いかっぱの知育と称してボードゲーム沼

6歳の男の子、8歳の女の子と毎日ボードゲームで遊んでいます。
息子2歳、娘4歳の時、知育と言い訳して、すっかりはまってしまったボードゲーム沼。
これまでに遊んだゲームの中から、我が家でも大好評な幼児向け・低年齢対応のボードゲームをご紹介します。
親子の絆を深めつつ、子供たちの成長にもプラスの影響を与えること間違いなし!
新しいボードゲームの発見と家族との特別な時間が待っていますよ!

タグ:6歳と遊んでみた

すごろくやのガチャで出てくるミニチュアカードゲームコレクションの第2弾!
第2弾は、ニムト、お邪魔者、ワードバスケット、ナンジャモンジャ・シロの4種類。

ガチャなので、何がでるかはわかりません。
我が家で手に入ったのは、ニムトとお邪魔者。
ゲームマーケット2024春でお迎えしました。
その時の様子はこちら。



今回ご紹介するのは、ニムト。
ニムトは、ルールはとっても簡単なのに、悩ましい、いつ遊んでも楽しい超有名カードゲームです!
手のひらサイズのとってもコンパクトなゲームだけれど、ちゃんと遊べるの?
お試し程度?通常版との違いは?
そんな疑問にお答えできればと思います。

初めてこのミニチュア版でニムトに出会った夫が、ものすごく気に入ってしまったので、通常版もお迎えしました。
レビューに関しては、通常版と合わせての感想になります。

6nimmt!-top


わたし 喋る S
いかっぱ
ド定番だから、ずっと気になっていたニムト。
まだまだ難しいかなと思って、ニムトジュニアで遊んでいたけれど、そろそろ遊べるかしら?


【この記事でわかること】
・遊び方
・実際に遊んいる6歳児・8児の様子
・通常のニムトと違う点は?

基本情報

対象年齢:8歳以上
対象人数:2~5人(通常版 2~10人)
プレイ時間の目安:30分
BGGの評価:6 nimmt!

内容物

・牛カード 55枚(通常版 104枚)
・ルール説明書 1枚

およその箱サイズ(cm):5.4×3.7×2.3(通常版 12×9.5×2.2)(たて×よこ×高さ)

ルール

準備

すべての牛カードをよくまぜて、伏せたまま各プレイヤーに10枚ずつ配ります。
その他に、4枚のカードを表にして、テーブルの中央に縦に並べます。
残りのカードは使用しません。

遊び方

全員が手札から1枚選んで、伏せて前に出します。
全員出したら、一斉に出したカードを表にします。

出したカードに書かれた数字が小さいプレイヤーから順に処理をします。
6nimmt!-rule

出したカードをテーブルの中央に並べられたカードの列の最後尾に付け足して並べます。
付け足すカードの列は、出したカードより小さく、一番近い数字のカードが最後尾になっている列です。

ただし、各列には5枚までしか並べることができません。
付け足したカードが6枚目になってしまう場合には、それまでに並べられていた5枚のカードをすべて引き取り、自分の前に置きます。
(手札には加えません)

出したカードを、新たに列の先頭のカードとして並べます。

出したカードの数字が、どの列の最後尾のカードより小さく、付け足すことができない場合には、任意の1列を引き取って、新たにその列の先頭のカードとして並べます。
6nimmt!-rule2

この手順で、手札がなくなるまで繰り返します。

ゲームの終了

手札がなるなるまで(10回)おこなうとゲーム終了です。

引き取ったカードの牛のマークの数が失点になります。
一番失点の少ないプレイヤーが勝者です。
(何ラウンドかプレイして、誰かが66点を超えたらゲーム終了です。)
6nimmt!-point

6歳・8歳の様子

10枚の手札から1枚を選んで出していくだけ。
場に配置するのは、ルールに従って行うので機械的です。

そのため、正直、もっともっと小さい子でも参加できちゃいます。

でも、6枚目を回避するように数字の並びを考えるとか、大ダメージ回避のために、あえてまだ少ない列をとる選択をするとかは、8歳からが適切だと思います。

6歳息子も、繰り返し遊びたがるほど気に入ってくれていますが、「なんでそっちに置いちゃうの?」とまだまだわかっていないような発言があります。
8歳娘は、大ダメージ回避のために、列をとることが多いです。
勝負にはでないタイプ。

まだルール理解があいまいな息子が勝っちゃうこともあるので、運要素はありますね。

我が家では、ニムトジュニアでよく遊んでいたのですが、その経験が生きているとかはなさそうです。
ニムトジュニアもニムトの良さをちゃんと持った良いジュニア向けゲームですが、子供にとっては絵柄を合わせるのと数字を比べるのでは、全然違った印象になるようです。

ニムトが大好きなのに、子供が小さくてまだ無理!っていうご家庭は、ニムトジュニアをどうぞ。
ニムトができるようになっちゃったら、やっぱりニムトがいいです。

そんなニムトジュニアのレビューはこちら。


むすめ 喋る S
むすめ
6枚目を出さないようにするのが、ドキドキして楽しいよね!
けっこう考えちゃうんだよね~。


むすこ 喋る S
むすこ
みんななんの数字だすのかな?自分の出したカードはどこに置かれちゃうかな?ってドキドキする!


親目線のレビュー

ゲーム会に行くと、必ず誰かが持ってきているニムト。
大人数で遊べて、短時間で終わるので、時間調整や初めましてなど、どんな場面でも、とっても遊びやすいです。
そして、なにより楽しい!

他の人の出した数字に左右されちゃって思い通りにはならないけれど、どう出したら6枚目を回避できるか、結構悩んじゃうんですよ。
悩んで出して、奇跡的に6枚目を回避できたら叫んじゃうくらい嬉しいし、大丈夫だろうと思った数字で6枚目だと悲鳴がでちゃう。
6nimmt!-oh no

6nimmt!-lucky

獲得したカードが得点じゃなくて、失点っていうのがポイント!
6枚目になるように出すより、ならないように出すほうが難しい。
ワクワクではなく、ヒヤヒヤで盛り上がります。

また、ゾロ目とか5の倍数、10の倍数だと、カードに描かれている牛の数が1個じゃないんです。
ゾロ目なんて、5匹も描かれている。
こんなカードがこれまた並んでしまう列ができることがあるんです。
誰もがとりたくない大量失点な列。
そんなせめぎ合いが、ヒヤヒヤ、ドキドキで大盛り上がりします。

子供が遊べるとわかったので、嬉しくて毎日のように遊んでいます。
ルール理解が少しあいまいな息子でも、カードの処理は大人がやればいいので、問題なし!
処理だけやる分には、手加減することにもならないし、大人と遊んでいるのと同じように楽しめます。
それでも負けちゃったりするから、これまた楽しい。
ちなみに、このゲームに得意不得意はないとは思いますが、私は大人10人で遊んで、1枚も取らなかった実力者?です!!

ミニチュア版ですごく気に入った夫は、普段ボードゲームをしない友人と遊ぶために、お出かけに持って行ってました。
ルール説明は1分もかからず、経験による差もでなくて、誰と遊ぶにも安心のゲーム。
一家に一個はあって損はない!と言い切れちゃうくらい、大好きになったゲームです。

通常ニムトとの違い

ルールは全く同じです。
違いはカードの枚数。

通常のニムトは104までの数字がありますが、こちらは最大数が55。
最大値が異なるので、場に出る数に差があまりでない印象があります。
場にでている列の最大値が並んでしまうこともしばしば

選択肢が少なくなる分、6枚目を回避しにくいなと思うこともあるし、より戦略的になるような気もします。
通常版だと小さい数字を出したのに、思いのほか大きい数字で終わったな、といったことも起こりますが、こちらはそんなに劇的な変化は起こりにくいですね。
それでもプレイ感はそんなにかわらないような気がします。

そのほかの違いは、カード枚数が少ないので、一緒に遊べる人数は5人までです。
通常版は10人まで一緒に遊べます。
家族で遊ぶ分には、5人で遊べれば十分なのですが、大勢が集まるような場面だと10人一緒に遊べる点はとてもありがたいですよね。
ゲーム的に遊ぶ人数が増えるほど予想出来ずに、運要素が強くなりますが、悩むポイントは変わりませんよ。

通常版の説明書をちゃんと読んでみてびっくり。
正しくは、誰かが66点失点するまでやるんですね。
この表記は、ミニチュア版にはなかったです。
ゲーム会で何度か遊んだことはありますが、1回遊んで、敗者を決めておしまいでした。
何度も繰り返し遊びたくなるゲームではありますが、1回ごとに敗者を決めたほうが盛り上がりそうです。

最大5枚までしかテーブルには並ばないので、小スペースで遊べます。
ミニチュア版なら、新幹線のテーブルの上でも遊べちゃう。
ポケットに入れても気にならないサイズで旅行にぴったり。(お洗濯しちゃわないように注意です)
カードもエンボス加工はありませんが、小さいだけで厚さはしっかりあるカードです。

夫がそうであったように、これは通常版が欲しくなっちゃう良いきっかけになるガチャです。

わたし 喋る S
いかっぱ
有名ゲームって、ほんとに万人受けするんだな~と改めて実感。
ゲームしない人にも「これ面白いよ~」って薦めちゃう。


 

ヘゲモニアという地の覇権を5つの種族で争います。
ヒューマン、ドラゴン、エルフ、スライム、エイリアンはそれぞれ能力に特徴があり、この特徴をうまく生かして、種族を発展させていきます。

土地から追い出すといった行為はありますが、直接攻撃はなく、覇権争いでありながら比較的穏やかに遊べます。
それぞれの種族が個性豊かで、色々な戦略があるため、何度でも遊べます。

ボードゲームに遊び慣れた子であれば、小学生低学年くらいから遊べます。
小学校中学年の子であれば、テーマも魅力的ですし、親子で一緒に楽しめること間違いなし!
子供と遊ぶボードゲームをお探しの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

EPIC OF HEGEMONIA-top


わたし 喋る S
いかっぱ
種族にスライムがいるんです!しかも、合体する~。
7体いるって、もうキ〇グスライムになっちゃうんじゃないの~。


【この記事でわかること】
・遊び方
・実際に遊んいる6歳児・8歳児の様子
・資源カードを獲得するために、どう移動するかが悩ましい

基本情報

対象年齢:8歳以上
対象人数:2~5人
プレイ時間の目安:30~45分

内容物

・マップボード 1枚
・説明書 2枚(日本語・英語)
・不毛地カード 2枚
・資源カード 88枚
・ヒューマン:民コマ(小3個 中2個)、拠点チップ4枚
・ドラゴン:民コマ(中1個 第2個)、拠点チップ4枚
・エルフ:民コマ(小4個)、移動力チップ1個、拠点チップ4枚
・スライム:民コマ(小7個)、拠点チップ4枚
・エイリアン:民コマ(小2個)、移動チップ1個、母艦コマ4個
・ファントム:民コマ(小3個)※追加ルールで使用
・種族ボード 5枚
・サマリーカード 5枚
・導入書/FAQ 2枚(日本語・英語)

およその箱サイズ(cm):19×26.5×6.2(たて×よこ×高さ)

ルール

準備

プレイ人数によって使用する土地が異なります。
3人のとき、赤青黄緑の4つの土地だけを使います。
2人、4人のとき、さらに紫の土地を使います。
5人のとき、全ての土地を使います。
使わない土地に不毛地カードを置いて目印にします。

資源カードは使用する土地と同じ色のもののみを使用します。
使うカードをまとめてウラ向きにして、良く切って山札置き場に置き、山札とします。

EPIC OF HEGEMONIA-mapsetup

全ての種族ボードをウラ向きにしてよく混ぜ、プレイヤー全員が1枚ずつ受け取ります。
2人プレイの場合は、2枚ずつ受け取りますが、先に受け取った方を先にプレイする種族とします。
各プレイヤーは受け取った種族のサマリーカードを受け取ります。

EPIC OF HEGEMONIA-five clans

種族ボードに書かれている、初期配置の指示通りにコマやチップを置きます。
このとき、チップはオモテにして置きます。
3人プレイの時のエイリアンは他のプレイヤーが置いていない空いた土地の好きな方に置きます。
種族ボード右側にある枠に該当するコマやチップを置きます。このとき、チップは裏にして置きます。

適当な方法でスタートプレイヤーを決めます。
2人プレイの場合は、2つの種族を交互にプレイします。

遊び方

手番では①~⑤のフェイズを①から順番にプレイします。

 ① 資源出現フェイズ

手番プレイヤーは山札から資源カードをめくります。
2~4人の場合は、4枚めくります。5人の場合は3枚めくります。
そして、それらを同じマークの土地に並べます。

横取りカードを引いた時は、それを捨て札にして他のプレイヤー1人の手札からランダムに1枚引くか、山札から1枚引いて自分の手札として持ちます。

最後に、7枚以上の資源カードがある土地があれば、その土地の資源カードを2枚残して他はすべて捨て札にします。どの資源を残すかは手番プレイヤーが決めます。

EPIC OF HEGEMONIAresourse cards

 ② 民コマ移動フェイズ

資源を獲得するために、自分の種族ボード→(移動力)の数分、民コマを動かせます。
民コマの大きさに関わらず、消費する移動力は1です。
何も動かさなかったら、山札から資源カードを1枚獲得します。
横取りカードだったときは、すぐに効果を使います。

動かし方は以下の2種類です。

 自分の種族の民を移動する

制限はありません。好きなところから好きなところへ移動できます。

 他のの種族の民を追い出す

自分の民か拠点と同じ土地にいる他種族の民だけを追い出せます。
移動先に制限はありません。

EPIC OF HEGEMONIA-movement

 ③ 資源獲得フェイズ

それぞれの土地で資源を取る種族を決めていきます。
その土地の民の勢力が半分を超えている種族がその土地の資源カードを全て獲得します。
※勢力が最大でも、半分以下では獲得できません。

誰も獲得できなかった資源はその土地に置いたままにして置きます。

EPIC OF HEGEMONI-resourece get

EPIC OF HEGEMONIA-noone get resourse

 ④ 発展フェイズ

発展フェイズのところに書かれたアクションは何回でも実行できます。

アクションに必要な資源カードを手札から捨て札にし、効果を得ます。
民がコストのときは、どれかの土地にいる民を種族ボードに戻します。
戻した民はまた作成できます。

各アクションのルールは以下の通りです。

 民作成

いずれかの自分の種族の拠点がある土地にだけ作成できます。

 民強化

土地に配置されている自分の種族の民を交換します。

 拠点設置

自分の種族の民がいて、自分の拠点がない土地へオモテにして設置します。

 移動力増加

移動力チップを種族ボード上の移動力の場所にオモテにして置きます。

 資源交換

手持ちの資源カードから好きなもの2枚を捨て札にし、山札から1枚引いて自分の手札にします。
横取りカードだったときはすぐに効果を使います。

 交渉

他のプレイヤーと合意すれば資源カードを交換できます。
※2人プレイ時は交渉は出来ません。
 必ず手番プレイヤーと交換します。他のプレイヤー同士では交換できません。

 ④ 終了フェイズ

手番プレイヤーは、手持ちの資源が8枚以上あれば、7枚以下になるように資源を捨て札にします。

これで手番は終了です。左隣のプレイヤーの手番を開始します。

ゲームの終了

手持ちの拠点をすべて作ったプレイヤーがヘゲモニアの覇権を掌握して勝利となります。
2人プレイの場合、どちらかの種族が拠点をすべて作ったら勝利します。

EPIC OF HEGEMONIA-end

ファントムシステム

3人プレイ限定で入れることがオススメされているシステムです。

3人プレイだと盤面のコマが少なくてゲームの歯ごたえが薄くなってしまうことがあります。
それをファントムをいれることで密度を上げることができます。

セットアップ

3体のファントムを、種族が配置されている土地に1つずつ置きます。

ルール

・ファントムは移動フェイズで追い出しをすることができます。
・ファントムは資源獲得フェイズで1勢力として扱います。
・ファントムが資源獲得フェイズで過半数勢力となった場合、その土地の資源は捨て札になります。

各種族の簡単な紹介

ヒューマン

平均的な力を持つ

ドラゴン

コマ1つで勢力3の強力なドラゴンを持つ

エルフ

移動力が高く、最大4まで増加する

スライム

移動フェイズで民を合体できる。 合体した民は1回の移動でそのすべてを動かせます。また、その数のぶんの勢力を持ちます。
EPIC OF HEGEMONIA-slimes

エイリアン

母艦が拠点と民の能力を併せ持つ。
母艦は移動が可能で勢力1を持ちます。自分で母艦を動かすときは、移動力1でOKです。
他の民が母艦を追い出す場合、移動力2が必要です。

6歳・8歳の様子

手番で行うフェイズが多いので、まだ子供には難しいだろうと思っていたのですが、流れが自然なためか、一度覚えてしまえばスムーズに遊べました。

たまに、手札が揃い出来ることがわかってしまうと、気持ちが前のめりになって、全てのフェーズを飛ばそうとするので、待て待てと指摘しています。

ただし、資源カードの獲得には、その土地で過半数以上の勢力を占めなくてはなりません。
勢力最大でも過半数に満たない場合もありますから、概念理解は難しいようです。
「ここに移動させれば、勝てるよ」「ママを追い出さないと勝てないね」など、やや接待になりがちです。

2の割り算はできるので、勢力を全部たして2で割った数より多ければ勝てるよと教えています。
それでも、アドバイスは必要です。

本来、種族を選ぶのはランダムなのですが、子供たちと遊ぶと自分の好きな種族を選びたがります。
息子はドラゴン、娘はスライム(青が好きなので)を選ぶことが多いです。
私は、毎回違うものを選んで楽しんでいます。

スライムは娘が担当することが多いのですが、重ねるのに夢中になりがちです。
私がやっても、つい同じことをしてしまいがちです。

アドバイスをするのは、過半数のところと、手札が8枚を超えていても気が付かない時があるので、そこを指摘するくらいです。
まだまだ子供のことを気にしながらにはなってしまいますが、十分楽しめています。

移動フェイズで、他の種族に勝利してより効率的に資源カードを獲得行くことが重要です。
これがなかなか難しい。
緑の資源カードが欲しくて、緑に自分の勢力がいっぱいいる時に限って、緑の資源カードがでなかったり。
自分が獲得できるように移動するのはもちろんなのですが、相手を獲得させないようなところに追い出すのも重要です。
そのあたりは大人の方が得意ですね。
それでも、カード運も少しあるので、子供とでも互角に戦えます。
過半数の理解さえできれば、手加減する必要はなく、思う存分楽しめますよ。

勝利が目的ではありますが、スライムがどんどん重なっていったり、ドラゴンが大きくなっていったりと、ゲーム中もワクワクすることが多いので、飽きずに遊べています。
手番でなくても、カードが獲得できることがあるので、手番を待っている間も退屈しないのも、子供と遊ぶ上では重要なポイントですね。

最近では、息子がものすごく気に入っており、今現在では一番好きと言っています。

むすめ 喋る S
むすめ
スライムを重ねるのが楽しい!
だから、拠点を作り忘れちゃうんだよね。


むすこ 喋る S
むすこ
次は何色のカードがでるかな?ってめくるのが楽しいよ。
欲しいのがでても、もらえないことがあって難しいんだよ。


親目線のレビュー

子供向けゲームしかやったことない状態で購入した初めての大人向きのゲームでした。
これまでは、説明書なんてサラ~と眺めたらルールがわかるものばかりでしたので、手番で行うことが5フェイズもあってびっくり。

ルールとしては、見開き1枚で収まる量ではあるのですが、当時の私にはなかなか難しい内容でした。

当時はまだ子供が小さかったので、まずは夫と遊びました。
都度都度、説明書をみながら進めましたが、結局何個か間違ってましたね。

遊んでみて初めてエリアマジョリティの意味が理解できたくらいのド素人でした。
それでもすごく楽しかったし、色んな種族の特徴を活用させるのは、非常に魅力的でした。

エリアマジョリティは、初めて遊んだシステムなのですが、このゲームでは覇権争いというテーマにぴったりと合ってます。
最大数ではなく、過半数以上というのも、このゲームの特徴ですが、これがより悩ましくさせます。
最大数は案外簡単なのですが、過半数以上となると、よりその土地にコマを集中させる必要がでてきます。
ドラゴン大は一つで勢力3と大きいのですが、追い出すのは移動力1だけ。
勢力図が一気に変わります。
勢力の大きさに目が行きがちですが、移動力も重要。
持てる移動力をどのように振り分けるかが、頭の使いどころ。
自分の民を動かしてもいいし、相手のコマを動かしてもいい。
もちろん、どちらも行って有利にしたいところです。

この勢力と移動力のバランスが、各種族で異なるため、個性が光ります。
しかも、そのバランスが種族のイメージにぴったり合っているんです。
今の所、どれか一つの種族が強いということなく、それぞれが勝利しています。

2人プレイだと2種族担当するため、どちらかの種族がおざなりというか、もう一方を勝たせるための捨て駒になりがちで残念でした。
夢中になっていると、前の手番でどちらの種族を担当したか忘れちゃったり、手札を分けて持っていなくてはならないのですが、うっかり混ぜてしまったり。
使っていない種族のコマを手番マーカーとして使うことが勧められていますが、やっぱりややこしいですね。
1種族に集中してやりたいので、3人以上で遊んだほうが、私は楽しかったです。

3人プレイ限定ではありますが、我が家は3人で遊ぶことが多いので、ファントムを追加しています。
過半数を取ることが難しくなるので、より悩ましくなります。
このゲームの一番悩ましく楽しいフェイズが移動フェイズなので、このフェイズをより盛り上げてくれますよ。

種族ボードは、とてもよくまとめられていて、勢力や移動力、フェイズが確認できます。
エイリアンの母艦を追い出すのが2移動力必要という点だけが、説明書以外に書かれていないので注意です。
追い出すのは移動力2ですが、自分で移動するときは1で移動できるという点も間違えやすいので注意してくださいね。
(私たちが間違えていたのは、このポイント)

やっぱり、ドラゴンとかエルフとか、ワクワクしますよね。
ドラクエ好きな私はスラムに萌え萌え。
スライムの合体は、ドラゴンにも勝てる勢力に成りうる非常に強力な特徴なのですが、さすがに7個合体させる必要はないんですよね。
というか、7体積み重ねたら不安定すぎて、コマとして成立しないです。
さすがに、冠かぶったスライムにするのは、色々な事情が合って無理そうですし。(そもそもキ〇グスライムになっても、勝てるわけじゃない)

夢中になれるワクワクのテーマに、遊びやすくも悩ましい展開、どんどん強くなる民と広がる拠点に大興奮。
あふれるほどに魅力が詰まった素敵な作品です。

わたし 喋る S
いかっぱ
私の好きが、めいっぱい詰まった作品でした!
最近、ドラクエにはまり始めた息子にも刺さったようで、頻繁に遊べるのが嬉しい。
ファンタジーな世界が大好きな人にオススメのゲームです。

  

しあわせな夢をみているネコ。
でも、ねこのユメがちぎれてバラバラになっちゃった。
私たちはユメ天使になって、ユメのかけらを集めて完成させよう!

可愛らしいネコちゃんのみたいユメは、素敵なものばかり。

子供たちが大好きで得意なメモリーゲームなので、親子で楽しく遊べます。
7歳からとなっていますが、ひらがなが読めれば、すぐに遊べますよ。

nekono-miruyume-top


わたし 喋る S
いかっぱ
ゆぷまる夏祭りで可愛らしいネコちゃんに一目惚れ。
試遊させていただいたら、とっても楽しくて、子供たちが大好きなメモリーゲームだったので購入させていただきました!


【この記事でわかること】
・遊び方
・実際に遊んいる6歳・8歳児の様子
・メモリーゲームは子供にはかなわないよね

基本情報

対象年齢:7歳以上
対象人数:3~5人
プレイ時間の目安:20分

内容物

・ユメのかけらカード 27枚
・キャッチカード 35枚(赤・青・黄・緑・ピンク 各7枚)
・おめざめカード 1枚
・とくてんシート 1枚
・しかくコマ 5個
・説明書 1枚

およその箱サイズ(cm):14.3×10×3(たて×よこ×高さ)

ルール

準備

各自、1色選んでそれぞれ7枚のキャラクタカードを受け取ります。

とくてんシートを手の届くところに置いて、自分の色のしかくコマをスタート位置に置きます。

ラウンドの準備

各自受け取ったキャラクタカードを全て裏向きでシャッフルして手前に伏せて置きます。
これをストックと呼びます。
ストックから4枚を取って手札とします。
手札は自分だけが見ることができます。
nekono-miruyume-catchcard

ユメのかけらカードを全て裏向きでシャッフルし、裏向きのまま3枚抜き取ります。
抜き取った3枚におめざめカードを混ぜてシャッフルします。
この4枚をユメのかけらカードの一番下において山札とします。
nekono-miruyume-setup

遊び方

手番の人は、手札1枚を自分のストックに戻し、同じストックの1番上からカードを1枚取ることができます。(任意)

次に、山札から1枚めくり、カードの言葉をゆっくり、ていねいに読み上げます。(必須)
読み上げた山札を伏せ札置き場に伏せて置きます。
nekono-miruyume-yumenokakera

読み上げられたとき、キャッチカードにある1枚の言葉が全部そろって完成したとおもったら「キャッチ」と宣言し、該当の手札を頭の高さに掲げて宣言することができます。(任意)
宣言が早い人から順番に、伏せ札置き場に置かれた山札の上に置いていきます。
その後、自分のストックの一番上から手札に1枚加えます。
nekono-miruyume-catch

手番を左隣の人と交代します。

山札をめくった時におめざめカードが出たら得点計算を行い、ラウンド終了となります。
nekono-miruyume-wakeup

1ラウンド毎に得点計算を行います。
ラウンドは2ラウンド行い、総合の得点で競います。

得点計算

伏せ札置き場のカードを、順番が変わらないように注意してひっくり返し、上から順にシンボルマークに従ってカードを仕分けます。
nekono-miruyume-roundend

ユメのかけらカードが揃った後にキャッチカードが置かれていたら成功です。
成功した中で最初にキャッチカードを出した人に、キャッチカードに描かれている多い方の羽の数だけ、とくてんシートのマスを進めます。
2番目以降の人は、キャッチカードに描かれている少ない方の羽の数だけ、とくてんシートのマスを進めます。

ユメのかけらカードが揃う前にキャッチカードが出されていた場合は、失敗です。
失敗した人のコマを2マス後退させます。
nekono-miruyume-howtocount

2ラウンド目は、とくてんシートのコマが一番進んでいる人を、スタートプレイヤーとします。
同じ人がいた場合は、じゃんけん等で決めます。

ゲームの終了

2ラウンドが終了した時点でゲーム終了です。
とくてんシートのコマが一番進んでいる人の勝です。
nekono-miruyume-point

かんたんルール

使用するユメを7種類から5種類に減らします。
4フレーズのユメをひとつ、5フレーズのユメをひとつにします。
使用しない2種類のユメのかけらカード、キャッチカードを箱にしまいます。

最初の手札になるキャッチカードは3枚となります。
ストックは残りの2枚です。

おめざめカードは、抜きだした2枚と混ぜて山札の一番下に戻します。

その他のルールは基本と同じです。

6歳・8歳の様子

予想どおり子供たちに、とっても気に入ってもらえました。
メモリーゲームが大好きな娘はもちろん、息子も気に入って、夏休みの旅行にも持って行っていました。

一番最初に遊んだ時は、簡単ルールで遊んでルールを確認しました。
カードを全部使うちょっと難しいルールもあるよと言うと、2回目からはすぐに「それで遊びたい!」と。
すんなり通常ルールで遊べました。

7歳からとなっていますが、ユメはひらがなだけで書かれているため(カタカナの使用もありません)、1年生でひらがなを読めるようになっていれば、問題なく遊べます。
未就学でもひらがなが読めれば遊べますよ。

わかってはいたけれど、メモリーゲームでは子供にはかないませんね。
私が「キャッチ!」ってしても、シラ~と「まだだよ」って。

それならと子供に従っていたら、得点が伸びずに勝てないので、勝負にでるしかないんですよ。

こういったカードをめくるゲームでは、毎回問題になるのが、めくり方。
自分だけ先に見えるようにめくってしまうんですよね。
まずは、パッとめくってから読み上げるようにと注意は必要でした。
ナンジャモンジャとかでも、この問題は起こりますね。

それ以外では、大人と同等以上に遊べるゲームです。

むすめ 喋る S
むすめ
文でも覚えてるけどさ、マークでもちゃんと覚えておかないとね。
何個でたはずって考えて、あの文がないなって。


むすこ 喋る S
むすこ
マークでも覚えてるよ。
絶対そろったって思っても、誰も出さないと、あれ?ってなるよ。


親目線のレビュー

一番難しくても5フレーズしかないのに、色々なユメのかけらがランダムに出てくるので、全然覚えられません!!

でも、そんな記憶力に自信がない方でも大丈夫!(大丈夫ではないけれど)
同じユメには、同じシンボルマークが描かれています。
それを覚えて、4つでたはず、、、って判断できます。

それでも、そんな戦いができるのは1ラウンド目まで。
2ラウンド目は、1ラウンド目とごちゃごちゃになっちゃって、もう大混乱。

このために2ラウンド繰り返すのかって、混乱っぷりに納得してしまいました。

すべてのキャッチカードが手札にならないっていうのも、すごく悩ましくて楽しい。
そろったってわかっているのに、手札にないからキャッチできないなんてことが起こります。
そのために、手札を入れ替えることができるのですが、このタイミングが難しい。
お、もうそろそろ揃いそうだぞって思って、入れ替えたら最後の一枚が全然でてこない。
結局、さっき入れ替えて手札から外したカードが揃っちゃったりします。

このあたりの判断で、子供とも対等に遊べますね。(カード運ではあるのですが)

おめざめカードが最後4枚のうちいつ出てくるかがわからないのも、より悩ましくさせてくれます。
一番最後だと、あのマークはでたはずだってわかってしまいます。
早めに目覚めちゃうと、そろっていないユメが2種類とかあるんですよね。
それなのに、キャッチカードは手元に1枚しかないとかなると、絶対1種類間違ったじゃんってなります。

とっても気軽に遊べて、「絶対そろったって~」「や、まだでしょ」ってワイワイ盛り上がれます。
メモリーゲームが大好きな子供たちと遊ぶのに、ぴったりのゲームです。

わたし 喋る S
いかっぱ
可愛らしいネコちゃんのユメを完成させてあげたいのに、ストーリ省略のユメになってしまうのよ。


 

モノポリーにコストコバージョンが登場!!
コストコ愛が詰まった作品です。

モノポリー自体の発売は、20世紀初頭(BGGでは1935年)!
90年近く経っているんですね。

ビートルズが日本のホテルに缶詰めになっていたときに遊んでたとか言われていますし、アメリカのドラマ フレンズでも遊んでいる場面がでてきます。

普段、ボードゲームで遊ばない人でも、モノポリーの名前は聞いたことがあるのではないでしょうか。

色々なバージョンのモノポリーが発売されています。
国内だけでもマリオやどうぶつの森、ウルトラマン、東京などのご当地版なども多く発売されていますね。

我が家にお迎えしたモノポリーはコストコバージョン。
購入したのは少し前なのですが、ようやく楽しく遊べるようになったので、レビューします!

コストコのこだわりが詰まったコストコモノポリーの中身は、開封レビューでどうぞ


MONOPOLY COSTOCO WHOLESALE-top


わたし 喋る S
いかっぱ
一目惚れで買ってしまったコストコモノポリー
まだまだ子供たちと遊ぶのは先だと思っていたのに、小さい子供も夢中にさせるなんて、さすが歴史あるゲームだな~。


【この記事でわかること】
・遊び方
・実際に遊んいる6歳児・8歳児の様子
・子供たちがお気に入りに!何度も遊びたがるけど、ゲーム時間が問題

基本情報

対象年齢:8歳以上
対象人数:2~6人
プレイ時間の目安:ー

内容物

・ゲームボード 1枚
・フロック加工の分別トレー 1個
・銀行係のトレー 1個
・Costco意匠の特大ダイカスト製駒 6個
・Costco倉庫 12個
・フードコートテーブル 32個
・Monopoly紙幣
・Costco意匠のGold Star Member Card(チャンスカード) 16枚
・Costco意匠のExecutive Member Card(共同基金カード) 16枚
・権利書カード 28枚
・パレットホルダー 2個
・サイコロ 2個
・倉庫ガイド

およその箱サイズ(cm):29.5×29.5×9(たて×よこ×高さ)

ルール

ルールは通常のモノポリーと同じです。
Gold Star Member Cardがチャンスカード、Executive Member Cardが共同基金カードに該当します。
また、ホテルが倉庫に、家がフードコートテーブルになっています。

ここでは、ルールを簡単に説明します。
詳細は、各種モノポリーの説明書や公式ルールを確認してください。

準備

各プレイヤーは自分の駒を選び、GOスペースに置きます。
銀行係を選びます。

MONOPOLY COSTOCO WHOLESALE-Gol

MONOPOLY COSTOCO WHOLESALE-setting

各プレイヤーに初期の所持金を配ります。
M500×2、M100×4、M20×1、M10×2、M5×1、M1×5

MONOPOLY COSTOCO WHOLESALE-bank

遊び方

自分のターンでは、サイコロ2つを振り、出た目の合計だけ駒を動かします。

MONOPOLY COSTOCO WHOLESALE-dice roll

ゾロ目が出た場合は、駒を合計だけ進め(マスのアクションは行わず)、もう一度サイコロを振ります。
なお、3回連続でゾロ目が出てしまったら、On Vacationへ移動になります。

止まったマスによってアクションを行います。(後述)
Goスペースに止まったり、通過した場合は、銀行からM200を受け取ります。

マスについて

所有者がいない土地

ゲームボードに記載された表示価格で購入することができます。
購入したら、銀行から権利書を受け取り、表(白い面)を向けて手元に置きます。

MONOPOLY COSTOCO WHOLESALE-sites

表示価格を支払いたくない場合、その土地は競売にかけられます。

競売への入札は現金のみ可能です。
いずれのプレイヤーもM1から入札を始めることができます。

他のプレイヤーが所有する土地

権利書に記載されているレンタル料を支払います。
土地が抵当にはいっている場合は、レンタル料を支払う必要はありません。

都市(サイト)
レンタル料は権利書に記載されています。
同じ色の都市を全て所有した場合は、レンタル料は倍になります。

小売店舗(ベーカリー、ガソリンスタンド、タイヤセンター、総菜コーナー)
レンタル料はそのプレイヤーが所有している小売店舗の数で決まります。
1個ならM25、2個ならM50と倍になっていきます。

MONOPOLY COSTOCO WHOLESALE-departments

ヘルスセンター(眼科と薬局)
サイコロを振って、出た目の合計に4をかけた数字をレンタル料として支払います。
同じプレイヤーが両方を所有している場合は、10をかけた数がレンタル料となります。

MONOPOLY COSTOCO WHOLESALE-health centers

Gold Star Member Card、Executive Member Card
該当する山の一番上のカードを引きます。その後すぐに記載されている指示に従います。
終わったら、裏返しにして山の一番下にカードを戻します。

MONOPOLY COSTOCO WHOLESALE-cards

No longer on Vacationカードは、後で使用するために持っておくか、他のプレイヤーに売却することができます。

COSTCO.COM / COSTCO SHOP CARD
記載されている金額を銀行に支払ってください。

GO ON VACATION
すぐに駒をOn Vacationスペースに移動させます。
このとき、Goを通過してもM200を受け取ることはできません。

MONOPOLY COSTOCO WHOLESALE-go on vacation

Vacationから戻る方法
1.次のターンが回ってきた時にM50を支払い、通常通りターンを行います。
2.No longer on Vacationカードを使用する。使用後は対応する山の一番下にカードを戻し、サイコロを振って駒を進めます。
3.ゾロ目が出たら、出た目の数だけ駒を移動します。3ターン以内にゾロ目がでなかった場合は、M50を支払わなくてはなりません。

ON VACATION(JUST DREAMING
ON VACATIONにはなりません。駒は必ずJUST DREAMINGのエリアに置いてください。

MONOPOLY COSTOCO WHOLESALE-just dreaming

FREE SAMPLES
何も起こりません。

自分が所有している土地
何も起こりません。

建設

同じ色のサイトをすべて所有している場合は、銀行からフードコートテーブルを購入して、その色の任意の場所に配置することができます。

フードコートテーブルの価格は、権利書に記載されています。

建設は均等に行う必要があります。
同じ色のサイトにフードコートテーブルを1つずつ追加するまで、二つ目を建設することはできません。
MONOPOLY COSTOCO WHOLESALE-foodcourt table

1つのサイトに最大4つまでフードコートテーブルを置くことができます。

1つのサイトに4つのフードコートテーブルを設置出来たら、権利書に記載されている金額を支払って倉庫にすることができます。
配置できる倉庫の数は、1サイトあたり1個のみです。
MONOPOLY COSTOCO WHOLESALE-warehouse


負債を抱えてしまったら

フードコートテーブルおよび倉庫の売却

表示価格の半額で銀行に買い取ってもらうことができます。
フードコートテーブルは購入時と同様に均等に売却する必要があります。
倉庫は表示価格の半額で売却され、ただちにフードコートテーブル4つと交換されます。

土地の抵当権設定

所有している未発展の土地に抵当権を設定することができます。
フードコートテーブルや倉庫がある場合は、事前にすべて銀行に売却する必要があります。
土地を抵当に入れる場合、その土地の権利書の裏に記載されている金額を銀行から受け取ります。
抵当権を解除するには、表示価格に10%上乗せして銀行に支払い、カードを表向きにします。

取引

取引によって未発展の土地を他のプレイヤーと売買することができます。
事前にフードコートテーブルや倉庫を全て銀行に売却する必要があります。

ゲームの終了

売却や抵当に入れてもお金が足りない場合は、破産となりゲームから抜けます。
他のプレイヤーを破産に追い込み、最後に残った1人となった人が勝利です。

6歳・8歳の様子

ゲーム時間は2時間越え。
誰かが破産するまでやると2時間なんてあっという間に経ってしまいます。

これはやっぱり大人向けなゲームなんだなぁと思ってはいたのですが、驚くことに2人とも飽きずに遊んでいるんです。
しかも、「モノポリー大好き!」って、最近はリクエストがよくきます。
特に、娘に高評価です。
しかも、娘は勝ってばかりというわけではなく、むしろ破産しちゃったこともあります。
それでも楽しいんですって。

息子は一度、高額なシアトルに倉庫を建てて、私を破産させたことがあるので、毎回それを狙っています。
モノポリーといえば取引なんですが、やっぱりお互いにメリットのある取引を提示することは、子供には難しいです。
自分ばっかり得するような提案をしてくることもあれば、こちらが遠慮しちゃうくらい大盤振る舞いの提案をしてくることもあります。

今のところは、著しく不平等な交渉にならないように助言はしています。
まぁ、「それでいいの!」譲らないこともありますが。(私がとっても得してしまうパターン)

あとは、こちらの日本語対応はルールブックのみのため、チャンスカード、共同基金カードは英語で記載されています。
私が読んであげていましたが、何度か遊ぶうちにイラストで覚えてしまったようです。

これまでは、モノポリージュニアで遊んでいましたが、このコストコをお迎えしてからは、もっぱらこちらで遊んでいます。
同じ色の土地を揃えるところまでは同じですが、フードコート、倉庫を建てていくワクワク感がすごく楽しいようです。
しかも、もらえる金額の桁が変わってきますしね。

正直、まだまだ遊べないと思っていたので、こんなに気に入ってもらえて、登場頻度が増えるとは思いませんでした。

モノポリージュニアで頻繁に遊んでいたせいもあるかもしれません。
ゲームの難易度は全く違いますが、ボードの見た目も駒の動かし方も、止まった土地の購入も一緒です。
子供にしてみたら、違いはフードコートテーブルや倉庫が建てられることしか違いはないのではないのでしょうか。

そんな、子供たちがもっと小さかった頃に大好きだったモノポリージュニアのレビューはこちら



むすめ 喋る S
むすめ
高いところ買い占めちゃってさ、コストコ建てて、破産させるのが楽しい!!!
ゲームの長さは全然気にならないよ!


むすこ 喋る S
むすこ
ここ買いたいんだ~止まりたい!ってサイコロふるのが楽しいよね。
止まりたくない~もあるけど。
ゲームはね、長ければ長いほど楽しいんだ!


親目線のレビュー

ゲーム時間が長い、、、。

モノポリーってお金を稼ぐゲームではあるのですが、説明書にもあるとおり、裕福になることが目的ではなく、他のプレイヤーを破産に追い込むゲームです。
頑張って倉庫を建てて、一発破産を狙ってはいるのですが、なかなか止まってくれないんですよね。

しかも、ようやく止まってくれても、持っている倉庫やフードコートを売って、土地を抵当に入れてってやると計算がすごく大変。
間違えないように、1個1個売っていって、抵当金額を確認して、さらに子供の全財産を計算してあげる。
大変でもありますし、かなり時間もかかります。

結局、「もう払えなかったことにしようよぉ」ってなってしまいます。
夕食後に遊び始めると、寝る時間になってしまいますしね。

少なくとも最後の一人になるまで遊んだことはありません。
1人負けを決めておしまいになってしまっています。

競技ルールのように、時間を決めて遊ぶのがよいようですが、子供たちが納得しないんですよねぇ。

たしかに、フードコートテーブルや倉庫が建ちはじめてからが、本番ではあります。
やり取りする金額も大きくなり、子供だけでなく大人もわくわくしてきます。
自分の手番では一発破産のリスクにヒヤヒヤしながらサイコロ振り、相手の手番では「止まれ~」って願う。
でも、その局面になるには、ぐるぐる何周もして土地を買い集めなくてはなりません。。
レンタル料だって最初のうちは、M10とかその程度。
これで破産に追い込むなんてできるのかしらと不安になるような序盤です。

やっぱりフードコートテーブルや倉庫を建てることが、このゲームの醍醐味。
そのためには、同じ色のサイトを買い占める必要があります。
でも、欲しいサイトに止まれるかは、サイコロの目しだい。
当然、止まりたいところに止まれるわけではなく、他のプレイヤーに買われてしまうことも良く起こります。
そこで必要なのが、取引になるんです。

息子と2人で遊ぶこともあったのですが、2人だと同じ色を買うことがさほど難しくないので、あまり取引の余地がないです。
持っている土地を育てていけるんです。

3人になると、そろえたい土地を取られてしまうことが多いので、取引が生まれます。
その分、ゲーム時間は長くなりがちですが、やはり楽しいですね。

通常のモノポリーでは「牢屋に行く」なのですが、こちらはバケーション!
なんだか楽しくていいですね。
ゾロ目を3回だすとバケーションに行ってしまうのですが、案外起こるんです。(特に息子が)
出る時も、ゾロ目でろ~っていちいち盛り上がります。

牢屋の場合は、そのマスを通るだけの場合は見学中。
「何の悪いことしなの?」なんて冷やかしながら通っていたのに、こちらは通り過ぎる人は白昼夢。
むしろ、「いいな~、旅行行きたいな~」ってなるのも平和でいいですよ。

カードのマスも、ちょうどいいバランスで入っており、良いことも悪いことも起こるので、ちょっとした楽しみになります。

ゲームが単調にならない程度に入っているスパイスとして、丁度いいと思います。

その昔、実家にはモノポリージャパンがありまして、よく家族で遊んでいました。
細かいルールまでは覚えていないのですが、プレイ感は全く同じです。

公式ルールも読んでみましたが、違いはないようです。
最初に持っているお金が少し違うくらいでしょうか?

キャラクターもののモノポリーで遊んだことはないのですが、プレイ感はどれも同じなのでしょうか。
それなら、好きなキャラクターで遊ぶのが、楽しくていいですね。

コストコバージョンは至ることろにこだわりがあって、ボードを眺めているだけでもワクワクでいます。
コストコ愛にあふれています!
ぜひ、いろんなバージョンで遊んでみたいですね。

Mってなんて読むんでしょうか?モノポリードル?我が家では、円です!

わたし 喋る S
いかっぱ
いつか6人でも遊んでみたいな。買い占めなんてできるのかしら?
長く愛されているゲームの実力を感じられました。


 

人類が滅亡してアンドロイドたちの惑星になった大地で、大流行しているアナログゲーム。
舞台はネオサイバーセタガヤシティ。
カードでロボットに指示をだして、1対1で勝負!!
相手のライフを0にするか、先に自分のコマをゴールさせれば勝ち!

JELLY JELLY GAMESの新作は、2人専用のゲーム対戦ゲームです。

6歳から遊べるのですが、相手のバッテリーの残りや使用済みカードなどを把握して、相手の出方を読み切る頭脳戦でもあります。
深い読み合いが必要なので、キャッチーなデザインに反してむしろ大人向け。
でも、子供の読めない攻撃には、大人もたじたじ。

CHARGE & SPARK-top

わたし 喋る S
いかっぱ
可愛らしいピンクのデザインで、6歳からだから子供と一緒に遊べそう!
心理戦ってなっているけれど、その部分は子供だとどうなるだろう?


【この記事でわかること】
・遊び方
・実際に遊んいる6歳児・8歳児の様子
・考えすぎると裏をかかれる これぞ心理戦


基本情報

対象年齢:6歳以上
対象人数:2人
プレイ時間の目安:15分

内容物

・カード 16枚(基本カード 6種各2枚、拡張カード 4枚)
・ボードパーツ 2枚
・バッテリータイル 8枚
・ディスクタイル 8枚
・ライフタイル 8枚
・プレイヤーコマ/コマスタンド 各2個
・遊び方説明書 1部

およその箱サイズ(cm):10.5×7.7×3.8(たて×よこ×高さ)

ルール

準備

各プレイヤーは、ハートタイル4枚、バッテリータイル4枚、ディスクタイル4枚を受け取り、相手から見える手元に置きます。
タイルは、ハートタイル4枚とバッテリータイル2枚を表にして、残りを裏にして置きます。

ボードパーツ2枚をつなげたバトルボードを中央に配置し、両端のスタートマスにプレイヤーコマを一つずつ置きます。
4枚の拡張カードをよくシャッフルし、裏向きでバトルボードの横に置きます。
CHARGE & SPARK-setting

遊び方

プレイヤーは手札からカードを1枚選んで、同時に公開し、公開したカードの効果を使用します。
このとき、コスト分のタイルを裏向きにできないカードを公開することは出来ません。
公開したカードを表向きで脇によけて置きます。
1手番前で公開したカードは、手札に戻します。

ICHARGE & SPARK-rest area

ムーブでバトルボードのマスを進めた場合、拡張カードを1枚引き、相手に見せずに手札に加えます。

CHARGE & SPARK-move

カードの説明

CHARGE & SPARK-basic cards

CHARGE & SPARK-upgrade cards

コスト

カードには効果を使用するためにコストが必要なカードがあります。
コストが必要なカードを公開した場合は、そのカードのコスト欄に記載された分のタイルを裏向きにします。

攻撃

プレイヤーがダメージを受けた場合、与えられたダメージに等しい枚数のライフタイルを裏向きにします。
お互いに攻撃を行った場合は、差分がダメージとなります。(大きいダメージを与えた方は、0ダメージ)
ダメージの値が等しい場合は、どちらのプレイヤーもライフを減らしません。

ゲームの終了

先に相手のライフタイルを全て裏返すか、ゴールマスまで先にたどり着いたプレイヤーの勝利です。

6歳・8歳の様子

プレイ動画が何個か上がっているのですが、どうやら相手のバッテリー状況などを把握しながら、戦略的に遊ぶゲームのようです。

でも、子供と遊ぶと、まさにジャンケン!
「え?今、ママは攻撃が全く出せない状況なんだから、ムーブで勝てたのに」っていう場面でも、コツコツとチャージしてるし。
だからといって、大人の読みの深さで実力差がでるかというと、そうでもなく。(私が読めてないだけかもしれませんが)
というか、深読みしないで、出したいものを出すから逆に読めないんです。

6歳から遊べるとなっているとおり、6歳息子もすぐに遊べました。
でも、カードには漢字が使われていて、説明は必要になります。
絵があるので、いったん覚えてしまえば大丈夫。
カードも拡張カードを含めて10種類ですし、色で攻撃か防御かとかはわかります。

より戦略的に遊ぶのであれば、カードの特徴をしっかり把握しておく必要がありますね。

息子は獲得した拡張カードをみせて「これってなんだっけ」って聞いてきます。
本来であれば、何を獲得したかが不明にしておけば、悩ませる要素を与えらえるのですが、バレても出してくるかはわからないので、互角に戦えていますよ。

8歳の娘は、すんなり遊べましたが、読み合いという点では大人には敵わないですね。
自分の出したいカードを出すために、計画的にバッテリーやディスクをためてはいるようですが、相手の状況の把握までは難しいようです。
むしろ考えている分、息子よりわかりやすくて予想が当たることが多いです。
本気の勝負をするのであれば、10歳以上とかかもしれません。

むすめ 喋る S
むすめ
カードを出すためには、バッテリーとかディスクとかためなきゃいけないのが難しい。
ためて出せた時は楽しいよ。


むすこ 喋る S
むすこ
ママは何だすのかなぁって考えるのが楽しいよ。
でも、ちょっと難しいんだよ。

親目線のレビュー

スパークとかビームとかバリアとか、この世界観がいいですね。
しかも、ドット絵。たまらないです。

最初、ルールを間違えていました。
ディスクは初期設定が裏なんですが、表にしてしまっていました。
カウンターを使うには、バリアを使ってディスクを表にしておく必要があるんです。
当然ですが、そのほうがカウンターをそうそう出せなくて悩ましくなります。

ゴールにはたった3マス進むだけで、到達できます。
ハートを削るより、ゴールに進める方が勝ちパターンとして多い気がしますが、どうなのでしょう?

使った手札は、1ターン使用できなくなりますが、すぐに復活します。
最初の手札6枚だけでやりくりしても、十分楽しめるゲームだと思いますが、追加で手に入る拡張カードが入ることにより、相手の出方が読めなくなって楽しいです。

拡張カードだけは、相手がなんのカードを取ったかわからないので、不確定要素が増えます。
拡張カードは強力なので、ぜひムーブで獲得しておきたいところです。
相手の方が選択肢が多いというパターンは避けたいですね。

夫とも遊びましたが、やはり大人と遊ぶ方が楽しいです。
カードの理解に対しての不安がないため、きっと相手はこうでるだろうとか読み合いが感じられます。
一枚出すごとに「そっちだったか~」とか「そうだと思ったよ」とか言い合えちゃうところがすごく楽しい。

おっと 喋る S
おっと
読み合いのゲームだね。何回でも遊べちゃう。
ゲーム時間は短いけど、1枚だすのも結構考えるんだよね。


わたし 喋る S
いかっぱ
デザインがポップだから気楽なゲームかなと思いきや、結構な心理戦&戦略戦で奥深いです。
ルールは大人ならすぐに理解できるし、短時間なのに満足感高くてオススメです。


 

このページのトップヘ