いかっぱの知育と称してボードゲーム沼

6歳の男の子、8歳の女の子と毎日ボードゲームで遊んでいます。
息子2歳、娘4歳の時、知育と言い訳して、すっかりはまってしまったボードゲーム沼。
これまでに遊んだゲームの中から、我が家でも大好評な幼児向け・低年齢対応のボードゲームをご紹介します。
親子の絆を深めつつ、子供たちの成長にもプラスの影響を与えること間違いなし!
新しいボードゲームの発見と家族との特別な時間が待っていますよ!

タグ:拡大再生産

人気動物がいっぱいの素敵な動物園を作ろう!
オウムもフラミンゴもかわいいけれど、やっぱりコアラやカバがいると人気の動物園になります。

なんとこのゲーム、タクミくんが6歳の時に作ったゲーム。

すごいですよね!ゲームを作れることもすごいけれど、そのクオリティの高さにびっくり!

実は、タクミくんご家族にお会いしたことがあり、娘も一緒に遊んでもらったことがあるので、遊ぶたびに思い出がよみがえる!
これまたゲームが面白いから、我が家での登場回数つねに上位にいるゲームです。

TAKUMI ZOO-top

わたし 喋る S
いかっぱ
日本おもちゃ大賞2023 コミュニケーション・トイ部門優秀賞!!
動物園を作るゲームって子供にもイメージしやすいし、大人もワクワクしますよね!


【この記事でわかること】
・遊び方
・実際に遊んいる5歳児・7歳児の様子
・通常ルールが難しい時は?
・最初はワクワクなのに、後半は悩ましい展開がいっぱい

基本情報

対象年齢:6歳以上
対象人数:1~4人
プレイ時間の目安:30分

内容物

・2×2タイル動物チップ:各2枚(キリン、ゾウ、パンダ、クマ)
・4タイル動物チップ:各2枚(ライオン、コアラ、ゴリラ、カバ)
・3タイル動物チップ:各3枚(トラ、レッサーパンダ、オオカミ、アザラシ)
・2タイル動物チップ:各3枚(サイ、ナマケモノ、アルパカ、ペンギン)
・1タイル動物チップ:各3枚(シマウマ、オウム、ヤマアラシ、フラミンゴ)
・ボーナスチップ(5・15ポイント各2枚、50・70・100ポイント各1枚)
・コイン:1コイン20枚、5・10・20コイン各10枚、50コイン5枚
・スコアマーカー:各2枚(4色)
・小屋チップ:3枚
・地形変更チップ:岩・森・水 各1枚
・柵チップ(通常柵37本、黒柵3本)
・ボード:メインボード1枚 スコアボード1枚 プレイボード4枚(4色)
・土地タイル(草原):ノーマル(5枚)、×2(1枚)、+2(1枚)、+1動物(1枚)、未来視(1枚)、地形変形3種(1各1枚)
・土地タイル(岩):ノーマル(5枚)、×2(1枚)、+2(1枚)、+1動物(1枚)、未来視(1枚)、柵(3枚)
・土地タイル(森):ノーマル(5枚)、×2(1枚)、+2(1枚)、+1動物(1枚)、未来視(1枚)、小屋(3枚)
・土地タイル(水):ノーマル(5枚)、×2(1枚)、+2(1枚)、+1動物(1枚)、未来視(1枚)、交換(3枚)
・プレイカード:4枚


およその箱サイズ(cm):19×26.5×4.5(たて×よこ×高さ)

ルール

動物を集めて、一番人気の動物園を作りましょう!

準備

動物チップをメインボードの決められた場所に置きます。(使用するチップの数は遊ぶ人数で異なります)

メインボードにボーナスチップを置きます。

各プレイヤーにそれぞれ5コインを2枚ずつ配ります。
各プレイヤーに、同じ色のプレイボード1枚とスコアマーカー2枚を配ります。

スコアボードの0点の位置にスコアマーカーを1個置きます。(50点を超えたら、もう一枚を使用します)
小屋チップ、地形変換チップをスコアボードの決められた場所に置きます。

TAKUMI ZOO-scoreboard

土地タイルはプレイ人数に関わらず、全て使用します。
裏向きにしてよくシャッフルし、山札にします。

ジャンケンなどでスタートプレイヤーを決め、時計回りにゲームを進めます。

遊び方

①~④の手順で手番をすすめます。(最初のターンのみ②から始めます)
この手順を12回繰り返します。

①動物園の収益を得る
自分の動物園に置いてある動物のポイントとボーナスポイントの合計を収益として、コインでもらいます。

②土地を広げる
山札から1枚土地タイルを引きます。
引いた土地タイルを自分のプレイボードに置きます。
1ラウンド目は必ず右下の角(道がつながっている所)に置きます。
つぎからは、タイルが必ず縦もしくは横につながっているように置きます。(ナナメはダメです)

TAKUMI ZOO-rule

③動物を戻す
動物をプレイボードからメインボードへ戻すと、動物に描かれているポイント分、スコアマーカーの得点を下げ、ポイント分のコインをもらいます。
1ターン毎に好きなだけ戻すことができます。

④動物を飼う
1ターン毎にメインボードにいる動物を1匹だけ飼うことができます。
メインボードの動物マスに書かれているポイント分のコインを支払います。
同粒はそれぞれ飼うために必要な場所と広さが決まっています。(プレイカード参照)

動物を置いたら、飼っているタイルを柵で囲います。

TAKUMI ZOO-mainboard

動物のポイント分、スコアマーカーを移動します。

通常の柵は自由に移動することができるため、柵を移動させてエリアを変えることで、よりポイントの高い動物を飼うことができます。

タイルの効果マークの説明

土地タイルの中には、特殊効果の付いたものがあります。

TAKUMI ZOO-mark


×2マーク:このタイル1枚で2枚分として使用できます。(通常の1枚としても使用できます)

+2マーク:スコアが2ポイント加点になります。

+1動物マーク:そのターンで動物を2匹飼うことができます。

未来視マーク:もう一枚タイルを引き、そのタイルは次のラウンドで使用します。

地形変換マーク:草原タイルにしかない効果で、草原を森、岩、水に変換できるものがあります。タイルを引いたターンに関わらず、いつでも変換できますが、一度変換すると元の草原には戻せません。

小屋マーク:森タイルにしかない効果です。小屋チップを1個とり、自分のプレイボードの好きなタイルの上に置きます。同じタイルの上にもう1匹飼える効果があります。(同じ種類・同じ色に限る)

TAKUMI ZOO-animalchip

黒柵マーク:岩タイルにしかない効果です。自分も含めた全員のプレイボードに置かれた柵を1本選び、黒柵に変更します。または黒柵を通常の柵に戻すことができます。黒柵は移動ができないため、邪魔になります。

TAKUMI ZOO-blackline

交換マーク:水タイルにしかない効果です。自分も含めたいずれかのプレイヤーの動物を飼っていないタイルとこのタイルを交換することができます。交換は、このタイルを引いたターンのみ行えます。


ゲームの終了

12ターン終わると全員のプレイボードがいっぱいになります。(土地タイルが12枚置かれた状態)

ポイント計算を行い、合計ポイントの高い人が勝者となります。
同点だった場合は、順番が後のプレイヤーが勝者となります。

ポイントは下記の得点の合計です。
・スコアボードの得点
・10コイン=1ポイント(端数は得点になりません)
・パンパンボーナス 5ポイント:タイル全てに動物が飼われている場合に得点!

5歳・7歳の様子

まずは特殊効果(タイルの効果マーク)は使用せずに、何度か遊びました。
シンプルにはなりますが、これだけでも十分楽しいです。

基本的には飼える時は飼った方がいいと思うんですよ。(その認識でいいのか、ご本人に確認はしていないのですが)
他の動物が欲しければ、戻せばお金もポイント分返ってくるし、動物園に動物がいれば収益もその分増えますから。

ということで、息子には飼えるものを都度レクチャー。
娘は理解したようで、常に何が飼えるかを自分で確認しながら遊んでいます。

基本的には、タイルを置いていき、そのタイルの組み合わせにあった動物を飼っていくので、ルールは簡単。

大人のお手伝いが必要なのは、ターン終了時のポイント計算とお金の受け渡しだけです。
もちろん、ポイント計算も動物を戻す都度、スコアマーカーを戻し、飼い足せばマーカーも増やしていれば、そんなに大変な計算ではありません。
つい、早く動物を配置したくて、パパっとやっちゃうから、ボード上の得点をターン終了時に計算して、スコアボードに置くことになってしまいます。

基本的には、動物のポイントは5刻みになっており、スコアボードも5で1段上にずれるだけなので、計算しやすくなっています。
3タイルの動物のみ8点なので、暗算の苦手な私はちょっとテンパります。

土地タイルを早く引きたいから、つい収益をもらい忘れちゃうんですよね。
そのため、銀行係は私のお仕事。
でも、お手伝いはこれだけ。あとは子供に任せても遊べます。

タイルは山札から1枚引くことになっていますが、我が家では、巾着から引いています。
息子がチラっと覗いているような、、、。
まぁ、欲しいタイルがわかっているということで、成長を称えて大目に見てあげています。
そろそろ、いい勝負をするようになったので、厳重注意かな。

最近では、特殊効果も使って遊ぶようになりました。
まだ慣れないので、効果を確認しながらではありますが、難易度はさほど変わらないと思います。
地形変換マークもしっかり使えています。
黒柵を置くのは、少し難しいようで、相手が次に何を狙っているかまでは考えが至っていないことが多いです。

特殊効果を使用しないと、ややめくり運が強くなります。
特殊効果があると、飼い損ねた土地に動物が飼えたり、土地タイルを交換できたり、1枚に2匹飼えたりとできることが増えていきます。
挽回もしやすくなるし、戦略が広がるので、より(大人が)楽しくなります。

もちろん、効果的に使用するのは、慣れや判断力が必要になるとは思いますが、子供たちは、自分の好きなように動物園を作っていくだけで楽しいようです。

むすめ 喋る S
むすめ
何がでるかな?ってめくるときがドキドキするよね。
パンダとかゾウが飼えると嬉しい!


むすこ 喋る S
むすこ
欲しいのこい!!ってめくるよ。
欲しかった動物とられちゃうと悔しいんだよ。


親目線のレビュー

これを一年生で作っちゃうって、本当にすごいなぁ。
アグリコラって5歳からできるゲームなんだ、、、。

子供は楽しそうに遊んでいるけど、かなり奥深いですよ。
毎ターンどこに置こうかって、うんうん悩んじゃいます。

最初のうちは、2コインとかしかもらえず、パンダとか飼えるようになるのかしら?と不安になります。
でも、ちゃんと動物を飼っていると、もらえるコインがどんどん増えていくんです。
むしろ、狙ってた通りに土地タイルがでなくて、思うように動物が飼えず貯まっちゃうくらい。

拡大再生産ですが、ちゃんと初手から動物が飼えるところが良いです。
まずはお金を貯めて、、、とかだと、子供は飽きてしまいがちですが、ちゃんと1マスでも動物が自分の所に来てくれる。
後半になってくると、2種類のタイルが2つずつ必要だったり、同じタイルが3つ必要だったりするので、思うようには飼えなくなりますが、序盤は毎ターンちゃんと動物が増えていくんです。
それにともなって、コインも増えていく。
前半はワクワクが続きます。後半はうなっちゃうんですけどね。

土地タイルが早々にそろっていたとしても、その時は資金不足でポイントの高い動物は飼えず。
そして、動物は1ターンで1匹しか飼えないので、お金がようやく貯まって飼うと、その時引いた土地タイルの動物は諦めなきゃいけなかったり。

3人で遊ぶとポイントの高い4種類は1枚ずつしかないので、早い者勝ちです。
飼えないと30点が10点になってしまうこともあり、大打撃です。

リンゴのボーナスポイントはすごく大きいです。
つい、次の大きさの動物に変えたくなっちゃうけれど、リンゴのボーナスが狙えるなら狙った方がいい!
狙って取れるものでもないんですけれどね。

後半は悩ましい展開の連続です。

ちゃんと計画を立てながらタイルを配置しないと、ポイントの高い動物は置けないし、でもめくり運もあるし、すごくバランスが良い!

絶妙な得点設定やボーナスも、何度も試しながら設定したんだろうな。
ほんとうにすごいなぁ。(ボキャブラリーなさすぎて、同じ事しか言えてない)

ゲームの終了も土地タイルを全員が12枚配置したらなので、毎回ゲーム時間は同じくらいです。
その点は、お風呂前に、、とか、寝る前に1回、、とか、どうしても時間を気にしちゃう親目線としては、すごくありがたい。

動物たちの絵が、これまた可愛い。温かみがある愛らしい子たち。
ゲームを作れるだけじゃなくて、絵も上手なのね!
みんな好きだけど、お気に入りはパンダとカバです。

TAKUMI ZOO-cuteanimals

ゲームの収納には、ダイソーの仕分けケースがぴったりです。

TAKUMI ZOO-case

わたし 喋る S
いかっぱ
何度遊んでも同じ展開にならないから、何度遊んでも楽しい!
絵がのほほんと可愛いから出来上がってく動物園が可愛いでいっぱい!


 

サイコロによって得られるお金で施設を購入し、自分の街をどんどん大きくしていきます。
街が大きくなれば得られる収入も多くなり、さらに街が広がっていくワクワクの拡大再生産です。

カードを多く使用しますが、基本的にはサイコロで報酬が決まるので、子供も遊びやすいファミリー向けでもあります。

国産ゲームとしては、初めてドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされた作品です。

わたし 喋る S
いかっぱ
有名どころは遊んでおきたい!
しかも国産だからリーズナブル!
息子は全く字が読めないし、娘もひらがながやっとだから、難しいかな?

Nachi koro-top

【この記事でわかること】
・遊び方
・思考力 問題解決力が育つ その理由も説明
・実際に遊んいる5歳児・7歳児の様子
・文字が読めない子供にも遊べるか
・親の介入はどの程度必要か

基本情報

対象年齢:7歳以上
対象人数:2~4人
プレイ時間の目安:30分
BGGの評価:Machi Koro

ルール

準備
初期施設2枚(麦畑・パン屋) を表面、ランドマーク4枚(駅・ショッピングモール・遊園地・電波塔)を裏面(建設中の状態)にして、 各プレイヤーの手元に並べます。
これがそれぞれの最初の街です。 (3人以下で遊ぶ場合、余った初期施設とランドマークは使用しません。)

サプライ用施設は同じものをまとめ、 分かりやすいように机の上に並べておきます。

全てのプレイヤーに3コインずつ配ります。 余ったコインは取りやすいようにテーブルに置きます。
(ここが銀行になります。 銀行から コインをもらう時は、ここからコインを取ります。)

適当な方法で最初のプレイヤーを決めてゲームを始めます。

Machi Koro-start
遊び方

ゲームの流れ

時計周りの順番でプレイします。

ターンプレイヤーはダイスを振ります。

ダイスの目に一致した施設の効果が発生します。 (該当する施設を持つプレイヤーが収入を得ます。)

ターンプレイヤーは1軒だけ、 新たな施設を建設するか、街にある建設中のランドマークを完成させることができます。

ランドマーク4軒を完成させたプレイヤーが勝利です。

ダイスを振る

ゲームは、時計周りに順番でダイスを振るターン制で進行します。

ターンプレイヤーは、ダイスを1個だけ振ります。

ランドマークの「駅」 が完成していれば、ダイス2個を同時に振ることができます。
(駅が完成すると、ダイスを振る個数を1個にするか2個にするかは毎回選択できます。)

収入を得る

ダイスの目に一致した施設の効果に応じて、各プレイヤーが収入を得ます。
(効果欄に書かれた分のコインを銀行または他のプレイヤーから受け取ります。)

Machi Koro-card

ダイスを2個振った時は、合計値の施設のみが効果を発生します。

所持できるコインの枚数に上限はありません。 またコインの両替は自由に行ってください。

いつ収入が得られる施設かは、カードに記載されており、 以下の4パターンがあります。

Machi Koro-rule

プレイヤー間のコインのやりとり

複数のタイプの施設が効果を発生する場合、赤>青または緑>紫の順番で処理を行います。
基本的には、支払を先に済ませて、その後に収入を得ることになります。

支払う側が指定コインを支払えない時は可能なだけを支払い、残りは免除します。
(所持コイン数がマイナスになることはありません。)
また受け取り側の不足分が補われることはありません。

複数のプレイヤーに対して支払いが発生する時は、反時計回りの順番で支払いを行います。

新たな施設の建設・ランドマークの完成

施設購入前、 所持コインが0なら、 銀行から1コインをもらいます。
ターンプレイヤーは1件だけ、 新たな施設を建設するか、 建設中のランドマークを完成させることができます。

どちらも、 カードの左隅に書かれた分のコインを銀行に支払うことで、これが可能です。

紫カードの施設は、各街に各種類1件ずつだけ建設できます。
(全種類を1件ずつ建設することができます。)

それ以外の施設は、 同じ施設を何件でも建設できます。

売り切れてしまった施設を建設することはできません。

ランドマークを完成させる場合はカードをオモテ面にします。
以降そのランドマークの効果が発揮されます。

Nachi koro-coins

ゲームの終了
ランドマークを4件完成させたプレイヤーがゲームに勝利します

主な知育要素


・思考力
・問題解決力
・確率の理解

一次産業に合ったお店や工場を購入しないと、大きな収入は得られません。
麦畑を多く持っているなら買うべきお店や工場は何か、森林を多く持っているなら?といったことを考えながら、施設を購入していきます。

作戦を立てていても、同じ作戦を立てるプレイヤーもいるでしょう。
施設が思うように購入できないこともあります。
そんな時は、一つの作戦にこだわるのではなく、まだ余っている産業で収入を増やすのも手です。
ゲームの進み具合や自分のお金を管理しながら、作戦を立てていきます。

一次産業は、人のサイコロの目でも収入が得られます。
序盤はとても重要な収入源となります。
1の目がでれば、いつでも収入が得られる麦畑ですが、サイコロを2個振るようになると1は出なくなります。
ゲーム後半はほとんど2つ振りますので、6,7,8が出やすくなります。
そういったことも考えながら施設を購入すると、収入が増えやすくなります。

5歳・7歳の様子

息子4歳、娘6歳の時に購入し、何度も遊んでします。
当初は息子は大人と一緒に、娘にも都度カードの説明をしながら遊んでいました。

自分の街が広がっていくワクワクと、サイコロの目に賭けたドキドキがとても楽しいようで、リクエスト上位です。

カードには説明文もあり、漢字も使われているので、難しいように思いますが、お金をためて、施設を買う、その施設によってお金が貯まるという過程が楽しいようです。

戦略的に施設を買い、効率的にお金を稼ぐ遊び方より、自分の街を広げていく遊び方をしているので、30分では終わりません。

それでも、飽きずに遊んでいるので、どの工程も楽しいのだと思います。

何度か遊んでいると、カードの効果は覚えてしまったので、文字の問題はなくなりました。

しかし、複数枚同じカードを持つと効果が倍々になるので掛け算必須。っていうところで、やはり8歳からが良いようです。

都度カードの説明をし報酬の計算をしてあげれば、5歳でも遊べます。

娘は森林や鉱山を集め、家具工場で一気に儲ける作戦を取ることが多いです。
息子はなぜか1ばかり出すので、麦畑を大量に買い、りんご園と合わせて、青果市場を買う作戦です。

また、息子は6のカードを集め、人からお金を奪っていきます。

何度も同じメンバーで遊んでいると、戦略が固定化してしまいますね。
拡張がでているので、大人としては追加したいのですが、子供は自分の戦略で繰り返し遊ぶのが楽しいようです。

むすめ 喋る S
むすめ
最初から、森林とか鉱山買うよ!
一気にいっぱいお金もらえるのが楽しい!
8でろ~!ってサイコロふるのがドキドキするよね


むすこ 喋る S
むすこ
みんな、むすこ君が1だすと笑うよね。
1ばっかでるんだよ。あと6もよくでるよね
いっぱい買って、お金貯まると嬉しいから街コロ大好き!

親目線のレビュー

最初に遊んだ時は、とにかく色んな施設を買って街が広がっていくのを楽しみました。

序盤はコンビニが強いので、取り合いになりがちです。

一度遊んだら、何も得られない時が悲しいなと思い、次はとりあえずどんな目がでても報酬が得られるように、全ての目に対応出来る様に購入していました。

でも、6の目がでると報酬が得られるカードは紫のみ。
銀行からではなく人から報酬をもらうカードです。
6って確率的に出やすいんです。
みんなが紫カードを持つようになると、せっかく稼いだお金が次のターンまでになくなってしまうんです。
宵越しの金はもたない!が良いようで。

ただ、そうなると街を広げるスピードが遅くなりゲームがなかなか終わらないことも。

結局、コツコツ貯めるのではなく、一攫千金を狙うようなカードを集めることになります。

紫カードさえなければ好きなように街を広げていけるのに、とも思いますが、それだと何のインタラクションもなくなってしまいますから、大切なスパイスなのでしょう。

広く遊ばれているゲームだけあって(学童にあるようです)、街が広がるワクワクとサイコロのドキドキがプレイ中ずっと楽しめる素敵なゲームでした。

ただ、かなり場所をとります。テーブルで始めて、床に降りて、さらに手元にカードが広がり、みんながどんどん離れていきます。

わたし 喋る S
いかっぱ
難しいかな?と思うのに、子供のウケはとっても良くて嬉しい!
色々考えるけれど、結局はダイス運なところも、子供と遊ぶ点では最高!
箱が小さめなのも、収納の面でポイント高い


【まとめ】
・カードの効果は都度説明が必要だが、遊んでいるうちに覚えてくれる
・掛け算は難しいので、施設を買うときに、いくらもらえる可能性があるかの説明は必要
・計画的に街を広げる必要はあるが、結局はダイス運なので手加減必要なし
・街が広がるワクワクとサイコロのドキドキがプレイ中ずっと楽しめる素敵なゲーム

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