いかっぱの知育と称してボードゲーム沼

6歳の男の子、8歳の女の子と毎日ボードゲームで遊んでいます。
息子2歳、娘4歳の時、知育と言い訳して、すっかりはまってしまったボードゲーム沼。
これまでに遊んだゲームの中から、我が家でも大好評な幼児向け・低年齢対応のボードゲームをご紹介します。
親子の絆を深めつつ、子供たちの成長にもプラスの影響を与えること間違いなし!
新しいボードゲームの発見と家族との特別な時間が待っていますよ!

タグ:6歳・8歳と遊んでみた

しあわせな夢をみているネコ。
でも、ねこのユメがちぎれてバラバラになっちゃった。
私たちはユメ天使になって、ユメのかけらを集めて完成させよう!

可愛らしいネコちゃんのみたいユメは、素敵なものばかり。

子供たちが大好きで得意なメモリーゲームなので、親子で楽しく遊べます。
7歳からとなっていますが、ひらがなが読めれば、すぐに遊べますよ。

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わたし 喋る S
いかっぱ
ゆぷまる夏祭りで可愛らしいネコちゃんに一目惚れ。
試遊させていただいたら、とっても楽しくて、子供たちが大好きなメモリーゲームだったので購入させていただきました!


【この記事でわかること】
・遊び方
・実際に遊んいる6歳・8歳児の様子
・メモリーゲームは子供にはかなわないよね

基本情報

対象年齢:7歳以上
対象人数:3~5人
プレイ時間の目安:20分

内容物

・ユメのかけらカード 27枚
・キャッチカード 35枚(赤・青・黄・緑・ピンク 各7枚)
・おめざめカード 1枚
・とくてんシート 1枚
・しかくコマ 5個
・説明書 1枚

およその箱サイズ(cm):14.3×10×3(たて×よこ×高さ)

ルール

準備

各自、1色選んでそれぞれ7枚のキャラクタカードを受け取ります。

とくてんシートを手の届くところに置いて、自分の色のしかくコマをスタート位置に置きます。

ラウンドの準備

各自受け取ったキャラクタカードを全て裏向きでシャッフルして手前に伏せて置きます。
これをストックと呼びます。
ストックから4枚を取って手札とします。
手札は自分だけが見ることができます。
nekono-miruyume-catchcard

ユメのかけらカードを全て裏向きでシャッフルし、裏向きのまま3枚抜き取ります。
抜き取った3枚におめざめカードを混ぜてシャッフルします。
この4枚をユメのかけらカードの一番下において山札とします。
nekono-miruyume-setup

遊び方

手番の人は、手札1枚を自分のストックに戻し、同じストックの1番上からカードを1枚取ることができます。(任意)

次に、山札から1枚めくり、カードの言葉をゆっくり、ていねいに読み上げます。(必須)
読み上げた山札を伏せ札置き場に伏せて置きます。
nekono-miruyume-yumenokakera

読み上げられたとき、キャッチカードにある1枚の言葉が全部そろって完成したとおもったら「キャッチ」と宣言し、該当の手札を頭の高さに掲げて宣言することができます。(任意)
宣言が早い人から順番に、伏せ札置き場に置かれた山札の上に置いていきます。
その後、自分のストックの一番上から手札に1枚加えます。
nekono-miruyume-catch

手番を左隣の人と交代します。

山札をめくった時におめざめカードが出たら得点計算を行い、ラウンド終了となります。
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1ラウンド毎に得点計算を行います。
ラウンドは2ラウンド行い、総合の得点で競います。

得点計算

伏せ札置き場のカードを、順番が変わらないように注意してひっくり返し、上から順にシンボルマークに従ってカードを仕分けます。
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ユメのかけらカードが揃った後にキャッチカードが置かれていたら成功です。
成功した中で最初にキャッチカードを出した人に、キャッチカードに描かれている多い方の羽の数だけ、とくてんシートのマスを進めます。
2番目以降の人は、キャッチカードに描かれている少ない方の羽の数だけ、とくてんシートのマスを進めます。

ユメのかけらカードが揃う前にキャッチカードが出されていた場合は、失敗です。
失敗した人のコマを2マス後退させます。
nekono-miruyume-howtocount

2ラウンド目は、とくてんシートのコマが一番進んでいる人を、スタートプレイヤーとします。
同じ人がいた場合は、じゃんけん等で決めます。

ゲームの終了

2ラウンドが終了した時点でゲーム終了です。
とくてんシートのコマが一番進んでいる人の勝です。
nekono-miruyume-point

かんたんルール

使用するユメを7種類から5種類に減らします。
4フレーズのユメをひとつ、5フレーズのユメをひとつにします。
使用しない2種類のユメのかけらカード、キャッチカードを箱にしまいます。

最初の手札になるキャッチカードは3枚となります。
ストックは残りの2枚です。

おめざめカードは、抜きだした2枚と混ぜて山札の一番下に戻します。

その他のルールは基本と同じです。

6歳・8歳の様子

予想どおり子供たちに、とっても気に入ってもらえました。
メモリーゲームが大好きな娘はもちろん、息子も気に入って、夏休みの旅行にも持って行っていました。

一番最初に遊んだ時は、簡単ルールで遊んでルールを確認しました。
カードを全部使うちょっと難しいルールもあるよと言うと、2回目からはすぐに「それで遊びたい!」と。
すんなり通常ルールで遊べました。

7歳からとなっていますが、ユメはひらがなだけで書かれているため(カタカナの使用もありません)、1年生でひらがなを読めるようになっていれば、問題なく遊べます。
未就学でもひらがなが読めれば遊べますよ。

わかってはいたけれど、メモリーゲームでは子供にはかないませんね。
私が「キャッチ!」ってしても、シラ~と「まだだよ」って。

それならと子供に従っていたら、得点が伸びずに勝てないので、勝負にでるしかないんですよ。

こういったカードをめくるゲームでは、毎回問題になるのが、めくり方。
自分だけ先に見えるようにめくってしまうんですよね。
まずは、パッとめくってから読み上げるようにと注意は必要でした。
ナンジャモンジャとかでも、この問題は起こりますね。

それ以外では、大人と同等以上に遊べるゲームです。

むすめ 喋る S
むすめ
文でも覚えてるけどさ、マークでもちゃんと覚えておかないとね。
何個でたはずって考えて、あの文がないなって。


むすこ 喋る S
むすこ
マークでも覚えてるよ。
絶対そろったって思っても、誰も出さないと、あれ?ってなるよ。


親目線のレビュー

一番難しくても5フレーズしかないのに、色々なユメのかけらがランダムに出てくるので、全然覚えられません!!

でも、そんな記憶力に自信がない方でも大丈夫!(大丈夫ではないけれど)
同じユメには、同じシンボルマークが描かれています。
それを覚えて、4つでたはず、、、って判断できます。

それでも、そんな戦いができるのは1ラウンド目まで。
2ラウンド目は、1ラウンド目とごちゃごちゃになっちゃって、もう大混乱。

このために2ラウンド繰り返すのかって、混乱っぷりに納得してしまいました。

すべてのキャッチカードが手札にならないっていうのも、すごく悩ましくて楽しい。
そろったってわかっているのに、手札にないからキャッチできないなんてことが起こります。
そのために、手札を入れ替えることができるのですが、このタイミングが難しい。
お、もうそろそろ揃いそうだぞって思って、入れ替えたら最後の一枚が全然でてこない。
結局、さっき入れ替えて手札から外したカードが揃っちゃったりします。

このあたりの判断で、子供とも対等に遊べますね。(カード運ではあるのですが)

おめざめカードが最後4枚のうちいつ出てくるかがわからないのも、より悩ましくさせてくれます。
一番最後だと、あのマークはでたはずだってわかってしまいます。
早めに目覚めちゃうと、そろっていないユメが2種類とかあるんですよね。
それなのに、キャッチカードは手元に1枚しかないとかなると、絶対1種類間違ったじゃんってなります。

とっても気軽に遊べて、「絶対そろったって~」「や、まだでしょ」ってワイワイ盛り上がれます。
メモリーゲームが大好きな子供たちと遊ぶのに、ぴったりのゲームです。

わたし 喋る S
いかっぱ
可愛らしいネコちゃんのユメを完成させてあげたいのに、ストーリ省略のユメになってしまうのよ。


 

人類が滅亡してアンドロイドたちの惑星になった大地で、大流行しているアナログゲーム。
舞台はネオサイバーセタガヤシティ。
カードでロボットに指示をだして、1対1で勝負!!
相手のライフを0にするか、先に自分のコマをゴールさせれば勝ち!

JELLY JELLY GAMESの新作は、2人専用のゲーム対戦ゲームです。

6歳から遊べるのですが、相手のバッテリーの残りや使用済みカードなどを把握して、相手の出方を読み切る頭脳戦でもあります。
深い読み合いが必要なので、キャッチーなデザインに反してむしろ大人向け。
でも、子供の読めない攻撃には、大人もたじたじ。

CHARGE & SPARK-top

わたし 喋る S
いかっぱ
可愛らしいピンクのデザインで、6歳からだから子供と一緒に遊べそう!
心理戦ってなっているけれど、その部分は子供だとどうなるだろう?


【この記事でわかること】
・遊び方
・実際に遊んいる6歳児・8歳児の様子
・考えすぎると裏をかかれる これぞ心理戦


基本情報

対象年齢:6歳以上
対象人数:2人
プレイ時間の目安:15分

内容物

・カード 16枚(基本カード 6種各2枚、拡張カード 4枚)
・ボードパーツ 2枚
・バッテリータイル 8枚
・ディスクタイル 8枚
・ライフタイル 8枚
・プレイヤーコマ/コマスタンド 各2個
・遊び方説明書 1部

およその箱サイズ(cm):10.5×7.7×3.8(たて×よこ×高さ)

ルール

準備

各プレイヤーは、ハートタイル4枚、バッテリータイル4枚、ディスクタイル4枚を受け取り、相手から見える手元に置きます。
タイルは、ハートタイル4枚とバッテリータイル2枚を表にして、残りを裏にして置きます。

ボードパーツ2枚をつなげたバトルボードを中央に配置し、両端のスタートマスにプレイヤーコマを一つずつ置きます。
4枚の拡張カードをよくシャッフルし、裏向きでバトルボードの横に置きます。
CHARGE & SPARK-setting

遊び方

プレイヤーは手札からカードを1枚選んで、同時に公開し、公開したカードの効果を使用します。
このとき、コスト分のタイルを裏向きにできないカードを公開することは出来ません。
公開したカードを表向きで脇によけて置きます。
1手番前で公開したカードは、手札に戻します。

ICHARGE & SPARK-rest area

ムーブでバトルボードのマスを進めた場合、拡張カードを1枚引き、相手に見せずに手札に加えます。

CHARGE & SPARK-move

カードの説明

CHARGE & SPARK-basic cards

CHARGE & SPARK-upgrade cards

コスト

カードには効果を使用するためにコストが必要なカードがあります。
コストが必要なカードを公開した場合は、そのカードのコスト欄に記載された分のタイルを裏向きにします。

攻撃

プレイヤーがダメージを受けた場合、与えられたダメージに等しい枚数のライフタイルを裏向きにします。
お互いに攻撃を行った場合は、差分がダメージとなります。(大きいダメージを与えた方は、0ダメージ)
ダメージの値が等しい場合は、どちらのプレイヤーもライフを減らしません。

ゲームの終了

先に相手のライフタイルを全て裏返すか、ゴールマスまで先にたどり着いたプレイヤーの勝利です。

6歳・8歳の様子

プレイ動画が何個か上がっているのですが、どうやら相手のバッテリー状況などを把握しながら、戦略的に遊ぶゲームのようです。

でも、子供と遊ぶと、まさにジャンケン!
「え?今、ママは攻撃が全く出せない状況なんだから、ムーブで勝てたのに」っていう場面でも、コツコツとチャージしてるし。
だからといって、大人の読みの深さで実力差がでるかというと、そうでもなく。(私が読めてないだけかもしれませんが)
というか、深読みしないで、出したいものを出すから逆に読めないんです。

6歳から遊べるとなっているとおり、6歳息子もすぐに遊べました。
でも、カードには漢字が使われていて、説明は必要になります。
絵があるので、いったん覚えてしまえば大丈夫。
カードも拡張カードを含めて10種類ですし、色で攻撃か防御かとかはわかります。

より戦略的に遊ぶのであれば、カードの特徴をしっかり把握しておく必要がありますね。

息子は獲得した拡張カードをみせて「これってなんだっけ」って聞いてきます。
本来であれば、何を獲得したかが不明にしておけば、悩ませる要素を与えらえるのですが、バレても出してくるかはわからないので、互角に戦えていますよ。

8歳の娘は、すんなり遊べましたが、読み合いという点では大人には敵わないですね。
自分の出したいカードを出すために、計画的にバッテリーやディスクをためてはいるようですが、相手の状況の把握までは難しいようです。
むしろ考えている分、息子よりわかりやすくて予想が当たることが多いです。
本気の勝負をするのであれば、10歳以上とかかもしれません。

むすめ 喋る S
むすめ
カードを出すためには、バッテリーとかディスクとかためなきゃいけないのが難しい。
ためて出せた時は楽しいよ。


むすこ 喋る S
むすこ
ママは何だすのかなぁって考えるのが楽しいよ。
でも、ちょっと難しいんだよ。

親目線のレビュー

スパークとかビームとかバリアとか、この世界観がいいですね。
しかも、ドット絵。たまらないです。

最初、ルールを間違えていました。
ディスクは初期設定が裏なんですが、表にしてしまっていました。
カウンターを使うには、バリアを使ってディスクを表にしておく必要があるんです。
当然ですが、そのほうがカウンターをそうそう出せなくて悩ましくなります。

ゴールにはたった3マス進むだけで、到達できます。
ハートを削るより、ゴールに進める方が勝ちパターンとして多い気がしますが、どうなのでしょう?

使った手札は、1ターン使用できなくなりますが、すぐに復活します。
最初の手札6枚だけでやりくりしても、十分楽しめるゲームだと思いますが、追加で手に入る拡張カードが入ることにより、相手の出方が読めなくなって楽しいです。

拡張カードだけは、相手がなんのカードを取ったかわからないので、不確定要素が増えます。
拡張カードは強力なので、ぜひムーブで獲得しておきたいところです。
相手の方が選択肢が多いというパターンは避けたいですね。

夫とも遊びましたが、やはり大人と遊ぶ方が楽しいです。
カードの理解に対しての不安がないため、きっと相手はこうでるだろうとか読み合いが感じられます。
一枚出すごとに「そっちだったか~」とか「そうだと思ったよ」とか言い合えちゃうところがすごく楽しい。

おっと 喋る S
おっと
読み合いのゲームだね。何回でも遊べちゃう。
ゲーム時間は短いけど、1枚だすのも結構考えるんだよね。


わたし 喋る S
いかっぱ
デザインがポップだから気楽なゲームかなと思いきや、結構な心理戦&戦略戦で奥深いです。
ルールは大人ならすぐに理解できるし、短時間なのに満足感高くてオススメです。


 

なんとラビリンスは1986年に発売されたゲームです。
40年近くたつのに、今もなお発売されているご長寿なゲームです。
それだけ長く発売されているということは、今でもなお多くの人を楽しませることができるってことですね。

赤いパッケージでおなじみのラビリンスですが、オーシャンをはじめとして色んなバージョンが発売されてきました。
BGGでみたらサンリオとかスポンジボブとかもあってびっくり。(欲しくなっちゃう)

我が家のラビリンスは、ディズニーバージョン。
完全に私の趣味ですが、人気のキャラクターがいっぱいです。

こちらは、対象年齢が7歳以上となっています。
もとのラビリンスは8歳以上だから難易度の違いがあるのでしょうか?

ルールをみたところでは違いはないようですが、タイルの種類とかで難易度が違うのかもしれません。
一般的なラビリンスのレビューとして参考にしていただけると思いますが、細かいところで違ったら申し訳ありません。

Disney LABYRINTH-top


わたし 喋る S
いかっぱ
ものすごく有名なゲームなので、ずっと気になってたんです。
長く愛されるゲームには理由があるはず。


【この記事でわかること】
・遊び方
・実際に遊んいる6歳児・8歳児の様子
・運もあるから、大人と子供が互角に遊べる
・納得のロングセラーです

基本情報

対象年齢:7歳以上
対象人数:2~4人
プレイ時間の目安:30分
BGGの評価(通常のラビリンス):LABYRINTH

内容物

・ゲームボード 1枚
・迷路カード 34枚
・キャラクタカード 24枚
・コマ(4色) 4個

およその箱サイズ(cm):27×37×5.2(たて×よこ×高さ)

ルール

準備

迷路カードをよく切ってゲームボードの上に表向きにに配置します。(1枚余ります)

24枚のキャラクタカードをよくきって各プレイヤーに均等に配り、裏向きに重ねて置きます。

自分のコマを決め、ゲームボードの隅にあるコマと同じ色のマークの上に置きます。

Disney LABYRINTH-setting

遊び方

最年少のプレイヤーから順番に時計回りで手番を行います。

まず、自分のキャラクタカードの一番上にあるキャラクタカードの絵を確認します。
そのキャラクターまでコマを移動させるように迷路を巧みに動かします。
目標のキャラクターは、他のプレイヤーに見られないようにしましょう。

迷路の移動

手番では、余っている1枚の迷路カードを矢印のある場所から1か所を選んで押し入れます。
Disney LABYRINTH-rule

押し入れた反対側に1枚の迷路カードが落ちますが、それは次の手番の人が使います。
Disney LABYRINTH-rule2

手番では必ず迷路カードを押し入れなくてはなりません。
直前のプレイヤーによって押し出された場所に入れ戻すことは出来ません。


押し出されたカードの上に誰かのコマが乗っていた場合は、そのコマはゲームボードの反対側(今、入れられたカードの上)に移動します。
この場合の移動は、コマの移動とは見なされません。
Disney LABYRINTH-out

コマの移動

迷路の移動が終わったら、次にコマの移動を行います。
コマは繋がっている迷路に沿って好きなだけ動かすことができます。
全く動かさなくてもかまいません。

コマを移動して目標のキャラクターにたどり着いたら、キャラクタカードを表にして手元に置いておきます。
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そして、自分の一番上の山にキャラクターカードの絵を確認します。
それが、次の順番での目標キャラクターになります。

ゲームの終了

割り当てられたすべてのキャラクターを探し出し、最初に出発点に帰り着いたプレイヤーの勝ちとなります。

6歳・8歳の様子

子供向けのルールとして、以下の①、②を追加することができます。
①手元にあるキャラクタカードを全て最初にみて、好きな順番に探し出していく。
②すべてのキャラクターを探し出した後、出発点に戻らなくて良い。

我が家では②のみを採用しています。 集め終わったら出発点に戻るルールは、目的がみんなにバレているので、到達されないように、みんなから集中的に邪魔をされてしまいます。
そうなるとなかなか戻ることができません。
これだと、嫌な気分になっちゃうので、一番最初にすべてのキャラクターを探し出した人の勝ちとしています。

また、①②のルールとは異なりますが、キャラクタカードの枚数を調整しています。 3人で遊ぶことが多いのでキャラクタカードを全て配ると8枚になります。
ちょっと長いかな~と感じたので、5枚ずつにして遊んでいます。
キャラクタカードの枚数を調節すると、遊べる時間の長さに応じて対応できるのでオススメです。

まだ息子は6歳ですが、①のルールは追加しなくても楽しめています。
「これ、好きな順からやっちゃダメなの?」と言わなくても、そうしたほうが簡単そうだと気が付いていましたが。

迷路タイルを動かすことは簡単なので、もっと小さい子も遊べると思います。
ただし、ここにタイルを押し込むと道がどう変わるかをイメージできないと、目標キャラクターまでの道を意図して作るのは難しいと思います。

ただ、この力に関しては、年齢もありますが、得手不得手がありそうです。
私より息子のほうが、すいすい進めています。

娘はキャラクターからの道を考えて動かすので、自分のコマが全く動かせない状態なのに気が付いていなかったりします。
それに気が付いてからは、上手につなげられるようになったので、慣れもあります。
あとは、どうやら相手の目標が何なのかを道筋から予想して、邪魔しようともしているみたいです。

1枚ずらすだけだから、じっくり眺めればずらした後の道もイメージできるようになってきます。
7歳くらいからなら楽しめる難易度なのもいいですね。
でも、2人ともけっこうじっくり考えているので、ダウンタイム長めです。

もっと小さい子と遊びたい場合は、ジュニアラビリンスがあります。
なんとこちらは4歳から遊べます。
ムーミンなのがおしゃれですね。
通常のラビリンスは7×7ですが、ジュニア版は5×5になっています。
よりキャラクターに到達しやすくなってますね。


むすめ 喋る S
むすめ
きっとこっちに進みたいんだろうなって相手の行きたい方を考えて邪魔したり、自分のことまで考えるのが難しいけど楽しい。


むすこ 喋る S
むすこ
きっとこうつながるだろうなって考えて動かすのが、すごく楽しい!
すぐに着いちゃうんだよ。すごいでしょ。


親目線のレビュー

すごくわかりやすいルールなので、すぐに遊べます。
そして、遊ぶ時間や子供たちの年齢に合わせてルールをちょっと変えても、プレイ感が全然変わらないのが嬉しいですね。

見た目からルールは想像できていたのですが、実際のボードをみてなるほどと感心しました。
1列飛ばしで、キャラクターが1枚ずつ固定されています。
これだから、タイルがずれずれにならずに動かせるんですね。
Disney LABYRINTH-gamebord

キャラクタカードは5枚がちょうどいいです。
登場しないキャラクターが出てきてしまうけれど、ゲームには全く影響なし!
ゲーム中、やることは毎手番同じなので、長いとちょっと飽きてきちゃうかな。

コマが4つで4か所のスタート地点があるので、遊べる人数は4人となっていますが、別に5人とかに増えても遊べそうです。
スタート地点が誰かと同じになっちゃうけれど、ゴールはみんなバラバラですしね。

私個人としては、動かした先を考えるのはあまり得意ではないのですが、目標に到達できないことはないです。
自分で考えて繋げられることもあるし、相手の動かし方によってラッキーにも繋がってしまうことがあります。
相手の目的がわからないので、助けてあげているか邪魔しているかもわからないのがいいですね。
邪魔されても嫌な気分にならないし、ギスギスしないで済みます。

最後のキャラクタカードに到達したら、スタート地点に戻るルールは、我が家では導入していませんが、攻撃されるのはちょっと苦手です。
大人だけで遊んでも、入れたくないなと感じてしまいます。
実際に遊んだことがないので、どのような感じになるかはわからないのですが。
邪魔ばかりしてたら自分が進めないから、案外うまく進めるのかしら?

長く愛されて理由は、誰であっても、すぐにワクワクできるからではないでしょうか。
一生懸命考えるけど、運もあるから子供ともいい勝負ができます。
繋がる道筋に気が付いた時の興奮とスッキリ感は、なかなか他のゲームでは味わえません。
自分の手番が来る前に、どうか今の道が途切れませんようにって、待っている時のヒヤヒヤ感も楽しい。

ワイワイ遊べるのに、ちゃんと考えるから遊んでる充実感があって、これぞボードゲームって感じです。
ちょっとずれてるとタイルが動かなくなるし、すごいギミックがあるわけでもないし、ルールは見た目通りで意外性はないけれど、誰と遊んでも楽しいであろう安心感。
ハデさはないけれど、ずっと手元に置いて、ふと遊びたくなる。
だからこそのロングセラーなんですね。

現在購入できるラビリンスは、通常版とオーシャン、ジャパンがあるようです。
どれで遊んでもプレイ感は変わらないとは思いますが、これだけ長く愛されているゲームなので、子供に人気なキャラクターで発売してくれたら、もっともっと広まるんじゃないかな。
BGGでみると、キティちゃんとかスポンジボブとか色々な写真がありますね。
ボドゲーマにはスーパーマリオがあがってますね!欲しい~。
好きなキャラクター版がでたら、買っちゃうだろうな。

わたし 喋る S
いかっぱ
もうすぐ40周年だし、なにかスペシャルなバージョンがでないかな~。
今も有名だけど、もっともっと広がっていいゲームだと思います。
トランプと同じくらい一家に一個あっていいゲームです。

 

ボードゲームには珍しい細長い箱。
そして、見るからに悪そうな人のイラストが。

こちらライナークニツィア作のカルテルです。
刑事として、7つのマフィア団を捜査中!
でも牢屋は5つだけ。2人のマフィアのボスは逃げることができます。

逮捕したボスと同じ色の構成員は得点に、でもそのボスから賄賂をもらってたのに逮捕しちゃったら0点になっちゃいます。
構成員や賄賂を獲得しつつ、得点につながるボスを逮捕していくゲームです。

すごろくやのイベントで遊ばせていただきました。


6歳から遊べて、ゲーム時間15分というと、子供向けかな?と思いがちですが、全然子供向きではありません。
大人じゃないと味わえない楽しさがいっぱいです。
かといって、子供は遊べないかと言ったらそんなことはなく、ちゃんと遊べます。

私にしては珍しく、大人だけでも遊んで、家で子供たちとも遊んでいるので、それぞれ遊んでどうだったかをレビューします。

KARTEL-top

わたし 喋る S
いかっぱ
子供と遊んだ時と、大人だけで遊んだ時とでは、ずいぶん印象が違いました。
でも、子供は子供で楽しいようですよ。


【この記事でわかること】
・遊び方
・実際に遊んいる6歳児・8歳児の様子
・このゲームの醍醐味は心理戦


基本情報

対象年齢:6歳以上
対象人数:2~6人
プレイ時間の目安:15分
BGGの評価:KARTEL

内容物

・マフィアタイル 42枚(全7色6枚ずつ)
 6枚の内訳:ボス1枚、ワイロ1枚、構成員1人・3人各1枚、構成員2人2枚
・細長い刑務所ボード 1枚
・サイコロ(2・3・4の目のみ) 1個
・刑事駒 1個

およその箱サイズ(cm):26.7×6.5×6(たて×よこ×高さ)

ルール

準備

すべてのタイルをよく混ぜ、1本道の大きな円を描くように並べます。
ボスタイルは、鉄格子が描かれていない面を表にし、他のタイルは色付きの方を表にします。

刑事コマを輪の適当なタイル2枚の間に、時計回りの方を向くように置きます。
刑務所ボードは輪の中心に置きます。

KARTEL-setting

遊び方

手番は時計回りに交代します。

手番になったら、サイコロを振り、刑事を輪に沿って時計回りに進めます。
進める歩数は1歩からサイコロの目までの間であれば自由に選べます。

KARTEL-dice

刑事を進めたら、止まったところにあるタイルを取り、表向きのまま自分の手元に置きます。
刑事コマは、獲得したタイルの所に置かれるので、タイル2枚の間に置かれています。

もし刑事がボスのタイルに止まったら、ボスのタイルを裏返して刑務所ボードの空いているマスに置きます。
これにより、各自、手元にあった構成員のタイルを裏返して重ねて置きます。
KARTEL-rule

ワイロも裏返します。(0点になる)
KARTEL-rule2

ボスが投獄された後に構成員を逮捕したら、ただちに裏返して重ねます。

ゲームの終了

刑務所ボードに5人のボスが投獄されたらゲーム終了です。

自分の手元にある裏返してある山の特定を計算します。

投獄されなかったボスと同じ色の構成員は、構成員1人につきー1点になります。

KARTEL-minus

投獄されなかったボスと同じ色の賄賂は、描かれている袋ごとに1点、つまり3点になります。
KARTEL-gemeend

6歳・8歳の様子

6歳からとなっているとおり、ルールはダイスの目の範囲内でコマを自由に進め、タイルを獲得するだけ。
とっても簡単。ルール理解だけなら、6歳でも問題なくできます。
でも、戦略的に遊ぶには、6歳ではまだ早いと思います。

息子なんか逮捕したほうが強いんだとばかりに、どんどんボスを逮捕しちゃうし。
(まぁゲームの流れ的には、普通はそうなりますよね)
「ボスは逮捕しても得点にならないよ。」と伝えてはいますが、ボスを逮捕して、明らかに悪者と確定した子分を逮捕したいみたいです。(なるほどね~と納得)

ゲームの攻略としては、間違ってなさそう。
でも、子分逮捕したんだから親分逮捕したい!賄賂もらっちゃたんだから親分を逃がしたい!って、ドキドキするのが楽しいんですよねぇ。
その楽しさは、子供にはわからないようです。

それに、どんどんボスを逮捕しちゃったら、5分もかからずにゲームが終わってしまいます。
それじゃぁ、物足りない!!

得点計算の少しややこしい点としては、賄賂はボスが逮捕されても0点になるだけですが、子分はボスが逃げ切れちゃうとマイナス点になっちゃう点でしょうか。
こういう細かい得点計算も6歳では難しいでしょうね。
得点を稼ぐ方向には計算できても、マイナスを減らすっていう考えには、なかなか及ばないようです。

娘はこのゲームが大好きで、よくリクエストされます。
でも、弟と協力したがるんです。
協力しても利益を均等に得ることはできないし、ダイスの目によっては一部敵対しちゃうこともあるんですが、そこまでは考えられないかな。

ゲームの成り行きで、敵にもなりつつ、味方にもなるっていうプレイヤー間の関わりや、自分の獲得タイルの中でも、矛盾が起きちゃったりっていうジレンマは、まだまだ楽しめないようです。
娘の言う通り、相手の邪魔をしちゃうこともあるので、子供だけで遊んだら、不穏な空気になりそうですね。

我が家では、敵は私1人なので、姉弟で「ママが赤のお金持ってるから、赤を逮捕しよう!」「緑は逮捕しないようにしようね!」なんて、子供たちは大盛り上がりで楽しんでくれています。
いいんですけどね、そういうゲームでも。

勝敗はどうなるかというと、確信犯的に協力させている娘が強いですね。(息子は利用されて、たいていビリ)
でも、毎回勝つかというとそうでもないので、やはりダイス運は強そうです。

子供なりに色々考えているようですし、成り行きまかせのゲームでも、一人敵認定されても、ちゃんと楽しめるところは高評価ポイントです。

我が家では遊んだことはありませんが、簡単ルールとして、賄賂をなくすルールもあります。
これだと、ジレンマはないけれど、ケンカにはならなそうですね。


むすめ 喋る S
むすめ
このゲーム好き~。
でもさ、お友達と遊んだらケンカになりそうだね。


むすこ 喋る S
むすこ
サイコロでさ、悪いボスの子分が逮捕できそうだと嬉しいよね。
捕まえられるかな~っていうのがドキドキして楽しいよ。


親目線のレビュー

一番最初に遊んだ時は、すごろくやのイベントだったので、大人だけで遊びました。
利害が一致しない人もいれば、一致する人もいて、はたまた同じ人でも一致するところもあるし、一致しいところもある。
協力ゲームになりそうなところを、ダイスがいい塩梅で邪魔するんですよね。
「その人、いい人の顔してるよ!逮捕しないで~」「ここは、私も子分逮捕しておくんで、ボスを頼みます!」
そんなやり取りがすごく楽しかったです。
そして、さすがクニツィア博士。ジレンマたっぷりです。
ダイスの目によっては、マイナスを取らざるをえなかったり、相手に有利になってしまったり。

子供と遊んでももちろん楽しいのですが、あからさまに姉弟で手を組もうとするんで、孤立奮闘になってしまいます。
ほどよく敵で、ほどよく味方っていう楽しさは、まだわからないかな~。
もちろん、ダイスの目によっては、完全にチームになることは出来ないんですけれど、最初から共闘目的でいるとまぁまぁ利害が一致しちゃうんですよねぇ。

このゲームって、タイトルとかパッケージからはそうは見えないんですが、心理戦の要素すごく強いんです。
最終的な勝ち負けはあるんですが、遊んでる最中のやり取りが楽しいんですよね。

後半にむけて会話は弾みますし、誰がどのタイルをとったかで、何マス進むかを予想していきます。
自分の手番までに、どのくらいまで進むかなとか、次の人に有利なボスを取らせないためには、ボスまで5マス以上開けておきたいとか(ダイスの目が最大4なので)。

大人だと、それぞれが、場を読んだうえで、ダイスの目まで考えてコマを動かすので、それぞれに逮捕したいボスにギリギリたどり着けずとか、一人前で欲しいボスが飛び越されちゃったりとか、ジリジリします。
「そうきちゃうのね~」とかパーティーゲームさながらに盛り上がります。

子供と遊んでも、ゲームの楽しさはちゃんとあるので十分楽しめますが、心理戦・コミュニケーションゲームとして本領を発揮させるには、10歳以上?とかになっちゃいそうですね。

イベントで遊ばせてもらったのが最初だったので、ちゃんとそういった点を理解して盛り上げてくれたスタッフがいたから、より楽しく遊べたんだと思います。
途中からみんな気が付いて、やいやい言って盛り上がったし。
BGGでもパーティーゲームになってますね!

みんな初めて遊びますっていう人だけでも簡単に遊べますが、コミュニケーションを楽しむゲームだよ、けっこう心理戦だよって共通認識で遊べたら、すごく楽しいですよ。

実はこのゲーム、新生活応援のすごろくや吉祥寺店イベントでも登場したんです。
やっぱり会話が弾むオススメパーティーゲームなんですね。



わたし 喋る S
いかっぱ
わいわい遊べるのに、ちゃんとジレンマ。
仲の良い人と遊べば、やいのやいの言いながら盛り上がるし、初めての人とは、ちょっと味方、ちょっと敵になって会話が弾みますよ。


まず最初に気になってしまうのは、パッケージ。
なんか知っているゲームのキャラクターがいるぞ??
あのタイルも!あのコマはなんのゲームだっけ?

そして、作者はライナー クニツィア!

次々に発売される新しいゲームが積みあがる前に、一つでも多く楽しみましょう!といったテーマのカードゲームです。
だから、色んな有名ゲームのコマやタイルが描かれていたんですね!

テーマは積みゲー対策なんですが、数字で遊ぶゲームです。
やっぱりクニツィア博士ですね。

娘が学童で1年生から遊んでたというので購入しましたが、10歳からになっています。
ちょうど息子が1年生なので、本当に1年生でも遊べるの?といったところをレビューしました。

Escalation!-top


わたし 喋る S
いかっぱ
10歳から向けだよ?1年生でも本当に遊べるのかな?
クニツィア博士のゲームだから、ジレンマが楽しみだな!


【この記事でわかること】
・遊び方
・実際に遊んいる6歳・8歳の様子
・10歳から向けだけど、そんなに難しくない?

基本情報

対象年齢:10歳以上
対象人数:2~6人
プレイ時間の目安:15分
BGGの評価:Escalation!

内容物

・数字カード 54枚
・パスカード 2枚
・スコアシート 1冊
・説明書 1部

およその箱サイズ(cm):13×10×2(たて×よこ×高さ)

ルール

準備

数字カードとパスカードをよく切ってから、全員に6枚ずつ伏せて配ります。

残りのカードは山札とします。

Escalation!-cards

遊び方

時計回りに手番を行います。

手番では、以下の2つのうちのどちらかを行います。

1.数字カードを1枚以上出す

手札から1枚以上の数字カードを選んで、それらの値の合計を宣言して、中央に置きます。
複数枚出す場合は、全て同じ値のものでなければならなりません。
1-7と記載されたカードは、1~7のどの値のカードとしても扱えます。

Escalation!-same number

1番最初に出すカードは自由に決めて構いません。
2人目以降は、直前に出された数より大きくなるように出さなければなりません。

手番の最後に、手札が6枚になるまで山札からカードを引きます。

2.パスカードを1枚出す

パスカードを出した場合は、数字を宣言せずに手番を終えられます。
手番の最後に山札からカードを1枚引き、手札を6枚にします。

次のプレイヤーは、パスカードが出される前に宣言されていた数より大きくなるように出すことになります。

カードの引き取り(失点)

直前の宣言より大きな数を出せない(出したくない)、パスカードも出せない(出したくない)場合は、中央に重ねられているカードをすべて取って、手元に伏せなければなりません。(手札と混ぜてはいけません)

これを行ったプレイヤーがスタートプレイヤーとなり、自由にカードを出します。

Escalation!-rule

ゲームの終了

山札がなくなり、手札が6枚まで補充できなくなってからは、手札補充なしでゲームを続けます。

いずれかのプレイヤーの手札がなくなったら、直ちにゲーム終了です。
中央に残ったカードは誰も取りません。

得点計算

手元に伏せたカードと最後に残った手札を加えて、この枚数が最も少ないプレイヤーの勝ちです。

バリエーション

参加人数と同じ回数のゲームを行って、全体の勝者を決めることもできます。 この場合、1ゲームごとに最初の手番を行うプレイヤーを交代し、全員が1回担当するようにします。
1ゲームごとに、添付のスコアシートに失点を記載し、通算の失点が最も少ないプレイヤーの勝ちです。

6歳・8歳の様子

娘がすごろくや吉祥寺店で見つけて、欲しいって言ってくれたゲーム。
学童で1年生の時に遊んで楽しかったけれど、今はなかなか遊ぶ機会がないとのこと。

知らないゲームだなぁってパッケージを見たら、なんか知ってるゲームのキャラクターがいるぞ?
そして、ライナー クニツィアですって?
これは楽しいはず!と迷わず即購入しました。

10歳からとなっていますが、学童では1年生からみんなで遊んでいたようです。
確かにルールはとってもシンプル。
前に出された数字より大きい数字を出すだけです。

数字の大小さえわかれば遊べちゃうんじゃないの?といった単純ルールなんですが、同じ数字を出す場合、枚数の数をかけられるといった点で、対象年齢が上がりますね。
同じ数字のカードは、最大で6枚まであるので、掛け算の6の段までわかっていないと、スムーズに遊べません。
実際には3の段くらいで済むことがほとんどではありますが。

そうなると、掛け算を習う2年生からは遊べますね。

息子はまだ1年生ですが、娘が宿題でやっている掛け算カードを横で聞いていたり、そろばんアプリで学習しているので、3の段くらいまではなんとかわかります。
もしくは、すべての合計なので、足し算だけでも大丈夫。
でも、繰り上がりの足し算は必要です。

何回か教えてもらいながら遊んだら、コツをつかんだようで、私や娘と互角の勝負が出来るようになりました。

でもなんで10歳からなんでしょう?
ここがさすがクニツィア博士なんですよね。
小さい数字ほど枚数が多いわけではないんです。
1なんか1枚しかありません。
つまり、1番最初しか出すことができないんです。
2だって5枚しかないから、全部手元にきたところで10にしかならない。

そうなると、わざと負けて、自分をスタートプレイヤーにする必要がでてくるんです。
あとは、山札を含めてすべてのカードを使用するので、6がもう何枚だされたとかカウンティングして考えることもできます。
ここが10歳以上となっている理由かもしれませんね。

子供たちは互角に遊んではいますが、息子はわざと負けるといったことはしていなそうです。
娘はしているかもしれません。
出せなくなっちゃって、自分がスタートだ!「じゃぁ、2を出そう」といった感じです。

こういったゲームで我が子が一番苦手なのは、計算でもなく、手札を補充するといった点ですね。
手番終了時には、手札が6枚になるように補充するのですが、息子はよく忘れます。
ふとみると、4枚くらいしか持ってない。
指摘すると慌てて補充するのですが、手札運狂ったな~と思ってしまいます。

むすめ 喋る S
むすめ
何を出せばいいかな~って考えて出すのが楽しいよね。
いっぱい一気に出せると嬉しいよ!


むすこ 喋る S
むすこ
あんまり好きじゃないかなぁ。
計算がちょっと大変だし、運がないんだもん。


親目線のレビュー

こういったパッとできるけど、なかなか悩ましいカードゲームって大好きです。

すっごいルールは簡単なのに、もう1枚手札に増えるかもしれないから取っておくか、、、それとも出しちゃう?って悩んじゃいます。

13を超えてくると、絶対に複数枚出さないと勝てません。
6を3枚で18!って出されてドヤ顔している人に、「はい!8が3枚で24!」ってやれると、すごく爽快!!
でも、8とか出しやすいから、溜めておくか出しちゃうか悩ましいんですよね。

オールマイティカードも数字が1-7までの間だけっていうのが、これまた微妙な塩梅。
9としては使えないのか~ってなります。

ちなみにテーマは積みゲー崩し。
遊んでいる最中は、テーマを感じることは全くないですね(笑)
数字が大きくなると、絵がごちゃごちゃしてくるな~くらいです。

わざと負けておくかっていうクニツィアジレンマを感じていなそうな子供たちですが、勝負は案外互角です。
カードの引き運も結構大きいですね。
だからこそのジレンマなんですけれど。
子供としか遊んでいないからかもしれませんが、ジレンマは少なめな気がします。

夫も一緒に4人で遊びましたが、4人だと同じ数が集まることが少なくなります。
手札が悪いと全然出せない!ってなります。
その分、複数枚集まった時がより強力になるので、ちょっと戦略性が増すかな?
あくまで印象なので、複数回遊んだらイメージが変わるかもしれません。

このパッケージのゲームを全部わかる人っているのかな?
むしろ、ボードゲーマーなら知ってて当たり前??
私がわかるのは「おばけキャッチ」「ディクシット」「ヘックメック」「カルカソンヌ」くらいです。
分かる人が遊んだら、クスっと楽しめるイラストですね!

海外のパッケージをみると全然絵柄が違います。
この愉快なパッケージは日本だけなんでしょうか?テーマも日本専用?
だとしたら嬉しいですね!可愛くて楽しいパッケージです。

とっても手軽なのに楽しくて小箱なので、旅行に持ってくゲームに追加です!

わたし 喋る S
いかっぱ
1年生の息子も遊べましたね!
でも掛け算はスムーズにできないと不利になっちゃいます。
学童でみんなで遊んだ時は、掛け算ではなく、全て足し算で計算していたのかな。

 

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