いかっぱの知育と称してボードゲーム沼

6歳の男の子、8歳の女の子と毎日ボードゲームで遊んでいます。
息子2歳、娘4歳の時、知育と言い訳して、すっかりはまってしまったボードゲーム沼。
これまでに遊んだゲームの中から、我が家でも大好評な幼児向け・低年齢対応のボードゲームをご紹介します。
親子の絆を深めつつ、子供たちの成長にもプラスの影響を与えること間違いなし!
新しいボードゲームの発見と家族との特別な時間が待っていますよ!

タグ:思考力

カタツムリはアリより大きい、でも、カエルはカタツムリより大きい。
アリからクマまで、7種類の動物の大きさを比べます。

ルールは簡単。
自分の手札が、場のカードより大きいか小さいかを当てるだけ。
ただのカン?
違うんです。
いつ手番を降りるかの判断と、記憶力も試される、大人も子供も一緒に遊べるゲームです。

Fuchs&fertig-top


わたし 喋る S
いかっぱ
アリなら私の方が大きでしょ~。
「大きい!」
え?まさかの同じ、、、。
ってなる簡単だけど悩ましいゲームです!


【この記事でわかること】
・遊び方
・思考力 記憶力が育つ その理由も説明
・実際に遊んいる5歳児・7歳児の様子
・記憶力は子供が強い!でも判断力では大人も負けない!互角?の勝負

基本情報

対象年齢:6歳以上
対象人数:2~5人
プレイ時間の目安:10分
BGGの評価:Fox's Party

内容物

カード:61枚(7種類)
アリとクマが8枚で、他は9枚
およその箱の大きさ(cm):11×11×4.2(たて×よこ×高さ)

ルール

準備

カードをよく混ぜ、各プレーヤーに 12 枚ずつ配ります。
表を見ないで、 プ レーヤーの前に裏向きの山にして置きます。
残りのカードは、表向きの山にしてテー ブルの中央に置きます。
この山のいちばん上のカードが 「リーダー」となります。

遊び方

最も若いプレーヤーから始め、時計回りで行います。

自分の山のいちばん上の動物が、 リーダ ーと比較して 「大きい」か「小さい」か「同じ」かを宣言します。
その後、 自分の山の一番上のカードをめくって表向きにします。

Fuchs&fertig-start

宣言が正しかった場合

この場合、プレーヤーは、さらに手番を続けるか、手番をやめるか決めます。

Fuchs&fertig-rule

手番を続ける : 次のカードをめくる前に、自分の山のいちばん上のカードが、直前めくったカードよりも 「大きい」か 「小さい」か「同じ」かを宣言します。
めくったカードは、プレーヤーの前に表向きにして、最後にめくったカードのみが見えるようにして置きます。
次の宣言 (大きい、小さい、同じ) は、直前の、宣言が正しかった、めくった動物に対して行います。

Fuchs&fertig-reader

手番を終える : プレーヤーは、めくったカードをすべてテーブル中央のカード山の上に表向きに置きます。
こうして、最後にめくった、いちばん上の動物が次の手番のプ レーヤーのリーダーになります。

Fuchs&fertig-fail

宣言が間違っていた場合

この手番でめくったカードすべてを裏向きにして再び自分の山の下に入れます。
このとき順番を変えないようにしてください。
次の人の手番になります。

Fuchs&fertig-rule2

ゲームの終了

最初に自分のカードをすべてなくしたプ レーヤーの勝ちになります。

主な知育要素


・思考力
・記憶力

大きさを比べるときに、リーダーより大きい動物は何種類あるのか、小さい動物は何種類あるのかを考え、可能性が高いと考えられるほうを宣言します。

めくって失敗した手札は、一番下に置かれます。
どんな順番だったか、同じものが続いていたかなど記憶力が試されます。

5歳・7歳の様子

ルールの把握は5歳でも問題なくできました。

気を付けるのは、手札を見ないということです。
つい、配られると見そうになってしまいますが、ダメです。

記憶力のゲームでは、こどもが強くて大人は敵いません。
このゲームでも、もちろん記憶力は重要。
ただ、記憶力だけでも勝てないようで、勝率は大人の方が高いです。

最初のうちは、まったく手札の情報がなので、当てずっぽうです。
カードにすべての動物が大きさ順に並べて描いてあるので、順番を覚える必要はありません。
まぁ、クマがリーダーなら小さいだろう。キツネかぁ、悩ましいけど、小さい方が多いし。

みたいな感じです。
この判断は、子供でも大人同様にできています。
また、真ん中にあるハリネズミはどっちにするか難しい、というのも理解できています。

12枚をすべて覚えてしまえば勝てるのですが、動物の種類は7種類なので同じものが出ることも多く、いつ1周したかを見極めるのはなかなか難しいです。

やはり少しずつでも手札をなくしていくことが重要ですね。
このあたりの判断は、大人の方が得意なので、記憶力で劣っていても大人が有利な気がします。

順当に当てていくと、もう少し勝負できそうな気もしてきてしまいます。
息子はここで降りることができません。

7歳娘は、たとえ1枚だけでも、ハリネズミがでたら降ります。
考え方は大人と一緒です。

自分最強と思っている5歳児には、難しいゲームのようです。
「そろそろやめて、カード減らせば?」と声掛けはしてますが、当てるのが楽しいらしく降りないです。

息子には、大きさを比べる、手番を降りるか続けるか、手札が1周するのはいつか、など考えることが多く、手札を覚えている余裕がないのかなと感じます。

それでも、大きさ比べが当たったか、当たってないかで、大騒ぎで楽しんでいます。

むすめ 喋る S
むすめ
みんな真ん中のハリネズミでやめるよね。
私もぜったいやめる。
それが笑っちゃうよね。


むすこ 喋る S
むすこ
めくるとき、ドキドキするんだよ。
あってるかな~って。
みんな、すぐやめるよね。


7歳娘にも、いつ1周したかの判断が難しいようです。
複数枚を覚えていて、一気に出す!というのは、まだ二人ともできていないです。

娘が勝つときは、カードを減らしていって、残り2~3枚にして一気に出す。といった感じです。

親目線のレビュー

同じ動物が複数枚あるっていうのがポイントです。
ハリネズミは真ん中の大きさなので悩ましいのですが、アリやクマでは悩まず宣言します。
でも、同じだったりするんです。

手札の中で続いていたりすることもあります。

12枚の手札ですが、全部覚えるのはかなり難しい。
やはり、いい感じのタイミングで手番をやめて、手札を減らすことが重要です。

後半、6枚くらいの手札を一気に当てて、勝ち抜けできるとすっごく爽快!
また、「同じ」を覚えていて当てられると嬉しいですね。

記憶力、判断力のゲームではありますが、手札運もけっこうあります。
順当に並んでいるとスムーズに出していけますから。
同じ動物が続いていたり、もっと酷いとクマやアリが続いていると、なかなか減りません。

また、大きい、小さいに偏っていることもあります。
リーダーがシカなら、「小さい!」と宣言しますが、クマだったり。
「また、おまえか!」と言いたくなります。

スタートのリーダーも重要です。
最初がアリやクマであれば、スタートプレイヤーが有利です。
たいてい、みんなハリネズミ付近で降りるので、後半のプレイヤーは、何手番か1枚も減らせない、なんてことも起こります。
最初がハリネズミだと、誰も1枚も減らない、、、なんてことも起こります。
「だれかきっかけを作ってくれ!」と願ってしまいます。
そんなきっかけを作ることに成功した人も、ハリネズミでやめるんですけどね。

手札運はあるものの、悩んで、覚えて、とゲームしている感はしっかりあり、短時間で終わるので、かなり気に入りました。

わたし 喋る S
いかっぱ
小箱なのも嬉しい。もう置く場所がなくなってきて。
これも、旅行にもっていくゲームに仲間入り!

ならずものが脱獄しないように閉じ込めることを目的とするバンディドですが、こちらはコロナウイルスが広がらないように、閉じ込めます。

新型コロナも5類になって、もとの日常に戻りつつあり、嬉しいですね。
いまさらではありますが、コロナ禍でも楽しくお家で遊べるように、無料プリントで遊べるゲームがたくさんでていたので、紹介します!

こちらが無料サイトです。
残念ながら、日本語はありませんが、言語依存のないゲームなのでルールさえわかれば遊べます。
プリントアウトして遊んでくださいね。



BANDIDO COVID-19-top


わたし 喋る S
いかっぱ
バンディドやってみたかったんだ~。
お試しプレイにも最適!!
テーマもピッタリ!


【この記事でわかること】
・遊び方
・観察力 思考力 問題解決力が育つ その理由も説明
・実際に遊んいる4歳児・6歳児の様子
・かなり難しいけれど、増刷で難易度調整が可能

基本情報

対象年齢:6歳以上
対象人数:1~4人
プレイ時間の目安:15分

内容物

説明書:1枚
COVID-19カード:1枚
カード:32枚(説明書には34枚となっていますが、どう数えても32枚です)
カードの内訳:封じ込めカード10枚 血管カード:22枚

とげとげした悪いお顔のコロナウイルス。
でもなんか可愛くみえてしまう。
血管カードは、血管だけでなく、まわりの平滑筋もしっかり描かれていて、クオリティ高い~。

BANDIDO COVID-19-Virus

封じ込めカードも、コロナ禍を象徴するような内容ですね。
ちょっと日本では聞かなかったような対策もあるのが、面白いです。

BANDIDO COVID-19-prevent card

どれも、シンプルに描かれいるので、ウイルスがよく目立ちます。

職業柄なのか、デザイン的には本家より好きです。

ルール

準備

コロナウイルスカードを中央に置きます。

他のカードはよく切って、山札とします。

各プレイヤーに山札から3枚ずつ配り、手札とします。

遊び方

一番若いプレイヤーがスタートプレイヤーとなります。

手番では、手札から1枚えらんで、道がつながるように配置します。
1枚だけでなく、複数枚とつながるように置いてもかまいません。

このゲームは協力ゲームなので、話し合いながら進めてください。
でも、手札を見せることはしてはいけません。

カードを配置した後は、山札から1枚補充してください。

どうしても、配置できるカードがない場合は、手札をすべて山札の1枚下に置き、新たに3枚を山札からとってください。

すべての血管が封鎖されるまで、続けてください。

次にカードが置けなくなるような置き方はしてはいけません。

ゲームの終了

すべての血管を封じ込めたら、みんなの勝利です!

すべてのカードを配置しても1個以上の血管が開いていたら、ウイルスは逃げてしまいます。
みんなの負けです。

主な知育要素


・観察力
・思考力
・問題解決力

道(血管)をつながるように配置します。
手札が置ける場所はあるか、全体を観察します。
配置後は、道がつながっているか、途切れてしまっている道はないか確認します。

封じ込めカードだけでは、すべての道を閉じるのはほぼ不可能です。
封じ込めカードを使用せずに、上手くループを作るようにして効率よく閉じていきます。

手札によっては、道が広がってしまうこともあります。
みんなとコミュニケーションを取りながら、協力することが大切です。
どの道なら自分で対応できるのか、できないのかを判断し、適切な助けを求めます。

4歳・6歳の様子

順番に道(血管)をつなげるだけなので、とっても簡単!
4歳児でもすぐに理解できました。

目的は悪いウイルスを閉じ込めること!
ルールは簡単でも、カード配置はなかなか難しいです。
封じ込めカードを利用した道の閉鎖はできても、上手くループを作るようにする配置は考えが至らないようです。

1本から3本へ、まさしく毛細血管のように、どんどん広がっていきます。
楽しく遊んではくれたけれど、何度挑戦しても封じ込めならず。
そうするとやはり面白くなくなってしまうようで。
成功させてあげたい親心。で、ズルしました。(後述)

むすめ 喋る S
むすめ
道をつなげるの楽しい!
なかなか閉じるカードが出ないんだよね。


むすこ 喋る S
むすこ
道をつなげるの楽しいよ!
けっこう閉じれたでしょ?
でも、増えちゃうこともあるんだよなぁ。


親目線のレビュー

難しいです、、、、。常にパンデミック、、、。
感染制御ぜんぜんできない!!
私、病院では感染制御チーム(ICT)のメンバーなんですがね、、、。

本家に比べて、血管カードに対する封じ込めカードの数が少ないような、、、。

あまりに封じ込められないので、ズルしました。(この時、リアルでは緊急事態宣言中)
まずは、スタートのコロナウイルスの逃げ道を5本へ。(バッテン書きました)

2セット目を印刷して、封じ込めカード増刷。

そして、分かれ道がいっぱいあるカードは少し取り除きました。

こうなってくると、一瞬で閉じ込められることも。
でも、ダメなときはダメなんですよね~。
封じ込めカードだけでなく、道もうまく利用してつなげないといけませんね。
わかってはいても、手元には広がっていくカードしかない、、、。

みんなで「この道封じられるよ!」「私はこっちできる!」とかワイワイ協力しながら遊ぶのは楽しいですね!

子供が絶対乱暴に扱うので、ラミネートしてしまったのですが、つるつるして動いてしまうので、やや遊びにくいですね。
ずれてきてしまって、どこの道を封じていたのかわからなくなりそうです。
厚紙に裏表を貼って作ればよかったかも。

これは、本家バンディドをやりたくなりますね。
すごろくやさんから、ガチャも出たし、回してきます!

わたし 喋る S
いかっぱ
いつか、このゲームで遊びながら、「コロナ禍ってあったよね~」って言うのかな。


【まとめ】
・ルールは簡単!4歳でも遊べます
・ウイルスを閉じ込めるのは、難しい
・無料のプリント&プレイなので、封じ込めカードを増刷可
・平滑筋が美しい


そのほかの無料でプリントして遊べるゲームはこちら




 

エウレカ博士の見習い科学者となって実験のお手伝い!
試験管から試験管へボールを移動させて、正しい順番に並び替えよう!
一番早く実験を成功させる有能な科学者は誰かな?

わたし 喋る S
いかっぱ
試験管って惹かれるんですよ。
実験っぽいのも心躍る!
でも、スピード勝負は年齢差がでるんだよなぁ。
4歳と6歳でも遊べるかしら?

Dr.Eureka-top

【この記事でわかること】
・遊び方
・思考力、巧緻性が育つ その理由も説明
・実際に遊んいる4歳児・6歳児の様子
・大人でも、おっとっと!案外難しい。

基本情報

対象年齢:6歳以上
対象人数:2~4人
プレイ時間の目安:15分
BGGの評価:Dr.Eureka

ルール

目的

提示されたチャレンジカードに示されている順番に試験管内のボールを入れ替えます。
プレイヤーはボールに触れたり、試験管からボールを落としたりすることなく、ボールを移動させなければなりません。

最初に5点(チャレンジカード5枚)を獲得したプレイヤーがゲームに勝利します。

準備

すべてのチャレンジカードをよく混ぜ、裏向きの山にします。

各プレイヤーは試験管を3本取り、横一列に並べて手元に置きます。

各プレイヤーは各色のボールを2個ずつ取り、左から右の順で紫2個、赤2個、緑2個となるように、試験管に入れます。

Dr.Eureka-start

遊び方

全プレイヤーの準備ができたら、山の一番上のチャレンジカードを表に向けます。

Dr.Eureka-rule

全プレイヤーは同時に、現在のチャレンジカードに示されているように自分の試験管とボールを配列するために、試験管から試験管へとボールを移動させ始めます。

組み合わせを完成させるために試験管の位置を入れ替えることができます。

ボールに触れてしまったり、ボールを落としてしまった場合、または組み合わせを完成させていないのに完成したと宣言してしまった場合、現在のチャレンジカードが達成されるまで、そのプレイヤーはそのラウンドから除外されます。

組み合わせは、試験管の口を上向きにしても下向きにしても完成さえることができます。

エウレカ!

正しい組み合わせで試験管を配列した最初のプレイヤーは「エウレカ!」と叫びます。

Dr.Eureka-finish

そのプレイヤーが正しいことに全員が同意した場合、そのプレイヤーは現在のチャレンジカードを1点として獲得します。

プレイヤーは前のチャレンジが終わった時の状態でボールを残しておきます。
(最初に状態には戻しません)

しかし、新たなラウンドを開始する前に、すべての試験管の口を上向きにしなければなりません。

ゲームの終了

最初に5点を獲得したプレイヤーの勝ちです!

選択ルール

チャレンジカードを表に向けたあと、プレイヤーは何回の移動でその組み合わせを完成させられるかを早い者勝ちで宣言します。
(すでに宣言された回数を宣言することはできません)

最も少ない回数を宣言したプレイヤーがボードの移動を始めます。

宣言した回数(以下)で組み合わせを完成させることができた場合、そのプレイヤーがチャレンジカードを獲得します。

失敗した場合、次に少ない回数を宣言したプレイヤーが挑戦します。

1人で遊んでいるときには、急いだり回数を宣言したりする必要はなく、できるだけ少ない回数でそのチャレンジの組み合わせを完成させてください。

主な知育要素


・巧緻性の向上
・思考力

ボールの移動は大人でも少し手こずります。
ゆっくりと傾け、ボール一つだけが移動できるように、こぼさないように、慎重に移動させます。

どうやって移動させたら、チャレンジカードに示されているように並べられるのか。
じっくり考える余裕はありませんが、考えてから動かさないと手数が多くなってしまいます。

4歳・6歳の様子

子供たちは、もともとアプリのボールソートが大好きで、タブレットの取り合いをするので、これなら一緒に遊べると思い購入しました。

ボールの移し替えはなかなか難しく、一個だけ移したいのにコロコロっと複数個入ってしまいます。

難易度的には、4歳児でも完成させることは出来ます。
しかし、こぼさず移すのは難しく、落としたら失格ルールは適応出来ませんでした。
ちょっとだけ、手を添えてるのも見て見ぬふりです。

逆さまにして正しければ正解になるのですが、そのルールは難しいかな?と思って説明せずにいたら、勝手に逆さまにしてました。

私としては、作ってる時に逆さまにしたらとか考える余裕はなく、作ってみたら逆だ!逆さまにしてしまえってくらいにしか使えていませんが、子供は思考が柔軟ですね。

本来はスピードを競うゲームですが、やはり幼児の年齢差は大きいです。
4歳と6歳では勝負になりません。

しかし、ボールを移動させる作業自体が楽しいので、それぞれがチャレンジカードを完成させようと大騒ぎで遊んでいます。

子供とやる時は、みんな完成したら次〜みたいな知育教材化しています。
完成したら、みんなで拍手~。
ゲームとしては成立していませんが、子供たちは完成させてはドヤって嬉しそうです。

何手で完成させることができたのか、自慢げに報告してくれることもあり、ちゃんと考えて移動させてることがわかります。

先を考えながら移さないと完成できないので、なかなか考えさせる良い教材です。

何度か遊んでいるうちに上達していくのも、より楽しくなるポイントです。

むすめ 喋る S
むすめ
移す時が、楽しい!
上手にできるよ。いっつも速いよ!


むすこ 喋る S
むすこ
落っこちちゃうよね。
でも楽しい!ちゃんと出来てるでしょ?
手を使えばめっちゃ速くできるのにな~。

親目線のレビュー

私の苦手な教育ゲームとなっていますが(本来は違います)、これは楽しいです。

1人で黙々とカコンカコン移してるのも楽しいです。

私もボールソートのアプリは好きなのですが、デジタルデトックスな気分です。

私の両親も一緒に遊びましたが、「難しい!」と夢中になっていました。
ボケ防止にも役立ちそうです。

ボールの色も原色ではないおしゃれな色なところも素敵です。

難点としては、たいていボールを落とすので、コロコロと転がって行ってなくなりそうな所です。

ボールの大きさは、ガチャガチャにはいってそうなガムの大きさ位です。
小さなお子さんのいる場合は、誤飲が怖いです。
どうしてもボールが転がっていくゲームなので、十分に注意してください。

わたし 喋る S
いかっぱ
ボールを移動させたときの、「カコンッ」って音が好き!
スピード勝負は出来なかったけど、移してるだけで楽しめました。


【まとめ】
・4歳児でも完成できる難易度
・幼児の2歳差では、スピード勝負は難しい
・勝ち負けを決めなくても、作業自体が楽しい

2022年のドイツ年間ゲーム大賞キッズ部門ノミネート作品です。
ルールを見る限り、これがキッズ部門を受賞すると思っていたのに残念。
日本発売を首を長~くして待っていたものの、一向に出ず。
我慢できずに購入しましたので、レビューします。

このクアックスと仲間たちを抑えてキッズ部門を受賞したのは、『魔法の森』
魔法の森のレビューはこちら



わたし 喋る S
いかっぱ
初めての海外輸入のため、ドキドキ(高いし)
まだ日本ではレビューが少ないので、ワクワクするけどちょっと不安も


Quacks & Co.-top

【この記事でわかること】
・遊び方
・思考力が育つ その理由も説明
・実際に遊んいる5歳児・7歳児の様子
・大人もうなるバックビルドとは

基本情報

対象年齢:5歳以上
対象人数:2~4人
プレイ時間の目安:25分
BGGの評価:Quacks & Co.: Quedlinburg Dash

ルール

ストーリー
ドイツの街、クヴェードリンブルク (Quedlinburg) って聞いたことある?
そこで毎年行われているお祭りを知っている?

その街には子供たちがみんな参加するワクワクするレースの伝統があるんだ。
今年は、君もロバのクアックスや仲間たちと参加するんだよ。
君は、君の動物が勝てるように、一番いいごはんをあげよう。
誰よりも早くゴールに着くと、みんなが欲しがる金の大釜がもらえるよ!

準備
ゲームボードを中央に置きます。 ゲームボードは両面あり、道のりの長さが異なります。
赤い屋根の家がある方が、道のりが短くなっています。(長い方は青い屋根)
まず最初は赤い屋根の家があるボードで始めましょう。

Quacks & Co.-gameboad

各プレイヤーは、駒(牛、ロバ、ぶた、ひつじ)を一つ選びます。
駒に対応する動物カードと動物の色と同じ色の袋を受け取ります。

Quacks & Co.-bags

動物ボードを自分の前に置き、駒をスタート地点の赤い屋根の家に置きます。

アクションカードを用意します。
アクションカードには青虫が描いてある面と蝶々が買い手ある面があります。
数回遊んでゲームに慣れるまでは、青虫の描いてある面で遊びましょう。
青虫の面を上にして、赤、黄色、緑、青のアクションカードをゲームボードの横に並べます。

Quacks & Co.-actionboad

慣れてきたらオレンジと紫のアクションカードを加えましょう。
より白熱したゲームが楽しめます。

Quacks & Co.-orangeboad

白いサイコロを黄色のアクションカードの上に置きます。(茶色のサイコロは青虫アクションカードでは使用しません)
食べ物トークンを分け、箱に底に描かれているように配置します。
これが、食べ物トークンのリザーブとなります。
オレンジ、紫のアクションカードを使用しない場合は、赤、黄色、緑、青、白のトークンのみを使用します。

ルビーを箱の指定された場所に置きます。
これがルビーのリザーブとなります。
四葉のクローバーは、オレンジ、紫のアクションカードを使用した場合に使用します。

Quacks & Co.-shopping

すべてのプレイヤーは袋の中に同じトークンをいれます。
動物カードの裏に、スタートトークンが描かれています。

Quacks & Co.-start

夢見草(Dream weed)トークン
黄色トークン
2の赤トークン
1の赤トークン

それらを袋の中にいれ、よく振ります。

金の大釜をゴールの市場に置きます。

さあ、ゲームの開始です。

遊び方
一番最近、ロバを見た人がスタートプレイヤーです。
手番は時計回りで交代していきます。

手番では、必ず一つのトークンを自分の袋から取り出します。
この時、袋の中を見てはいけません。
ゲームを通して、袋の中を見てはいけません。

取り出したトークンにより次のアクションが決まります。

数字の書かれた食べ物トークンを取り出した場合

君の動物に食べ物をあげましょう。
動物カードの上に、トークンを置きます。
動物は喜んで、書かれた数字の数だけ先に進みます。

その後、取り出したトークンの色のアクションカードの指示に従います。
トークンの色 アクション
ルビーを一つとり、動物カードのバックパックの上に置きます。
もし、駒が渦のマスに止まっていたら、二つもらえます。
黄色 サイコロを振ります。
ルビー:ルビーを一つとり動物カードのバックパックの上に置きます。
赤トークン:2の赤トークンをサプライから取り、すぐに袋に入れます。
緑トークン:2の緑トークンをサプライから取り、すぐに袋に入れます。
1:1マス進みます。
袋:すぐに自分の袋から一つのトークンを取り出し、そのトークンの指示に従います。
3:3マス進みます。
動物カードの上からトークンを一つ選び、袋に戻します。
今取り出した緑のトークンを戻すこともできます。
夢見草だけは、戻すことができません。
駒を次の渦のマスへ動かします。
今、渦のマスにいても、次の渦へ動かします。

例外:ゲーム後半に白の甘~いダイコン(テンサイ・サトウダイゴン)を取り出した場合、8マス進むことができます。
動物たちはこの甘~いダイコンが大好きです。
8マス進むだけで、そのほかのアクションはありません。

マスを進めるときは、他の駒がいても飛び越すことなく数えます。
同じマスに複数の駒を置くことができます。

夢見草トークンを取り出した場合

君の動物は夢見草を噛んで、お昼寝です。
このターンでは何も起きません。

夢見草を空いている雲の上に置きます。
3つ目の雲が埋まったら(3つ目の夢見草を取り出したら)、新しいトークンを買うことができます。

Quacks & Co.-animalboad

新しいトークンを買う

クヴェードリンブルクの街には、動物のための食べ物を売っている行商人がいます。

夢見草トークンを3つ引いたら、すぐに新しい食べ物トークンを購入します。
動物カードのバックパック上に置いてあるルビーを使って、トークンを購入します。

トークンを入れた箱の各仕切りの端には、購入に必要なルビーの数が描かれています。
5のトークンは拡張で遊んだときだけ使用します。
支払いに使用したルビーは、箱のリザーブに戻します。

新しいトークンを買う場合は、次のルールに従ってください。
・1つ以上のトークンを買う場合は、違う色のトークンを買わなくてはなりません。
・ルビーを貯めておくことはできません。すべてのルビーを使用したくない場合は、残ったルビーをリザーブに戻さなくてはなりません。
・駒が最後尾にいた場合は、購入前にルビーを1個もらえます。
これは、最後尾のマスに複数いた場合も適応されます。

食べ物トークンを買うことになった場合に、ルビーを一つも持っていなかったら、残念ながら今回は何も買えません。

購入が終わったら、動物カード上のトークンをすべて袋に戻します。
今購入したトークンも袋に入れます。
動物カード上にはトークンが何もなくなります。

すべてのトークンを袋に入れたら、よく振って混ぜます。

ゲームの終了
クヴェードリンブルクの市場に一番最初に着いたプレイヤーが勝者です。
金の大釜を受け取りましょう!
市場にはぴったりの目で到達する必要はありません。

Quacks & Co.-goal

青虫アクションカードの拡張
何度か基本の4つの青虫ボードで遊んだら、オレンジと紫のアクションカードも追加してみましょう。
オレンジと紫のトークン、そして四葉のクローバーを箱のリザーブにセットします。

トークンの色 アクション
動物カード上にあるルビーの数を数えます。
駒をルビーの数だけ進めます。
この場合は、ルビーをリザーブに戻す必要はありません。
オレンジ 四葉のクローバーを1つ取り、動物カードのクローバーマークのところに置きます。
駒が渦のマスにいる場合は、2個のクローバーを受け取ることができます。
集めたクローバーは動物カードの上部に置きます。
3つ目の夢見草を動物カードの上に置いた時、クローバーの数だけ駒を進めることができます。
クローバーはこのゲーム中は戻すことなく、動物ボード上に置いておきます。
3つ目のクローバーを引いた時は、いつでもこのクローバーの効果を使用できます。

蝶々のアクションカードの拡張
何度か青虫アクションカードで遊んだら、蝶々のアクションカードでも遊んでみましょう!
基本的なルールは一緒で、異なるのはトークンを引いた後のアクションだけです。
蝶々のアクションカードも赤、黄色、緑、青の基本セットとオレンジと紫を追加した拡張セットがあります。

トークンの色 アクション
1のトークンをトークンを引いたら、1つルビーを受け取ります。
2のトークンをトークンを引いたら、2つルビーを受け取ります。
3のトークンをトークンを引いたら、3つルビーを受け取ります。
黄色 茶色のサイコロを振ります。
サイコロの示す数だけ駒を進めます。
駒が渦のマスにいた場合は、もう一度サイコロをふり、出た目の数だけ駒を進めます。
袋から1つトークンを引き、そのアクションを行います。
また緑のトークンを引いた場合は、引き続きトークンを引きます。
駒をトークンに書かれた数動かしたら、その取り出したトークンをリザーブに戻します。
そして、次の価値の青いトークンを受け取ります。
(1の青トークンを戻したら、2の青トークンを受け取る)
4のトークンを戻した場合は、白い8のトークンを受け取ります。
受け取った新しいトークンは、袋の中ではなく動物カード上に置いてください。


拡張カード
トークンの色 アクション
2のトークンのいずれかを1つリザーブからとり、袋に入れます。
もし駒が渦のマスにいたら、4のトークンのいずれかを1つからとり袋に入れます。
オレンジ 動物カード上にあるオレンジトークンの数だけ、四葉のクローバーを受け取ります。
例えば、2つのオレンジトークンがボード上にあれば、2つのクローバーを受け取ります。
今引いたオレンジトークンも数えるように注意してください。
3つ目の夢見草を動物ボードに置くたびに、クローバーの数だけ駒を進めます。
クローバーはこのゲーム中は戻すことなく、動物ボード上に置いておきます。
3つ目のクローバーを引いた時は、いつでもこのクローバーの効果を使用できます。

主な知育要素

・思考力

袋から取り出すトークン次第の運要素が強いゲームながら、その袋の中身は自分次第で変えられます。
どの食べ物を買えば、速く進めるのか、お買い物をしながら思考力を育てます。

5歳・7歳の様子

まずは、短い道のボードで、青虫カード、オレンジ、紫アクションカードなしで遊びました。
初めてのバックビルドというジャンルですが、慣れれば5歳息子もスムーズに遊べました。

ちょっと間違えやすいところは、2以上の赤トークンを取り出したときに、書かれた数のルビーを取ろうとしてしまうところ。
「ぐるぐるの所だけが、2個だよ」と指摘すると、すぐに気が付きます。

夢見草はお休みなので本来は残念なトークンだと思うのですが、3つ貯まるとお買い物ができるので、むしろワクワクトークン。
ゲーム全体を通して、すごく残念だったターンがないのも子供向けとして優れた点です。
思い通りにならず、拗ねてしまう要素がありません。

お買い物も、子供には魅力的な点です。
自分で手に入れたルビーで買える範囲で買う。
しかも、赤、青、緑、黄色と選択肢も多い。
「どっちにしようかな~」っていつも楽しそうです。
ルールを覚えてスムーズに遊べるようになったら、長い道のボードがオススメです。
道が長い分、ゲームも長くなりますが、お買い物のチャンスも増えます。

もちろん、袋の中は見ないというルールは重要です。
サイコロではなく、袋から自分でトークンを引くという行為なので、すべて善意にゆだねられているゲームです。(ボードゲーム全般に言えることではありますが)
子供は、つい見たくなっちゃいますよね。
でも見てしまったら、みんなが楽しく遊べない。
そんな葛藤を見ながら、ルールを守って遊べている様子をみて、成長を感じました。

むすこ 喋る S
むすこ
何がでるか!って引くところが楽しい!
ダイコンより青の方がいいよ。
安いし、いっぱい進めるよ。
ママも青買えば、勝てるようになるよ。


むすめ 喋る S
むすめ
袋から引くのが楽しい。
出したいって思っていたのが、でると「やった~」ってなるよ。
ルビーが貯まってくると、寝る草が欲しくなるよ。

親目線のレビュー

勝てない、、、。全く勝てない、、、。
連敗記録更新中です。

ルビーが欲しくて、赤ばっかり買っているからかしら。
あと夢見草引きまくり。
ルビーが貯まる前に、お買い物になってしまうので、ダイコンが買えない。
ビリ特典を最大活用!
お買い物ターンで、ルビーを取っておけないというのが、とっても良いルールです。
残った1のルビーで価値1のルビーを買うか、捨てるか。
トークンが増えることで、夢見草を取り出す確率は減りますが、価値の低いトークンが増えれば、苦労して買ったダイコンが出る確率も減ってしまう。

そんなことをしっかり考えながら買っているのに、勝てないんですよね。

考えどころはあれど、結局は袋から取り出すトークン次第なので、運要素は大きめです。

それでも、自分で考えて組み立てた袋の中身。
取り出す確率は、購入するトークンによって、自分で変えられるんです。
これがバックビルドか~と感心。

5歳からのゲームは、かなり子供向けに寄っていて、大人には少し物足りなく感じるものも多いのですが、これは大人も十分うなりますよ。

袋の材質が色によって異なるのがちょっと気になるところ。
ピンクと白は硬めです。

Quacks & Co.-animals


わたし 喋る S
いかっぱ
すっごく面白かったし、拡張やバリエーションも多くて長く遊べそう。
こんなに面白いのに、なんで日本語版でないの?!


【まとめ】
・残念なターンがなくて、子供の拗ね要素なし
・袋の中身を見ない!は絶対のお約束
・袋から取り出す福引要素とルビーでのお買い物要素で子供は大喜び
・5歳児も遊べるのに、大人もうなるゲームシステム

 

島を一周するとウミガメの卵がもらえるよ!
サイコロを2個ふれば出た目の2倍、3個ふれば3倍進める!
でも、目の合計が8を超えるとスタートに戻っちゃう。
ふるか、やめるかのチキンレース。
だれかのウミガメに乗っかって、卵をもらえちゃうことも!?
日本ボードゲーム大賞2015 ゆうもあ賞受賞作

わたし 喋る S
いかっぱ
2倍、3倍の計算は子供にはまだできないな。
島をくるくる周るだけだけど、飽きずに遊べるかな?


Mahe-top

【この記事でわかること】
・遊び方
・思考力 2の段・3の段の掛け算が身に着く その理由も説明
・実際に遊んいる5歳児・7歳児の様子
・計算ができない子にも遊べるか
・21マスのスゴロクだけれど、単調ではないか

基本情報

対象年齢:6歳以上
対象人数:2~6人
プレイ時間の目安:20分
BGGの評価:Mahé

ルール

準備

各プレーヤーはカメを1個取り、いかだの上に置きます。
たまごカードはよく混ぜ、ゲームボードの7つの卵が描かれた浜辺に裏向きの山にして置きます。
そして、山の上から4枚を取り内容を見ずに箱に戻します。
これらの4枚のカードは今回のゲームでは使われません。

そのあと、たまごカードの山の一番上のカードを表にします。

適当な方法で最初のプレーヤーを決め、そのあとは時計回りの順番で プレイします。

遊び方

自分の番 (手番) になったプレーヤーは、サイコロを3個受け取ります。

サイコロを振って出た目で自分のカメが進める距離が決まります。

サイコロは1つずつ、最大3つまで振ることができます。
2つ目以降のサイコロは振らないでおくこともできます。

Mahe-2dices

2つ以上のサイコロを振ってサイコロの目の合計が8以上になったら、出発点のいかだにカメを戻さなければなりません。

Mahe-start

そして、左隣のプレーヤーの順番となります。

サイコロをひとつだけ振り、そのあとのサイコロを振ることをやめた場にはそのサイコロの目だけピッタリ反時計回りにカメを進めます。

2個のサイコロを振ったあと3個目のサイコロを振らなかった場合は、サイコロの目の合計が7以下なら、サイコロの目の合計の2倍ぴったりカメを進めます。

3個すべてのサイコロを振っても、サイコロの目の合計が7以下なら、サイコロの目の合計の3倍ぴったりカメを進めます。

mahe-rule

ほかのカメのいるマスを通過することもできます。

ほかのカメがいるマスで止まった場合、元からいるカメの上に重ねて自分のカメを置きます。
(いかだでは重ねて置きません)

カメを移動させたら、左隣のプレーヤーの順番となります。

自分の番になったとき、 自分のカメの上にほかのカメが乗っている場合


この場合、サイコロは手番の人が振りますが、 2個目以降のサイコロを振るかどうかは一番上に乗っているカメのプレーヤーが決めます。

サイコロを振って、合計の目が7以下になり進める場合は、手番のプレー ヤーのカメが上に重なっているカメをすべておんぶしたまま進みます。

サイコロを振って、合計の目が8以上になった場合は、手番のプレーヤーのカメと上に重なっているカメすべてがいかだに戻ります。

たくさんのカメが重なっていて、一番下以外のカメが手番の場合は、手番のカメとその上に重なっているカメだけが移動し、下のカメは動 きません。

たまごを産む

カメが 「21」のマスで止まるか通過したら、たまごカードの山の一番上のカードを取り、自分の前に裏向きにしておきます。

たまごカードに書かれた卵の数が、そこで産むことができた卵の数です。

たまごカードが取られたら、山の一番上のたまごカードを表にします。

2つ以上のカメが重なって「21」のマスで止まるか通過して場合は、一番上のカメのプレーヤーだけがたまごカードを取り、それ以外のプレーヤーはこの時たまごカードを取ることはできません。

Mahe-goal

2・3人で遊ぶ場合

2人または3人で遊ぶ場合には、各プレイヤーが2つのカメを担当します。

自分の番になったら、まずどちらのカメのためにサイコロを振るかを宣言してからサイコロを振ります。
そのカメの移動が終わったら残りのカメのためにサイコロを振ります。
そして、次のプレイヤーの番となります。

2匹のカメが産んだ卵の合計が多いプレイヤーが勝ちになります。

ゲームの終了

最後のたまごカードが取られたら、ゲームボードに描かれた7個の卵が見えるようになります。
ゲームは次のカメが「21」のマスに止まるか通過するまで続きます。

次に「21」のマスに止まるか通過したカメ (重なっている場合は一番上のカメ) が卵を7個産むことができます。

一番多くの卵を産むことができたプレーヤーの勝ちです。
同点の場合は、その中でたまごカードの枚数が一番多いプレーヤーの勝ちです。
それも同じなら、それらのプレーヤーすべてが勝ちです。

主な知育要素


・思考力
・掛け算(2の段・3の段)

サイコロの目の合計が3~4くらいになってくると、もう1回振るか、やめるか確率も考慮して、考えます。
サイコロの目だけでなく、21のマスにどれだけ近いかでも判断は変わります。
サイコロの目が2であっても、卵を産めるのであれば、いかだに戻るリスクは取らなくてもいいかもしれません。
性格によるものも大きいですが、状況に応じて考える必要があります。

サイコロを2個、3個ふると、進める数が2倍、3倍になります。
遊びながら、自然に2の段、3の段が身に着きます。

5歳・7歳の様子

サイコロの目の足し算はできますが、2倍、3倍の計算はまだ難しい子供たちです。
そのため、2個ふったときは「今なら4×2で8個すすめるよ」と声掛けをしています。
そのうえで、もう1個ふるかの判断は任せています。
3個ふった場合の計算もしてあげます。

5歳息子は、すでに5になっていても、次をふる強気のプレイ!
いっぽう娘はバーストを避けて、慎重に。
ねことねずみの大レースとは、まったく異なるプレイに少し驚きです。



年齢的なものもあるのでしょうか?
確か、保育園の先生が「5歳児は自分を無敵だと思っている」と言ってたな~。なんて思い出したりして。
7歳娘は思慮深くなったのかな。
年齢や成長によりプレイスタイルが変わっていくのを見れるのは、長く遊べるボードゲームの素敵な点ですね。
2年後の息子がどういうプレイスタイルになっているか、楽しみに待っていよう。

無茶な振り方ばかりしててはさすがに勝てませんが、3個ふって合計が7になると、それだけで21。 一周してしまうんです。
全くプレイスタイルの違う二人ですが、いい勝負になっています。

バースト要素がありドキドキはありますが、スゴロクとしてはただ島を一周するだけ。
単調かな?飽きてしまうかな?と心配ではありましたが、飽きることなく遊べました。

人の駒の上に乗れるというのが、飽きさせない要素となっています。
「わ~、乗られた~!」「やった~。勝手に進める!」と大騒ぎで楽しめます。

当初不安だった部分もまったくの杞憂で、とても楽しく遊べました。

むすめ 喋る S
むすめ
カメが乗っかるのが楽しいよね!
卵いっぱいもらえると嬉しい。
スタートに戻っちゃうのは嫌なんだよ。


むすこ 喋る S
むすこ
振るか振らないか考えるのが楽しい!
ドキドキするよね~。
3つ振って7になると、1周しちゃうんだよ!


親目線のレビュー

有名なゲームで入手性も良いので、ずっと気になっていたけれど購入に踏み切れずにいたゲーム。

買ってよかった!
それでも、ある程度計算ができるからバーストを楽しめるので、背伸びをせずにこの年齢で買って正解だったなと思います。

掛け算に関してはお手伝いしますが、それほど面倒でもなく、判断は子供に任せているので接待プレーもなし。
幼児と遊んでも、ストレスフリーで遊べます。

自分の手番では、振るかやめるかの判断に悩まされ、サイコロに祈りを込めて振る!
その結果に、一喜一憂の大騒ぎ。

手番以外は退屈かというとそんなことはなく、相手のサイコロの目にも一緒にドキドキし、乗られたら大笑い。

最初、1人で2個の駒を管理するのは難しいかな?と思い、3人で遊ぶときも駒を1人1つで遊んでいました。
やはり駒の数が少ないと乗る乗られるが少なくなります。
乗る乗られるは、バースト要素と並んでこのゲームの大きな特徴でもあるので、多い方が面白い!
2~3人で遊ぶときは、駒2つは大事なルールです。

ボードの裏面は夜の島。
ルールは全く一緒だけれど、雰囲気が変わります。

Mahe-night

わたし 喋る S
いかっぱ
サイコロにすべてを賭けるゲームは、大人も子供も一緒に楽しめます!
サイコロ運だけでありながら、自分で振る振らないを判断できるから興奮するんです。
7歳娘が自然と2の段、3の段を覚えたのは副産物。


【まとめ】
・目の合計や掛け算はお手伝い必要
・単調どころか、ゲーム中ずっと大興奮!
・2~3人で遊ぶときは、1人駒2つを忘れずに
・プレイスタイルの変化から成長を感じられる

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