いかっぱの知育と称してボードゲーム沼

6歳の男の子、8歳の女の子と毎日ボードゲームで遊んでいます。
息子2歳、娘4歳の時、知育と言い訳して、すっかりはまってしまったボードゲーム沼。
これまでに遊んだゲームの中から、我が家でも大好評な幼児向け・低年齢対応のボードゲームをご紹介します。
親子の絆を深めつつ、子供たちの成長にもプラスの影響を与えること間違いなし!
新しいボードゲームの発見と家族との特別な時間が待っていますよ!

タグ:HABA

出されたお題からイメージする色を3色選んで、他のプレイヤーと同じ色があれば駒を進められるといったゲームです。

我が家の子供たちは、ディクシットとかかたろーぐとか、みんなの考えていることを当てるようなゲームが大好きなんです。

カレーといったら、何色?
色はなんでも好きな色を選べるわけではなく、配られた10色から選ばなくてはなりません。
お題を頭に浮かべながら、一緒に遊ぶ人が選びそうな色を決める。
5歳から遊べるだけにシンプルだけど、すっごく盛り上がるゲームです。

MAUS VAN KLECKS-top


わたし 喋る S
いかっぱ
ずっと欲しかったゲームなんです!
カレーと言ったら、茶色、白、オレンジ!
あれ、違うの?!


【この記事でわかること】
・遊び方
・実際に遊んいる6歳児・8歳児の様子
・なんでその色にしたの?理由を聞く時間がなにより楽しい



基本情報

対象年齢:5歳以上
対象人数:3~5人(2人)
プレイ時間の目安:10~15分
BGGの評価:MAUS VAN KLECKS

内容物

・ねずみのクレックス 1個
・犬のパブロ 1個
・トラのヴィンセント 1個
・めんどりのニキ 1個
・うさぎのフリーダ 1個
・パレット 5個
・ついたて 5個
・鉛筆 4本
・色鉛筆 3本
・小さなケーキ 15個
・異なる10色の絵の具 5セット
・サイコロ 1個
・部品を入れる小さなビニール袋 5枚
・説明書 1部

およその箱サイズ(cm):22×22×5(たて×よこ×高さ)

ルール

準備

各自、動物を1個選び、その動物が描かれたついたてをとります。
ついたてを自分の前に置き、その内側にパレットと10色の絵の具セットを、他の人から見えないように置きます。

テーブルの中央に、鉛筆と色鉛筆を円になるように置きます。(順番は自由)
鉛筆・色鉛筆の間がマスとなります。
7マスから1か所を選び、すべてのケーキと各自の動物コマを置きます。

MAUS VAN KLECKS-setting

遊び方

お題を出す係を1人ずつ時計回りの順で行います。

お題を出す人は、サイコロを振ります。
サイコロには6つの絵柄があり、出たサイコロの絵柄をもとに、絵のお題を考えます。
絵柄には、生き物、もの、食べ物、おとぎ話や映画、物語に登場するもの、自分が欲しいものや夢見ているもの、自分の左隣にいる人が決めた文字から始まるもの、があります。

MAUS VAN KLECKS-dice

お題が発表されたら、各自、そのお題を思いうかべて、これだと思う3色の絵の具を、ついたての裏でこっそり探し、自分のパレットに置きます。
MAUS VAN KLECKS-paint

全員が3色を選び終えたら。同時についたてを持ち上げてパレットを見せ合います。
MAUS VAN KLECKS-rule

お題を出した人から順番に、自分のパレットに置いた絵の具と、他の人のパレットに置かれた絵の具とを比べます。
自分が置いた色と同じ色の絵の具が、誰かほかの人のパレットに1枚でも置かれていますか?

置かれている

自分のパレットにある絵の具の中で、他の人にもある色を数えます。
それと同じ数のマスだけ、時計回りで自分の動物コマを進めます。
パレットの絵の具は3個あるので、最大で3マスまで進められます。

MAUS VAN KLECKS-rule2

MAUS VAN KLECKS-scores

自分の動物コマがケーキの置かれた場所に到着、もしくは通り過ぎた時、ケーキを1個もらいます。
ケーキは他の人から見えるように、ついたての前に置いておきます。

置かれていない

残念!コマは進められません。

これを1ラウンドとして、お題を出す人が左隣の人にうつり、次のラウンドを始めます。

ゲームの終了

誰かが3個目のケーキをもらったら、ただちにゲームは終わりで、その人の勝ちです。
そのラウンドで、3個目のケーキをもらった人が何人かいた場合は。その人たちみんな勝ちです。

MAUS VAN KLECKS-gameend

2人用の協力ルール

2人で遊ぶときは、協力してクレックスよりも先にケーキ2個を先に集められるかを競います。

通常ルールとの違いは以下の点です。

・使用するケーキは3個だけです。さらに、クレックスと2人のための動物コマ1個を同じマスに置きます。
・ついたては各自好きなものを選びます。使用する絵の具とパレットは通常と同じです。
・お題が出されたら、2人で話し合ってはいけません。
・得点計算では、まず、2人でそろわなかった色の1ペアにつき1マス、クレックスを進めます。
次に、そろった色の1ペアにつき1マス、自分たちの動物コマを進めます。
大切なことは、常にクレックスが先に動くことです。
・どちらかのコマが2個目のケーキを集めたら、ただちにゲーム終了で、2個集めた方の勝ちです。

6歳・8歳の様子

ルールはとっても簡単なので、5歳以下でも遊べそうです。
あまり小さいと自分の選んだ色を内緒にしておくのが難しいかな?

サイコロは、HABAの2歳から向けゲームと同じくらい大きいですが、絵の具やケーキは小さいチップ(厚紙)なので、お口に入れてしまう子には注意が必要です。

お題は、サイコロの目に描かれたイラストでテーマが決まります。
子供だとお題を出すのが一番難しいかもしれませんね。
サイコロは使わずに、思いついたものをお題にしてもらってもいいと思います。

子供の出すお題って単純だから、余計に難しかったりします。
「シマウマ」って、白と黒は選べたけど、あと1色何にしようかな?

子供は素直にその絵を描く場面を思い浮かべて選ぶのか、私が黒、白、茶(なんか白い部分が汚れてそうだから)なのに、子供たち2人はそろって、黒、白、緑。
「なんで緑??」って聞くと、そろって「草を食べてるでしょ」って。
思考がシマウマだけに集中してて、頭が固くなってるな~と実感します。

カメがお題の時は、みんなそろってが緑、黒、茶。
私が「だよね~、甲羅の間って黒っぽいよね」って言ったら、息子は「黒は目の色だよ」、娘は「足の爪が黒だよ」って。
同じ答えなのに、選んだ理由がみんな違う!!

5歳前くらいから、人の気持ちは自分と違うって気が付いてきますよね。
そんなときにピッタリのゲームです。

1人だけ違っても、一緒に遊ぶ大人が「なるほどね~、確かにそうだね!」って受け入れて盛り上げちゃえば、違っても嫌な気持ちにならないし、むしろ違いを楽しめます。

むすめ 喋る S
むすめ
このゲーム大好き!楽しいよね。
みんな何色選ぶのかなぁって考えるのワクワクするよね。


むすこ 喋る S
むすこ
このゲーム好きだよ~。
せ~ので見せるとき、自分と同じ色あるかなってドキドキするよね。


親目線のレビュー

ずっと欲しかったので、期待値も高かったのですが、予想どおり楽しい!!
購入した時の様子はこちら


HABAのゲームは、教育要素もしっかりあるのに、面白さがいっぱいだから大好き。
子供向けなのに、大人もしっかり楽しいんですよね。

あと、安定のコンポーネントのすばらしさ。
コマも木製で、一つずつ可愛い絵が描かれているし、クレックスだけじゃなくて、他の動物にも名前が決められています。
ついたてもコマのお洋服と同じ色になっていてます。(動物たちの絵も描かれています)
絵の具のチップもパレットに置くと、本当に絵の具をのせたみたい。

5歳から向けとなっているように、とても簡単なんですが、ゲームの勝ち負けを競うというより、コミュニケーションを楽しむゲームなので、大人も子供も一緒に盛り上がれます。

気になる点としては、子供向けだからなのか、勝敗がつきにくいという点です。
選んだ3色のうち、他の誰かが1人でも持っていればコマを進められるので、たいてい誰か1人は選んでいて、ほとんどの場合が3マス進めます。
1回のズレがなかなか取り戻せないといったことが起こります。
特に子供と遊ぶときは、お題がイメージしやすものになるので、ほとんどズレがないんですよね。
同時にケーキ3個獲得することが、度々起こります。

大人だけで遊んだら、ニッチなお題になって差が付くのかな?
抽象的なものとか、変なお題ばっかりにして遊んでみたいな~。

ということで、一番楽しい瞬間は、各自の色が公開されたときの「なんでその色にしたの?」って聞いている時ですね。
自分と違えば、「それどこの部分の色?」とか「そっちだったか~」になるし、同じであっても選んだ理由を聞くと、自分と全然違ったりするんですよね。
同じものをイメージしていても、注目する色が人によって違うって面白いですね。
これ以外ないでしょっていうのが外れたり、自信ないなぁっていうのが合ってたり。

こういうコミュニケーションゲームというかパーティーゲームって、ちょっとウィットが必要だったり、大喜利要素があると緊張しちゃって楽しめなかったりしますよね。
このゲームは、そういうのを気にしなくてよくて、素直に選んだ理由を答えるだけで、盛り上がっちゃう。
初めましての人ともお付き合いの長い人とも、子供とも大人とも、誰と遊んでも同じように楽しめる素敵なゲームです。

わたし 喋る S
いかっぱ
これは復刻してほしい!!
復刻HABAに推薦します!
人と人との違いって、こんなに面白いんだって実感できます。

 

名前のとおり、ゴンゴン叩いて宝石を発掘するボードゲームです。
箱が収納以外の使われ方をするなんて斬新!
箱をハンマーで叩いちゃうんですよ。

幼児なんて、手加減せずに箱を壊しちゃいそうと心配になりましたが、そこは大丈夫。
宝石をいっぱい落とすと、その音でドラゴンのドラゴーミアが起きてしまいます。
ドラゴンが起きちゃうと宝石は獲得できません。

微妙な力加減は大人でも難しく、家族全員で真剣な表情で取り組む様子は一見の価値ありかも。
その緊張感がゲームの面白さを倍増させます。
大量に落としちゃって大笑いしたり、笑顔の絶えないボードゲームです。

HAU WEG!-top


わたし 喋る S
いかっぱ
ゲームの内容は見ての通りだと思うから、子供ウケは良さそうだな。
叩いて落とすだけで、戦略とかあるのかなぁ。


【この記事でわかること】
・遊び方
・実際に遊んいる5歳児・7歳児の様子
・欲張るとなんにももらえなくなっちゃう!でもつい欲張っちゃう。
・箱を叩いて宝石を落とす、、、大人は楽しめるの?

基本情報

対象年齢:5歳以上
対象人数:2~4人
プレイ時間の目安:15分
BGGの評価:Hammer Time

内容物

・身箱(ふたではない方を使う):1個
・シール付きプレイマット:1枚
・ハンマー:1個
・宝石:90個(透明10個、青、緑、黄、赤、黒、各16個)
・ノームカード:1枚
・仕事カード:9枚
・荷車カード:16枚(4色 各4枚)
・応用ルールで使うサイコロ:1個

およその箱サイズ(cm):23.5×10.5×7(たて×よこ×高さ)

ルール

準備

はじめて遊ぶ前には、身箱(ふたでないほう)を底面を上にしてテーブルに置き、箱裏の文字を覆い隠すように、シール付きプレイマットを貼り付けます。
ゲームが終わっても、プレイマットは貼ったままにします。

HAU WEG!-playmat

身箱を底面を上にしてテーブルの中央に置きます。
身箱の上に、宝石を全て置きます。

各自、同じ色の荷車カード4枚を取って、よく混ぜてから、宝石が見えている面を上にして自分の前に置きます。

一番年下の人がノームカード(スタートプレイヤーマーカー)を受け取ります。

仕事カードは、白い宝石の面が裏です。よく混ぜ、表側を上にして山札とします。

ハンマーは、全員の手が届く場所に置きます。

HAU WEG!-setting

遊び方

手番は時計回りで変わります。

自分の手番ですることは、全部で5段階あります。

1.ハンマータイム!
2.宝石を数える
3.仕事カードの確認
4.荷車に積む
5.荷車の確認

1.ハンマータイム!

宝石が少なくとも1個落ちるまで、箱の側面を叩きます。
宝石が1個でも落ちたら、段階2に進みます。

2.宝石を数える

落ちた宝石が8個以下?(8個も含む)

段階3に進みます。

HAU WEG!-well done

落ちた宝石が8個を超えている?

落ちた宝石を全て箱に上に戻し、手番終了です。

HAU WEG!-over

3.仕事カードの確認

仕事カードの山札の一番上のカードをみて、落とした宝石で達成できているかを確認します。

達成できていたら、お仕事カードを獲得できます。
お仕事カードは裏面(透明の宝石)を上にして自分の荷車の隣に置きます。
このカードは段階4で、透明な宝石1個分として使えます。

達成できてない場合は、そのまま段階4に進みます。

お仕事カードには以下の種類があります。

・落とした宝石が3個以下
・落とした宝石が6個以上
・落とした宝石のうち黒い宝石が2個以上ある
・落とした宝石が偶数個
・落とした宝石が奇数個

HAU WEG!-task cards

4.荷車に積む

落とした宝石を自分の荷車の上(山札の一番上の荷車だけ)に載せます。
置けるのは、荷車の空きマスと同じ色の宝石だけです。
透明な宝石は、マスの色に関係なくどこにでも置けます。
すでに置いてある宝石を移動しても構いません。

荷車に積めなかった宝石は、全て箱の上に戻します。

5.荷車の確認

自分の荷車は、マスにあった色の宝石で、完全に埋まっていますか?

埋まっている?

宝石を全て箱の上に戻し、その荷車カードを達成の証として裏向きにして、荷車の山札の隣に置いてください。
荷車の山札を1枚めくって、次の荷車とします。

埋まっていない?

段階3で獲得した透明宝石カードが手元にあったら、どんな色にもみなせる宝石として使い、荷車のマスを埋められます。
何枚も使ってもかまいませんが、これができるのは「透明宝石カードを使えば荷車が完全に埋まるときだけ」です。

HAU WEG!-joker card

使った透明宝石カードは、仕事カードの山札の一番下に戻してください。
宝石を全て箱の上に戻し、その荷車カードを達成の証として裏向きにして、荷車の山札の隣に置いてください。
荷車の山札を1枚めくって、次の荷車とします。

透明宝石カードがない場合や宝石や透明宝石カードが足りない場合は、その状態のまま次の人の番になります。
荷車を完成させた場合も、残った宝石を次の荷車カードには使用せずに、次の人の番になります。

ゲームの終了

誰かが4枚目の荷車カードを埋めきったら、手番がみんな同じ数になるように、そのラウンドを最後の人まで行いゲーム終了となります。

ラウンド終了時に、4台の荷車を埋めきったのが1人だけなら、その人の勝ちです。

もし2人以上いるなら、その人たちの手元に残っている透明宝石カードが多い人の勝ちです。
それも一緒であれば、同点1位の人たちで勝利を分かち合います。

サイコロを使った応用ルール

段階1でハンマーを使う前にサイコロを振ります。
サイコロででた色によって、叩き方を変えます。

・黄色:ハンマーの持ち手の柄の選択で叩きます。
・紫:ハンマーの代わりに拳で叩きます。
・オレンジ:親指を離した状態でハンマーを握って叩きます。
・青:利き手ではないほうの手でハンマーを握って叩きます。
・赤:眠っているように片方の耳をぺたんとテーブルにつけたまま、ハンマーで叩きます。
・緑:目を閉じてハンマーで叩きます。

5歳・7歳の様子

最初はサイコロは使用せずに遊びましたが、ルールはとっても簡単なので、2回目からはサイコロを使って遊ぶようになりました。
叩き方が指定されるのが、より楽しいようです。
どの叩き方も難しくはないので、普通に叩けれる子であれば遊べるはずです。

大人だって力の調節は難しいんですもの、幼児にはもっと難しい。
自分のイメージする強さの通りに叩くって、まるでスポーツみたい。
最初のうちは、全然思うように落とせません。

拳で叩いたら、きれいに箱だけ動いて、宝石が全部落ちちゃったことも。
大爆笑です。

いっぱい落ちちゃうと逆に盛り上がるから、悪ふざけして毎回大量に落とそうとします。
「それだとゲームにならないよね」とちょっと注意。

悪ふざけじゃなくて、本気でやってるのにいっぱい落ちちゃうから面白いんだとわかってくれたようです。

遊びながら、イメージ通りに叩くことの難しさと出来た時の嬉しさを実感しているようです。
「今の上手だったよね!!」とか「もうちょっと強くすればよかったのか~」とか毎手番、自分の出来を振り返っています(笑)


むすめ 喋る S
むすめ
強い力で叩くといっぱい落ちちゃうし、弱いとちょっとしか落ちないし、難しいの。
でも、それが楽しい~!!


むすこ 喋る S
むすこ
ドンって叩くと、ドサっていっぱい落ちちゃうんだけどね、
それが楽しいんだよ~。


親目線のレビュー

これまで色々なゲームで遊んできたけれど、これは驚き!

まず、箱にシートを貼るんです!

この滑り止めがあるから、宝石も落ちにくくなります。
ゲームの都度、剝がすわけじゃないから、収納時に気を使うなと思ったけれど、今の所なんの問題もないです。

そして、箱の中はスッカスカ~。
もうこの現象には慣れましたけれど。

HAU WEG!-box

このゲームの場合は、箱がコンポーネントの一つだから、小さくするわけにもいかないでしょうし、やむを得ないですね。

あとこのハンマー。箱を叩くものなんだからと、勝手に叩く部分はゴムだと思い込んでたんですよね。
全て木製だったので、驚き。
箱がボコボコになるんじゃないかって心配になりました。
もう何度も遊んでいますが、ちいさな凹みくらで済んでいます。

ゲームの内容ですが、超単純。
箱を叩いて、上にのった宝石を落とすゲーム。
それだけなんですよ~。
考える要素なし。
どの色を落としたいって思っても、それが箱のふちになきゃ無理だし、そもそも何個落ちるかは力加減。
運要素しかないです。

でも、つまらないかっていったらそんなことはなく。
だって、難しいんですよ、力加減が。
ちょっと強めに叩いたら、20個くらい落ちちゃったり。
子供たちに「ママ、なにやってるの~」と笑われます。
反省して弱く叩くと1個しか落ちないし。

アクションゲームだって、割り切って遊ぶと楽しいです。
力加減が上手くいって、8個ぴったり落とせたときは大興奮です。

仕事カードは獲得できるとオールマイティの透明宝石と同じ効果かつ取っておけるので、ぜひとも獲得したいとことです。
でも、狙って取れるものでもないんですよね。
落とした宝石が3個以下なら、弱く叩けばいいので割と簡単なんですが、6個以上とかスキルが必要。
偶数、奇数に至っては、もはや運です。
いつもは何にも活用できない黒い宝石も、ここで活用できることがあります。
この仕事カードがあるから、ゲームが単調にならないのですが、叩くのに夢中になりすぎて、忘れがちな段階3です。

我が家はついついリビングの床で遊んでしまうのですが、サイコロの赤がでると横にならなきゃいけないから大変。

このゲームに限らず、そろそろテーブルで遊びたいな。(腰も痛いし)
でも、子供って興奮するといろんなものを落とすから、手札見えちゃったり、コマ1個どこまで転がったの?とかなるんですよねぇ。
成長に期待ですね。

サイコロを使って遊ぶ場合ですが、毎回説明書開いて、何色がどんな叩き方をするか確認していました。
なんと、箱の横のイラストで、それぞれの叩き方をノームたちが表現していました。
ちゃんと、その旨も説明書に書いてありました。
本能的に遊べるゲームだから、ちゃんと説明書読んでいなかったんですね。

HAU WEG!-master variant

わたし 喋る S
いかっぱ
楽しいですね~。考えることは、ほとんどないですね~。
むしろ、ハンマー握って、無になる。
一発に集中! 大人も子供も結果に一喜一憂です。

  

競りゲームデビューはこれに決定!

きれいなぷっくりふくらんだおはじきがいっぱい!
そんなきれいな宝石をいっぱい獲得できたバイキングの勝ち!
村に到着した宝石を獲得するのは誰?
でも、ここで勝負にでちゃう?次の船の方がいっぱい宝石積んで帰ってくるかも!

6歳からとなっているけど、なかなか考えどころのありそうな感じです。

なんと競りゲーム!
小さな子供向けではあまりない競り。
どんなルールなのかな?

HABAのゲームは、子供向けでも大人もしっかり楽しんで遊べるから安心。
ちっちゃめな箱も嬉しい!

Wilde Wikinger-top


わたし 喋る S
いかっぱ
競りって戦略や心理戦の要素も大きいけれど、子供でもできるのかしら?
さすがに4歳には無理かな?


【この記事でわかること】
・遊び方
・実際に遊んいる4歳児・6歳児の様子
・競りを子供向けにするとこうなるのか~
・ちゃんと競りの気分は味わえる?

基本情報

対象年齢:6歳以上
対象人数:2~5人
プレイ時間の目安:10~15分
BGGの評価:Wild Vikings

内容物

・バイキング村のボード:1枚
・船ボード:3枚
・宝石:40個
・装備カード:60枚
・サイコロ:1個
・説明書:1冊


およその箱サイズ(cm):18×11.5×4(たて×よこ×高さ)

ルール

準備

バイキング村を机の端に置いて、そこから一列になるように3隻の船を並べます。
色の順番は適当で構いません。
そしてその船のそれぞれに宝石を1個ずつ置きます。
残りの宝石は補充用として近くにまとめておきます。

装備カードをよく混ぜてから、 全員に6枚ずつになるように配ります。
配られたカードは、手札として、人に見られないように確認します。
残りのカードは裏向きの山札として積んでおきます。

サイコロを用意したら準備完了です。

Wilde Wikinger-prepare


遊び方

時計回りに1人ずつ順番に遊びます。
スタートプレイヤーは荒々しいバイキングのように、恐い顔をした人です。( もし、みんな優しいお顔であれば、最年少の人から始めます。)

まずはサイコロを振ります。
サイコロは何を示しましたか?

・黄色・赤色・青色の船?


補充用の場所から宝石をひとつ取り、サイコロが示した色と同じ船の上に置きます。

Wilde Wikinger-dice

・黒色の船?


補充用の場所から宝石をひとつ取り、好きな船の上に置きます。

・カード?


全員、装備カードを1人1枚ずつ、サイコロを振った人から順番に、山札の上から引きます。

・バイキング村 ?


村にいちばん近いところにいる船は、村に戻ってきます。
もしその船の上に宝石が置かれているならば、楽し い競り合いの開始です。
船と同じ色の装備カードをいちばん多く出した人が競り合いに勝ち、その船の宝石をすべてもらいます。
サイコロを振った人から、 装備カードを何枚賭けるか決めて、競り合いを始めます。

各自の賭けは、競りの対象となる船と同じ色の装備カードを、何枚かまとめて自分の手元に出すことで行なわれます。
表にして、どんなカードを何枚出したか、他の人によく見えるようにします。
賭けに参加しない時にはパスしても構いません。
順番に1人ずつ、賭けるカードの枚数が前の人よりも多くなるように出すか、パスを行なっていきます。

たいせつなバイキングのルール(競りのルール)


・1回の競り合いに対して賭けのカードを出せるのは、1人1回だけです。
・3色の装備品が描かれた装備カードは、何色としても扱えるジョーカーです。
1回の競り合いで何枚のジョーカーを出しても構いません。

全員が出すかパスし終えたら、もっとも多くの枚数を賭けた人がその競り合いの勝者です。

Wilde Wikinger-bet

まず出した装備カードすべてを表にしたまま捨てます。
机のどこかに捨て山を作っておくと良いでしょう。
そして、競り合いの対象となった船の宝石をすべてもらいます。

宝石が取られて空になったその船を、船の列の一番後に移動させてから、 3隻の船を全体的に村に近づけるように進めます。

Wilde Wikinger-agein


カードを賭けたけれども宝石を獲得できなかった人は、出したカードを手札に戻します。

カードの山札がなくなったら?


もしカードの山札がなくなったら、捨て山のカードをよく混ぜて、再び裏向きの山札を作ります。

極めて稀な事ですが、山札がなくなった時に、捨て山のカードも無い、ということがありえます。
残念ですが、この場合には、誰かが競り合いでカードを捨てるまでカードを取ることはできません。

ゲームの終了

補充用の宝石が無くなった状態でサイコロが船マークを示したら、ただちにゲーム終了です。
各自、獲得した宝石を数えます。
もっとも多い人 が、この勇猛果敢な冒険の勝者です。

もし宝石の数が同じだった場合には、手札により多くの装備カードを残している方が勝ちです。
もしそれでも同じなら、その人たち全員で勝利を分かち合いましょう。

4歳・6歳の様子

ぷっくりした綺麗なおはじきがいっぱいで、それだけで大盛り上がりの子供たちです。

船にどんどん宝石がたまってくると、ドキドキしてきます。
自分が多く持っている装備カードと同じ色の目がなかなかでないのも、もどかしいです。

Wilde Wikinger-tresure

黒い船がでたら、好きな船に宝石を載せられるのですが、ちゃんと考えて載せているようです。

サイコロの指示に従ってゲームを進めることは、難なくできました。

競りでは、1回しかカードを出せないところが子供向けかなと思います。
それでも、4歳にはやはり難しいようです。
自分が一番最後にカードを出す番なのに、前の人よりもうんと多いカードを出したり。
「1枚多いだけでも勝てるんだよ」と教えてあげています。

宝石をいっぱい獲得した人が勝ちというシンプルなルールなので、ゲーム途中にも優劣がわかり、子供でも勝利に向けて後半の競りは盛り上がってきます。

手札がかなり増えていくゲームなので、子供にはカードスタンドはあると便利です。
同じ色で並べられず見落としたりすることが減ります。

むすめ 喋る S
むすめ
宝石いっぱい取れると嬉しい!
でも、それまでがけっこう難しいんだよね。


むすこ 喋る S
むすこ
どんなカードがくるかなってドキドキするよ。
欲しいカードがなかなかもらえないんだよね。


親目線のレビュー

また装備カードは赤、青、黄色、オールマイティでそれぞれ15枚あります。
そのため、手札にはオールマイティが結構な枚数あることが多いです。
競り勝つにはこのオールマイティを何枚使うかが重要になるのですが、出し切って勝つと手札からなくなるので、カードの目で手札が貯まるまで勝てなくなります。

Wilde Wikinger-cards

宝石がいっぱい乗った船で勝負したいので、オールマイティの使いどころは悩ましいです。

競りでは1回しかチャンスがないので、少しずつ釣り上げていくドキドキ感は楽しめませんが、相手は何枚出してくるかな?これでどうだ!っていう競り感はちゃんとあります。
競りゲームの導入にとっても良いゲームですし、大人も十分楽しめますよ。

とっても綺麗な宝石が魅力のゲームですが、ぷっくりしていてアメみたい。
お口に運んでしまう子がいるお家は、要注意です。

わたし 喋る S
いかっぱ
子供にはわかりやすいし、多く出した人が全取りっていう競りの気分は味わえます。
競り勝った後は手札が少なくなり、やきもきするのも楽しいポイント!
ちょっと助言すれば、4歳でも遊べました!

 

5歳から遊べる謎解きの宝探しです!
しかも綺麗な宝箱にダイヤル錠付き。
夢中になって宝箱を開けようとする子供の姿を想像するだけで、ワクワクしませんか?
宝箱には何を入れておこうかな?

わたし 喋る S
いかっぱ
おやつを入れようかな?
宝物を考えるだけでもワクワクする!
謎を解き終わっちゃったら、もう遊べないんだとイヤだなぁ

Fine-the-code -top

【この記事でわかること】
・遊び方
・観察力 想像力が育つ その理由も説明
・実際に遊んいる5歳児・7歳児の様子
・同じ謎を繰り返し遊べるのか
・すべての謎を解き終わってしまったら、もう遊べないのか

基本情報

対象年齢:5歳以上
対象人数:1~6人
プレイ時間の目安:20分
BGGの評価:Find the code! Fantasieland

ルール

準備

謎解きカードは、4枚ずつ3段階(やさしい、普通、難しい)の難易度が設定されています。

カードごとに、ダイヤル錠を開けるための3ケタの暗証番号が異なるので、説明書にある対応表をみて合わせてください。
謎解きカードの裏には番号が描かれており、その番号に該当する暗証番号をセットしてください。

ダイヤル錠は、木製の人形を平らな場所に置き、ダイアル錠の側面の黒いボタンを人形の頭の出っ張りで押し当てます。
押し当てながらダイヤルを回し、設定したい番号に合わせます。
レバーが開く方が左になる側が正面です。(番号の間に中心線がある側が設定すべき面となります)
人形をダイヤル錠のボタンから離すと正面に来ている番号でセットされた状態となります。

Fine-the-code -key

宝箱のなかに、子供が喜びそうな宝物を入れます。
宝箱のふたをしめたら、掛け金にダイヤル錠を取り付けてください。
この時も、レバーが開く方が左になるように(設定した面が表になる)ようにします。

ダイヤルを回してランダムな番号の組み合わせにします。

今回選んだ謎解きカード1枚とジグソーパズル、木製の人形をを謎解きボックスに入れます。
他の謎解きカードや説明書などは今回は使いません。

宝箱の宝探しから始める場合は、隠す範囲を決めて宝箱と謎解きボックスを一緒にその範囲に隠します。

遊び方

初めて遊ぶ場合は、最初に説明書にある『冒険者たちへ』を読み聞かせてあげましょう。
内容を簡単に書いておきます。

まず9つのピースのをつなげて宝の地図を完成させてください。

Fine-the-code -pazzle

できあがった地図を見ると、石造りの門のそばにダイヤル錠の絵のマスがあります。
そこに木製の人形を置いてください。ここがスタート地点です。

それから、みんなで協力して、カードに書かれた3つの謎を1つずつ解いていきます。
必ず、一番上の謎、真ん中の謎、一番下の謎の順番で解いてください。

1つの謎ごとに答えの候補が3つ用意されていますが、正しいのはそのうちの1つだけです。
正しいを思う答えを選んだら、答えのとなりにあるサイコロの目と同じ数のマスだけ、人形を進めます。
すると、たどりついたマスに番号が描かれています。
まずは、一番上の謎を解いてたどり着いたマスの番号に、ダイアル錠の一番上のダイヤルを合わせてください。

Fine-the-code -start

これを真ん中の謎、一番下の謎と解いていきます。

ゲームの終了

鍵が開いた?


やった!大成功ですね!宝物はなんだったかな?

開かなかった?


残念!選んだ答えが間違っていたようです。 人形をスタート地点に戻して、もう一度、1つ目の謎から挑戦してみましょう!

主な知育要素


・観察力
・想像力

謎の多くは、宝の地図をじっくり観察して解く問題となっています。
色の違いはないか?他もに隠れていないか?などじっくり観察します。

謎解きカードは、絵やマークのみで謎が表現されています。
マークが何を意味するのか、この矢印はなんだ?と色々な可能性を考えて、試して、を繰りかえしながら答えにたどり着きます。

3歳・5歳の様子

この見た目ですもの、「何これ?」「宝箱だ!!」「鍵が付いてるよ!」と遊ぶ前から大盛り上がりでした。

私が宝箱の中にお菓子をしまっているのを、ワクワクした目で見ている子供たち。
こそっとセットしておいた鍵をかけて、ダイヤルをグルグル。
「さあ!謎をといて宝箱を開けてみて!」

パズルは説明しなくても、「パズルだ!作るね!」と作り始めました。
謎解きカードは、最初はなんのことやらさっぱりのようです。

絵だけで表現されているので、解き方すらわからないといった感じです。
謎解きカードには、それぞれのマークが描いてあります。
どうしても子供がわからなそうだったら、マークに合った解き方のヒントをだしてあげることはできます。(説明書にヒントが書いてあります)

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そうすれば、簡単!どんどん解いていきます。

3つの番号を解き明かし、鍵を開けられた時の子供たちの嬉しそうな顔をみてるだけで、こちらも嬉しくなります。

よほど楽しかったようで、何度も繰り返し遊びたがりました。
宝物も自分で決めてきます。自分で作ったアクアビーズだったり、折り紙だったり。

パズルを組み立てる工程はどの謎も同じなので、「パズルはこのままにしておく?」と聞くと「ダメ!」と二人とも答えました。
たった9ピーズのパズル。あっという間に組み立てるのに。

子供の中では、秘密の地図を組み立てる作業も宝探しの一部なんですね。
ちゃんと初めから冒険を楽しみたいんです。
効率ばかりを求めてしまうのは、大人の悪い癖ですね。

むすめ 喋る S
むすめ
パズル作るの楽しい!
なんだろ?どういう意味なんだろう?って考えるのが楽しい!


むすこ 喋る S
むすこ
何個あるのかな?って数えたり、どこかな?って探すのが楽しい!
何が入っているのかな?っていうときも好きだし、自分で宝物入れるのも好き!


親目線のレビュー

一番大事なことは、説明書を子供に見られないこと!
すべての謎の答えが書いてあります。
木製の人形も遊び終わったら、説明書と一緒に隠してしまいます。
知らないうちに番号変えられてしまったら、開けられなくなっちゃいますからね。
前回遊んだ番号を覚えておく自信がないので、遊び終わったら000に戻すようにしています。

宝箱も隠すが本来の遊び方のようですが、それをやると家じゅうひっくり返されそうなので、やっていません。

謎解きカードは、すべての難易度含めて12枚ですが、謎の種類は7パターンです。
そのため、いったん解いたことのあるパターンですと、解き方はわかるのですぐに解けてしまいます。

このパターンへのヒントがない場合は、かなり難しいと思います。

大人としては、結局は7パターンなので、単調かな?あっという間に解いちゃったなと感じます。
まぁ、おやつまでに何十分もかかるようでは可哀想なので、ちょうどいいのかもしれません。

ただ、なぞなぞのように答えを知っていたら、考えることもないような謎ではありません。
地図の中に描かれている動物の数を数えたり、長さを測ったり。

短い期間で繰り返したら、答えがわかってしまうかもしれませんが、ある程度の間があけば答えまでは覚えてないはずです。
解き方は覚えているので、すぐに解いてしまいますが、それでも楽しいようで繰り返し遊べます。

購入する前は、謎を解き終わってしまったら、数字が答えになるような謎を用意しないと遊べなくなるのかな思っていました。
しかし、宝の地図を使って、答えの示すサイコロの目の数進むので、謎の答えが数字である必要はありません。

選択問題であればなんでもいいんです。
絵本を読んだ後に、「あのときケロちゃんは何を食べてた?」とかよさそうですね。
上の子もまだまだ読んで欲しがるので、自分から絵本を読むきっかけになるかな?
大好きな最強王図鑑で調べてもらうような問題とかいいかも!

お勉強にもできそうです。
足し算、引き算の合っている答えは?でもいいし、書き順の3画目はどこ?でもいいかもしれません。
理科や社会を習うようになったら、湖の名前や山の名前とかでもいいですね。
さすがに、英語の前置詞の勉強をする頃には、このゲームは卒業しているでしょうね。

大人も一緒に競って楽しむゲームではありませんが、日々のちょっとした時間に宝探しの冒険を始めてあげられるとっても素敵なゲームです。

この「暗証番号をさがせ!」には、このファンタジーランド編と海賊の島編があります。
絵が異なりますが、内容はほぼ同じなので、絵柄の好きな方を選ぶといいと思います。
宝箱は一緒なので、どっちもある必要はないかな~と思います。

わたし 喋る S
いかっぱ
宝物は何にしてあげようかなって考えるのも楽しい!
全部の謎を解き終わっちゃたら、どんな問題考えようかな~。
謎を考えるのも楽しいですね。


【まとめ】
・同じ謎解きカードも繰り返し遊べる
・謎を作るときは、「答えが数字に」こだわる必要なし
・解き方がわかってしまえば、5歳児でも簡単に解ける
・ヒントがないと、解き方を発見するのは難しいものもある

きらきら輝く宝石に子供は夢中!
どの宝石が一番落っこちそうかな?
ワクワクする宝石集めゲーム!
他にはないルールで、空間認知力や巧緻性UPが期待できます。
ドイツ年間ゲーム大賞キッズ部門2018 受賞作

わたし 喋る S
いかっぱ
きらきら宝石がいっぱい!
見た目は素敵だけど、ゲームは楽しいのかな?


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【この記事でわかること】
・遊び方
・観察力・巧緻性の向上・数の理解が育つ その理由も説明
・実際に遊んいる3歳児・5歳児の様子と感想
・ゲームとして楽しいのか
・幼児の2歳差は大きいけれど、対等に遊べるか

基本情報

対象年齢:5歳から
対象人数:2~4人
プレイ時間の目安:15~20分
BGGの評価:Dragon's Breath

ルール

ストーリー

4匹のちびドラゴンたちは、氷の柱の中に閉じ込められているキラキラ光る宝石を見つけました。
宝石を持ち帰りたいけど、まだまだちびドラゴンの吐く息では氷を溶かせません。
そこで、パパドラゴンに助けを求めます。
さすが、パパドラゴン!氷は少しずつ溶けていきます。
ちびドラゴンたちは、急いで宝石を集め、自分の洞窟に持ち帰ります。
でも、洞穴に落ちちゃった宝石はパパドラゴンに持っていかれてしまいます。
誰が一番宝石をたくさん持ち帰れるでしょうか?

準備

下箱の上にゲームボードを置き、氷塊タイルをボード中心に描かれた円の上に置きます。
各自、好きなちびドラゴンを選んだら、ボードの四隅に差し込みます。4人未満で遊ぶ時も、余ったちびドラコンは差し込んでおきます。

パパドラゴンと宝石タイルは、箱のそばに置きます。

氷塊タイルの上に氷のリングを積み上げて、氷の柱を作ります。通常は8個ですが、3人で遊ぶ場合は9個積み上げます。

リングでできた氷の柱の中に、そっと宝石を入れます。
この時、ボードの穴に宝石を落としてしまいがちなので、宝石タイルで穴を塞いでお きましょう。
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遊び方

いちばん勇ましい人が最初のパパドラゴン役になります。パパドラゴン役はパパドラゴンを受け取ります。このパパドラゴンは時計回りに次の人へ移ります。

パパドラゴン役の次の人から、リングを一つ取り除いたときにどの色の宝石が一番落ちそうか見極めます。そして、その色の宝石タイルを取ります。時計回りに一人ずつ残りの宝石タイルから一つを選びます。パパドラゴン役は最後に選びます。

みんなが宝石タイルを選び終わったら、パパドラゴン役が一番上の氷のリングを取り除きます。
取り除き方は片手でも両手でも構いません。柱を壊さないように取り除けば、そっと上に取り除いても、スライドさせてザザっと取り除いてもかまいません。ただし、触っていいのはいちばん上のリングだけです。

リングを取り除くと宝石がこぼれ落ちます。自分の選んだ宝石タイルと同じ色の宝石をボードからとって、自分の洞窟に持ち帰ります。
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穴に落ちてしまった宝石は、残念、パパドラゴンが持ち帰ってしまいます。
だれも選んでいなくてボード上に残った宝石は、穴に落とします。

各自の宝石タイルをまた箱のそばに戻します。そして、パパドラゴン役を左の人に渡して、宝石タイル選びから始めます。

ゲームの終了

いちばん最後の氷のリングが取り除かれたらゲーム終了です。最後のリングを取り除いて散らばった宝石ももらえますが、氷塊タイルの上に乗っている宝石は誰ももらえません。
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ゲームボードを持ち上げ、各自の洞窟にいくつ宝石があるか数えましょう。一番多く宝石を集めた人の勝ちです。

主な知育要素


観察力
巧緻性の向上
数のカウント

氷の柱をじっくり見て観察します。
位置や数などいろいろな視点から観察し、どの色が落ちそうかの思考へとつながります。

リング一つをつまんで取り除くため、指先に集中必要があります。
宝石を獲得するときも、小さい宝石をそっとつままないとボードをゆらしちゃうかも。
子供なので柱を壊しちゃったり、人の宝石を穴に落としてしまうこともあるかもしれません。
そんなときのルールもちゃんと書かれているので安心です。

集めた宝石が何個あるのか、数えます。
横に並べてどちらが多いか比べても大丈夫です。
玉入れみたいに、一緒に数えるのもおすすめです。

3歳・5歳の様子

宝石がいっぱいで子供の食いつき抜群。
3歳息子もちゃんとルールを理解して楽しんでいます。
5歳娘の希望で買ったゲームですが、やろうと待ってくるのは息子のほうが多いです。

勝負の結果は、やはり私、娘、息子の順になることが多いので、大人には単純で簡単な判断でも子供には難しいのかもしれません。
息子を見ていると、上の方に多く乗っている色を選ぶことは出来ますが、端っこや真ん中辺りにあるなどの落ちやすさについては考えがいたっていないのかなと思います。

プレー後はみんなで何個集められたか一緒に数えるようにしているので(い〜ち、に〜いとご一緒に)20くらいまでは数えられるようになったのは、副産物です。

ただ、数えている途中で「もう一回!」となることも多く、勝者がわからないままリプレイのことも多いです。
きっと勝敗に関係なくプレー自体が楽しいのだと思います。

7歳になった娘は、氷リングの取り除き方が戦略的になってきました。
人の選んだ色の宝石をなるべく落とさないように斜めにして取ったり、自分の色がいっぱい落ちそうな時は、スライドさせて取ったりします。

むすめ 喋る S
むすめ
端っこにあるのとか選ぶんだよ
ズザザってとるの好き。いっぱい落ちるんだもん


むすこ 喋る S
むすこ
いっぱい見えてるの落ちるよね!
宝石とるときは、そっと取るんだよね!
全然取れないときはイヤなんだよ

親目線のレビュー

子供向けのゲームは記憶系が多く、頭が疲れきっている時には気楽にやれて助かります。

難点としては、宝石の数が多いので準備が少し手間です。

子供向けなので、うっかり宝石を落としてしまった時などの進め方もルールに入っており(不器用なちびドラゴンたちへのヒントっていうのが可愛い)、イライラしないです。

とにかくコンポートが豪華で、判断力も他にはない思考が必要となるため、子供向けにはとても良いゲームです。
負けてもなんかあんまり悔しくないので、大人だけでやっても平和で楽しいです。

大人がじっくり考えても、予想通りに落ちないことあるんですよね。
大人が一番大人げなくリングを取り除きます。

宝石は小さく、数もとても多いので、片付け漏れが起こりそうです。
まだお口に入れてしまうお子さんがいる家庭では注意が必要です。

わたし 喋る S
いかっぱ
大人でも思ってたように取れないことがあります。
気楽で楽しい!
なにより全てがキラキラで眺めているだけで嬉しい

【まとめ】
・同じような判断をするゲームはなく、独自性が高い
・判断の結果に年の差がでる
・勝敗が気にならないくらいゲーム自体が楽しい
・大人も一緒に楽しめるし、記憶系じゃないから楽
・誤飲には注意が必要

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