いかっぱの知育と称してボードゲーム沼

6歳の男の子、8歳の女の子と毎日ボードゲームで遊んでいます。
息子2歳、娘4歳の時、知育と言い訳して、すっかりはまってしまったボードゲーム沼。
これまでに遊んだゲームの中から、我が家でも大好評な幼児向け・低年齢対応のボードゲームをご紹介します。
親子の絆を深めつつ、子供たちの成長にもプラスの影響を与えること間違いなし!
新しいボードゲームの発見と家族との特別な時間が待っていますよ!

タグ:論理的思考

2018年ドイツ年間ゲーム大賞、ドイツゲーム大賞はじめ様々な賞を受賞をしているアズールのバージョン違いです。

アズールはタイル職人となり、宮殿の壁をタイルで飾っていくというテーマでしたが、こちらマスターショコラティエは、チョコレート工場からボックスにチョコレートを配置していくというテーマになっています。

基本ルールはアズールと全く同じですが、特殊ルールを選択できるようになっています。

我が家では、基本ルールで遊んでいますので、アズールのレビューとしても確認していただけます。

わたし 喋る S
いかっぱ
5歳にアズールは、さすがにまだ無理だよね。
でもチョコレートバージョン!
限定に弱いのよぉ
遊べるか試してみよう!

Azul: Master Chocolatier-top

【この記事でわかること】
・遊び方
・思考力・論理的思考・問題解決力が育つ その理由も説明
・実際に遊んいる5歳児・7歳児の様子と感想
・5歳児が遊べるのか?
・大人二人で遊ぶとどう違う?

基本情報

対象年齢:8歳以上
対象人数:2~4人
プレイ時間の目安:30~45分
BGGの評価:Azul: Master Chocolatier

ルール

準備
 1.プレイヤーはプレイヤーボードを1枚ずつ受け取り、色のついたチョコ レートボックスの面を表にして自分の前に置きます (茶色の面は選択ルールで使用します)。
全員が同じ面を使用しなければなりません。

2.各プレイヤーは得点マーカーを受け取り、自分の得点表の「0」の スペースに配置します。

3. テーブル中央に、プレイ人数に応じた枚数の工場展示ボードを円になるように並べます。
2人で遊ぶ場合 工場展示ボード 5枚
3人で遊ぶ場合 工場展示ボード 7枚
4人で遊ぶ場合 工場展示ボード 9枚

4.袋 に100枚のタイル (各色20枚ずつ) を入れます
Azul: Master Chocolatier-chocolate

5. 最近チョコレートを食べたプレイヤーが先手プレイヤーです。
先手プレイヤ ーは先手プレイヤーマーカー を受け取り、すべての工場展示ボードにタイルを4枚ずつ、袋からランダムに取り出して置いていきます。
使用しないプレイヤーボードや得点マーカーや工場展示ボードは、 箱にしまってください。

Azul: Master Chocolatier-setup

遊び方
ゲームは複数回のラウンドを実行します。
各ラウンドは以下の3つのフェイズ を実行します。

A. 工場の提示
B. 箱詰め
C. 次のラウンドの準備

A.工場の提示フェイズ

先手プレイヤーは先手プレイヤーマーカーをテーブル中央に置き、最初のターンを実行します。
その後は時計回り方向にターンを実行していきます。

プレイヤーは自分のターンに、以下のいずれかの方法でタイルを取得しなけ ればなりません。

a)いずれか1枚の工場展示ボードから同じ色のタイルすべてを取得し、残りのタイルをテーブル中央に移動する。
Azul: Master Chocolatier-rule2

または
b) テーブル中央にあるタイルの中から同じ色のタイルすべてを取得する。
このラウンドにテーブル中央からタイルを取得する最初のプレイヤーは、先手プレイヤーマーカーも取り、自分の鋳造ラインの空いている一番左のスペースに置く。
Azul: Master Chocolatier-center
Azul: Master Chocolatier-firstplayermarker

次に、自分が取得したタイルを、自分のプレイヤーボードの5段ある図案ライン (1段目は1スペース、5段目は5スペースあります) のいずれか1段に加えます。
タイルは、選択した段に右詰めで1枚ずつ配置していきます。

すでにタイルが配置されている段には、 同じ色のタイルしか加えることが できません。

・1つの段のすべてのスペースにタイルが配置されたら、その段は完成です。
取得したタイルが余った場合、余りのタイルは鋳造ラインに配置しなければなりません。
Azul: Master Chocolatier-rule

自分のチョコレートボックスに配置済みのタイルと同じ色のタイルは、自分のチョコレートボックスの段と同じ図案ラインの段に配置することができません。

鋳造ライン

自分が取得し、ルール通りに配置できない、または配置したくないタイルは、自分の鋳造ラインのスペースに左詰めで1枚ずつ置かなければなりません。
これらのタイルは箱に入りきらなかった物とみなされ、箱詰めフェイズで得点がマイナスさ れます。 

B. 箱詰めフェイズ

このフェイズはプレイヤー全員が同時に実行します。
自分の完成した図案ラインの段にあるタイルを、自分のチョコレートボックスへ配置します。

A  図案ラインの1段目から5段目へと順番に確認します。
完成している段の一番右のタイルを取り、チョコレートボックスの同じ段の同じ色の スペースに配置します。
タイル1枚 をチョコレートボックスに配置する ごとに、その場で勝利点を獲得します 。

B 次に、図案ラインの右端のスペースのタイルが無くなった段に残っているタイルすべてを取り除いて、箱の蓋に一時的に入れておきます。

これらすべてが完了したら、 図案ラインに残っているタイルは、次のラウ ンドまでそのまま残ります。

得点計算
プレイヤーは、自分のチョコレートボックスのスペースと一致する色のタイルをそのスペースへ移動させるごとに、以下のルールに従い勝利点を獲 得します。

•配置したタイルの上下左右に接するタイルが1枚もない場合、1点を獲得し、得点表の得点マーカーを 進めます。

•配置したタイルの上下左右に接するタイルがある場合、以下のように なります。

左右方向に接しているタイルがある場合、つながっているタイルの枚数分 (今配置したタイルを含む)の点数を獲得します。
次に、上下方向に接しているタイルがある場合、つながっているタイルの枚数分 (今配置したタイルを含む)の点数を獲得します

最後に、鋳造ラインに配置されているタイルごとに、そのスペ ースの上に表示されている点数がマイナスされます。
ただし、 0未満にはなりません。
自分の鋳造ラインにある先手プレイヤーマーカーも、通常の タイルと同様にマイナス点となります。
Azul: Master Chocolatier-pointing

C. 次のラウンドの準備

先手プレイヤーマーカーを手前に置いているプレイヤーは、ゲームの準備と同様にすべての工場展示ボードにタイルを4枚ずつ、袋からランダムに取り 出して置いていきます。
袋が空になった場合、箱の蓋に入っているタイルを袋に戻して補充し、続けて工場展示ボードにタイルを配置してください。
先手プレイヤーマーカーは場の中央に戻します。
その 後、新たなラウンドの開始となります。

ゲームの終了
 箱詰めフェイズの終了後、 自分のチョコレートボックスの1段以上にタイル5枚を横一列に並べているプレイヤーが1人以上いる場合、ゲームは終了となります。
Azul: Master Chocolatier-finish

ゲーム終了時に以下の条件を達成している場合、そのプレイヤーは追加の点数を 獲得します。

自分のチョコレートボックスにタイル5枚を横一列に並べている場合、その段ごとに2点を獲得します。

自分のチョコレートボックスにタイル5枚を縦一列に並べている場合、その縦列ごとに7点を獲得します。

自分のチョコレートボックスに同じ色のタイル5枚すべてを配置している場合、その色ごとに10点を獲得します。
Azul: Master Chocolatier-point

獲得した勝利点が最も多いプレイヤーが勝者です。
同点の場合、横一列すべてにタイルが配置されている段の数が多い方を上位とします。
それも同数の場合、勝利を分かち合ってください。

    選択ルール
 ちょっと変わったゲームをプレイしたい場合は、プレイヤ ーボードの茶色の面を使用してください
図案ラインから チョコレートボックスへタイルを移動するとき以外のルー ルは、 通常のゲームと全く同じです。
このルールでは、同 じ段であればどのスペースでもタイルを配置できます。
ただし、自分のチョコレートボックスの同じ縦列には、同じ色 のタイルは1枚ずつしか配置できません。
また、同じ横列にも同じ色のタイルは 1枚ずつしか配置できないので、注意してください。


  特殊工場の選択ルール
 ゲームの開始時と各ラウンドの次のラウンドの準備フェイ ズで、 工場展示ボードにタイルを補充する前に、 9枚の工場 展示ボードを青の面を上にしてシャッフルします。
その後、 準備のルールに従って必要枚数を並べます。
最後に、プレイ人数と同じ枚数の工場展示ボードをランダムにめくって特殊工場の面 (金色) を上にします。 使用しない工場展示ボードは脇に置いておきます。
Azul: Master Chocolatier-specialtile
Azul: Master Chocolatier-specialtile2

主な知育要素


・思考力
・論理的思考
・問題解決力

場にあるチョコレートをどこに置けるか、どこには置けないか、しっかり考え配置します。
また高得点を狙える配置にするにはどのチョコレートを取ればよいのか、しっかり考えます。 どのチョコレートを取れば失点を回避できるか、次の手番で手詰まりにならないか、先を読んだ思考が必要になります。

失点は免れなくても最小にするにはどうするか、あえて失点しても理想の配置ができるチョコレートを取るか、常に問題に直面する中、最前策を考えます。

5歳・7歳の様子

綺麗なチョコレートが沢山入ったゲームに興味津々の子供たち。
ダメもとでやってみたら、すんなり理解して遊べました。
8歳からではありますが、やることはシンプルですし、工場からチョコレートを選んで、箱に詰めて行くという流れがイメージしやすいのだと思います。
手伝う必要があるのは、得点計算のみでした。

5歳息子でも縦一列そろえるように考えて配置していたので驚きました。
結局、2列にあと一個というところまでそろえていました。

7歳娘は「青が好き〜」と同じ色を揃える作戦。
箱詰めされたチョコレートにはつながりがなく、得点は伸びにくいのですが、同色を5個そろえるとボーナス10点!これが結構大きいです。
また、娘はとにかく失点しないように余分なチョコはとらないを徹底していたので、大量失点した息子より高得点となりました。

まだ私も慣れていないせいか、いい勝負になりました。
子供と遊ぶときは、失点を与えるプレイではなく、自分のボックスを埋めることを優先しています。
さすがに、故意に大量失点させるのは可哀想なので。

裏面ボードもやりたがりますが、こちらはまだ挑戦していません。
配置する場所が決まっていない分、しっかり考えて配置しないと全く置けなくなってしまうので、さすがに大人と幼児では勝負にならないと思います。

ゲームが終わると、チョコレート屋さんがオープンします。
そんなふうに遊べるのもボードゲームの良いところです。
むすめ 喋る S
むすめ
チョコレートを選ぶのが楽しいよね。
どこに置くかよ~く考えながら、取るよ。


むすこ 喋る S
むすこ
あれが欲しい!とか考えて取るよ。
取られた~ってなることあるよね。
それが楽しい~。

親目線のレビュー

夫と2人でやると、もう読み合い、邪魔し合いのアブストラクトゲームですね。
1対1は大人同士でないと実力差がでてしまいます。(大人同士でもでますが)

大人だけでやると、自分のボードをしっかり埋めていく以外に、いかに相手に失点させるかがゲームの勝利に絡んできます。

欲しいチョコレートを諦めて、相手に大量の不要なチョコレートを押し付ける。
なかなか攻撃的なプレイ感です。

ただ、デザインのせいか、大ダメージを受けてもボードは華やか。

このマスターショコラティエは通常のアズールと同じですが、特別ルールもついています。
これらがあることで、2人対戦時も複数人でやるときのような予想しにくさが生まれます。
中央の大量の残りを押し付けるはずが、一手番狂ったりするので。

ただこの特殊ボードも人数分しか使用しないので、2人でやったら5枚中の2枚だけです。

特殊効果を覚えてしまえば、やっぱり読み合い、邪魔しあいになると思います。

とにかくコンポーネントが素敵です。
大好きなチョコレートがいっぱい詰まっていて幸せ。
そして、評判通りアズールは楽しい!ドイツ年間ゲーム大賞は伊達じゃありません。
しっかり悩める良いゲームです。

わたし 喋る S
いかっぱ
チョコレートやボードのデザインが好き!
タイルをジャラジャラ袋からとるワクワク感もボードゲームならではです。
思った以上に子供としっかり遊べて嬉しい!

【まとめ】
・5歳児でも理解できるテーマとルール
・大人もしっかり悩める
・納得のドイツ年間ゲーム大賞
・大人2人で遊ぶと、バチバチのアブストラクトゲーム
・特殊ルールを適応すると、2人でも複数人で遊んでいるようなプレイ感

手札のある神経衰弱。3枚同じ数字をそろえられたら成功です。
手札の公開は一番小さい数字か一番大きい数字のみ!
簡単ルールで大人と子供が一緒に盛り上がれます。

アスドール・フランス年間ゲーム大賞(As d’Or Jeu de l’année)2024受賞です!
フランスではトリオというタイトルなんですね。
日本人ゲームデザイナーさんのゲームが大賞受賞って、感動です!!

わたし 喋る S
いかっぱ
神経衰弱はできるけど、このゲームも遊べるかな?
手札があるっているのが、面白そう。


nana-top

【この記事でわかること】
・遊び方
・記憶力 ・論理的思考 ・問題解決力が育つ。その理由も説明
・実際に遊んいる5歳児・7歳児の様子と感想
・親も一緒に楽しい!手加減なしな理由

基本情報

対象年齢:6歳以上
対象人数:2~5人
プレイ時間の目安:15分
BGGの評価:Trio
※通常ルールはナナと同じため、ナナのリンクとなっています。

ルール

準備

遊ぶ人数で使用するカードが変わります。
使用するカードをよくシャッフルします。
以下のように場札と手札も変わるので、そのように準備します。
遊ぶ人数 2人 3人 4人 5人
使わないカード 11・12 12 なし なし
カードの枚数 30枚 33枚 36枚 36枚
配るカード 10枚 8枚 7枚 6枚
置く場札 10枚 9枚 8枚 6枚

手札を受け取ったらカードの数字が順番になるように並べ替えて下さい。
nana-rule
最近ラッキーなことがあった人がスタートプレイヤーです。

遊び方

手番の時にできることは、「手札を公開する」と「場札を公開する」の2種類です。

手札を公開する

誰かを指名して、その人の手札から「一番大きい数字」か「一番小さい数字」を公開させることが出来ます。
自分の手札も「一番大きい数字」か「一番小さい数字」であれば公開できます。
例①:○○ちゃんの一番大きい数字みせてください。
例②:私の一番小さい数字はこれです。
nana-rule2
この時、同じ数字があっても、公開するのは1枚だけです。
もう1枚同じ数字を持っているということは、重要な情報ですので内緒です。
nana-rule3
ただし、連続指名して複数枚公開してもらうこと、連続して自分のカードを公開することは可能です。

場札を公開する

場札のどれかを選んで、表向きにします。
場札については、「最大」や「最小」に関係なく、好きなカードを表向きにできます。

1枚目に公開したカードと違う数字のカードを公開してしまった場合、即座に「チャレンジ失敗」となります。

チャレンジ失敗したら、公開されていた手札は持ち主に戻ります。
場札はそのまま位置を変えずに裏向きに戻します。

同じ数字のカードを3枚公開することが出来たら「チャレンジ成功」となります。
公開した3枚のカードを自分の手元に表向きでおいてください。
チャレンジが成功するか失敗したら、次の人へ手番が移ります。

ゲームの終了

誰かが以下のどれかを達成したら、その人の勝利です!

チャレンジ3回成功!

チャレンジを2回成功させたとき、獲得した2セットの数字を足し引きして「7」ができる
例:「2」のセットと「5」のセット
nana-winner
「7」のチャレンジを成功させる

特別ルール(ナナ・クリスマスのみ)

誰かが「チャレンジ成功」した時、そのカードにプレゼントマークがついていたら、みんなで「メリークリスマス!」と言いながら、自分の手札を左隣の人に渡します。
nana-christmasrule

主な知育要素


記憶力
論理的思考
問題解決力

通常の神経衰弱と同様に場札の数字と位置を覚えておく必要があります。
それに加え、他のプレイヤーの1番小さい・大きい数字は何だったか覚えておく必要があります。

「2」を当てようと思っている時、1人の1番小さい数字が2だとわかっている。
でも、他のプレイヤーの1番小さい数字は3以上、自分も2は持っていない。
そうなった時に、場札にあるはずだと論理的に考える必要があります。

ゲームの最初の方は当てずっぽうではありますが、ゲームが進んでいくと公開された情報も増えてきます。
その上で、追加で欲しい情報はなんなのか、そのためには誰の手札を公開させればいいのか、ある程度の道筋を考える必要があります。

5歳・7歳の様子

足し引きして7になる数はカードの下に書かれている ので、ぱっと計算できない子でもわかります。
また、7をそろえれば1セットだけで勝利ですが、真ん中のほうの数字なので、大抵その前に終わります。

対象年齢6歳からのゲームなので、色んなゲームに慣れている5歳なりたての息子にも出来るかなと思っていたのですが、なかなか難しいようです。

手札は絶対に秘密にしなければならないのに、つい「これ2枚ある〜」とか言ってしまうし、まだ端っこにない数字が3か所どこにあるかわかると出してしまったり。
あとは論理的思考というか、『ママと姉の1番小さい数字が2で、自分は持ってないから、もう一枚はどちらかが2枚もってるか、場にあるかだな』といった考えは、まだ難しいようで、記憶力勝負の行き当たりばったりな感じです。

そもそも6と9が区別ついてないので、並べた時に間違ってたりします(笑)

子供の手でカードを持ちながら小さい順に並べるのは難しく、カードを落として公開してしまったりするので、カードスタンドは必要です。
もしくは手前に伏せて並べるかですね。

7歳なりたて娘と夫は、とっても気に入ったようで、今までにないくらい繰り返し遊んでいます。

2人でも遊べますが、人数は多い方が選択肢が増えて楽しいです。

※追記
5歳なりたて息子も何度かやっているうちに、ちゃんと理解できるようになりました。
家族4人でやって、勝ったりします。
興奮しすぎて、カードスタンド倒してしまい大公開なんてこともありますが、大人と互角か記憶力が良いのでそれ以上になりました。

普段あまりボードゲームをやらない7歳の甥っ子とも遊びましたが、すぐにルールを覚え、何度もやろうとリクエストしてくれました。

むすめ 喋る S
むすめ
楽しい!何度もやりたい!
見せてくださいっていうところが好き!
神経衰弱も好きだから、めくるものドキドキして好き!

むすこ 喋る S
むすこ
大好きだよ!
当たるかなってドキドキする!
わかった時、早く自分の番にならないかな~って思う。

親目線のレビュー

ずっと気になっていたナナカードゲームにクリスマスバージョン(しかも限定)がでるとなったので、早速買ってしまいました。

オリジナルも可愛いのですが、クリスマス大好きな私にはたまらないかわいさでした。

オリジナルルールでも、記憶力の限界を超えているので、まだ特別ルールは追加できていません。

このくらいの難易度になってくると、大人だけでも十分に楽しめ、遊んであげている感が全くないです。
あと1ターンあればそろったのに!ということが多いので、やみつきになるんですよね。
1ゲームが短いので繰り返し遊びやすいです。

トランプサイズの小箱なので、旅行には必ず持っていくゲームです。

わたし 喋る S
いかっぱ
これは面白い!そして、絵がかわいい!
結構考えるんだけど、記憶力が子供にかなわないから、いつもいい勝負。
何度も遊びたくなるゲームです


【まとめ】
・ルールは何度か確認しないと、子供は忘れがち。
・慣れれば5歳でも遊べる
・論理的に考えられるようになり、質問が的確になってくるのがわかる
・大人だけでもしっかり楽しめる難易度
・小箱だし一家に1個必須レベル


クリスマスにぴったりのゲームは他にもあります!
色々遊んで、クリスマス気分を盛り上げませんか?





ゲームで食育!!
必要な『ぐざい』を集めて、メニューを完成させよう!
カードの絵はとてもかわいく、ルールも簡単!
4歳から遊べるカードゲームです。

わたし 喋る S
いかっぱ
絵がかわいいな!
実際のお料理に使うぐざいがでてくるなんて、食育にもなるかな?

recipe-top

【この記事でわかること】
・遊び方
・集中力・論理的思考が育つ 食育にもなる その理由も説明
・実際に遊んいる4歳児・6歳児の様子と感想
・字が読めなくても遊べるのか
・4歳にカードの管理ができるのか

基本情報

対象年齢:4歳以上
対象人数:2~4人
プレイ時間の目安:5分

ルール

準備

各プレイヤーに3枚からなるキッチンカウンターを配ります。
キッチンカウンターは赤、青、緑、黄色の丸を合わせるように並べます。

recipe-kitchencounter

ぐざいカードを一人6枚ずつ裏返して配ります。
残ったぐざいカードは裏返しにして山札として、みんなの中央に置きます。

メニューカードを一人1枚ずつ引き、メニューを確認します。
他の人に見られないように注意してください。
残ったメニューカードは使いません。メニューを見ないように箱にしまいます。

配られた時点でそろっているぐざいカードは裏返しにして、キッチンカウンターに置きます。
この際、メニューカードに描かれている並びと同じ並びで配置するとわかりやすいです。

recipe-okikata

遊び方

スタートプレイヤーをじゃんけんなどで決めます。

自分の順番が来たら、必要のないぐざいカードを表向き(ぐざいがわかるように)1枚捨ててから、山札から新しいぐざいカードを引きます。

引いたカードが必要なぐざいであった場合は、裏返してキッチンカウンターに置きます。
必要でないカードであった場合は。手元に残します。
常にぐざいカードは手元に6枚あるようにします。

レシピの宣言

他のプレイヤーが捨てたぐざいカードが、自分にとって欲しいカードであった場合は、「レシピ!!」と宣言することで、そのカードをもらうことができます。
複数のプレイヤーが同時に「レシピ」を宣言した場合、通常の順番で一番最初にまわってくるプレイヤーが優先されます。

レシピしてカードを受け取った後は、そのカードをキッチンカウンターに置き、いらないカードを1枚捨てます。

その後は、レシピを宣言したプレイヤーの次のプレイヤーからの再開となります。
続けて「レシピ」が宣言された場合は、この手順の繰り返しとなります。

ゲームの終了

あと1枚でメニューが完成する状況になった場合、「ごはんですよ~」と宣言してください。

ぐざいカードを「レシピ」で獲得した場合や山札から引いて全てそろった場合、「できあがり~」と宣言してください。

一番最初に「できあがり」を宣言したプレイヤーの勝ちです!!

3人以上の場合は、引き続きゲームを続けることもできます。

主な知育要素


集中力
論理的思考
食育

5~10分程度で終わるゲームですが、集中していないと自分の欲しいぐざいが捨てられたときに、「レシピ」を宣言できません。
ぐざいには、何枚もあるものもありますが、たった1枚しか入っていないものもあります。
この唯一のぐざいカードをレシピし忘れてしまうと、メニューを揃えることはできなくなります。

相手が捨てたぐざいやレシピしたぐざいから、なんのメニューを作っているのか考えます。
そのうえで、自分がぐざいを捨てる時に、どれを捨てれば「レシピ」されないかなど判断します。

例)ぎょうざの皮を捨てたぞ。じゃぁ、ニラを捨てても大丈夫そう。
  カレールーをレシピしたな。じゃぁ、にんじんは捨てないでもっていよう。

メニューを完成させるのに必要なぐざいは全て6種類です。
もちろん、そのぐざいだけで、本当のお料理が完成するわけではないですが、お料理をしている気分になります。

本当に作ってみたい!なんて興味を持ってくれるかもしれません。

4歳・6歳の様子

ルールは簡単なので、すぐに遊べました。

ただ、4歳だと捨てるのを忘れて、ぐざいを取りがちです。
そこは、声掛けしています。(5歳の今でもたまに忘れている)

多少の駆け引きはありますが、基本的には運が大きいゲームです。
慣れるまでは、メニューもそろったぐざいも公開して遊んでもいいと思います。
その方が、親も教えてあげやすいです。

息子が4歳の時は、手札を隠せていても口から脳内だだ洩れでした。
「にんじんかぁ、もう持ってるんだよね~」とか。
5歳になった今では、カタカナが読めるようになったのがうれしくて、いちいち読み上げます。

それでも、勝率にはそんなに影響ないです。
欲しかった唯一ぐざいが山札の一番下にあったりしますので。

ひらがな、カタカナは読めなくても遊べます。
メニューの絵とぐざいの絵はちゃんと一致しています。
むしろ大人の方が字で読んでしまって、「ぎゅうにく」と「ぎゅうひきにく」を間違えそうになります。

あとは、メニューも含めて7枚の手札を持つ必要があります。
子供の手にはなかなか難しいです。
1枚捨てようとして、全部落としてしまったり、うまく隠せなかったり。

うちでは、このゲームにかかわらずカードゲームで遊ぶときは、カードスタンドを使っています。
cardstand

むすめ 喋る S
むすめ
そろっていくのが楽しいよね!
なに作ってるんだろうって予想して、邪魔するの好き!
捨てないようにするんだ!

むすこ 喋る S
むすこ
めくるときドキドキするよね
欲しいの捨ててもらえたとき、嬉しい~
色んなお料理作りたいから、何度もやりたい!

親目線のレビュー

すっごく好きなゲームです。

戦略もないし、とっても簡単なのですが、すごく楽しい。
お料理ができてくるワクワク感がたまりません。

あと、買いやすいお値段。収納に困らないサイズ。これ大事。

ちなみに、私は全く料理ができません。
前世は台所で死んだ魚だと思うくらい、あの空間が苦手。

だからこそ、子供には料理に興味を持ってもらいたくて。

夫がナポリタンを作っていたのですが、唯一ぐざいのマッシュルームを「レシピ」忘れてスルー。
もちろん負け!
「俺のナポリタンにマッシュルームなど入っていない!」って言ってたけど、お料理得意な人は気を付けないといけませんね。
私は全然だいじょうぶ~。

シリーズもいっぱいでていて、ついつい買ってしまいます。
ルールも変わらないし、プレイ感もなにも変わらないんですけどね。

「こんなお料理あるんだ~」「なにこのぐざい、初めて知った」なんて言いながら、遊んでいます。

でも、最初に小さい子供とやるのであれば、この定番料理編がおすすめです。
あとは、「みんなのレシピ」人気料理編とか

子供が知っているメニューがいっぱいあるほうが、イメージしやすく遊びやすいと思います。

あとは、カードの裏はどのシリーズも同じです。
ぐざいカードが黄色で、メニューがピンク
そのため、他のシリーズと混ぜて遊ぶこともできます。

気が付くと増えていくレシピたち。



わたし 喋る S
いかっぱ
レシピ大好き!
どんどんぐざいがそろう感じが、お料理が完成に近づいてる感覚と一緒!
子供と遊ぶときに、遠慮しなくていいところもポイント高い!
全部欲しいな~


【まとめ】
・料理への関心は高まりました
・子供にはカードスタンドが必要です
・メニューもぐざいも絵が描かれているので、字が読めなくても遊べます
・子供はカードが取りたくて、捨てるの忘れがちなので、助言は必要
・ちょっとした戦略はあるけれど、運要素が大きいので手加減はいりません


どんどん増えていくレシピシリーズ。
そのほかのレビューはこちら。









悪いきつねを探偵になって捕まえる!!
落ちている手がかりから、犯人を特定します。
小さい子でも推理のプロセスを自然に学ぶことができます。
そして何よりワクワク!本当に探偵になった気分!!

フランス年間ゲーム大賞(As d’Or – Jeu de l’Année)2018キッズ部門受賞作。
BGGのChildren's Game Rank 7位です!(2023年2月現在)

わたし 喋る S
いかっぱ
手がかりから犯人を捜すって楽しそう!
協力ゲームなのもアドバイスしやすくてポイント高い
難易度は?子供でも判断できるかな

アウトフォックスド

【この記事でわかること】
・遊び方
・論理的思考・問題解決力・記憶力が育つ その理由も説明
・実際に遊んいる4歳児・6歳児の様子と感想
・親はどのような声掛けをしたらよいか

基本情報

対象年齢:5歳から
参加人数:2~4人
プレイ時間の目安:15分
BGGの評価:Outfoxed!

ルール

ストーリー

ずる賢いキツネがプラムパートさんのポットパイを盗み、巣穴に急いで逃げ込もうとしています。私たちは探偵となって、手がかりを集めながら、犯人を見つけなくてはなりません。

準備

ボードは18×18マスで、左上から右下に向けてキツネが逃げる道が描かれています。また、ボード上には、手がかりを手に入れられる4マス分の足跡マークが12個あります。

キツネの駒を左上の道が始まるマスに置きます。

ボードの周りには16枚の容疑者カードを裏返して置きます。ボードのそばに手がかりチップ12枚を置いておきます。

16枚の犯人カードから1枚選び(盗人の名前は見ないように!)赤いほうを上にするように、手がかりデコーダーにセットします。残りの盗人カードは箱にしまいます。
outfoxed-decoder
各プレイヤーの駒はボード中央の4マス内に置きます。そして、ボード周りの容疑者カードを2枚表にします。これで準備完了です。

outfoxed-start

遊び方

サイコロ3つを使って遊びます。サイコロの3面は目、もう3面は足跡になっており、足跡は1つが2面、2つが1面となっています。
サイコロを振る前に、自分が容疑者カードをめくるか、駒を進めて手がかり(足跡)マークへ移動するかを宣言します。サイコロを3つ同時にふり、容疑者カードをめくると宣言した人は、目をゾロ目に、駒を進めると宣言した人は足跡をゾロ目にした時だけ、宣言したアクションをとることが出来ます。3回までサイコロの振り直しが出来ます。(違ったものだけ振り直す)
outfoxed-footpad
outfoxed-eyes

足跡の場合は、足跡の数だけ駒を進めることが出来ます。ボード上どこでも移動でき、縦横自由に進めますが、斜めには進めません。

足跡マークは4マスありますが、どこから入ってもよく、どこから出ても構いません。
outfoxed-rule

3回振ってもゾロ目が出なかった場合は、キツネを道に沿って3マス進めます。

outfoxed-fox

足跡マークを宣言したとき


容疑者は杖や傘、ネックレスなど、それぞれ3つのアイテムを身に着けています。手がかりチップには、これらのアイテムが描かれており、手がかりデコーダーにセットすることで、そのアイテムを盗人が身に着けているかを確認できます。

駒が足跡マークに着いた場合、手がかりチップをデコーダーにセットし、犯人が持っているかを確かめます。持っている場合は緑、持っていない場合は白になります。(持っていると赤、持っていないと緑となるバージョンもあるようです)

アウトフォックスド デコーダー緑

アウトフォックスド デコーダー白

確かめたチップはたどり着いた足跡マークに表にして置いておきます。そして、めくられた容疑者カードをみて、犯人の疑いがあるかないかを判断します。犯人の疑いがなくなった容疑者カードは取り除きます。

目マークを宣言したとき

新たに容疑者カードをめくった場合、ボードに置かれている手がかりチップから、犯人か犯人ではないかを判断します。

手がかりチップは表にしてボード上に置かれるだけなので、緑だったか白だったか覚えておく必要があります。

outfoxed-rule2

ゲームの終了

このように容疑者カードをめくりながら、手がかりを見つけて、犯人を特定します。

キツネが巣穴に逃げ切る前に犯人を特定できたら探偵の勝ちです。特定する前にキツネが巣穴に到達してしまった場合は負けになります。

outfoxed-fail

主な知育要素


論理的思考
問題解決力
コミュニケーション能力が育つ
記憶力

手がかりチップが白だった場合、それを持っているキツネは犯人じゃない。持っていないキツネは、まだ除外できない。もしくは、チップが緑だった場合、持っていないキツネは犯人じゃない。といった論理的思考を育てることができます。

手がかりチップはかなり手にいれたけれど、容疑者カードがめくられておらず特定できない。そのためには、サイコロを振るときは、容疑者カードをめくるように目を宣言しよう!といった問題解決力を育てることができます。

自分が容疑者カードをめくるから、手がかりを集めてほしい。など、みんなで話し合いながら協力して犯人を特定します。

手に入れた手がかりチップが白であったか、緑であったか覚えておく必要があるため、記憶力が鍛えられます。

こういった能力が育てられる幼児向けゲームは少ないように思います。

4歳・6歳の様子

ルールはサイコロをふって、すごろくのように駒を動かすだけなので、4歳でも参加できます。
むしろ、もう息子がどハマり。毎日「キツネさんゲームやろ〜」と持ってきていました。
今でも高稼働のゲームです。

このデコーダーが子供にはとても不思議で楽しいようです。(単純な作りですが、よく出来ているなぁと感心します)

6歳娘はデコーダーをやりたいために、足跡マークしか宣言しません(笑)
驚いたことに4歳息子は状況を判断し、バランスよく宣言します。
5歳になった今では、「もう少し手がかり欲しいから歩くね」「ママはカードめくって」など、効率的に犯人を特定しようとしています。

論理的思考については、6歳娘はすぐに判断していましたが、4歳息子は最初は少し戸惑っていました。「白だったから、持ってないってことだね。このキツネさんは持ってないね。どうしようか」と順を追って考えられるように声かけしてあげました。
数回やると、かなりスムーズになりました。

むすめ 喋る S
むすめ
楽しい!
緑になるかな?白になるかな?って確かめるのが好き!
犯人がわかると嬉しいよね

むすこ 喋る S
むすこ
きつねさんゲーム大好き!
だんだん誰が犯人かわかっていくんだよ
きつねさんに逃げられそうになるとドキドキするよね

親目線のレビュー

本当に良いゲームです。幼児向けゲームでは、私の一番のおすすめです!
テーマや難易度は確かに子供向けですが、大人でもワクワク楽しめます。
協力ゲームなのも、さりげなくアドバイスできて助かります。
接待ゲームにならないのは、大人のストレスにならず、すごく嬉しい。

難点があるとすれば、容疑者カードには可愛いキツネの絵が描かれているのに、盗人カードには犯人の名前が英語で書かれているだけ。「犯人はコイツだ!!」って大盛り上がりで特定して、デコーダーから盗人カードを取り出し「正解はこのキツネ!!」って公開しても、子供には正解か不正解かわからず(笑)

デコーダーの構造上、大きく容疑者カードと同じ絵を入れるのは無理でしょうが、端っこに小さくでも絵を入れて欲しかったな。シール作って貼っちゃおうかな。

わたし 喋る S
いかっぱ
大人には判断する内容は簡単だけど、情報が増えて、犯人が絞れていく過程は楽しい!
協力ゲームだから、ちょっとアドバイスするのも簡単
年の差兄弟でも一緒に楽しめるオススメのゲームです!

【まとめ】
・犯人を特定していく過程で論理的思考が身に着く
・協力ゲームはコミュニケーション能力も育ち、親もちょこっとアドバイスしやすい
・探偵気分がしっかり体験できるストーリーとルール
・大人も一緒に楽しめる


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