択ルール

チャレンジカードを表に向けたあと、プレイヤーは何回の移動でその組み合わせを完成させられるかを早い者勝ちで宣言します。
(すでに宣言された回数を宣言することはできません)

最も少ない回数を宣言したプレイヤーがボードの移動を始めます。

宣言した回数(以下)で組み合わせを完成させることができた場合、そのプレイヤーがチャレンジカードを獲得します。

失敗した場合、次に少ない回数を宣言したプレイヤーが挑戦します。

1人で遊んでいるときには、急いだり回数を宣言したりする必要はなく、できるだけ少ない回数でそのチャレンジの組み合わせを完成させてください。

主な知育要素


・巧緻性の向上
・思考力

ボールの移動は大人でも少し手こずります。
ゆっくりと傾け、ボール一つだけが移動できるように、こぼさないように、慎重に移動させます。

どうやって移動させたら、チャレンジカードに示されているように並べられるのか。
じっくり考える余裕はありませんが、考えてから動かさないと手数が多くなってしまいます。

4歳・6歳の様子

子供たちは、もともとアプリのボールソートが大好きで、タブレットの取り合いをするので、これなら一緒に遊べると思い購入しました。

ボールの移し替えはなかなか難しく、一個だけ移したいのにコロコロっと複数個入ってしまいます。

難易度的には、4歳児でも完成させることは出来ます。
しかし、こぼさず移すのは難しく、落としたら失格ルールは適応出来ませんでした。
ちょっとだけ、手を添えてるのも見て見ぬふりです。

逆さまにして正しければ正解になるのですが、そのルールは難しいかな?と思って説明せずにいたら、勝手に逆さまにしてました。

私としては、作ってる時に逆さまにしたらとか考える余裕はなく、作ってみたら逆だ!逆さまにしてしまえってくらいにしか使えていませんが、子供は思考が柔軟ですね。

本来はスピードを競うゲームですが、やはり幼児の年齢差は大きいです。
4歳と6歳では勝負になりません。

しかし、ボールを移動させる作業自体が楽しいので、それぞれがチャレンジカードを完成させようと大騒ぎで遊んでいます。

子供とやる時は、みんな完成したら次〜みたいな知育教材化しています。
完成したら、みんなで拍手~。
ゲームとしては成立していませんが、子供たちは完成させてはドヤって嬉しそうです。

何手で完成させることができたのか、自慢げに報告してくれることもあり、ちゃんと考えて移動させてることがわかります。

先を考えながら移さないと完成できないので、なかなか考えさせる良い教材です。

何度か遊んでいるうちに上達していくのも、より楽しくなるポイントです。

むすめ 喋る S
むすめ
移す時が、楽しい!
上手にできるよ。いっつも速いよ!


むすこ 喋る S
むすこ
落っこちちゃうよね。
でも楽しい!ちゃんと出来てるでしょ?
手を使えばめっちゃ速くできるのにな~。

親目線のレビュー

私の苦手な教育ゲームとなっていますが(本来は違います)、これは楽しいです。

1人で黙々とカコンカコン移してるのも楽しいです。

私もボールソートのアプリは好きなのですが、デジタルデトックスな気分です。

私の両親も一緒に遊びましたが、「難しい!」と夢中になっていました。
ボケ防止にも役立ちそうです。

ボールの色も原色ではないおしゃれな色なところも素敵です。

難点としては、たいていボールを落とすので、コロコロと転がって行ってなくなりそうな所です。

ボールの大きさは、ガチャガチャにはいってそうなガムの大きさ位です。
小さなお子さんのいる場合は、誤飲が怖いです。
どうしてもボールが転がっていくゲームなので、十分に注意してください。

わたし 喋る S
いかっぱ
ボールを移動させたときの、「カコンッ」って音が好き!
スピード勝負は出来なかったけど、移してるだけで楽しめました。


【まとめ】
・4歳児でも完成できる難易度
・幼児の2歳差では、スピード勝負は難しい
・勝ち負けを決めなくても、作業自体が楽しい

2018年ドイツ年間ゲーム大賞、ドイツゲーム大賞はじめ様々な賞を受賞をしているアズールのバージョン違いです。

アズールはタイル職人となり、宮殿の壁をタイルで飾っていくというテーマでしたが、こちらマスターショコラティエは、チョコレート工場からボックスにチョコレートを配置していくというテーマになっています。

基本ルールはアズールと全く同じですが、特殊ルールを選択できるようになっています。

我が家では、基本ルールで遊んでいますので、アズールのレビューとしても確認していただけます。

わたし 喋る S
いかっぱ
5歳にアズールは、さすがにまだ無理だよね。
でもチョコレートバージョン!
限定に弱いのよぉ
遊べるか試してみよう!

Azul: Master Chocolatier-top

【この記事でわかること】
・遊び方
・思考力・論理的思考・問題解決力が育つ その理由も説明
・実際に遊んいる5歳児・7歳児の様子と感想
・5歳児が遊べるのか?
・大人二人で遊ぶとどう違う?

基本情報

対象年齢:8歳以上
対象人数:2~4人
プレイ時間の目安:30~45分
BGGの評価:Azul: Master Chocolatier

ルール

準備
 1.プレイヤーはプレイヤーボードを1枚ずつ受け取り、色のついたチョコ レートボックスの面を表にして自分の前に置きます (茶色の面は選択ルールで使用します)。
全員が同じ面を使用しなければなりません。

2.各プレイヤーは得点マーカーを受け取り、自分の得点表の「0」の スペースに配置します。

3. テーブル中央に、プレイ人数に応じた枚数の工場展示ボードを円になるように並べます。
2人で遊ぶ場合 工場展示ボード 5枚
3人で遊ぶ場合 工場展示ボード 7枚
4人で遊ぶ場合 工場展示ボード 9枚

4.袋 に100枚のタイル (各色20枚ずつ) を入れます
Azul: Master Chocolatier-chocolate

5. 最近チョコレートを食べたプレイヤーが先手プレイヤーです。
先手プレイヤ ーは先手プレイヤーマーカー を受け取り、すべての工場展示ボードにタイルを4枚ずつ、袋からランダムに取り出して置いていきます。
使用しないプレイヤーボードや得点マーカーや工場展示ボードは、 箱にしまってください。

Azul: Master Chocolatier-setup

遊び方
ゲームは複数回のラウンドを実行します。
各ラウンドは以下の3つのフェイズ を実行します。

A. 工場の提示
B. 箱詰め
C. 次のラウンドの準備

A.工場の提示フェイズ

先手プレイヤーは先手プレイヤーマーカーをテーブル中央に置き、最初のターンを実行します。
その後は時計回り方向にターンを実行していきます。

プレイヤーは自分のターンに、以下のいずれかの方法でタイルを取得しなけ ればなりません。

a)いずれか1枚の工場展示ボードから同じ色のタイルすべてを取得し、残りのタイルをテーブル中央に移動する。
Azul: Master Chocolatier-rule2

または
b) テーブル中央にあるタイルの中から同じ色のタイルすべてを取得する。
このラウンドにテーブル中央からタイルを取得する最初のプレイヤーは、先手プレイヤーマーカーも取り、自分の鋳造ラインの空いている一番左のスペースに置く。
Azul: Master Chocolatier-center
Azul: Master Chocolatier-firstplayermarker

次に、自分が取得したタイルを、自分のプレイヤーボードの5段ある図案ライン (1段目は1スペース、5段目は5スペースあります) のいずれか1段に加えます。
タイルは、選択した段に右詰めで1枚ずつ配置していきます。

すでにタイルが配置されている段には、 同じ色のタイルしか加えることが できません。

・1つの段のすべてのスペースにタイルが配置されたら、その段は完成です。
取得したタイルが余った場合、余りのタイルは鋳造ラインに配置しなければなりません。
Azul: Master Chocolatier-rule

自分のチョコレートボックスに配置済みのタイルと同じ色のタイルは、自分のチョコレートボックスの段と同じ図案ラインの段に配置することができません。

鋳造ライン

自分が取得し、ルール通りに配置できない、または配置したくないタイルは、自分の鋳造ラインのスペースに左詰めで1枚ずつ置かなければなりません。
これらのタイルは箱に入りきらなかった物とみなされ、箱詰めフェイズで得点がマイナスさ れます。 

B. 箱詰めフェイズ

このフェイズはプレイヤー全員が同時に実行します。
自分の完成した図案ラインの段にあるタイルを、自分のチョコレートボックスへ配置します。

A  図案ラインの1段目から5段目へと順番に確認します。
完成している段の一番右のタイルを取り、チョコレートボックスの同じ段の同じ色の スペースに配置します。
タイル1枚 をチョコレートボックスに配置する ごとに、その場で勝利点を獲得します 。

B 次に、図案ラインの右端のスペースのタイルが無くなった段に残っているタイルすべてを取り除いて、箱の蓋に一時的に入れておきます。

これらすべてが完了したら、 図案ラインに残っているタイルは、次のラウ ンドまでそのまま残ります。

得点計算
プレイヤーは、自分のチョコレートボックスのスペースと一致する色のタイルをそのスペースへ移動させるごとに、以下のルールに従い勝利点を獲 得します。

•配置したタイルの上下左右に接するタイルが1枚もない場合、1点を獲得し、得点表の得点マーカーを 進めます。

•配置したタイルの上下左右に接するタイルがある場合、以下のように なります。

左右方向に接しているタイルがある場合、つながっているタイルの枚数分 (今配置したタイルを含む)の点数を獲得します。
次に、上下方向に接しているタイルがある場合、つながっているタイルの枚数分 (今配置したタイルを含む)の点数を獲得します

最後に、鋳造ラインに配置されているタイルごとに、そのスペ ースの上に表示されている点数がマイナスされます。
ただし、 0未満にはなりません。
自分の鋳造ラインにある先手プレイヤーマーカーも、通常の タイルと同様にマイナス点となります。
Azul: Master Chocolatier-pointing

C. 次のラウンドの準備

先手プレイヤーマーカーを手前に置いているプレイヤーは、ゲームの準備と同様にすべての工場展示ボードにタイルを4枚ずつ、袋からランダムに取り 出して置いていきます。
袋が空になった場合、箱の蓋に入っているタイルを袋に戻して補充し、続けて工場展示ボードにタイルを配置してください。
先手プレイヤーマーカーは場の中央に戻します。
その 後、新たなラウンドの開始となります。

ゲームの終了
 箱詰めフェイズの終了後、 自分のチョコレートボックスの1段以上にタイル5枚を横一列に並べているプレイヤーが1人以上いる場合、ゲームは終了となります。
Azul: Master Chocolatier-finish

ゲーム終了時に以下の条件を達成している場合、そのプレイヤーは追加の点数を 獲得します。

自分のチョコレートボックスにタイル5枚を横一列に並べている場合、その段ごとに2点を獲得します。

自分のチョコレートボックスにタイル5枚を縦一列に並べている場合、その縦列ごとに7点を獲得します。

自分のチョコレートボックスに同じ色のタイル5枚すべてを配置している場合、その色ごとに10点を獲得します。
Azul: Master Chocolatier-point

獲得した勝利点が最も多いプレイヤーが勝者です。
同点の場合、横一列すべてにタイルが配置されている段の数が多い方を上位とします。
それも同数の場合、勝利を分かち合ってください。

    選択ルール
 ちょっと変わったゲームをプレイしたい場合は、プレイヤ ーボードの茶色の面を使用してください
図案ラインから チョコレートボックスへタイルを移動するとき以外のルー ルは、 通常のゲームと全く同じです。
このルールでは、同 じ段であればどのスペースでもタイルを配置できます。
ただし、自分のチョコレートボックスの同じ縦列には、同じ色 のタイルは1枚ずつしか配置できません。
また、同じ横列にも同じ色のタイルは 1枚ずつしか配置できないので、注意してください。


  特殊工場の選択ルール
 ゲームの開始時と各ラウンドの次のラウンドの準備フェイ ズで、 工場展示ボードにタイルを補充する前に、 9枚の工場 展示ボードを青の面を上にしてシャッフルします。
その後、 準備のルールに従って必要枚数を並べます。
最後に、プレイ人数と同じ枚数の工場展示ボードをランダムにめくって特殊工場の面 (金色) を上にします。 使用しない工場展示ボードは脇に置いておきます。
Azul: Master Chocolatier-specialtile
Azul: Master Chocolatier-specialtile2

主な知育要素


・思考力
・論理的思考
・問題解決力

場にあるチョコレートをどこに置けるか、どこには置けないか、しっかり考え配置します。
また高得点を狙える配置にするにはどのチョコレートを取ればよいのか、しっかり考えます。 どのチョコレートを取れば失点を回避できるか、次の手番で手詰まりにならないか、先を読んだ思考が必要になります。

失点は免れなくても最小にするにはどうするか、あえて失点しても理想の配置ができるチョコレートを取るか、常に問題に直面する中、最前策を考えます。

5歳・7歳の様子

綺麗なチョコレートが沢山入ったゲームに興味津々の子供たち。
ダメもとでやってみたら、すんなり理解して遊べました。
8歳からではありますが、やることはシンプルですし、工場からチョコレートを選んで、箱に詰めて行くという流れがイメージしやすいのだと思います。
手伝う必要があるのは、得点計算のみでした。

5歳息子でも縦一列そろえるように考えて配置していたので驚きました。
結局、2列にあと一個というところまでそろえていました。

7歳娘は「青が好き〜」と同じ色を揃える作戦。
箱詰めされたチョコレートにはつながりがなく、得点は伸びにくいのですが、同色を5個そろえるとボーナス10点!これが結構大きいです。
また、娘はとにかく失点しないように余分なチョコはとらないを徹底していたので、大量失点した息子より高得点となりました。

まだ私も慣れていないせいか、いい勝負になりました。
子供と遊ぶときは、失点を与えるプレイではなく、自分のボックスを埋めることを優先しています。
さすがに、故意に大量失点させるのは可哀想なので。

裏面ボードもやりたがりますが、こちらはまだ挑戦していません。
配置する場所が決まっていない分、しっかり考えて配置しないと全く置けなくなってしまうので、さすがに大人と幼児では勝負にならないと思います。

ゲームが終わると、チョコレート屋さんがオープンします。
そんなふうに遊べるのもボードゲームの良いところです。
むすめ 喋る S
むすめ
チョコレートを選ぶのが楽しいよね。
どこに置くかよ~く考えながら、取るよ。


むすこ 喋る S
むすこ
あれが欲しい!とか考えて取るよ。
取られた~ってなることあるよね。
それが楽しい~。

親目線のレビュー

夫と2人でやると、もう読み合い、邪魔し合いのアブストラクトゲームですね。
1対1は大人同士でないと実力差がでてしまいます。(大人同士でもでますが)

大人だけでやると、自分のボードをしっかり埋めていく以外に、いかに相手に失点させるかがゲームの勝利に絡んできます。

欲しいチョコレートを諦めて、相手に大量の不要なチョコレートを押し付ける。
なかなか攻撃的なプレイ感です。

ただ、デザインのせいか、大ダメージを受けてもボードは華やか。

このマスターショコラティエは通常のアズールと同じですが、特別ルールもついています。
これらがあることで、2人対戦時も複数人でやるときのような予想しにくさが生まれます。
中央の大量の残りを押し付けるはずが、一手番狂ったりするので。

ただこの特殊ボードも人数分しか使用しないので、2人でやったら5枚中の2枚だけです。

特殊効果を覚えてしまえば、やっぱり読み合い、邪魔しあいになると思います。

とにかくコンポーネントが素敵です。
大好きなチョコレートがいっぱい詰まっていて幸せ。
そして、評判通りアズールは楽しい!ドイツ年間ゲーム大賞は伊達じゃありません。
しっかり悩める良いゲームです。

わたし 喋る S
いかっぱ
チョコレートやボードのデザインが好き!
タイルをジャラジャラ袋からとるワクワク感もボードゲームならではです。
思った以上に子供としっかり遊べて嬉しい!

【まとめ】
・5歳児でも理解できるテーマとルール
・大人もしっかり悩める
・納得のドイツ年間ゲーム大賞
・大人2人で遊ぶと、バチバチのアブストラクトゲーム
・特殊ルールを適応すると、2人でも複数人で遊んでいるようなプレイ感

再販もあっという間に売り切れた大人気のプロジェクトL。
8歳からですが、ちょっと工夫をすれば幼児とも遊べます。

パズルを完成させると、どんどん手持ちのピースが増えていく。
ピースが増えると、どんどんパズルが完成していく。
できることがどんどん増えていく拡大再生産のパズルゲーム!

わたし 喋る S
いかっぱ
パズルに拡大再生産!楽しいに決まってる!
さすがに、子供(4歳児)とはまだ遊べないかなぁ。
でも、何としてでも一緒に遊びたい。
パズルのピースが紙じゃないって、素敵!

projectL-top

【この記事でわかること】
・遊び方
・空間認知力・問題解決力・思考力が育つ その理由も説明
・実際に遊んいる4歳児・6歳児の様子と感想
・4歳でも一緒に遊べるルールの工夫

基本情報

対象年齢:8歳以上
対象人数:1~4人
プレイ時間の目安:20~40分
BGGの評価:Project L

ルール

パズルの左上に得点が書かれており(ないものもあります)、パズルを完成させるとパズルボードを獲得できます。
裏が白いパズルは0~2点、裏が黒いパズルは3~5点と、黒い方が難易度も高く、得点が高くなっています。

パズル完成時のポイントの合計が高い人の勝ちになるゲームです。

ピースにはレベル1~レベル4まであり、レベル1は1×1のピースです。
レベルの数に応じて、ピースの面積が大きくなります。

準備
すべての白いパズルをシャッフルし、白パズルデッキとします。
黒パズルは遊ぶ人数に応じた枚数を用意し(2人:12枚、3人:14枚、4人:16枚)、シャッフルして黒パズルデッキとします。
projectL-pazzle
白黒両方のデッキを中央に裏向きに置き、各デッキから4枚ずつパズルを表向きに並べます。

各プレイヤーは、レベル1とレベル2のピースを1つずつ受け取ります。

残りのピースは、みんなの手の届くところに置き、リザーブとします。

各プレイヤーはランダムにプレイヤーガイドを受け取ります。
そのうち1枚には開始プレイヤーマーカーが描かれています。
projectL-playergide

ゲームの進行
開始プレイヤーから時計回りに自分のターンを実行します。
プレイヤーは手番ではアクションを3つ行うことができます。
同じアクションを複数回行うこともできます。

パズルを取る
白黒いずれかの列からパズルを1枚受け取って、自分の前に置きます。
その後、列の空いた場所に対応するデッキからパズルを1枚補充します。

自分の前には未完成のパズルを同時に4枚まで置くことができます。

レベル1のピースを得る
リザーブからレベル1のピースを1個受け取り、自分のサプライに置きます。

ピースをアップグレードする
自分のサプライのピース1個をリザーブに戻し、それより1レベル高いピースを1個受け取ります。

1レベル高いピースが残っていない場合は、さらに1レベル高いピースを得られます。

現在のレベル以下の別のピースと交換することもできます。

自分のパズルにピースを1個置く
ピースは回転したり、裏返したりできます。
ピースは枠からはみ出すことはできず、他のピースに重ねてもいけません。
パズルを完成するまで、一度置いたピースは動かしたり取り除いたりできません。

マスターアクション
自分の前の各パズルに、それぞれ1個ずつまでピースを置きます。
置くピースは、このアクションの時点で自分のサプライにあるものだけです。

このマスターアクションは、1ターンに1回しか行えません。

パズルの完成
パズルを完成させたアクションの終了後、以下を行います。
・完成したパズルのすべてのピースを自分のサプライに戻します。(再使用できる)
・そのパズルを自分の未完成のパズルから離して表向きに置き、勝利ポイントパイルとします。
獲得したポイントはすべて見えるようにしてください。
・そのパズルの報酬を得ます。(リザーブから指定されたピースをもらう)

ゲームの終了
黒パズルデッキが空になることが、ゲーム終了条件です。(この時点でまだ列に黒パズルが4枚残っています)
その後、すべてのプレイヤーが同じ数のターン数を終えるまでゲームを進め、さらに各プレイヤーはもう1ターンずつ実行します。

最後の仕上げ
全員の最後のターンが終わったら、ゲーム中に完成できなかった自分の前のパズルに最後の仕上げを行えます。
自分のサプライのピースをパズルに置き、パズルを完成させることができますが、1ピース置くごとに1点減点になります。
この時点で完成したパズルも得点として、勝利ポイントパイルに移動できます。
ただし、完成した時のピースを得ることはできません。

最終得点
勝利ポイントパイルのすべてのパズルのポイントを合計し、そこから最後の仕上げに使ったピースの数を減点します。

最も得点の高いプレイヤーが勝利です!!

・同点の場合、その中で最も多くのパズルを完成したプレイヤーの勝利です。
・それでも同点の場合、その中で最も多くのピースを持っているプレイヤーが勝利です。
・それでも同点の場合、みんな勝ち!!!

主な知育要素


空間認知力
問題解決力
思考力

パズルの難易度は高くありません。
それでも、自分の手持ちのピースで何が作れるのか、どう置けばよいか、答えの決まっているパズルと異なり、考えて配置する必要があります。

難しいパズルを完成させるためには、ピースをグレードアップしたり、簡単なパズルを完成させてピーズを増やす必要があります。
パズルを完成させるのに足りないものはなにか、問題を発見し計画を立てて、難しいパズルに挑戦です。

パズルを完成させるたびに増えていくピース。
自分が考えて行った行動により、できることが増えていく喜びは大人でもワクワクします。
楽しさを見出して、次々パズルに取り組むことで、思考力が鍛えられます。

4歳・6歳の様子

子供たちは魅力的なコンポーネントに釘付け。
パズルは紙ではなく、光沢あるプラスチックですから、大人も興奮。
projectL-piece
ルールは4歳でも理解できるものでした。
ただ、手番に出来ることは3アクションまでなのですが、そこはパズルを置きすぎてしまったりするので、一緒に数えながら行いました。

パズルも早く作る必要はないので、考えて配置することができます。
また、ピースの節約、アクションの最小化を考えなければ、4歳児でもパズルは完成可能です。

4歳児でも、レベル1(小さい正方形)のピースをもらう、ピースをアップグレードするなども活用してパズルを完成させ、ピースを増やしていました。

唯一、有効に活用できないアクションが、マスターアクションでした。
マスターアクションは手番に1度だけ行うことができ(他のアクションは複数回可能)、複数枚のパズルに1個ずつピースを置くことが出来るアクションです。

これを行うためには、あらかじめ複数枚のパズルを獲得しておく(4枚まで持てる)、各パズルに置けるようなピースをあらかじめ獲得しておくなど、先を見通した行動が必要になります。
これは4歳児には難しいようです。

マスターアクションを効果的に行える大人が圧倒的に有利になってしまうので、子供とやるときはこのアクションは行わないこととしました。

そうすると子供とも互角の戦いができました。

勝ち負けのつくゲームではありますが、ピースがどんどん増えていくワクワク感、難しいパズルを完成させたときの達成感など、ゲーム中がとにかく楽しいので、負けてもあまり悔しくならないのも平和でいいです。

ゲームが終わったとたんに、パズルとして夢中で遊びだす子供たちです。

むすめ 喋る S
むすめ
パズル大好きだから、これも大好き!
どんどんピースが増えて、パズル作れるんだよ。
ゲームしなくても、作ってるだけで楽しい


むすこ 喋る S
むすこ
パズルが楽しいよね~
色んなパズル(ピース)もらうのが好き
ちゃんとできてるでしょ!


親目線のレビュー

まだ我が家には無理かなとは思っていたのですが、私がどうしても欲しくなり購入。

子供向けゲームばかりの棚の中、一際目立つ黒いスタイリッシュな箱。
そして、中身のパズルは紙ではなく光沢あるプラスチック。
テンション上がります~!!

夫とやる予定でしたが、待ちきれずに子供たちと遊んでしまいました。
ちょっと工夫したら楽しく遊べてよかった!

ただ、マスターアクションは醍醐味でもあるアクションなので、省くと大人としては物足りなさはあります。
夫と遊んだ時は、後半ピースが貯まってくると、ほぼ毎ターンにマスターアクションを行い、一気にパズルを完成させていくのが爽快です。

気になる点は、6歳娘が気に入りなんども遊んでいるので、毎回ユニパックからピースを出し入れするのが面倒なことぐらいです。
箱に入る丁度良いトレイが見当たらず、余りぎれでトレイを作りました。
布なので潰せるので、このまま箱にしまえて、とても楽になりました。
projectL-case
わたし 喋る S
いかっぱ
大人と遊ぶほうがより楽しいけれど、子供と遊べて嬉しい!
長く遊べるゲームになりそう。
大人と遊ぶと評判通りの楽しさ
出来ることがどんどん増えていく拡大再生産はやっぱりワクワクする。
それに、パズルが加わったら楽しくないはずがない!

【まとめ】
・パズルの難易度は幼児でも出来るレベル
・アクションの数は忘れがちだけど、それ以外のルールは4歳児も理解できた
・マスターアクションは、子供とやるときはなしにする
・大人と遊ぶときは、マスターアクションが爽快!

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