いかっぱの知育と称してボードゲーム沼

7歳の男の子、9歳の女の子と毎日ボードゲームで遊んでいます。
息子2歳、娘4歳の時、知育と言い訳して、すっかりはまってしまったボードゲーム沼。
これまでに遊んだゲームの中から、我が家でも大好評な幼児向け・低年齢対応のボードゲームをご紹介します。
親子の絆を深めつつ、子供たちの成長にもプラスの影響を与えること間違いなし!
新しいボードゲームの発見と家族との特別な時間が待っていますよ!

タグ:7歳と遊んでみた

マインクラフトがボードゲームになった!!

子供たちが大好きなマインクラフト。
我が家でもず~っと遊んでいます。

そんなマインクラフトがボードゲームになりましたが、子供たちは楽しく遊んでくれるかな?
10歳からとなっていますが、7歳息子でも遊べるでしょうか?
早速、遊んでみたのでレビューします!

MINECRAFT Builders&Biomes-top

わたし 喋る S
いかっぱ
テーマはマインクラフトだけど、もちろんプレイ感は違うよね。
気に入ってくれるかな。


【この記事でわかること】
・遊び方
・実際に遊んいる7歳児・9歳児の様子
・これは楽しい!マインクラフトを知らなくても大満足の内容!

基本情報

対象年齢:10歳以上
対象人数:2~4人
プレイ時間の目安:30-60分
BGGの評価:Minecraft: Builders & Biomes

内容物

・木製ブロック 64個
(木材16個、砂14個、石12個、黒曜石10個、エメラルド12個)
・建築&モブカード 64枚(建築カード 44枚、モブカード 20枚)
・武器トークン 36枚
(個人用:石の剣1枚、木の剣1枚、青いジャガイモ3枚の4セットを含む)
・プレイヤーボード 4枚
・経験値カウンター 4枚
・スキン(キャラクター) 4枚
・スキンの台 4個
・概要カード 8枚
・ブロックベース 1枚
・ブロック積み上げサポート板 4枚
・無地のスキン 4枚(好きなキャラクターにカスタマイズしてね)

およその箱サイズ(cm):26.0×26.0×18.5(たて×よこ×高さ)

ルール

準備
64枚の建築カードとモブカードを裏返しにしてシャッフルし、それぞれ4枚ずつ16の山に分けます。
カードの間に十分なスペースを空けて、4×4の格子状に並べます。

背景の白い16枚の武器トークンをシャッフルし、裏返しにして各列と行の端に1枚ずつ置きます。

MINECRAFT Builders&Biomes-setup

みんなが取りやすい位置にブロックベースを置き、サポート板を組み立てます。

サポート板の中にブロックを積んでいきます。

積み方のコツ:サポート板のなかにブロックをどんどん入れていきます。ぐちゃぐちゃでOK。 ある程度入ったら、サポート板のフラップをもって、ゆすります。
そうすると、自然に積みあがります。

ブロックを積み終わったら、フラップを持ち上げて、サポート板を取り外します。

MINECRAFT Builders&Biomes-how to make big cube

各プレイヤーは色を選択し、同じ色のスキン+スキン台、武器トークン、経験値カウンターとプレイヤーボードを受け取ります。
MINECRAFT Builders&Biomes-game materials

プレイヤーボードのポイントトラックの0のところに経験値カウンターを置きます。

スキンをスキン台にセットして、格子状に置いたカードの中央の交差点に置きます。

概要カードは2セットなので、3人以上で遊ぶ場合は、2人で1セットの概要カードが見えるように置きます。
MINECRAFT Builders&Biomes-overview cards

遊び方
スタートプレイヤーを決めたら、順番にターンを行います。(最年少プレイヤーがスタートプレイヤー推奨)

自分のターンでは、以下の5つのアクションから2つを行います。
ただし、同じアクションを繰り返すことはできません。

ブロックを2個集める
ブロックを2個取ります。
ブロックは一番上の層にある場合または2つの側面が露出している場合にのみ取ることができます。
MINECRAFT Builders&Biomes-collect blocks

0~2スペース分移動し、カードをめくる(探索)
キャラクターを0~2スペース分移動させます。
スペースとは、カードの山と武器トークンからなる格子が交差するポイントのことです。
次に、自分のキャラクターの周りにある4つのカードの山の一番上のカードをめくります。
一部がすでにめくられている場合は、そのままにしておきます。
MINECRAFT Builders&Biomes-explore

ゲームの途中でカードの山がなくなっても、それらの間にあった通り道に沿ってキャラクターを移動させます。
MINECRAFT Builders&Biomes-explore2

建築する
建物を建築するには、キャラクターが建築カードの隣にいる必要があります。
建築に必要なブロックは、建築カードの右下に表示されています。
建築に使ったブロックは箱に戻します。

緑のエメラルドブロックは、他のブロックの代わりとして使うことができます。
建築したカードは手元に獲得し、プレイヤーボードの任意の場所におきます。
MINECRAFT Builders&Biomes-build

いくつかの建物には、建設時に経験値ポイントを獲得できるものがあります。
経験値カウンターを獲得したポイントの数だけ移動させてください。

既存の建物の上に建築することができます。不要になった建物カードの上に、新しい建物カードを置いてください。

モブと戦う
キャラクターがモブカードの隣にある場合、そのモブと戦うことができます。

戦い方:裏返しにした武器トークンの山をシャッフルし、上から3枚めくります。

めくった武器トークンのハートの数を数え、その合計がモブカードに示されている数以上であったら、モブを倒すことができます。
モブを倒したら、モブカードの右上にあるアイコンの隣に書かれているポイントを獲得します。

武器トークンのハートの数がモブカードより少ない場合は、負けです。モブカードはそのままとなります。
MINECRAFT Builders&Biomes-fight a mob

モブカードには2種類あります。

お肉マーク:自分のターン時に追加のアクションを1つ行うことができます。
通常の2つのアクションを実行した後に、このカードを使用することで、追加のアクションをすることができます。
追加のアクションは、同じアクションを続けて実行することができます。
このモブカードは同時に複数枚使用することができます。

砂時計マーク:ゲーム終了時の得点計算で加点となります。
バイオーム、資源別の建物、建物のタイプに一致する建物カードにつき、記載された経験値を獲得します。
MINECRAFT Builders&Biomes-two kinds of mobs

武器を集める
キャラクターが武器トークンの隣にいるとき、武器トークンを獲得することができます。
手に入れた武器トークンは自分の武器トークンの山に入れてシャッフルします。
MINECRAFT Builders&Biomes-collect a weapon

特別な能力を持つ武器(左上にアイコンが描かれています) 特別な能力は、戦闘中にめくられたら効果を得ます。(勝敗に関係ありません)

:追加の武器トークンを1枚めくることができます。
金のくわ:経験値2ポイントを獲得します。
石のつるはし:資源ブロックを1個取ることができます。
TNT爆弾:ハート5つ分の強力な武器です。使用した場合は箱に戻します。めくられても使わずにキープしておくこともできます。
MINECRAFT Builders&Biomes-weapons

MINECRAFT Builders&Biomes-TNT

得点ラウンド
得点ラウンドは3回あります。

最初の得点ラウンド(A:バイオーム)は、ブロックの一番上の層がなくなったときに発生します。
2番目以降の層から収集されたブロックがあっても関係ありません。
一番上の層の最後のブロックを収集したプレイヤーは、通常通りターンを終えます。
得点ラウンドは、そのアクションが完了すると開始されます。

2番目の得点ラウンド(B:資源)は、2段目のブロック層がなくなった時に発生します。

3番目の得点ラウンド(C:タイプ)は、3段目のブロック層がなくたった時に発生します。

同じターンの最終に複数の層のブロックがなくなることがあります。
その場合、ターン終了時に発生したすべての得点ラウンドは、通常の順序で1つずつ行われます。
MINECRAFT Builders&Biomes-Scoring

得点の計算方法

建物カード(最初のラウンドのみプレイボードのバイオームも使用可)に記載されているアイコンを確認します。

Aラウンド:バイオーム(一番上のアイコン、プレイボードのアイコン)
MINECRAFT Builders&Biomes-scoring roundB

Bラウンド:建物の資源(真ん中のアイコン)
MINECRAFT Builders&Biomes-scoring roundB

Cラウンド:建物のタイプ(一番下のアイコン)
MINECRAFT Builders&Biomes-scoring roundC

各ラウンドで、最も多くつながっている1つのグループを特定します。(1種類だけです)
角だけが接している場合は、つながっているとはみなされません。

得点カードに印刷されている1つあたりの得点×つながっている数が獲得できる経験値になります。

得点ラウンドが終わっても、建物カードはプレイボードに置いたままにします。

得点ラウンドが終わったら、得点ラウンドを始めたプレイヤーの左隣のプレイヤーからターンを開始します。

ゲームの終了
 3回目の得点ラウンド後に終了します。

倒したモブカードに対して得点計算を行います。

モブカードはその特性をもつすべてのスペースをカウントします。
スペースがつながっている必要はありません。

MINECRAFT Builders&Biomes-mob scoringtop

最も経験値の多いプレイヤーが勝利です。
同点の場合は、手元に最も多くのブロックを持っているプレイヤーの勝ちです。

7歳・9歳の様子

10歳からとなっていますが、7歳息子でもすぐに遊べました。
ルールは5つのアクションの中から2つを行うだけなので、とても簡単です。
アクションも複雑なものはなく、マインクラフトの世界観に合っているので、感覚的に理解できたようです。

やや難しいのは、得点計算ですね。
こちらは、獲得した建物タイルの配置をじっくり考える必要があります。
また、配置した建物カードは、3ランド目まで活用できますので、そのあたりも考えて配置しないといけません。

バイオームばかりみて配置していると、2ランド目、3ランド目で、「あのカード、こっちに配置しておけばつながったのに!」ってなります。
この辺りは、最初のうちはやや大人のほうが有利かなと思います。

息子も3回目くらいからは、かなり慣れてきており、バイオームも考えつつ、Cランドを考えて橋アイコンを積極的に取っていました。

もともとマインクラフトが大好きな子供たちなので、武器を獲得したり、モブを倒したり、建築したりがとても楽しいようです。
そのため、ラウンドを終わらせてくれません。
「まだ作りたいから、そのブロック取っちゃダメ!」となります。

まだ得点ラウンドが同時発生したことはありませんが、2ラウンド目、3ラウンド目はすぐに終わってしまいます。

特に息子がすごく気に入ってくれまして、呼ばれたなと思ったら、セットアップが済んでいます。
我が家にあるゲームの中では、比較的ゲーム時間が長めなので、寝る前にちょこっと遊ぶゲームとはいきませんが、かなりの頻度で遊んでいます。
置き場所もほかのボードゲームと一緒ではなく、switchの隣に置いてあります。

息子もかなり慣れた今では、私と対等に遊ぶことができています。
彼のお気に入りになってくれました。

むすめ 喋る S
むすめ
モブ倒すんだけどさ、それだけじゃダメで建設もしなきゃなんだよね。
そのバランスが難しい。
でも、上手くいくと点数上がるから嬉しいよね。


むすこ 喋る S
むすこ
探索したり、ブロックとったり、建築したり、武器取ったり、モブ倒したりさ、いろいろしてさ、バイオームで得点計算してさ、次はさぁ(中略 めっちゃ語ってます)橋とかのタイプまで考えるは難しいよね。


親目線のレビュー

私はマインクラフトは詳しくなく、子供たちが遊んでいるのをちらっと眺めている程度です。
ブロックがあったり、マインクラフトの世界観はよく表現されていますが、ボードゲームとして楽しめるのかなっと不安がありました。

遊んでみたら、すごく楽しい!
タイル配置ゲームとして、かなり優秀です。

かといってタイル配置だけではなく、得点を上げるためにはモブを倒すことが必要です。
モブの加点が、最終得点に大きく影響します。

でもそのモブが強いんです!
そもそも初期装備の武器なんて、全部足してもハート3つしかないんです。
5枚中イモが3枚もあるから、そもそも武器がでないこともあるし。
このイモがかなり盛り上げてくれます。
武器を獲得して、満を持してモブに戦いを挑んでも、イモばっかで敗北。
大爆笑です。

建物は建築しなきゃいけないし、そのためにはブロックを取らなきゃいけないし、得点を増やすためにはモブを倒す必要があって、そのモブを倒すためには武器を獲得しなきゃいけない。
そもそも、建物やモブがどこにあるかを確かめるためには探索しなきゃいけないし、建物やモブの隣に移動しなきゃいけない。

5つのアクションが全部つながっているんです。
毎ターン、どのアクションを優先しようか、大人でも悩みます。

インタラクションとしては、建物やモブカード、武器トークンは早い者勝ちといったところで、直接攻撃はありません。
そして、モブを倒すときや建物カード、モブカードの配置はランダムなので、運要素もあります。

タイル配置のアブストラクト感と運要素のバランスがとてもいいです。
マインクラフトを知らなくても、困ることはないですし、ボードゲームとして優秀です。

娘、息子と私の3人や夫も含めた4人で遊ぶこともありますが、一番多く遊んでいるのは息子と2人です。
2人だと、他の人に取られてしまうことが少ない分、建物やモブを多く獲得できます。
そのため、総得点は100点を大きく超えます。
4人だと50点いかないことも多いです。
総得点が100点を超えるような場合は、かなりやりごたえがありますね。

2人だと箱庭感たっぷりに、かなり自由にプレイボードを埋めることができます。
プレイヤーが増えると、インタラクションも増え、思うように建物を得られないことが多くなりますが、私的にはどちらもそれぞれの良さがあり、楽しめています。

わたし 喋る S
いかっぱ
コラボゲームでしょとちょっとなめて考えていました。
すごく楽しいではないですか!!
私的ランキングでもかなり上位にくるゲームです。

 

パズルゲームの代表作 ウボンゴ!
名前もユニークだし、気になっていました。

子供ってパズル好きですよね。
そして、こういったスピード勝負も兄弟間で実力差なく遊べるようになってきたので、満を持してお迎えしました!
といっても、お手軽なミニをお迎えしました。
ウボンゴは遊んだことがないので、比較はできませんが、こちらウボンゴミニを子供たちと遊んだ様子をレビューします。

Ubongo mini-top

わたし 喋る S
いかっぱ
ウボンゴっていう響きが一度聞いた忘れられない。
私はパズルけっこう苦手なのよね。子供たちといい勝負になるかしら?


【この記事でわかること】
・遊び方
・実際に遊んいる7歳児・9歳児の様子
・実力差が、、、。得意な人にはハンデをつけてもらいましょう。

基本情報

対象年齢:7歳以上
対象人数:1~4人
プレイ時間の目安:15分
BGGの評価:ウボンゴ ミニ

内容物

・カード 32枚(両面なので合計64問のパズル)
・ピース 8種類×4個ずつ

およその箱サイズ(cm):18×11×3.5(たて×よこ×高さ)

ルール

準備

32枚のカードを用意します。
A面が簡単な面で、必要なピースは3個です。
B面が難しい面で、必要なピースは4個です。

Ubongo mini-cards

遊ぶ面を決めたら、その面が下になるようにシャッフルして、山札にします。
2人で遊ぶときは、使うカードは16枚、3人では24枚、4人ではすべて32枚を使用します。

各プレイヤーは8個の異なるピースのセットを持ちます。

Ubongo mini-setting

遊び方

ゲームは8ラウンド行います。

各プレイヤーは山札からカードを1枚取り、自分の前に置きます。
全員同時に自分のカードを裏返し、遊ぶ面が上になるようにします。

自分のカードの白いますにぴったりはまるように、ピースを置きます。

ピースを最初に正しく並べたプレイヤーは、「ウボンゴ!」と叫んで、A面で遊んでいるときは20まで、B面では30まで大きな声で数えます。

Ubongo mini-ubongo!

他のプレイヤーはゲームを続けます。最初のプレイヤーが数を数え終わる前にパズルを完成させることができたプレイヤーと最初のプレイヤーは、カードを獲得します。

最初のプレイヤーが、数を数え終わるまでに、パズルを完成できなかったプレイヤーのカードは、最初に解き終わったプレイヤーのカード(ポイント)となります。

ゲームの終了

8ラウンド終わったらゲーム終了です。 最も多くのカード(ポイント)を持っているプレイヤーの勝利です。

7歳・9歳の様子

7歳息子はルールを聞くよりも先に、パズルを作り始めていました。
こんなパズルを渡されたら、すぐにでも挑戦したくなっちゃいますよね。

ルールって完成したら「ウボンゴ!」って叫ぶとか、1番先にウボンゴした人が20数えるとかだけなので、もはやほとんど説明いらず。
とにかく完成させることを楽しんでいました。

難易度としては、7歳でもA面、B面どちらも完成させることができるものとなっています。
もっと小さくても遊べると思います。

スピード勝負となると、とたんに得手不得手がでちゃいますね。
何度やっても娘が強い!
空間把握能力とかそういうのの違いなんでしょうか。

ぱっとピースをみて、頭の中でクルクルっとできちゃうんでしょうね。
そういえば、フォールド・イットも強かったな。



本来のルールだと、ウボンゴした人のカウントが終わっても完成できなかったら、そのカードは手に入らず(最初にウボンゴした人に渡す)、次のゲームになります。
でも、完成できないって不完全燃焼感たっぷりなので、娘にはB面でも作っててと言って、息子と私を完成まで待ってもらっています。

もう最初から娘はB面、私と息子はA面でいいんじゃないかな~と思うんですが、そうなると娘も簡単には勝てなくなるので許してくれません。

大人と小さな子がハンデをつけて遊ぶには、子供がA面、大人がB面でいいと思いますが、その逆は認めてもらえないようです。

むすめ 喋る S
むすめ
パズルはそんなに得意じゃないと思うんだけどな。
A面ですごい人がB面になるとゆっくりになるから、一緒に遊べるよね。


むすこ 喋る S
むすこ
カードの運があるよね~。
パズル作るのが楽しいよ!


親目線のレビュー

こちらのゲームもずっと気になっていて、子供たちと一緒に遊びたいなぁと思っていたのですが、お店で見て箱の大きさにびっくり。
ボードゲームとしては特別大きいわけではないのですが、パズルするのにこの大きさかと思って、ためらっちゃったんですよね。
そんなときに見つけたミニサイズ。
これならどこにでも持ち歩けるサイズで、パズルの要素はそのままなようなのでお迎えしました。

パズル的な要素は特別目新しいものではなく、我が家にある『東大脳!ブロック10』にも同じようなゲームはあるし、カタミノとかも似てますよね。

それを上手にゲームに落とし込めているポイントとしては、一番先に完成させた人が「ウボンゴ!」って叫んだ後に、カウントダウンすることですね。
焦るんですよ~。とたんに考えられなくなっちゃう。
そこが楽しいところでもありますね!
まさにここがポイントというか、パズルは落ち着いてやれば比較的簡単に完成させることのできるものです。
でも、焦るとできない!っていう点がゲーム性ですね。

もとのウボンゴからパズル要素だけを取りだしたゲームのようなので、パズルとしてはよくあるやつと思ってしまうのかもしれません。
それでも、お題が64問もあるので、何度でも遊べます。

B面はピースが4つになり、難易度が上がります。
でも、要はひらめきなので、A面でなかなか完成できないものもあれば、B面でもさらっと完成できちゃうのもあるんですよね。
たまたま手に取ったピースがきれいにはまっちゃったというのも大きいです。

各パズルの答えは、少なくとも3通りの異なる組み合わせがあるので、同じパズルでもプレイヤーによって、使うパズルが違ったりするのも面白いですよね。

カタミノなどと比べて、厚紙なのでとってもコンパクトで軽いというのは、魅力ですね。
帰省や旅行にも持っていきやすいです。

わたし 喋る S
いかっぱ
パズルは簡単!さっと完成できると気持ち良い。
ただ娘が早すぎて、完成が間に合わないとツライ。


 

こちらのゲームは、日吉にあるカフェバー隠れ家さんで行われたハロウィンパーティーで子供たちが遊ばせていただき、とっても盛り上がったので、ずっと欲しかったんです。

最近では、リーズナブルになってお求めやすくなってますね。
でも、どうしても前の版が欲い!!(なぞのこだわり。根拠ないです)
ということで、なかなかお迎えできませんでしたが、運命的な出会いで我が家に来てくれたので(広島出張時に買いました)、早速レビューします!

aiuebattle-top

わたし 喋る S
いかっぱ
ゲーム会では、息子より小さな子も一緒に遊べました!
ひらがなが書ければ楽しめますよ!


【この記事でわかること】
・遊び方
・実際に遊んいる7歳児・9歳児の様子
・ばぁばもお気に入り!三世代で遊べちゃう万能ゲーム

基本情報

対象年齢:10歳以上
対象人数:2~6人
プレイ時間の目安:15分

内容物

・あいうえボード 1枚
・ちょっかんチップ 47枚
・ちょっかんくん 42体(6色×7体)
・ホワイトボードマーカー 6本

およその箱サイズ(cm):21.2×15×8.5(たて×よこ×高さ)
※第2版です。

ルール

準備
 あいうえボードを中央に広げ、ちょっかんチップを全員が手に取りやすい場所に置きます。

各プレイヤーは好きな色のちょっかんくんを7体とホワイトボードマーカーを1本受け取ります。

aiuebattle-setting

遊び方
バトルの準備
みんなでお題を決めたら、各プレイヤーはお題にそった2文字以上7文字以下の単語を決めます。
その単語をほかのプレイヤーに見えないように、ちょっかんくんの背中に書いていきます。
ちょっかんくんの背中が他のプレイヤーに見えないように立てて並べます。

単語の書き方のルール

・ちょっかんくん1体につき1文字ずつ背中に書きます。
・ひらがなで書きます。
・濁点、半濁点は書きません。
・小書きの文字は大文字でかきます。
・リーダーちょっかんくん(旗を持ったちょっかんくん)に1文字目を書き、自分から見て右端に置きます。
・単語は7文字より少なくてもかまいません。文字を書かないちょっかんくんに✕を書きます。

aiuebattle-rule

バトルの進め方

攻撃する!
お題を決めた人から順番に、あいうえボード上の文字にちょっかんチップを置いて、その文字を宣言し、攻撃します。

判定する!
すべてプレイヤーは自分のちょっかんくんに攻撃された文字が書かかれているか確認します。

攻撃された文字が書かれたちょっかんくんはダメージを受けます。
ダメージを受けたちょっかんくんはくるっと逆向きにして、ほかのプレイヤーに文字が見えるようにします。
攻撃を与えられたプレイヤーは、もう1回だけ攻撃をすることができます。
攻撃は最大2回までです。

IMG_5061

ダメージを受けたちょっかんくんがいなければ、攻撃は失敗です。
時計回りに次のプレイヤーに攻撃手番がうつります。

自爆:自分の手番の攻撃で、自分のちょっかんくんがダメージを受けた場合は、自爆となります。
他のプレイヤーと同様にダメージを受けてちょっかんくんを逆向きにしてください。
自爆した場合も連続攻撃は可能です。

脱落:✕以外のすべてのちょっかんくんがダメージを受けたプレイヤーは、そこで脱落となり、以降は攻撃に参加できません。

ゲームの終了
 攻撃と判定を繰り返し、最後まで残ったプレイヤーの勝利です!

aiuebattle-winner

7歳・9歳の様子

10歳からとなっていますが、ひらがなさえ書ければ、一緒に遊べます!
1年生の子も一緒に遊べましたが、能力差などでることなく一緒に遊べていました。

お題を決めるところはちょっと悩みますが、説明書にお題リストもあるので、助かります。
家族で遊ぶのであれば、家族内でブームのものとかでもいいですね。
我が家ではドラゴンボールのキャラクターとかで遊んだりもしました。

問題なく遊べはしますが、まだまだ息子は自爆しがちです。
相手の単語が何かわかっちゃったら、もう攻撃せずにはいられない。
で、自爆するっていうパターンです。
あとそもそも、ひらがながあやしい。
小さい字を大きく書くとか、濁点なくすとかすると、わからなくなってしまうようです。
何度か遊ぶうちにコツはつかんだようなので、慣れかな。

めくっても「それ何の字?」ってなるのは、かんべんして~。
きれいな字を書く練習になるかも!?

あとは、カタカナの単語だと、カタカナで書きがちです。
バレやすくなるから、ひらがなで書いてねの声掛けが毎回必要です。
カタカナ語をひらがなにすると、今度はーの扱いがわからなくなりがち。
ーはそのままでいいんだよ~と。
国語辞典の使い方を習うとーを母音に変えるように教わるから、ややこしいですね。

ゲームは納得の楽しさ!
もう1回が止まりません。
収納棚ではなく、リビングの本棚の上に常に置いてあります。
それくらい、我が家では登場頻度の高いゲームです。

唯一の難点は、ちょっかんくんの色が渋いところでしょうか。
私にはとっても嬉しいし、おしゃれポイントではあるのですが、娘は「青がない~」とご不満なようです。

aiuebattle-chyokkannkunn

むすめ 喋る S
むすめ
書く単語を考えるのが難しいよね。長いほうがいいかなと思ったけど、みんなが思いつきやすいのだと、短いのより先に負けちゃうし。
でも、そうやって考えるのが楽しいよ。


むすこ 喋る S
むすこ
なんのひらがなに置かれるかな~ってドキドキするよね。
当たるかなって考えて置くのも楽しい!


親目線のレビュー

子供も遊べるけれど、大人だけで遊んでも楽しい!

やっぱり、濁音や小文字が入る単語は特定されにくいです。
わからないときって本当にわからない!
思い込みってなかなかなくせないんです。

有名人っていうお題で、「いし〇し〇る〇」が全然わからなかった。
もう頭の中に「石橋」がこびりついて剥がれないの。
答えは総理大臣。最後の一文字は✕。

ルールは口頭で説明を受けるだけで、すぐにイメージできて遊べるので、誰でも参加できます。
我が家でも、子供たちと両親と一緒に遊びましたが、母(ばぁば)に大ヒット!
帰ってからも、「またあのゲームで遊ぼうね」ってメールが来るくらい気に入ってくれました。

海がお題で、私と母が「カレーライス」と書くあたり、親子だなぁとしみじみ。

普段、あまりボードゲームには馴染みのない友人からも、「それって、ぷよぷよ作った人のゲームだよね?」って言われたので、米光一成さんの知名度もさることながら、ゲームの知名度も高いですね。

子供も大人も祖父母世代も、み~んなですぐに一緒に楽しめる一家に1個のゲームです。

最近発売された新版は、箱も小さく、お値段もリーズナブルになりました。
ちょっかんくんの足がはめ込みではなく、折る形になり、あいうえボードにもちょっかんチップを置くのではなく、マーカーで✕を書くタイプになっています。

ちょっかんくんの安定性が不安でしたが、新版でも倒れるといったことはないようです。
お値段も半分くらいになり、より多くの人が楽しんでくれるようになりましたね。

わたし 喋る S
いかっぱ
お題に対するみんなの単語が個性的で楽しい!なるほど~ってなるのも面白い。
答えわかっているのに、自爆するから攻撃できないもどかしさも楽しい。

 

娘も息子も大好きなナンジャモンジャ。
息子が3歳のときから遊んでいます。
遊ぶときはいつでも、声をからして全力です!

このナンジャモンジャたちってほんとに個性的!
そしてびっくり、後ろ姿も予想を上回るおどろきがいっぱい!
ナンジャモンジャのキーホルダーで後ろ姿をみたときの衝撃ったら、もう!!

Nanjyamonjya-keyholder

そんなとってもかわいいナンジャモンジャのおしりが見られるとあらば、手に入れるしかあるまい。
発売日当日に予約してお迎えしました~。

Nanjyamonjya oshiri-top

わたし 喋る S
いかっぱ
おしり、おしり~。
あの子のおしりはどうなってるのかな~。


【この記事でわかること】
・遊び方
・実際に遊んいる7歳児・9歳児の様子
・前向きのデザインも変わりましたね!名づけが変わるわ!

基本情報

対象年齢:4歳以上
対象人数:2~6人
プレイ時間の目安:15分

内容物

・ナンジャモンジャカード 合計48枚(8種類×正面3枚&おしり3枚ずつ)
・説明書(日/英)

およその箱サイズ(cm):10×7×2.5(たて×よこ×高さ)

ルール

準備
カードをよくまぜて、裏向きの山札を作ります。

遊び方
手番の人は、山札からカードを1枚めくって表にし、テーブルの中央に置きます。
まだ名前がないナンジャモンジャがでたら、名前をその人が考えて発表します。

Nanjyamonjya oshiri-rule

手番を左隣にうつします。

めくられたのが、すでに名前が付けられた子なら、みんな早い者勝ちでその名前を大きな声で呼びます。

正しい名前をいちばん早く言い終えた一人が、中央のカードの重なりをすべて引き取り、手元に表向きで重ねます。
手番を左隣にうつします。

「おしり」ルール

ときどき「おしり」を向けているカードがでてきますが、正面向きと「同じナンジャモンジャ」です。
ただし、「おしり」向きのカードだけは、名前を呼ぶときに「・・・のおしり!」と名前のあとに「おしり」をつけなければなりません。

Nanjyamonjya oshiri-oshiri

ゲームの終了
山札がなくなった人の番でゲームは終わりです。

手元に集めたカード枚数が一番多い人の勝ちです。

7歳・9歳の様子

今回は、「おしり」の感想のみになっていますので、ナンジャモンジャってどんなゲーム?というかたは、こちらのレビューをご覧ください。
息子が3歳のときから遊んでいますので、ほんとに小さい子も一緒に楽しめるゲームです。


もともとナンジャモンジャは大好きなので、新しいナンジャモンジャが来た!と大喜びの子供たちです。
しかも、今作は「おしり」が見える!

まずは、すべてのカードを眺めて「後ろになんか持ってる~」とか「後ろ姿、怖い!」とか大盛り上がり。

そして、今作は後ろ姿だけでなく、正面も新しくなっています。
新しくなってはいても、緑・白のあの子だ~っていうのは、ちゃんとわかります。
持っているものが新しくなったりしていますね。
遊びすぎて名前がだんだん固定化してきていましたが、また全く新しい名前を付けてあげられます。

私がお風呂に入っている間に夫と一緒に遊んだようで、ものすごい笑い声がお風呂場まで届いていました。
楽しいから、ついみんな大声になっちゃうのよね。
そしてどうやら、「おしり」ではなく「ぷりけつ」っていうルールに変えていたようです。
息子は大興奮で気に入っていましたが、なんか可愛くなくて嫌だなぁ。

むすめ 喋る S
むすめ
初めて後ろ姿がでてきた時に、誰の後ろだろうってなるよね。
そうやって考えている間に取られちゃったりする。
だから、いままでのナンジャモンジャより難しいよ。


むすこ 喋る S
むすこ
今までのナンジャモンジャと同じだよ。
でも「おしり!」って言うのが楽しい!!


親目線のレビュー

キーホルダーにあったように、もとのデザインもおしりが考えられていたので、後ろ姿が追加になるだけかなと思っていました。
そしたらびっくり、正面も変わっているじゃないですか!

なんだか正面はかわいらしくなっていますね。
お目目ぱっちりくりくり。
(後ろ姿のインパクトをより強くしてます)

一人、前だか後ろだかわからない子がいるんです。
いつも間違えて子供たちに指摘されています。
カードの右下に小さく逆向きのイラストも描かれているので、初めて遊ぶ人でもどのナンジャモンジャの後ろかわからないってことはないですよ。

ナンジャモンジャといえば、ぬいぐるみにもなっている緑のもじゃもじゃの子が有名ですが(私はモリゾーと呼んでいる)、今回は登場していませんね。
キーホルダーでも普通の後ろ姿だったからかな。
アイテム持たせて意外性を出している子もいるので、次回作があれば意外な後ろ姿をみせてくれるかな?

ゲームの難易度としては、前作までと変わりませんが、遊びやすくなった気がします。
緑や白はそれぞれナンジャモンジャが12種類、5枚ずつ登場します。
こちらは、8種類の正面3枚、後3枚なので少ないですね。
そのせいか、テンポよくゲームが進むような気がします。
名前の呼び方は16個ありますから、メリハリあるまま終えることができます。
個人的にはこの「おしり」のほうが、遊びやすいです。
60枚は集中力切れてきちゃいますので、この長さが遊びやすくて好きです。

わたし 喋る S
いかっぱ
ゲーム難易度は、前作までと変わらないので、初めて買う方にもおすすめです。
子供って「おしり」大好きなので、こっちのほうが喜びそうですね。(大人も)


 

かわいい猫ちゃんをサイコロに従って動かして、金ぴか魚を手に入れるゲーム。
でも、サイコロの目はプログラムコードになっています。

5つのサイコロを一斉にふって、出た目を並べてプログラムコードを組み立てます。
プログラムコードに従って猫コマを動かして、金ぴか魚を目指します。

もはや必修科目のプログラミングが5歳から遊びながら学べちゃう。
入学前の幼児も一緒に親子で遊べるボードゲームをお探しの方は、ぜひ参考にしてみてください!

nyaice!code-top

わたし 喋る S
いかっぱ
プログラミングって小学校でも習うみたいだし、気になっちゃう。
ゲームとして楽しいといいな~。猫コマがかわいい。



【この記事でわかること】
・遊び方
・実際に遊んいる7歳児・9歳児の様子
・5歳には難しいかな~。長考になりがち

基本情報

対象年齢:5歳以上
対象人数:2~4人
プレイ時間の目安:10~20分

内容物

・取扱説明書 1枚
・ストーリーシート 1枚
・ゲームボードタイル 9枚
・プログラムダイス 5個(移動ダイス4個、条件ダイス1個)
・ネコ駒 4個
・ホーム駒 4個
・金ぴか魚駒 1個
・おじゃまタイヤ駒 12個

およその箱サイズ(cm):11×18.5×3.7(たて×よこ×高さ)

ルール

準備

池の描かれたゲームボードタイルを真ん中にして、ゲームボードタイルを正方形に並べます。

ボードの真ん中(池の上)に金ぴか魚駒を置きます。

各プレイヤーは同色のネコ駒とホーム駒をセットで受け取り、いずれかの角にホームを設置します。
2人で遊ぶ場合は、対角線になるように配置します。

おじゃまタイヤを最初のプレイヤーから順番にボード上に置いていきます。
おじゃまタイヤは金ぴか魚がある場所やホーム、すでに置いてあるおじゃまタイヤのまわりの8マスには置けません。

nyaice!code-setting

遊び方

手番が来たら、全てのプログラムダイスを振り、プログラムコード(出目)を決めます。

出目が確定したら、プログラムダイスを好きな順番に並び換え、ネコ駒の動かし方を決めます。

プログラム通りにネコ駒を動かします。

プログラムダイスのコード

移動ダイス

トン! ネコ駒が矢印の方向(縦横)に1マス動きます。

ドンッ!! ネコ駒が矢印の方向(縦横)に障害物かマップ端に当たるまで動きます。

シャ! ネコ駒が矢印の方向(ななめ)に1マス動きます。

シュンッ!! ネコ駒が矢印の方向(ななめ)に障害物かマップ端に当たるまで動きます。
nyaice!code-MoveCommandDice

条件ダイス

メタ 移動ダイス4種のうち、いずれか1種として使用できます。

デバッグ 出目の1つ以上好きな部分を選んで条件ダイスと一緒に振りなおします。
必ず1つ以上は振りなおししなければいけません。再度デバッグが出た場合、再度振りなおします。

シフト おじゃまタイヤの縦横に立った時、そのおじゃまタイヤを他のマスに移動できます。

ループ 移動ダイスの出目の1つ以上好きな部分を切り出して、2回繰り返すことができます。
繰り返しの際、移動ダイスの矢印の方向を変更することはできません。

ジャンプ 障害物の縦横に立った時、その障害物を1つだけ飛び越すことができます。
nyaice!code-ConditionDice

プログラムダイスの組み方

移動ダイスは使用したい方向に向け、全てのダイスを左から使用したい順番に並べます。

移動ダイスは、その向きを4方向いずれかに回転させることで、矢印の向きを自由に変えることができます。

全てのダイスを使い切る必要があります。

壁や障害物に向かって移動しようとすることで、プログラムダイスを消費することはできません。(1歩以上動く必要があります。)

プログラムダイスを全てセットしてから、プログラム通りにプレイヤー駒を動かします。

IMG_5088

動けないプログラムを組んでしまったら、プログラムを組みなおして動けるように直します。
プログラムダイスを使い切れなかった場合、移動開始前のマスから動けず、次のプレイヤーに手番が移ります。

お宝の取り方・奪い方

金ぴか魚駒の縦横に隣接したマスに立つと取ることができます。

nyaice!code-howtoget

他のプレイヤーから奪う場合も同様に、金ぴか魚駒を持ったネコ駒の縦横に隣接したマスに立つと奪うことができます。
ななめ位置に立った場合、取る・奪うことはできません。

nyaice!code-steal

プログラム終了の時、他のプレイヤーと縦横に隣接する形で終了すると、隣接したプレイヤーの手番が回ってきたタイミングで、手番プレイヤーにお宝を奪われるところからスタートします。

金ぴか魚駒を持って他のプレイヤーのネコ駒の隣に立っても、その手番中に奪われることはありません。

ゲームの終了

金ぴか魚駒を持った状態で自分のネコ駒がホームに戻ったプレイヤーが勝利です。

nyaice!code-goal

7歳・9歳の様子

かなり難しいです。
5個の条件を方向も含めてイメージするのはかなり大変。
しかも、おじゃまタイヤがあるからすぐに阻まれるし。
最後まで動かせるようなプログラムコードを作るのだけで精いっぱい。

頭の中だけで考えるのは難しいので、1個1個動かしてみて、あ~でもない、こ~でもないと長考になりがち。
とくに息子はプログラミングに慣れている(スクラッチでよく遊んでいます)ので、こだわっちゃって、娘が怒っちゃう。

上手く組むと1発で金ぴか魚にたどり着けちゃったりするから、よけいにしっかり考えたくなっちゃうのはわかるんですけどね。

1手番が時間がかかるのもあるんだけど、私とかあまり深く考えずに適当に動かしていたら全然思うように動かなくて、ゲーム時間がかなり長くなってしまいます。
しかも、じっくり考えて最善手を取る息子の独壇場になっちゃいます。

条件ダイスは特に難しいです。
特にループは矢印の方向も再現しなきゃいけなくて、動かせなくなっちゃう!
あまりにもゲーム時間が長くなったので、方向は無視!に切り替えちゃいました。
ゲームとして小さな子と遊ぶには、単純さとゲームの長さって大切だから、なくしてみるものいいかも
とはいえ、条件ダイスにはとっても有利に働いてくれる目があるのも事実なので、サイコロは種類を問わず1個だけ使わなくてもいいよとかしてもいいかもしれません。

あとは、おじゃまタイヤをどかせる目がでたとき、縦横におじゃまタイヤがないとどかせないんです。
でも、移動ダイスの出た目はななめだけだったりすると、ななめのタイヤも動かしたいなぁと思っちゃいます。
というか、動かせなくて娘が怒っちゃった。

難しくて、ゲームとしては大変だったけれど、息子だけでなく、娘もすっごく考えて動かしていたし、私のサイコロに関しても一緒に考えてくれて、プログラミング教育としては最高かもしれませんね。

5歳から遊ぶのは、かなり一緒にお手伝いしながらでなければ難しいとは思うけれど、おじゃまタイヤを減らしたり、サイコロの数を減らしたりハウスルールはいくらでも考えられそうです。
ルールブックでもハウスルールをいっぱい作って遊んでね!ってなっているんですよ。

むすめ 喋る S
むすめ
プログラミング?サイコロ並べるのは楽しいよ!
どうやって動くかなって考えるのは、ちょっと難しいよね。


むすこ 喋る S
むすこ
なんのサイコロがでるかなって振って、どうやって動かそうか考えて並べるのが楽しい!


親目線のレビュー

最初、ルールを読み間違えていて、金ぴか魚の取り合いで全然終わらなくなってしまいました。
プログラムコードを完了させないと金ぴか魚が取れない(奪えない)と勘違いしてました。
常に猫コマが隣り合っちゃうんだから、終わらなくて当たり前ですねよ。

ルールブックにはその点が書かれてはいないのですが、「プログラム終了の時、他のプレイヤーと縦横に隣接する形で終了すると、隣接したプレイヤーの手番が回ってきたタイミングで、手番プレイヤーにお高菜を奪われるところからスタートします。」とあるので、奪えるところで終わっちゃダメなんですね。
奪った人のターンで取り戻されちゃう。
それに気が付いてからは、プログラム実行中のなかで奪って、遠くに逃げるところまでをコーディングすることにしました。

これだと比較的ゲームが動きましたが、先手必勝で金ぴか魚を奪っちゃった人が強いかな。
早いと2手番で取って帰ってこれちゃうので。

もう1つルールで謎なのは、金ぴか魚駒を誰かが背負っている状況で、真ん中の池のマスって通っていいのかしら?
もう障害物はないし、通ってもいいよね?と思って通ることにしちゃいましたが、ネコちゃんは池で泳がないかしらね。

ゲームは何度か遊んで慣れないと難しいですが、プログラミングの教育ゲームとしては、かなり優秀。
息子みたいにこういうのが好きな子だと最善手を目指して永遠に考えこんじゃうから、ゲームとするなら考える時間を決めて遊ぶのがオススメ。
ソロで教材として遊ぶなら、最短で持って帰ってこれるかをじっくり考えるのもいいのかも。

わたし 喋る S
いかっぱ
じっくり考えて遊びたくなっちゃう。でもゲームだと「まだ?」って言われちゃうしね。
1人で最小手番数を目指して頑張っちゃおうかな。

 

このページのトップヘ